行事報告1 (7月23日)魚類観察会 参加者39名 (大人21 - 磐田市

住所:438-0016 磐田市岩井 315
◎ 行事報告1
(7月23日)魚類観察会
電話:0538-39-3022
FAX:0538-39-3023
参加者39名
(大人21、子ども18)
。講師の大庭先生から、
「桶ケ谷沼には
17種の魚がいる。コイやフナの仲間
や外来魚のオオクチバスやブルーギル、
ライギョなどもいます。最も多いのは
モツゴ、ゲンゴロウブナ、カワバタモ
ロコ、タイリクバラタナゴなどです。
」
沼べりで説明を聞く参加者
ふくげん いけ
などのお話を聞いた後、野外に出て沼の北側に作った復元池の周辺に仕掛け
あ
た「カニあみ」をそれぞれに引き揚げました。中にはまっ赤な大
たくさん
きなザリガニが沢山入っていました。
また、体長60cm 位と40cmもの大きなライギョが入ってい
あみ
ました。これは網に入ったザリガニを食べようとして中に入って
しまったのです。大きなライギョは、ザリガニを食べていること
めずら
が分かります。 珍 しいヌマムツも入っていました。ペットボトル
ほか く よう き
で作った捕獲容器には、モツゴやフナが入っていました。
◎ 行事報告2
(7月30日)ザリガニつり大会
60cm以上もあるライギョ
恒例のザリガニ釣り大会には、501人(午前344人、午後157人)もの参加者がありました。
釣りあげた数は、全部で2560匹。一人で釣った最高記録は99匹でした。
< 大会スナップ >
*桶ケ谷沼は自然環境保全地域です。行事の時以外は、ザリガニも採集禁止です。
沼の東側の木下で
助役さんのあいさつ
中学生も笑顔で
木道は大にぎわい
テントの本部で集計
南の川で釣る人も
桶ケ谷沼にいる外来種について説明しましょう。
◎
桶ケ谷沼の外来動物
①
アメリカザリガニ
身近な動物ですが、名前のようにアメリカから日本へ入ってきた外来動
物です。1920∼30年頃に、ペットやウシガエルのえさとして数回持
ち込まれたものが、日本全土に広がったのです。アメリカ合衆国の南部の
暖かな湿地に生息していたのですが、現在では
地球上のオーストラリアと南極以外の全大陸に
分布を広げ、各地の生態系に影響を及ぼしてい
ます。
ザリガニつり大会の最大の固体
ばくはつてき
ぞうしょくき
国内では初期の爆発的な増殖期を終えて、落ち着きを見せていますが、桶
ケ谷沼のように水生小動物や水草などを食べてしまうという問題も生じて
います。
体長12Cm、つめの長さ12cmの大物
②
ミシシッピイアカミミガメ
(ミシシッピイ赤耳亀)
このカメの子どもはミドリガメと呼ばれて、多数がペットと
して1950年ころから輸入され、それが池や川に放たれて
ぼうすい
全国に広がったのです。名前のように目じりの部分に赤い紡錘
かた
型の模様があり、これを耳に見立てて和名がつけられました。
せいそく
アメリカ合衆国のミシシッピイ川などに生息し、メスはオス
より大きく、甲らの長さは30cm近くにもなります。水かき
が発達していて泳ぐのがうまく、走るのも速いカメです。
磐田の南部地域の川や池にも非常に増えています。
ビジターセンター内の水そうのアカミミガメ
桶ケ谷沼にも沢山いて、陸地にタマゴを産みどんどん増えてい
ます。雑食性で何でも食べてしまい生活力も強く、もともとこの沼にいたイシガメやクサガメが増え
るのを妨げています。
* ペットで飼っていた外来種の生き物は、絶対に桶ケ谷沼には放さないようにしましょう。
*
参加はすべて無料です。
参加申し込みはビジターセンターへ
8月の行事
(0538−39−3022)
◎ 「鳴く虫観察会」
・ 8月27日(日) 受付 午後5時 ・午後5時30分∼6時30分(説明・その後、野外観察)
・内
容
・講
師
杉本
・服
装
野外で活動できる服装
・その他
「桶ケ谷沼のコオロギやマツムシなどの鳴く虫について勉強する」
武さん(野路会)
観察時間が夜になるので、小学生は保護者と一緒にきてください。
9月の行事
◎ 「ハチの不思議」
・9月24日(日) 受付 9:00
・内
容
・服
装
ハチのカット
9:30 ∼ 11:30
(説明・その後、野外観察)
「桶ケ谷沼周辺のハチやミツバチの不思議な生活を勉強し、その様子を観察する」
野外で活動できる服装