平成11年9月21日 西桂町議会 議長 牛 田 茂 殿 総務常任委員会 委員長 小 山 忠 男 委員会審査報告書 総務常任委員会に付託されました案件は、平成11年9月14日の建設文教常任委 員会との連合審査の結果、次のとおり決定しましたので、会議規則第76条の規定に より報告いたします。 記 1.案 件 名 議案第 32 号 西桂町職員の懲戒の手続および効果に関する条例の一部改正について 議案第 33 号 西桂町三ツ峠グリーンセンターの設置及び管理に関する条例の一部改正 について 議案第 34 号 西桂町ホームヘルパー派遣手数料条例の一部改正について 議案第 35 号 西桂町老人医療費助成金支給条例の一部改正について 議案第 36 号 平成11年度西桂町一般会計補正予算(第3号)議定について 議案第 37 号 平成11年度西桂町老人保健法特別会計補正予算(第1号)議定につい て 議案第 38 号 平成11年度西桂町三ツ峠グリーンセンター事業特別会計補正予算(第 1号)議定について 2.審査結果 付託された議案第32号から議案第35号までの4件の条例改正、議案第36号か ら議案第38号までの3件の補正予算については、いずれも可決すべきものと決定い たしました。 3.決定理由 議案第 32 号 西桂町職員の懲戒の手続および効果に関する条例の一部改正について (委員会審査結果) 本件は、妥当と認められ、条例改正については可決すべきものと決定した。 (町長提案理由) 地方公務員法の一部を改正する法律が公布されたことに伴い、関連して町条例の字 1 句を訂正するものである。 議案第 33 号 西桂町三ツ峠グリーンセンターの設置及び管理に関する条例の一部改 正について (委員会審査結果) 本件は、妥当と認められ、条例改正については可決すべきものと決定した。 (町長提案理由) 三ツ峠フットサル場の夜間照明設備の完成に伴い、使用料の一部を改正するもので ある。 議案第 34 号 西桂町ホームヘルパー派遣手数料条例の一部改正について (委員会審査結果) 本件は、妥当と認められ、条例改正については可決すべきものと決定した。 (町長提案理由) 国の事業運営要綱の一部改正に伴い県の指導により、ホームヘルプサービスをする 上において、派遣を受けた方からいただく手数料を引き上げるものである。 議案第 35 号 西桂町老人医療費助成金支給条例の一部改正について (委員会審査結果) 本件は、妥当と認められ、条例改正については可決すべきものと決定した。 (町長提案理由) 県補助金要綱の一部改正により、損害賠償請求権を第 7 条の 2 に加え、第3者行為 の医療について事務の明確化を行なうものである。 議案第 36 号 平成11年度西桂町一般会計補正予算(第3号)議定について (委員会審査結果) 本件は、妥当と認められ、補正予算については可決すべきものと決定した。 (町長提案理由) 歳入歳出の総額に6千535万4千円を追加し、歳入歳出の総額を18億6千41 2万4千円とするものである。 歳出の主な内容は基盤整備・道路体系の整備で、三ツ峠線改良工事費他1件で2千 80万円を計上し、富士五湖聖苑の運営負担金129万2千円を計上し、産業振興・ 商工業の振興で、西桂町産業会館外壁等改修工事費751万3千円を計上するもので ある。福祉充実・レクリェ−ション施設の充実で、斜張橋として準備を進めていた桂 川公園倉見側橋梁について、桂川の景観保全を重視した木製アーチ橋に設計変更する ための経費350万円、倉見側駐車場用地の街灯設置工事費200万円の追加計上し、 社会福祉の充実で、保育所増改築経費1千538万7千円を計上するものである。教 育文化振興で、中学校音楽部の備品購入費66万4千円を計上するものである。 2 その他経費として、税の前納報奨金240万8千円の追加、区要望事項を受けて農 業用水路改修費等770万円、地方分権例規整備委託157万5千円等、追加計上す るものである。公債費について10年度借入れ町債の利子が確定し追加する。 歳入については、国・県補助金を追加計上し、一般財源を前年度繰越金で予算措置 するものである。 (委員質疑) 問 保育所増改築工事設計委託料はどのようにして算出した。 住民福祉課 問 保育所増改築工事費の約6%を計上した。 設計にかかる経費は実状価格としてはもっと安いはずでは、努力する必要がある。 町長 補助対象事業として申請するための予算上の措置であり、現実にはもっと安く なると思う。 問 公園費に計上されている桂川公園へ設置する橋梁建設に補助が付いたということ だが、補助率は。また造成費は対象となるのか。 建設課 問 補助率は5分の1で、倉見側駐車場造成事業も対象となる。 当初つり橋を計画していたが、ここに来て木製アーチ型の橋に変更になった理由 は。補助金を受けるための条件か。 建設課 つり橋にはアンカーが必要で景観を損なう恐れもある。補助事業の主旨が「景 観に配慮を」となっており、アーチ型の橋の方が優れているという指摘を県から受 けた。しかし橋の形式変更が補助の条件ではなく、あくまで事業費が伸びてもアー チ型の橋の方が優れているため採用した。木製の橋ではあるが耐用年数は金属製の 橋と変わらない。 意見 問 より景観にマッチした橋ということで、事業変更は理解できる。 中学校費の備品購入費の内容は。 教育委員会 音楽部が演奏のため使用するテナーサックスとアルトサックスである。 これまで近隣の中学校から借りて使用していた。 問 どのような楽器か。また現在の部員数は。 教育委員会 問 森林整備人夫賃を計上しているが、どこの山を整備するのか。 企画振興課 問 木管楽器である。現在は22名が音楽部に所属している。 県の補助を受け、三ツ峠の県有林を実施する。 民間の森林も補助対象となるのか。 企画振興課 対象となる。未整備な山を所有する方は、この補助事業により整備に取 り組んでいただきたい。 議案第 37 号 平成11年度西桂町老人保健法特別会計補正予算(第1号)議定につい て (委員会審査結果) 本件は、妥当と認められ、補正予算については可決すべきものと決定した。 (町長提案理由) 3 歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ300万円を追加し、歳入歳出予算の総 額を2億8千409万円とする補正である。 補正の主な内容は、平成11年4月から8月分までの補装具・柔道整復師等医療費 支給費の支払実績による増額である。 議案第 38 号 平成11年度西桂町三ツ峠グリーンセンター事業特別会計補正予算(第 1号)議定について (委員会審査結果) 本件は、妥当と認められ、補正予算については可決すべきものと決定した。 (町長提案理由) 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ95万3千円を追加し、歳入歳出の総額を 3千259万6千円とする補正である。 歳出の主な内容は、水販売事業の95万3千円の追加であり、財源として水販売収 入84万円と繰越金を充当するものである。 問 水販売事業費の追加が95万3千円で、水販売収入の追加が84万円ということ であるので、差し引くと11万3千円の赤字経営となってしまうが。 三ツ峠グリーンセンター たしかに補正予算で見ると赤字であるが、水販売事業全体 では年間に100万円程度の利益が予想される。 4
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