がもうちくまちづくり協議会チョコットニュース 2008年3月20日発行 No 12 発行者:東近江市蒲生地区まちづくり協議会・広報部 住 所:東近江市市子川原町676番地・蒲生支所内 TEL / FAX 0748-55-3030 皆さん、災害に強いまちってどんなまちだと思われますか? 最近、滋賀県内に想定されている地震に関心は、ありますか? 万が一、この蒲生地区に災害が発生したら あなたならどのように対処しますか? 平成7年1月阪神・淡路大震災の未曾有の被害は、私達に教訓として何を示唆しているのでしょう。大 都会のもろさ・行政の対応・天災の脅威等々でしょうか。今一度、私たちの出来ることは何か地域の皆さ んと考えてみませんか。全国で最近、幾多の震災で被災された地域があります。もし、私達の住むこの地 域と想定するならば、背筋がゾーッとしてなりません。 あなたの「備えは、万全ですか?」 。 2月24日、前日より雪が降り積もり、当日も吹雪 の中多数の参加者が集い、防災ボランティア研修会が 開催されました。 研修会では、参加者全員で災害図上訓練「DIG」 が行われ、その中で一番印象に残った言葉に「コミュ ニケーション」が挙げられます。いつも、耳にする言 葉ですが、 「なるほど」と新たな気づきを覚えました。 なぜそう思ったのか、研修会の様子とともに、この つづきは4ページをご覧下さい。 *災害図上訓練[DIG] の用語説明も4ページにあります。 まち協・ひだまり部会は・・・ 安心・安全のまちづくりとして、自治会単位 の防災・福祉マップ作成や、激甚災害時の対 応マニュアル作成など地域防災力の向上を 目指しています。 市の「ひだまりプロジェクト」 災害に強く事故や犯罪のないまちづくりに努めるとともに、健康づくりや地域医療、食生活など身近な暮らしにおける安全・安心 の確保を図ります。また、次代を担う子どもたちに安全・安心な東近江市を引き継いでいくため、子育て支援や教育環境の充実など、 子どもたちの未来に向けた安全・安心の確保に取り組みます。さらに、地域の課題を地域で解決し、子どもから高齢者までを地域で 見守り、支え合うことで、住み慣れた地域で安心して暮らせる社会づくりを推進します。 蒲生まち協の会員は 蒲生地区に住んでいる一人ひとりがみんな会員です。 桜川西町文化祭 総力結集!!第 14 回 【平成 20 年 2 月 10(日)∼11 日(祝)】 ☆ テ−マ ・・・ 「 楽しく遊ぼう2日間 愉快に過ごそう2日間 」 ☆ 主催∼共催:桜川西町自治会・文化部・子供会・夢プラン委員会・消防団・きさらぎ会・農業組合 ☆ 趣味の会(歴史の会、いけ花、アレンジフラワー、詩吟、パッチワ−ク、冠句、キーボード) オープニングセレモニー 「甲賀彩風舞人」よさこいソーラン クイズで遊ぼう2008 コ マ ま わ し 文 化 祭 展 示 アレンジフラワー/いけ花 環 境 講 座 も ち つ き 下小房銀座通り フリーマーケット フリーマーケット 桜川西町自治会の概要 ○世帯数=202戸(アパ−ト含む) ○人口=632人(男子303人、女子 329 人) ○年間主要行事=神社春祭への参加、河川愛護作業(年 2 回)、運動会、盆踊り、美化活動、福祉活動(ふれ あいさくらサロン年 10 回)、子供会各種活動、夢プラン委員会活動(鯉の飼育、花壇の 整備、桜の植樹、他市との交流) 、敬老会、戦没者慰霊祭、文化祭、各種趣味の会活動、 環境保全対策事業の推進 ○課題=防災・防犯活動の立上げ(現在準備中) 、ごみ問題を中心とした生活環境の改善、福祉活動の充実 去る2月16日蒲生公民館(あかね文化ホール)で、東近江の図書館 を考える会主催の今秋完成予定の蒲生図書館について考える 「元気なあしたをみつけよう∼図書館でまなぶ・あそぶ・つながる∼」 が開かれました。 講師の山口源治郎東京学芸大学教授の基調講演「図書館はなぜ必要か?」をやさしい語り口で、図書館 は「魂の医薬」といわれた古代エジプト、信州の青年たちのたまり場から発展し、人がやりたいことを持 ち寄る広場で、まちの中心で賑わいと活力を生み出し人々の情報源であり情報の発信源でもあり「まちの 知恵袋」としての役割を担っている。また、本は人の心をいやし励ましてくれる 魔法の杖 であるが、 図書館は「本の森」であり日頃の手入れが大切で利用する住民・図書館に携わる職員・自治体行政が相協 力の下、手入れすることで地域と図書館が相乗効果を生んでまちに活力が得られると語られた。 東近江市内の図書館は多彩な催しものをして国内でも活動的な図書館であるといわれて驚きであった。 いま流行の指定管理者や民間委託による運営ついては、住民の読書の自由と見る・知る権利を保障して、 正規の専門職員がいて長期間をかけて地域や住民と信頼関係を築きサービスの向上に努めるのは、自治体 の仕事であり責務などからしてなじまないと講演を締めくくられた。 図書館について2つの分科会が開かれ参加者が自分の希望する分科会に参加して話し合った。 1.「地域に育つくらしの中の図書館」【蒲生の図書館を、どんな図書館にしたいですか?】 四班に分かれ図書館に要望や期待する事項を各自が付箋(ふせん)に書いて班別に集約して発表する 方法で行われた。 ○地域の情報交換と交流する場所がほしい。 ○子ども・高齢者が安心して利用できる場所であってほしい。 ○映像の映せる場所がほしい。 ○身体障害者も在宅利用できるよう宅配機能があるといい。 ○子どもの本を数多く揃えてほしい。 ○ドライブスルー方式で本が借りられるといい。 ○開館時間を延長してほしい。 2.「図書館活用くるま座座談会」 図書館を【これから活用する人】と【使っていない人】へ… ○子どもの催し物を多くしてほしい。 ○子どもを通じてグループ作りが出来る。 ○住民がやりたいことを、図書館を通じて発展させられるような図書館。 今回の語り合った事柄が纏められ、 後日図書館から広報を予定されているが、蒲生図書館が完成時には、 多く採用され住民・図書館職員・自治体行政が相協力して次代に文化と創造の力を継承していきたい。 蒲生図書館は、既報の通り蒲生支所機能を 2 階に移し、支所の 1 階に開設されます。 詳しくはまち協までお問い合わせを Tel/Fax 0748-55-3030 [email protected] 開 催 日 4月 6日(日) 開 催 日 5月24日(土) 行 事 名 地域デビュー応援塾(第4回) 「街角タウンウォッチング」 行 事 会 場 蒲生支所∼野口謙蔵記念館 ∼石塔寺∼蒲生支所 主 名 蒲生地区まちづくり協議会総会 催 蒲生地区まちづくり協議会 2月16日 蒲生公民館調理実習室 防災ボランティア研修会は、まち協ひだまり部会 西村純次 副部長の 「災害に備えて」と題しての講義から始まり、続いて、参加された蒲生地 区ボランティア連絡協議会・民生委員・福祉委員の皆さんが 6 つのグルー プに分かれ、DIG(災害図上訓練:災害発生を想定して机上に地図を広 げて行うシミュレーション)が行われました。 地図に主要道路、広場、防火水槽などを書き込み、自分たちの住む地域 のことを改めて見直すことから始め、防災に関するまちの財産を作成し、 危険な場所、何かあったらお世話になる施設や場所の確認、地域に助けが 必要な人がいないかなど、参加者全員で進めていくうちに、 「自らの命は 自分らで守る」 「自分たちのまちは皆で守る」を基本に「日頃から自分たちで 出来ること、やらなければならないこと」は何かを考えさせられました。 講義の中で能登沖の震災時には民生委員さんが高齢者や要援護者の方の 安否確認マップを持っていたため有効だったとの話を聞き、地域の防災力を 高めるためには日頃からの備えと、家族や地域とのコミュニケーションが大 切であり、今後、各自治会で 地域のことは地域で守ろう を合言葉にこの DIGを広げていくことが出来たらと思いました。 *用語説明:D---Disaster(災害)・I---Imagination(想像)・G---Game(ゲーム)の頭文字の集合で Dig という単語は「掘る」という意味の動詞が転じて「探求する」 ・・・・・ ◆後記◆ がまチョコ12号をお届けいたします。今回のひだまり部会の紹介で、エコランド・あかね・ドリームプラン・ ひだまり部会の4部会+がまチョコ部会で「蒲生まち協」の歩み出しが少しはお解りいただけるでしょうか? 今回の「ひだまり部会」の【安心・安全のまちづくり】 ・ 【DIG(災害図上訓練)】は身近なまちづくりのテーマにぴっ たりだと感じました、来年度数多くの自治会で【安心・安全のまちづくり】のイントロとして【DIG】にチャレンジ していただけたらと感じます。 「蒲生まち協」も応援します。
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