平成24年度一般社団法人日本小児科医会事業報告

平成24年度一般社団法人日本小児科医会事業報告
平成2
4年度の各部事業につき定款第8章第47条に従い報告する。
協会会議室)(3回)
第16回・6月27日(水)、第17回・10月1
0日(水)
、第18回・
2月27日(水)
学童以降のシートベルト装着率低下に対する検討。学会での
委員会発表。
総務部・庶務部(伊藤・佐藤・辻理事)
1.各種会議の開催
(1)
定時総会
6月9日(土)ホテルさっぽろ芸文館(第23回)
(2)
理事会(6回)
4月2
9日(日)和光堂西新宿ビル
(平成24年度第1回)
6月9日
(土)ホテルさっぽろ芸文館
(第2回・第3回)
9月9日
(日)和光堂西新宿ビル(第4回)
1
2月2日(日)和光堂西新宿ビル(第5回)
平成2
5年 3月2
4日(日)和光堂西新宿ビル(第6回)
(3)
総務会(3回)
7月8日
(日)和光堂西新宿ビル
1
1月1
1日(日)和光堂西新宿ビル
平成2
5年 2月3日(日)和光堂西新宿ビル
(4)
災害時子どもの心支援委員会:メール会議のみ
被災地の子どもの心を支援するため、青木委員を被災地に派遣し
臨床心理士による支援活動をコーディネートした。NPOここ
ねっと発達支援センター緊急こどもサポートチーム、宮城県小児
科医会こどもの心ケアー支援事業及び被災三県チャイルドライン
支援センター運営事業、福島県・宮城県の被災こどもたちへの予
防接種事業へ資金提供した。
2.代議員・予備代議員選出(平成25年3月3
1日 代議員数8
2名、
予備代議員数8
2名選出)
3.小児保健法制定推進集会
1
1月1
7日
(土)アルカディア市ヶ谷(関東地区)
平成2
5年 1月1
9日
(土)福岡県医師会館
(九州・中国、四国地区)
4.内藤壽七郎記念事業
平成2
4年度は松本壽通先生(福岡県小児科医会)に「内藤壽七郎
記念賞」を贈呈した。
5.日本小児科連絡協議会(6回)(日本小児保健協会会議室にて)
第1
4
8回(5月2
3日)
、第149回(7月18日)、第150回(9月19日)、
第1
51回(1
1月2
1日)
、第152回(1月16日)
、第153回(3月6日)
各会の理事会内容を中心に報告し、協議会合同委員会の活動内
容、予防接種など厚生労働省への要望書、小児外科系団体の本会
参加希望など協働する種々問題について検討した。
6.日本小児科連絡協議会合同委員会
(1)
小児保健法設立推進委員会(和光堂西新宿ビル)(3回)
第1回(9月9日)、第2回(1
1月16日)
、第3回(1月3
1日)
小児三学会会長を中心に会議開催し啓発等今後の活動につい
て協議した。
(2)
小児科と小児歯科の保健検討委員会(日本小児保健協会会議
室)
(4回)
第46回・5月2
2日
(火)、第47回・7月1
7日(火)、第48回・
1
0
月23日
(火)
、第4
9回・1月8日(火)
舌小帯短縮症について意見交換を行った。
(3)
「子どもをタバコの害から守る」合同委員会(日本小児保健協
会会議室)
(4回)
第31回・4月1日(日)、第32回・7月22日
(日)、第33回・1
0
月14日(日)
、第3
4回・1月20日(日)
各委員の活動報告。公園・遊園地など子ども関連施設におけ
る防煙状況把握。
国際学会・国内学会での発表を行う。
(4)
自動車乗車中の子どもの安全推進合同委員会(日本小児保健
(5)健康診査委員会(日本小児科学会会議室)(4回)
第1回・7月22日(日)、第2回・10月2
1日(日)
、第3回・
1月27日(日)、第4回・3月31日(日)
乳幼児健診のモデル作成などの意見交換を行った。
(6)栄養委員会(フクラシア東京ステーション)(2回)
第2回・11月11日(日)、第3回・1月26日(土)
「第7回子どもの食育を考えるフォーラム」を開催した。
(7)発達障害への対応委員会(日本小児保健協会会議室)(4回)
第4回・5月11日(金)、第5回・8月24日(金)
、第6回・
1
2月2
1日(金)、第7回・3月29日(金)
自閉症のスクリーニングについて、その周辺の問題などさま
ざまな議論をした。
(8)重症心身障害児(者)委員会(日本小児科学会会議室)(1回)
第1回・1月13日(日)
日本小児科学会の「重症心身障害児プロジェクト委員会」を
発展させるため日本小児科連絡協議会の委員会として連携を
強め新たに発足することになった。提言および要望をまとめ
るため委員を3つのチームに分けて検討することとした。
7.日本医師会「ワクチン定期接種化を実現するための署名運動」
に参加
全国集計署名数中約7~8%:医会計1215
,
64(全国16
,
0
27
,
11)
8.小児保健法啓発・予防接種無料要望 各ポスター作成
日本小児科医会・日本小児科学会・日本小児保健協会、各会員に
配布
9.予防接種リスクマネジメント:都道府県小児科医会アンケート
調査
報道対応について新聞記者と懇談。会長諮問委員会設置検討。
1
0.地域小児科総合医 関連事業
(1)地域小児科総合医検討委員会
第1回 平成24年6月1
0日(日)ホテルさっぽろ芸文館
第2回 平成24年9月9日(日)和光堂西新宿ビル
第3回 平成24年1
2月2日(日)和光堂西新宿ビル
(2)日本小児科連絡協議会地域小児科総合医検討委員会
第1回 平成25年2月1
0日(日)全国町村会館第3会議室
第2回 平成25年3月2
4日(日)和光堂西新宿ビル
(3)小児科、日本プライマリ・ケア連合学会総合診療医合同検討
委員会
第1回 平成25年3月2
3日(土)
場所 東京ステーションコンファレンス 4階
専門医制度に関する厚生労働省・日本医師会の動き、地域小児
科総合医の認定と研修につき討議した結果をもとに本会幹事にて
日本小児科連絡協議会に同名の合同委員会を組織した。小児科専
門医を対象に委員会で作成した研修を行い「地域小児科総合医」
を認定医とする制度を構築する準備を開始した。また、厚生労働
省の専門医あり方検討委員会で作成された新専門医の「総合診療
医」の研修プログラム作成に日本プライマリ・ケア連合学会と協
働するべく協議を開始した。
日本小児科医会、都道府県小児科医会での地域小児科総合医研
修の協力体制構築のため、過去3年間の研修会、講演会を調査し
認定プログラムへの関与の可能性を検討した。本会教育委員会、
「子どもの心」対策部と協議協働して地域の子どもたちのために医
療・保健・教育に会員が貢献できるように環境を整える準備を始
めた。
11.会員の入退会(平成25年3月31日現在)
会員数591
3名(A会員3675名、B会員223
8名)
入会者130名、退会者16
8名
■小児保健法制定に関する活動は今後、日本医師会周産期・乳幼児
4
652
,
09円超過したためである。これは予防接種啓発のためのポス
保健検討委員会を中心に日本医師会、議員、日本小児科連絡協議会、
ターと署名運動の印刷郵送費の支出であるが、予防接種推進事業基
他団体、市民と更に連携し推進していく。
金を取崩して一部充当した。
経理部(塙理事)
(9)内藤壽七郎記念事業の褒章費は内閣府の指導により管理費か
らの支出になっている。
日本小児科医会では平成2
3年3月1
1日の東日本大震災の義援金の
(1
0)平成24年度は小児保健法制定に関する活動では22
,
9
43
,
43円と
募集を行い物心両面からの支援を行ってきた。義援金は皆様から、
そして2
4年度は主に和光堂株式会社と、22年度総会フォーラム開催
のお礼として岐阜県小児科医会からご寄附いただき、大変ありがた
く御礼申し上げる。
平成24年4月1日から平成2
5年3月31日の収支計算書につき報告
する。
1事業活動収支の部、1.事業活動収入の会費収入はA会員
32
,
0
4名、B会員18
,
7
7名、
合計7
90
,
750
,
00円となった。全会員59
,
7
2名中
6
3
1名の会費免除者を除く53
,
41名中50
,
81名から会費の納入があり、
納入率は951
.%である。過年度会費が1
82名から23
,
450
,
00円あり、会
費収入は合計8
14
,
200
,
00円と予算より22
,
200
,
00円超過となった。
事業収入では「子どもの心」研修会の収入は1
38
,
200
,
00円で予算に
は11
,
800
,
0
0円 と ど か な か っ た。思 春 期 臨 床 講 習 会 は9
900
,
0
0円 で
11
00
,
0
0円、相談医研鑚会は6
700
,
00円で、33
00
,
00円予算にはとどか
14
,
4
43
,
4
3円の超過で執行率は26
99
.%である。小児保健法制定推進ポ
ス タ ー 作 成 や 東 京、福 岡 で の 推 進 集 会 開 催 の た め の 印 刷 費 が
10
,
798
,
81円、通信費が10
53
,
9
1円、研修会会場費が66
58
,
45円の超過に
なった。これは小児保健法推進事業基金を取崩して一部充当してい
る。
(1
2)小児科総合医のあり方は日本小児科学会の小児専門医到達目
標の地域小児科総合医療、厚生労働省の提唱する総合診療との整合
性などを諮り、他団体とも合同委員会を設置し、日本プライマリ・
ケア連合学会とも意見調整などを行うべく活発な活動があったた
め、通信費、会場費などの増加により事業合計10
,
093
,
1
5円の支出が
あり、執行率は1074
.%であった。(13)就学時検診に向け予防接種の
キャンペーンの支出はなかった。
4.国際交流事業費は7774
,
2
9円で執行率は593
.%であった。
主な支出は韓国の小児科医との交流、ベトナムの先天性心疾患お
よび新生児に関する医療支援活動、インドでのポリオ撲滅活動に参
加した費用である。
Ⅱ管理費の支出合計は5
74
,
6
93
,
2
5円で予算に対する執行率は991
.%
であった。
1.人件費は10
,
5179
,
0
0円で執行率は9
46
.%であった。人件費の項
目の退職積立金掛金が勤労者退職金共済機構(中退共)へ57
91
,
20円
支出した。そのうち1280
,
4
0円は退職給付引当資産からの取崩収入
から支出した。これは平成1
9年度に承認された退職金規定が実施さ
れたもので、本年は1名の新入職者がおり増額となった。
2.管理運営費は41
,
658
,
78円で執行率は886
.%であった。経理部
の支出が22
,
916
,
40円だが、本年度に事務局の情報インフラ整備が行
われ、それに対応した経理ソフトの更新を行った費用で予算を超過
した。
3.その他の管理費は142
,
289
,
1
6円で執行率は642
.%であった。
4.東日本大震災対策費として28
,
55
66
,
31円を拠出し、執行率は
14
28
.%であった。これは主に被災地の子どもたちへのロタワクチ
ン接種事業を行ったことによる。災害派遣費は47
,
4
25
,
26円で執行率
は316
.%、災害用品費として238
,
1
41
,
05円の支出で執行率は47
63
.%。
ただし、この支出は東日本大震災義援積立金の取崩しと、今年度寄
付金収入の東日本大震災義援金収入で行っている。また、東日本対
策費の管理費からの支出は内閣府からの指導によるものである。
当期の事業活動支出合計は12
28
,
933
,
17円となり執行率は871
.%で
ある。
収支計算書Ⅱ投資活動収支の部の1.
投資活動収入の特定資産取崩
収入について、退職給付引当資産取崩収入は中退共への掛金として
1
2
80
,
40円、情報インフラ整備のため事務局パソコン等をリースに切
り替えたため減価償却資産取崩収入97
18
,
37円、小児保健法推進事業
取崩収入20
,
000
,
0
0円、予防接種推進事業基金取崩収入13
,
0
00
,
00円東
なった。このうちの相談医研鑽会は予定7か所のうち京都・山口・
鹿児島が中止となり、東京が1回追加開催となり計2回の減少に
なったためである。乳幼児学校保健研修会収入は9640
,
0
0円で、
3
60
,
0
0円、広告収入17
,
0
52
,
00円で、948
,
00円、刊行物収入1865
,
0
0円で
1
135
,
0
0円、そ れ ぞ れ と ど か な か っ た。事 業 費 の 収 入 合 計 は
1
83
,
357
,
00円となり、予算額に18
,
643
,
00円とどかなかった。寄付金収
入では東日本大震災義援金収入が55
,
150
,
00円で、冒頭にも述べたよ
うに主なものは和光堂株式会社より50
,
000
,
00円と岐阜県小児科医会
から5
0
00
,
0
0円である。
当期事業活動収入合計は1
053
,
422
,
42円で、予算額より8
726
,
4
2円上
回った。
事業活動支出の明細について述べる。
Ⅰ事業費の総支出額は6
54
,
239
,
92円で予算に対する執行率は787
.%
であった。
1.調査研究事業費の支出は42
,
2
48
,
01円で予算案に対する執行率
は522
.%。
(2)
子どもの調査研究事業の解析指導、
(4)少子化対策の今後に
関する研究の支出はなかった。
2.保健福祉推進事業費は213
,
800
,
16円で執行率は7
21
.%であっ
た。
(2)
「子 ど も の 心」研 修 会 の 開 催 の 研 修 会 会 場 費 の 執 行 率 は
1
2
07
.%で8
289
,
5
0円の超過で、これは実績に比較して当初の予算を
低く見積もったためである。登録更新証発行費は6
16
,
63円超過で
1
1
23
.%の執行率だったが、新規登録者だけでなく更新者にも「一般
社団法人日本小児科医会」の相談医プレートを配布したためである。
しかしながら事業全体では予算内に収まっている。
(9)
乳幼児学校保健研修会事業は通信費が1
918
,
64円の超過だっ
た、これは実績に比較して当初の予算を低く見積もったためで、研
修会会場費が全国町村会館での開催のため会場使用料が低く抑えら
れ、全体では予算内に収まった。
3.普及啓発事業費は2
26
,
971
,
98円で執行率は894
.%であった。
(1)
機関誌発行事業の印刷費が会員勧誘のために会報を増刷し、
総会資料を刊行物扱いにしたこと、東日本大震災冊子のチラシの作
成などにより6
0
24
,
2
7円予算を超えた。通信費の執行率が2
96
.%と低
いのは、会報、ニュースの送付時に雑誌のPRなどの企業リーフ
レットを同封することにより支援を受けたためである。
(3)
調査結果の配布・発表では乳幼児学校保健検討委員会での1
か月検診DVD作成費で1
700
,
00円と700
,
00円の超過だったが全体と
しては予算内にとどまった。
(4)子ども予防接種週間の実施は13
,
366
,
44円で13
,
316
,
4
4円超過し
た。これは予算立てをしていなかった印刷費が8664
,
35円、通信費が
日本大震災義援積立金取崩収入230
,
340
,
7
0円で投資活動収入合計と
も2
74
,
339
,
47円となった。
2.投資活動支出の特定資産取得支出の各繰入支出は退職給付引
当資産取得支出(利息)
54
8円、減価償却引当資産取得支出117
,
7
2円で
計123
,
20円となった。以上より投資活動支出合計は123
,
2
0円である。
以上、投資活動収支差額は274
,
2
16
,
2
7円となった。
Ⅲ財務活動収支の部は収入、支出ともなかった。
Ⅳの予備費の支出もなかった。
当期収支差額は98
,
705
,
5
2円で、前期繰越金収支差額の631
,
8
32
,
5
5円
を加え、次期繰越金収支差額は730
,
538
,
0
7円となった。
(注)資金の範囲について②次期繰越金収支差額に含まれる資産お
よび負債の内訳は表の如くである。
平成25年3月3
1日現在の貸借対照表Ⅰ資産の部の1.流動資産合
計は750
,
179
,
4
0円で前年より1
01
,
935
,
20円増加している。2.固定資
円を加え、合計762
,
8
85
,
86円となった。
産のうちの(2)
特定資産の内訳は退職給付引当資産33
,
138
,
8
1円、減
なお附属明細書は財務諸表に対する注記とほぼ同等の内容である
価償却引当資産は11
,
5
48
,
46円、小児保健法推進事業基金は20
,
000
,
00
が、他の書類同様、公益法人会計基準にのっとり作成したものであ
円を取崩し、30
,
000
,
0
0円、予防接種推進事業基金は13
,
000
,
00円を取
る。
崩して27
,
0
00
,
0
0円、東日本大震災義援積立金は230
,
340
,
70円を取崩し
財産目録は今回より財務諸表から外れるので収支計算書と同様の
て2
48
,
4
95
,
5
2円になった。以上より特定資産合計は4
62
,
885
,
86円とな
取り扱いにした。銀行などへの預貯金は記載した通りでペイオフ対
り、2
74
,
2
16
,
2
7円減額した。その他固定資産合計と合わせ固定資産
合計は7
68
,
335
,
9
2円で前年より2
74
,
532
,
3
4円減少している。これは主
策のために預入銀行を分散している。正味財産は1
4
65
,
7
35
,
18円と
なっている。
東日本大震災義援金報告書について、23年度の寄付金総額は利息
を含め674
,
890
,
20円、平成24年度は利息を含め55
,
2
25
,
61円で収入合計
は7
30
,
115
,
81円となった。2
3年度の支出は東日本大震災対策費とし
て災害派遣費49
,
260
,
9円と災害用品費146
,
7
93
,
02円で合計196
,
053
,
9
8
円、24年度は災害派遣費47
,
425
,
26円、災害用品費238
,
1
41
,
0
5円で支出
合計2
85
,
566
,
3
1円。2年間の支出合計は4
81
,
620
,
29円で収支差額は
248
,
495
,
2
2円である。これは、東日本大震災義援積立金各口座に振
り分けてある金額の合計は248
,
4
95
,
22円と一致している。
に基金の取崩しが例年より多少増加したためである。
以上より資産合計は1
5
18
,
515
,
32円である。
Ⅱ負債の部1.
流動負債は、未払金10
,
590
,
79円の内の大部分は本年
度の租税公課の消費税と法人都民税と事務職員の社会保険料であ
る。前受金41
20
,
0
0円は会費の前払いで、預り金4
930
,
54円は事務職
員 な ど の 源 泉 所 得 税 と 住 民 税 の 留 保 分。以 上 流 動 負 債 合 計 は
19
,
6
41
,
3
3円である。
2.固 定 負 債 合 計33
,
138
,
81円 と 流 動 負 債 を あ わ せ 負 債 合 計 は
52
,
7
80
,
1
4円となった。
以上より、正味財産合計は1
465
,
735
,
18円となり、負債および正味
財産合計は1
518
,
5
15
,
3
2円で172
,
597
,
14円減少した。
形態別正味財産増減計算書で昨年度との比較を提示する。
Ⅰ一般正味財産の部1.
経常増減の部について、(1)経常収益の計
は前年度に比較して6
32
,
2
13
,
73円減少し、1053
,
422
,
42円になった。こ
れは会費収入、
「子どもの心」研修会や乳幼児学校保健研修会の減収
分があり、かつ昨年度は寄付金収入の東日本大震災義援金収入が
6
74
,
8
90
,
0
0円あったが本年は55
,
150
,
00円であったためである。
(2)
経常費用の内訳、Ⅰ事業費の内訳比較で、会場費が93
09
,
39円
で4
0
86
,
85円の減となっているのは、主に会場を和光堂西新宿ビル会
議室で開催したためである。データ収集・解析費は3497
,
9
8円で
9
56
,
0
7円の増加は予防接種などのアンケートの解析費である。また
通信費は、21
,
4
42
,
36円で2055
,
53円の減はアンケートなどの送付方法
を 検 討、改 善 し た 結 果 に よ る。研 修 会 会 場 費 が、63
,
251
,
7
5円 で
29
,
5
18
,
4
2円増加しているのは小児保健法推進集会と、都市センター
での「子どもの心」研修会費用が増加したためである。委託費は
34
,
4
88
,
09円で昨年に比して13
,
956
,
29円減少しているが、昨年はホー
ムページの刷新があったのでその分の差額である。また分担金は
1
0
50
,
0
0円で、2
3年度は開催された食育フォーラムと震災緊急フォー
ラムが2
4年度はなかったため2513
,
00円減少した。
Ⅱ管理費の内訳比較で、当年度の人件費は105
,
179
,
00円あり204
,
53
円の増加になった。これは新入職員が1名あり給料手当は増加した
が、退職金積立金の中退共への支払が減少したことによる。管理運
営費が26
15
,
2
8円増となった。経理部の増加は前述の経理ソフトの
更新とそれに伴う費用で22
,
916
,
40円となり3581
,
30円の増加をしてい
る。また、リース料7
650
,
3
0円は事務局パソコン等インフラ整備の費
用である。印刷費2
662
,
98円で7635
,
3
3円の減は、昨年度は総会資料、
一般法人化に伴う定款、小児科医会への入会案内などの印刷を行っ
たため昨年が多かったからである。一昨年度から内閣府の指導によ
り褒賞費が管理費からの支出になったため当年度も管理費から
3
0
00
,
0
0円の支出をした。情報管理費5
923
,
77円は事務局の情報管理
のためのサーバー代等である。東日本大震災対策費は内閣府からの
指導により管理費からの支出になり、285
,
566
,
31円となり内訳は災
害派遣費47
,
425
,
2
6円、災害用品費238
,
141
,
05円である。管理費合計は
574
,
8
10
,
9
7円で90
,
9
80
,
96円の増になった。
平成2
5年3月31日の正味財産は1465
,
735
,
18円となり、昨年度と比
較すると、1
74
,
551
,
9
0円の減少になった。
財務諸表に対する注記について、特定資産の退職金給付引当資産
33
,
1
38
,
81円、減価償却引当資産11
,
548
,
46円、厚生労働省指導の運営
規定に基づく5基金に振り分けた内、小児保健法推進事業基金
20
,
0
00
,
00円を取崩し30
,
0
00
,
00円、予防接種推進事業基金13
,
000
,
00円
を取崩して27
,
000
,
0
0円、東日本大震災義援積立金の230
,
340
,
7
0円を取
崩し2
48
,
495
,
5
2円になった。以上より当期2
74
,
339
,
47円の減少とな
り、特定資産合計は4
62
,
885
,
86円である。これに基本財産3
00
,
000
,
0
0
広報部(横田・太原・中・桑原英明理事)
3.普及啓発事業
(1)機関誌発行事業
①医会会報の発行(年2回)
1.会報第43号を発行(平成2
4年4月16日) 7
30
0部作成
「東日本大震災」の特集を組み、災害の記録を残すととも
に、次の災害にそれをどう生かすかを考えた。50
0部を
増刷し、4月21─22日福岡で開催された第11
5回日本小児
科学会学術集会にて配布した。また、第7回日本小児科
医会生涯研修セミナーから一部の抄録を掲載した。
2.会報第44号を発行(平成24年1
0月31日) 7
0
00部作成
第23回総会フォーラムを特集とした。200部を増刷し、
会員増強のため大阪小児科医会へ無償で提供した。
②医会ニュースの発行(年2回)
1.ニュースNo
5
.
4を発行(平成24年8月3
1日) 6
8
00部作成
通常総会、第23回総会フォーラム、新役員の体制などを
掲載した。
2.ニュースNo
5
.
5を発行(平成25年1月31日) 7
0
00部作成
執行部の年頭所感、いくつかの委員会の最近の話題、ブ
ロックニュース、巻頭言として「小児保健法制定に向け
て」を掲載した。200部を増刷し第116回日本小児科学会
学術集会でのPR活動に利用する予定である。また、
3
00部を会員増強のため大阪小児科医会へ提供した。
③イヤーブックの作成
本年度は特別な記事がなかったため、作成しなかった。
④日本小児科学会でのPR活動
日本小児科医会の活動を紹介し、会員を増やすために、4月
21─22日福岡市で開催された第115回日本小児科学会学術集会
にてブースをいただき、
「東日本大震災」特集の会報第4
3号無
償配布してPR活動を行なった。
⑤東日本大震災特集の冊子化
会報第4
3号の「東日本大震災特集」に新たに原稿を加えて冊
子化する事業を行った。手元に残し、次の災害に活用するこ
とを目的とする。平成25年5月に完成予定である。
(8)インターネットによる情報提供
①ホームページの提示
1)一般用ホームページに「予防接種カレンダー」のタグを
新設した。(平成24年8月)
2)一般用ホームページの「小児科医が薦める本」のタグを
書庫に移動した。(平成2
4年10月)
3)一般用ホームページに「小児保健法設立に向けて」のタ
グを新設した。(平成25年1月)
4)一般用ならびに会員用ホームページの掲載内容を随時更
新した。
公衆衛生部(及川・峯・河野・横山新吉理事)
(9)調査結果内容 1か月健診は生まれて初めての健診
○予防接種委員会
であることが多く、赤ちゃんがきちんと育っているかど
1.調査研究事業
うか、母親をはじめ保護者が悩んでいないかを見る重要
(1)
小児保健に関する諸調査
1)インフルエンザ菌・肺炎球菌全身感染症調査
予防接種委員会は、ヒブワクチン(乾燥ヘモフィルスb
型ワクチン)の定期接種化の資料とする為に、平成1
7年よ
り毎年インフルエンザ菌全身感染症の動向調査を行ってい
る。平成2
4年調査の結果は、第24回日本小児科医会総会
フォーラムで発表予定であるが、平成2
3年より、ヒブワク
チン・小児用肺炎球菌ワクチンの公費補助が始まったので
ヒブ髄膜炎はピーク時の七分の一に減少した。なお平成25
年4月よりヒブワクチン・小児用肺炎球菌ワクチン・子宮
頸がん予防ワクチンの定期接種が始まった。
2)予防接種広域化調査
日本中どこでも、住居地で発行した接種券で予防接種が
できることが、接種率向上のためには、必要である。平成
16年から開始した47都道府県における「県内自治体広域化
調査」は、今回で9年目となる。昨年調査時点での「県内
広域化」は3
0県であった。
平成2
4年3月末時点での広域化状況を調査し、広域化未
実施の自治体の原因について探ってみた。広域化の最終目
標は、自治体を越え、全国どこでも接種のできる体制作り
であるが、広域化できた自治体について、隣県同士の相互
乗り入れや複数県での広域化の現状と将来的展望について
調査した。
(6)
予防接種に関する厚生労働省などとの協働
予防接種推進専門協議会委員として峯真人理事と片岡正副
委員長を派遣した。
日本小児科学会との協働として、峯真人理事が日本小児科
学会予防接種・感染症対策委員会に出席し、日本小児科医会
と協働で予防接種手技等の標準化を厚生労働省等に要望して
いる。
3.普及啓発事業
(1)
調査結果の配布・発表
安全な予防接種を目指して、主に研修医等を対象とする予
防接種の標準的な接種手技をDVD化する。現在校正中であ
り、8月に発売予定。
(4)
子ども予防接種週間の実施
平成2
4年度は日本医師会、予防接種推進専門協議会を通し
て、協働で「7ワクチンの定期接種化を実現するための署名
活動」を行い、本会からは1215
,
64筆集まった。平成25年度よ
りヒブワクチン・小児用肺炎球菌ワクチン・子宮頸がん予防
ワクチンが定期接種となった。
(1
3)
就学時健診に向け予防接種のキャンペーン
日本医師会及び予防接種推進専門協議会との協働事業とし
て行うように、委員会で検討した。
○乳幼児学校保健委員会
1. 調査研究事業
(1)
小児保健に関する諸調査
①0歳児の公的健診を増やすためのデータの収集を行う。
(1)
調査を実施したか Ye
s
(2)
調査実施時期 平成25年1月~2月
(3)
調査方法 アンケート調査
(4)
調査部門 乳幼児学校保健委員会
(5)調査対象場所 乳幼児学校保健委員会委員の居住地
(秋田県、長野県、東京都、大阪府、広
島県、山口県、福岡県、大分県など)
(6)
調査対象者 2か月児を持つ母親(保護者)
(7)
調査件数
(母体数) 100件
(8)
回答数 集計中
な健診である。0歳児の公的健診を増やすためには、ま
ず1か月健診を公的健診で実施することが必要である。
そこで、乳幼児学校保健委員会委員の居住地で2か月児
を持つ母親を対象とした1か月健診についてのアンケー
ト調査を実施した。調査結果の詳細については平成2
5年
6月大阪で開催される第2
4回総会フォーラムポスター
セッションで発表する。
②1ヶ月健診の公的負担導入に向けてのアンケート調査を行
う。
(1)調査を実施したか Ye
s
(2)調査実施時期 平成24年1
1月~12月
(3)調査方法 アンケート調査
乳幼児学校保健委員会(委託業者
(4)調査部門
J
SFI
T社)
(5)調査対象場所 全国都道府県
(6)調査対象者 日本小児科医会会員
(7)調査件数(母体数) 58
,
5
5件
(8)回答数 753件(回収率13%)
(9)調査結果内容 1か月健診の公的負担導入に向けて、
実際に1か月健診を行っているのは小児科医か産科医か
などについて会員を対象に実施した。その結果、1ヶ月
健診を実施している場所で最も多かったのは、出産した
開業産婦人科医が7割であり、健診で重要視しているこ
とは、身体所見や発達のみならず予防接種スケジュール
や母親の精神状態などであった。9割以上は1ヶ月健診
を担うのは小児科医が良いと答えていたが、調査結果の
詳細については、平成25年6月大阪で開催される第24回
総会フォーラムポスターセッションで発表する。
③学校関係の調査として、やせ・肥満検診の事後対応調査を行
う。
今年度はやせ・肥満検診の事後対応調査を実施せずに、学
校関係の調査として園医や学校医活動に関わっている小児科
医の現状を明らかにするための調査を実施した。
(1)調査を実施したか Ye
s
(2)調査実施時期 平成24年1
1月~12月
(3)調査方法 アンケート調査
(4)調査部門
乳幼児学校保健委員会(委託業者
J
SFI
T社)
(5)調査対象場所 全国都道府県
(6)調査対象者 日本小児科医会会員
(7)調査件数(母体数) 58
,
5
5件
(8)回答数 898件(回収率153
.%)
(9)調査結果内容 小児科医の多くが園医や学校医活動
に従事しているものの一部では過重労働となっていた。
園医や学校医に関わりたい小児科医の登用方法は今後の
課題であると思われた。調査結果の詳細については、平
成25年6月大阪で開催される第2
4回総会フォーラムポス
ターセッションで発表する。
2.保健福祉推進事業
(9)乳幼児学校保健研修会
(1)事業を実施したか Ye
s
(2)実施時期 平成25年2月10日(日)
(3)実施方法 第2回乳幼児学校保健研修会
(4)実施部門
乳幼児学校保健委員会(委託業者
J
SFI
T社)
(5)実施場所 全国町村会館
(6)対象者 日本小児科医会会員、非会員の小児
科医・産科医
(7)
参加数 160名
(8)
事業概要 1ヶ月健診をテーマに我々小児科医
最重点要望としては
ⅰ)外来小児医療
の健診技術のレベルアップを図るために第一線の小児科
①小児科外来診療料の年齢拡大と増点、包括除外項目
医、産科医が実際に行っている「望ましい・新しい・工
夫した」健診方法について6名の講師による講演を行っ
の拡大、算定基準の見直し
②乳幼児育児栄養指導料の年齢拡大と増点
た。総合討論では、
「これからの1ヶ月健診を考える」を
③診療情報料(I
)の照会先の対象拡大
テーマに演者とフロアーとで意見交換を行った。
1)ビデオ供覧「1か月健診の実際」
小松 和男(加賀谷こども医院)
2)「1か月健診の意義(小児科医の立場から)」
新津 直樹(新津小児科)
3)1か月健診の意義と問題点(産科医の立場から)
松田 秀雄(松田母子クリニック)
4)「小児科医による“1か月健診”の重み-小児科医のア
イデンティティー-」
金子 淳子(金子小児科)
5)ランチョンセミナー「大分県におけるペリネイタルビ
ジット1
1年間の経験から~ヘルシースタートおおいた
へ~」
東保 裕の介(とうぼ小児科)
6)「総合病院小児科における院内出生新生児を対象とし
た1か月健診─育児不安への対応と予防接種啓発への
取り組み─」
成相 昭吉(横浜南共済病院小児科)
7)「産科施設に隣接する小児科の立場から」
門井 伸暁(愛育こどもクリニック)
8)「虐待予防は周産期から─1か月健診での産後うつ病
スクリーニングを用いて─」
藤田 一郎(佐賀大学文化教育学部)
9)総合討論 「これからの1か月健診を考える」
3. 普及啓発事業
今年度は、1か月健診マニュアルは作成せず、健診に携わる若い
小児科医や産科医のために1か月健診のDVDを作成し、第2回乳幼
児学校保健研修会で供覧し、販売した。
(1)
事業を実施したか Ye
s
(2)
実施時期 平成25年2月10日
(日)
(3)実施方法 第2回乳幼児学校保健研修会でビデオ供
覧し、会場で販売した。
(4)
実施部門 乳幼児学校保健委員会
(5)
実施場所 全国町村会館
(6)
対象者 日本小児科医会会員、非会員の小児科
医・産科医
(8)
事業概要 「1か月健診ビデオ~健診に携わる方々
のために~」のDVDを作成し、参加者に
供覧し販売した。
(9)
結果内容 会場内で90部販売。
社会保険部(奥村・横山純好理事)
1.調査研究事業
(3)
小児科診療報酬の研究調査
1)小児科診療報酬体系の問題点と今後のあり方の研究
日本小児科医会社会保険委員会・小委員会・全国委員会
を開催した。また内科系学会社会保険連合(内保連)例会・
小児関連委員会、日本医師会社会保険診療報酬検討委員会
に出席して現在の診療報酬体系における小児科診療報酬体
系の問題点と今後のあり方について検討を行った。
2)診療報酬改定への取り組み
平成2
6年度診療報酬改定に対する要望書(案)を作成し
た。理事会の承認を得て平成2
5年5月~7月に厚生労働大
臣、日本医師会会長、日本医師会社会保険診療報酬検討委
員会、内保連代表宛に提出する。
④小児アレルギー疾患療養指導管理料の新設
⑤RSウイルス抗原精密測定の算定年齢の拡大 他
ⅱ)在宅小児医療
①退院時共同指導1 加算の新設
②地域連携診療計画退院時指導料の新設
③在宅時医学総合管理料、算定条件の見直し 他
ⅲ)入院小児医療
①小児入院医療管理料4および5の見直し
②小児の深鎮静の新設
③小児入院医療管理料の算定要件の緩和
④小児退院調整加算の新設 他
3)小児科診療所の医業経営に関する研究
①平成24年度診療報酬改定の小児科診療所における影響度
調査の実施
「時間外対応加算の届出状況と評価」および「次回診療報
酬改定での小児医療に関する要望事項についての意見」
に関する調査を8月に実施した。結果は地域医療貢献加
算算定率とほとんど変わりなかった。又、10都道府県小
児科医会会長宛に「次回診療報酬改定に対するご意見」
を伺った。小児科外来診療料に関する要望が多かった。
②小児科診療所の診療実態調査
平成25年度7月実施の医業経営実態調査と並行して小児
科診療所の診療実態として、在宅小児医療の調査を実施
することにし、アンケート内容を検討した。
③診療所の医業経営を向上させるアイデア(工夫)
等の検討
委員会、小委員会において随時検討した。
④「予防接種協力金あるいは手数料」に関する全国調査
平成2
4年10月1日から1
0月3
1日まで、全国都道府県小児
科医会を対象に、地区医師会における「予防接種協力金
あるいは手数料に関する調査」を実施した。対象47都道
府県で回答3
7府県、回収率は7
89
.%であった。1
4府県で
は徴収なし、23府県で徴収していた。結果報告書を作成
し、平成2
5年2月に開催された社会保険全国委員会にて
概要を報告した。全国的にみれば高額手数料を徴収して
いる医師会は少なく妥当なものであった。
4)開催委員会及び関連委員会
ⅰ)社会保険委員会
①平成24年6月1
0日(日):ホテルさっぽろ芸文館(札
幌市)
○報告および協議事項
新委員紹介、市川正裕、深澤哲、師保之、横谷進
の各先生。委員長に髙木英行(再任)、副委員長に志
方出(再任)、松田正(新任)を選出した。
各地区の状況、日本小児科学会社会保険委員会、
日本医師会診療報酬検討委員会、診療報酬改定影響
率調査について、従来のような置き換え調査は実施
しない。今回導入された「時間外対応加算」に対す
る評価と届出状況を調査することにした。
②平成24年9月30日
(日)
:和光堂西新宿ビル2
03会議室
○議題
a各地区報告、日本小児科医会理事会報告。日本医
師会・日本小児科学会・内保連報告
b
「時間外対応加算の届け出、および次回診療報酬
改定での小児医療に関する要望事項」についての
アンケート集計および記載内容報告
c次回診療報酬改定における小児医療に関する要望
児の深鎮静の新設等。
事項の協議、および要望書の作成についての検討
在宅:在宅高度医療児への環境整備および小児在宅
d平成24年度日本小児科医会社会保険全国委員会に
報酬への配慮。強化型在宅支援診療所/病院
ついて
e内科系学会社会保険連合医療技術評価提案書の作
成について
f日本医師会今村副会長との消費税に関する意見交
換会報告
g平成25年度診療所小児科の医業経営実態調査の施
行について
h
「予防接種協力金あるいは手数料」についての全国
調査の実施について
ⅱ)社会保険小委員会
①平成2
4年9月2日(日)
:和光堂西新宿ビル201会議室
・協議事項
次回診療報酬改定における小児医療に関する要望事
項の協議、および要望書の作成についての検討およ
び 平成2
4年度日本小児科医会社会保険全国委員会
について
②平成2
4年1
2月2日(日)
:和光堂西新宿ビル201会議室
・報告事項
平成2
4年4月診療報酬改定小児科診療所影響率調査
結果(仮)、日本医師会社会保険診療報酬検討委員会
報告など。
・協議事項
日本小児科医会社会保険全国委員会、内科系学会社
会保険連合への医療技術評価提案書提出、次回診療
報酬改定への要望書作成に関してなど。
③平成2
5年2月3日(日)
:和光堂西新宿ビル203会議室
・議題
a平成26年度診療報酬改定における小児医療に関す
る要望事項の協議
b平成2
5年度診療所小児科の医業経営実態調査の件
c平成24年度日本小児科医会社会保険全国委員会に
ついて協議
ⅲ)一般社団法人日本小児科医会社会保険全国委員会
・平成2
4年度一般社団法人日本小児科医会 社会保険
全国委員会
日時:平成25年2月24日
(日)、東京ステーションコ
ンファレンス
特別講演
講師:大阪小児科医会在宅小児医療実践小委員会
田中 祥介 先生
演題:
「在宅小児医療の実態と在宅診療報酬につい
て」
在宅小児医療の現状と課題について非常に有意義
な講演を聴くことが出来た。
報告・協議事項
a平成26年度診療報酬改定に向けての「社会保険診
療報酬における小児医療に関する要望書」の報告
および検討
日本小児科学会から提出された入院・在宅部門
の要望書、および日本小児科医会で作成した外来
部門の要望書を基に検討した。前回改定時と同様
に、会員へのアンケート調査に記載された要望事
項、各都道府県小児科医会からの「次回診療報酬
改定要望に対する意見」を参考にした。
外来:小児科外来診療料の増点・年齢拡大および算
定基準の見直し、小児アレルギー疾患、指導
管理料の新設等。
入院:小児入院医療管理料4および5の見直し。小
算定要件の見直し等。
b各地区報告
c日本小児科医会社会保険委員会「予防接種手数料
全国調査」報告
d日本小児科学会報告 大山委員
e内科系学会社会保険連合(内保連)報告
f日本医師会社会保険診療報酬検討委員会報告
g平成25年度診療所小児科の医業実態アンケート調
査について
単月調査は実施せず、年間収支調査とし平成2
5
年7月発送回収する。又、在宅についての実態調
査項目を入れることにした。志方委員と松田委員
が担当する。
h次回社会保険委員会の予定について
第24回日本小児科医会総会フォーラムに合わせ
て6月9日開催する。
iその他
5)内科系学会社会保険連合例会および小児科関連委員会に出
席し協議した。
5
第112回例会・平成24年1
0月23日、第113回例会・平成2
年4月23日および小児科関連委員会に出席した。
6)日本医師会社会保険診療報酬検討委員会
平成24年8月2
9日、11月7日、平成2
5年1月1
6日、3月
13日に日本医師会社会保険診療報酬検討委員会に日本小児
科医会代表として出席した。
学術部(武知・北條理事)
2.保健福祉推進事業
(1)日本小児科医会総会フォーラムの開催
第23回総会フォーラム
(1)事業の実施 Ye
s
(2)実施時期 平成24年6月9日(土)、1
0日(日)
(3)実施方法 シンポジウム、特別講演、教育講演、ポスター
セッション
(4)実施部門 北海道小児科医会
(5)実施場所 ホテルさっぽろ芸文館
(6)対象者 医師、一部コメディカル
(7)参加者数 医師 637人
(8)事業概要 テーマ“北の大地から未来の子どもたちへ─
私たちが今できること─”
会頭講演:臨床疫学手法の重要性─北海道発インフルエン
ザ脳症と細菌性髄膜炎─
富樫 武弘(第2
3回日本小児科医会総会フォー
ラム会頭)
特別講演:子どもの自尊感情を育む─PTG、レジリエンス
を視野に入れて─
近藤 卓(東海大学文学部心理・社会学科教
授)
シンポジウム1:「地域の小児救急医療体制の発展を目指
そう─これまでを振り返り、新たな道筋
を共に考えよう─」
1.国の小児救急医療体制整備の経緯・現在の課題・今後
の取り組みについて
佐久間 敦 (厚生労働省医政局指導課救急・
周産期医療等対策室室長)
2.日本小児科学会の小児救急に関する取り組み~これま
でと今後の課題~
市川 光太郎(日本小児科学会 小児救急委員
会委員長)
ギー2題、育児支援3題、在宅医療3題、委員
3.日本小児科医会が「小児救急医療体制」について今ま
で提言・実行したこと、これから目指すこと
会活動8題
(9)結果内容
太田 八千雄 (日本小児科医会 小児救急委員
医会会員に小児医療、保健福祉に必要な知識と研鑽の場を
会委員)
提供することを目的にしっかりと企画されていた。特別講
4.千葉県小児科医会の小児救急に関するこれまでの取り
組みと課題
佐藤 好範 (千葉県小児科医会副会長)
5.北海道および全国の過疎地域の現状報告と今後の課題
山中 樹 (北海道小児科医会副会長)
シンポジウム2:「小児保健法制定を目指して」
1.小児保健法制定に向けて─今まで日本小児科医会が取
り組んできた歩み─
松平 隆光(日本小児科医会会長)
2.社会保障と税の一体改革について
中村 秀一(内閣官房社会保障改革担当室室長)
3.TPPがわが国の医療に与える影響
中川 俊男 (日本医師会副会長)
シンポジウム3:
「どのように進めますか?これからのワ
クチン接種」
1.日本と欧米の予防接種体制の相違
渡辺 博(帝京大学医学部附属溝口病院小児
科教授)
2.海外で実施中の同時接種あるいは混合ワクチン接種の
有効性・安全性
及川 馨(日本小児科医会常任理事)
3.新しいワクチンをどの様なスケジュールで実施すべき
か?
齋藤 昭彦(新潟大学医学部小児科教授)
4.予防接種被害の救済制度と認定状況について
喜多 洋輔(厚生労働省健康局結核感染症課専
門官)
教育講演1:小児のうつ病─発達障害の視点から─
傳田 健三(北海道大学大学院保健科学研究院
教授)
教育講演2:小児のヘリコバクター・ピロリ感染症
今野 武津子(J
A北海道厚生連札幌厚生病院小
児科主任部長)
教育講演3:新しい呼吸器ウイルス感染症─ヒト・メタニュー
モウイルスを中心に
菊田 英明(特定医療法人とこはる東栄病院副
院長)
モーニングセミナー:
「知っておきたいロタウイルスとその
ワクチン」
中野 貴司(川崎医科大学小児科学教授)
ランチョンセミナー1:「わが国のポリオ対策について」
岡部 信彦(神奈川県川崎市衛生研究所所長)
ランチョンセミナー2:「ロタウイルスワクチン」
川村 尚久(独立行政法人労働者健康福祉機構
大阪労災病院小児科部長)
ランチョンセミナー3:
「生後5か月までに必要なワクチン
を確実に接種するには─同時接種ス
ケジュールによる予防接種業務の実
際─」
藤岡 雅司(ふじおか小児科)
ランチョンセミナー4:
「インフルエンザ治療戦略─たかが
一日、されど一日─」
尾内 一信(川崎医科大学小児科学主任教授)
ポスターセッション(37演題)
調査研究3題、小児救急4題、ワクチン5題、
感染症3題、学校保健・健康管理6題、アレル
演では子どもの自尊感情の発達とその構造理論についての
知見が示され、シンポジウムでは地域の小児救急、小児保
健法制定、これからのワクチン接種を主題に喫緊の課題が
取り上げられ、参加者に十分な知識・話題提供がなされた。
各教育講演、セミナーはともにタイムリーな演題で、ポス
ター発表は多くのカテゴリーから展示され、開催地が北海
道であったにもかかわらず、地元はもとより全国から多く
の参加があった。
(10)開催費 ¥40
,
0
00
,
00
(8)
日本小児科医会生涯研修セミナー
第8回日本小児科医会生涯研修セミナー
(1)事業を実施 Ye
s
(2)実施時期 平成24年10月8日
(月・祝)
(3)実施方法 教育講演、ランチョンセミナー
(4)実施部門 岡山県小児科医会
(5)実施場所 岡山コンベンションセンター
(6)対象者 医師
(7)参加者数 32
0人
(8)事業概要
テーマ「
子どもの成長・発達と成育環境」
①子育ての現状と課題─生活体験の構造的変化をめぐっ
て─
濱田 栄夫(山陽学園大学総合人間学部教授)
②眠りは心と身体を育む源
神山 潤(東京ベイ浦安市川医療センター長)
③“メディア漬け”が子どもの育ち・ 親子関係を蝕む
清川 輝基(NPO子どもとメディア代表理事)
④育児環境としての親子のあり方─小児心身症外来で気
づくこと─
岡田あゆみ(岡山大学病院小児科助教)
テーマ「
医療最前線」
①小児循環器疾患領域における最新のカテーテル治療
大月 審一(岡山大学病院小児循環器科教授)
②今後の不活化ポリオワクチンの動向
齋藤 昭彦(新潟大学大学院医歯学総合研究科
小児科学分野教授)
テーマ「
学校検尿再考」
「
学校検尿:専門医や内科医との連携」
桑門 克治(倉敷中央病院小児科部長)
ランチョンセミナー:こどもの慢性咳嗽─診断のピット
フォール─
徳山 研一(埼玉医科大学医学部教授 大学病院
小児科/
アレルギーセンター)
(9)実施内容
小児の総合診療能力のスキルアップを目的に、小児科の基
本である子どもの成長・発達をテーマに成育医療・成育環
境に関する演題と最新医療の知識が提供された。ランチョ
ンセミナーを入れて7時間に及ぶ研修で、参加した開催地
域周辺の小児科医が十分に研修出来たばかりでなく、北海
道、沖縄からも参加があり、全国レベルの研修セミナーと
なった。参加者は3
20名と昨年に続き最多出席者数を更新
した。
(10)開催費 ¥10
,
0
00
,
0
0
3.普及啓発事業
(5)公開フォーラムの開催
市民公開フォーラム
(1)
事業を実施 Ye
s
⑤平成2
5年2月24日
(日)1
0:00~1
5:3
0、仙台市医師会館(宮
(2)
実施時期 平成24年6月9日(土)
城県)
(3)
実施方法 講演
講 師:佐藤宏平(山形大学地域教育文化学部准教授)
(4)
実施部門 北海道小児科医会
(5)
実施場所 ホテルさっぽろ芸文館
(6)
対象者 会員、一般市民
(7)
参加者数 9
8
2人
(8)
事業概要 テーマ:宇宙から未来の子どもたちへ
─小惑星探査機“はやぶさ”からの贈り物─
川口淳一郎(宇宙航空研究開発機構(J
AXA)
教授)
(9)
実施内容
タイムリーな演題で9
8
2名の参加があり、そのうち市民は
7
29名と盛り上がった。川口教授の講演内容は子どもの未
来に向けたメッセージで、子どもを含めた多くの参加者が
聴講でき、医会主催の市民公開フォーラムとして目的にか
なったものとなった。
(1
0)開催費 ¥10
,
000
,
00
「子どもの心」対策部(内海・秋山理事)
2.保健福祉推進事業
(1)
「子どもの心」研修会の開催
子どもの心の問題に対応できる小児科医の育成のための研
修会と相談医認定審査会を、以下のとおり実施した。
1)第1
4回「子どもの心」研修会を次のとおり開催した。
会場:都市センターホテル
前期:平成2
4年5月12日(土)、13日(日):272名参加
後期:平成2
4年7月28日(土)、29日(日):400名参加
2)
「子どもの心」相談医認定審査会
日時:平成2
3年9月2日(日)14:0
0~15:00
場所:東京ステーションコンファレンス403
①新規登録者7
1名を認定した。
②更新者1
00名を認定した。
うち暫定申請者は3名。
(2)
思春期の臨床講習会の開催
思春期の子どもの心に巾広く対応する、心の相談に役立つ
講習会として、
「第12回思春期の臨床講習会」を日本教育会館
(東京)に於いて平成24年11月23日
(金・祝)9:30~14:4
0
で開催し、93名(会員外1名)が受講した。
(3)
「子どもの心」相談医のカウンセリング実習
相談医のカウンセリング能力向上のために、小グループの
カウンセリング実習を以下の全国5カ所で実施した。
①平成24年1
0月2
8日
(日)10:00~1
6:00、金沢市教育プラザ富
樫(石川県)
講 師:熊谷有紀子(金沢市教育プラザ富樫 研修相談セン
ター)
受講者:1
4名
②平成2
3年1
1月1
1日
(日)9:30~15:30、東京八重洲ホール
(東京都)
講 師:秋山邦久(越谷心理支援センター)
受講者:1
6名
③平成2
4年1
2月9日
(日)10:00~16:00、北海道こども心療内
科氏家医院2Fホール(北海道)
講 師:氏家 武(北海道こども心療内科氏家医院)
増子梨絵(同上)
阿部由紀子(同上)
受講者:1
1名
④平成2
5年2月3日
(日)9:30~15:30、東京八重洲ホール
(東京都)
講 師:秋山邦久(越谷心理支援センター)
受講者:1
7名
受講者:1
4名
(4)
「子どもの心の診療医」研修会の共催
平成24年9月3
0日(日)9:1
0~15:45、全社協・灘尾ホー
ルにて、厚生労働省、母子愛育会と協働で、広く一般小児科
医、精神科医を対象に、第6回「子どもの心の診療医」研修
会を実施した。
3.普及啓発事業
(1)
「子どもとメディア」に関する啓発活動
「ケータイ・ネット依存」に警鐘を鳴らす啓発ポスター作成
に向けて検討を行った。
(2)子どもの心の問題・対応・解決のための活動
東日本大震災被災地へ子どもの心のケアに役立てられるよ
う、本会作成のPTSDリーフレットを配布した。
静岡県の幼稚園児の死亡事故の対応のため100冊配布した。
(3)文部科学省「子どもを見守り育てるネットワーク推進会議」
厚生労働省「児童虐待防止医療ネットワーク事業に関する
有識者会議」
厚生労働省「児童虐待防止対策協議会」に参加
国際部(岡田・具志理事)
1.調査研究事業
(5)海外在留邦人の保健問題に関する研究
海外小児健康医療相談事業(オンライン医療相談)の継続
(1)事業を実施したか⇒ 計画通り実施済み
(2)調査実施時期
平成24年4月~平成25年3月(通年)
(3)方法および件数
海外在留および海外渡航予定の日本人の子どもの医療や健
康問題に関する一般の方からの相談を、インターネット上
の国際部ホームページで随時受け付け、国際部関係者が回
答した。本年度は平成2
5年2月末時点で3
0件の対応を行っ
た。また、多様な相談に適切に対応するために国際部関係
者以外からも相談員として協力が得られるように、「海外
医療相談アドバイザーに関する規程」を作成し、平成2
4年
9月9日に理事会の承認を得た。
国際部作成CD(オンライン医療相談Q&A等を含む)の頒布
平成25年1月2
3日開催の文部科学省教職員派遣研修事業で海
外赴任予定教員に配布。(事務局保管残り約70枚)
国際委員会の開催
平成24年6月10日
(札幌)および平成24年1
1月18日(東京)
の2
回開催した。
3.普及啓発事業
(8)インターネットによる情報提供
2)国際部ホームページの運用
(1)事業を実施したか⇒実施済み部分と準備中の部分あり
(2)実施内容
国際部ホームページサーバ変更に伴うコンテンツの移行
のうち、オンライン医療相談は移行済み。
1)海外渡航者向けおよび海外医療の情報提供(継続事
業)
海外渡航小児への予防接種等に関する情報提供の更
新は作業中である。WHO情報に基づく諸外国の予
防接種制度情報は20
12年10月upda
t
e
分を基に改定作
業中であり近々 HPに掲載できる見通しである。
2)在日外国人の子どもの健康に関する情報提供
在日外国人の子どもの健康に関する情報提供事業は
新たに開始したものであり、予備調査として在日外
国人が子どもの健康に関する情報を得ている実態に
ついて、昨年10月から1
1月にかけてポルトガル語お
よびスペイン語によるアンケート調査を実施した。
のポリオ撲滅のためのポリオワクチン一斉投与活動に参加
し た。帽 子 に は「日 本 小 児 科 医 会(J
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pa
nPe
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c
データは今後の情報提供方法を検討する基礎資料と
As
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n)
」のロゴを貼って活動し、世界に対して日本小
するために現在解析中である。
児科医会のアピールにもなっている。インドの努力と各国
4.国際交流事業
の支援活動の結果、インドでは2
01
1年1月を最後にポリオ
(1)
ベトナム支援事業
の発生報告がなくなり、2
01
2年1月にはWHOのポリオ流
(1)
事業を実施したか⇒実施済み
(2)
実施時期
平成2
5年3月3日(日)~3月10日(日)
(3)
実施方法
国際委員の田中靖彦、森一博が会員1名を伴いベトナムに
渡航し、現地の小児心疾患医療や新生児医療に携わる専門
スタッフへの教育指導等の活動を行った。ベンチェ省では
グエン・ディン・チュー病院を拠点に、心エコーの実習を
含む先天性心疾患の診断と管理、およびNI
CUでの新生児
の栄養、輸液、呼吸管理等について講義等を行った。ホー
チミン第一小児病院の訪問では医師との交流を行った。ベ
トナムでは地方の病院、小児病院ともにここ数年の進歩が
著しかった。新生児領域、循環器領域ともさらに専門性を
上げた協力に移行していける段階に来ていると思われた。
(2)
韓国との交流事業
(1)
事業を実施したか⇒実施済み
(2)
実施時期
平成2
4年1
0月6日(土)~10月8日(月)
(3)
実施方法
岡田(担当理事)、進藤委員長をはじめ沼口、田原、南の各
国際委員、および井上、高崎、青木、植山各先生ほか1
0名
の福岡地区の会員で仁川を訪問し、シンポジウムを行うと
ともに両国小児科医の交流活動を行った。
Fukuo
ka
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o
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lSympo
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umを開催
場所:仁川市 シェラトンホテル
日時:平成2
4年10月6日(土)16:00~2
0:00
日本側参加者:上記参加者合計19名。
韓国側参加者:金(キム)仁川小児科医会会長ほか約5
0名。
交流内容:日本側から以下の3題の講演を行い質疑応答が
あった。
(1)Ana
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d-
行国のリストから外れ、2
0
14年1月にはポリオ根絶国とな
るのも現実味が出てきた。なおインドでの活動について、
先方の都合で延期されていた昨年度分の活動は、年度を越
えて平成24年4月に同様に実施した。
di
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(青
木真智子)
(2)
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(植山奈実)
(3)
Sur
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o
n.
(沼口俊介)
韓国側からは、「喘息の増悪因子:特に家屋内環境汚
染物質」についての発表、および「学校でのいじめ」
についての発表があり、それぞれについて日本側から
もコメントし、問題を共有していることを確認した。
今回は、日本側からの働き掛けで台湾小児科医会の
医師(高雄の劉先生)も参加していただき、韓国、台
湾、日本の3ヶ国シンポジウムへ発展の布石が打てた
のも大きな成果の一つである。
また、日韓間に微妙な問題が横たわっている時期の
開催になったが、そのような両国間の緊張関係はまる
で存在しないかのように、交流事業は極めて親密に終
始した。これも古くからのアジアの窓口である福岡地
区の先生方を中心とする継続的な顔の見える交流の賜
物であると改めてその重要性を強く認識した。
(3)
インド・ポリオ撲滅運動支援活動
(1)
事業を実施したか⇒実施済み
(2)
実施時期:平成2
5年2月23日~2
5日
(3)
実施方法:関場慶博国際委員がインドを訪問し、インドで
小児救急部(山中・竹内理事)
2.保健福祉推進事業
(6)小児救急医療の検討(事業費用 30
.
000
,
0
0円)
平成24年度事業計画に基づき実施した事業活動の結果を報告
する。
都道府県の小児一次救急診療体制強化のため、5つの活動計
画をたてた。
(1)地域連携方式による小児一次救急診療体制の効率化を図る
調査研究
平成23年度の第1回地域小児救急全国協議会で病院併設
型急患センターへの統合問題を協議した結果、同一都市で
時間外診療を行っている病院小児科と小規模急患センター
の時間外診療を病院小児科の時間外診療へ一体化し、効率
化をはかる取り組みは重要であり推進すべきではあるが、
短期間に実現出来る課題ではなく、今後長期的に取りくむ
べき課題との認識で一致した。
これまでに病院併設型急患センターへの移行を実現した
事例や、反対に実現出来なかった事案を調査し、統合を前
進させたり、あるいは阻害する要因を分析する必要があ
る。今後この問題を継続的に研究していくためには、調査
対象医療機関を選定する作業が必要であり、平成2
4年度中
に調査活動を実施することが出来なかった。
1)調査を実施したか No
(2)#8
0
00小児救急電話相談体制の充実について
都道府県における電話相談実施体制と研修会資料に関す
るアンケート調査を実施した。
1)調査を実施したか Ye
s
2)調査実施時期 平成24年4月1日~4月30日
3)調査方法 アンケート調査
4)調査部門 日本小児科医会小児救急医療委員
会
5)調査対象 全国47都道府県小児科医会
6)調査件数 47
7)回答数 45(9
57
.%)
8)調査結果の内容
①#8
00
0利用の利便性向上のため電話相談を深夜帯へ拡
大する県が増えているが、民間電話会社へ委託して実
施している地域が増えてきた。
②電話相談の対応の仕方を向上し標準化された相談対応
を実現するには、電話相談員の研修・教育体制を充実
していく必要性があり、平成2
3年度から国と日本小児
保健協会が全国規模で研修会を開催するようになっ
た。県が独自に研修会を継続開催している地域も存在
した。
③電話相談を適切・円滑に実施するには、地域の小児救
急医療機関情報や感染症情報を逐次提供する必要があ
り、収集した情報を全国に提供する全国情報支援セン
ターを設立することを検討中である。
④各県が独自に実施している小児救急電話研修会の研修
資料を、地域小児救急全国協議会参加者へ配布し、都
道府県が独自に実施する相談員研修会の参考資料とし
ない。平成2
4年度は小児一次救急医療施設におけるトリ
た。
アージの内容と必然性について、平成2
4年度第2回日本小
⑤岩手県、千葉県、鹿児島県から提供された相談マニュ
アルは、相談業務に従事している医師と看護師の協力
で作成されており、相談対応困難事例へ対応の仕方、
県内の小児救急医療情勢、疾患や病態解説と家庭にお
ける対処方法の解説、電話トリアージの判断基準など
が記載されていた。
(3)
小児救急講習会開催について
都道府県小児科医会の多くは、研修会開催が小児一次救
急体制の強化に役立つため出来るだけ開催したいと考えて
いる。平成1
7年度から継続的に研修会を開催している県の
研修資料を提供してもらい、協議会出席者へ配付すると共
に研修会開催にどのような支援が必要かアンケート調査を
実施した。
1)調査を実施したか Ye
s
2)調査実施時期 平成24年4月1日~4月30日
3)調査方法 アンケート調査
4)調査部門 日本小児科医会小児救急医療委員
会
5)調査対象 全国47都道府県小児科医会
6)調査件数 47
7)回答数 45(957
.%)
8)調査結果の内容
第2回地域小児救急全国協議会で研修会開催について
論議した結果を示す。
①小児救急研修会は過疎地域だけの事業ではなく、都市
部においても不可欠な事業である。
第1回地域小児救急全国協議会では、小児救急研修
会は郡部・過疎地域の小児救急体制の強化に有意義な
事業と考えた。しかし第2回協議会では、郡部だけで
はなく、都市部の小児一次救急診療体制の強化にも有
益な事業であるという見解が示された。その根拠は、
医師不足とは縁がないと考えられてきた都市部におい
ても、これまで時間外小児救急診療に参加してきた内
科小児科標榜医が高齢化のため時間外診療から撤退し
つつあり、そのため都市部の当番体制維持が次第に困
難になりつつある。小児救急患者の診療ノウハウを都
市部の他科医師へ伝達し、小児の時間外診療に参画し
てもらう必要性が高まってきているからである。
②小児救急研修会開催地域が増えつつある
研修会を開催している都道府県は、平成20年度の7
県から平成2
4年度には12県に増加した。
③小児救急研修会開催県の研修資料を参加者へ配付した
研修会を継続開催している北海道、千葉県、長野県、
大阪府から提供してもらった研修会資料を協議会参加
者へ参考資料として配布した。平成22年度北海道で使
用した小児救急地域医師研修会のパワーポイント資料
(小児救急疾患および救急処置・薬物使用に関するスラ
イド2
50枚とそのスライド内容を解説した文書資料を
CDに収録)を参加者へ配付した。
④研修会開催費用を確保するための「小児救急地域医師
研修事業」制度申請方法の周知を行った
研修会の開催費用は、国が平成17年に導入した「小
児救急地域医師研修事業」を活用して確保することが
出来る。県小児科医会と県医師会が県行政へ制度利用
の申請を働きかけ、県行政から厚生労働省へ申請して
いくと良い。
(4)
小児救急トリアージ体制導入のための調査研究
小児一次救急医療施設への小児救急トリアージシステム
の導入に関する調査研究活動は、未だ実施段階に至ってい
児科医会小児救急医療委員会で議論した。
1)調査を実施したか No
2)平成24年度第2回日本小児科医会小児救急医療委員会
における協議内容
①小児一次救急医療機関における小児救急トリアージ
の実施状況と必要性について
小児救急トリアージは、小児の二次・三次救急医
療機関では、ルーチン業務として定着している。
しかし小規模な地域連携小児救急夜間休日診療施
設や在宅当番施設では、1~3割程度の施設でしか
実施されていない。小児一次救急医療機関で小児救
急トリアージが普及しないのは、その重要性が十分
理解されていないことと、制度普及のための診療報
酬制度が整備されていないことが原因と考えられ
る。小児一次救急診療には小児科医だけでなく他科
医師も参加している。一次救急診療に誰が従事して
いても、緊急度の高い患者を確実に診断し適切な処
置や治療を提供するには、小児救急トリアージシス
テムを導入していく必要がある。
②日本小児科医会が取り組むべき小児救急トリアージ
システム導入の内容について
小児救急トリアージには、医療機関で実施される
病院(診療所)トリアージと家庭や救急隊によって
実施される病院前トリアージがある。日本小児科医
会は、多くの会員がかかわる小児一次救急医療現場
における病院・診療所トリアージを普及させるとと
もに、けがや病気の子どもの救命率を向上させるた
め、家庭や保育・教育施設における救命救急処置の
指導を通じ病院前(家庭)トリアージの向上にも取
り組む必要がある。日本小児科医会会員が診療所や
コミュニテイセンターなどで実施する育児指導や講
演会などを通じて、家庭トリアージの普及に十分貢
献できるものと考える。
③診療所および家庭トリアージ機能の普及を促進する
ための公費助成制度の導入について
診療所トリアージや家庭トリアージを普及するに
は、国による制度設計が必要である。
例えば診療所における外来トリアージ加算の算
定、家庭や保育・教育施設における健康教育活動へ
の指導料加算制度、小児救急地域医師研修会への参
加や地域連携小児夜間休日診療へ出務する医師の評
価システムの導入、病診連携強化・地域連携パスに
よる在宅医療への参画などの活動に診療報酬加算を
行い、これらの活動を財政的に支える必要性があ
り、関係機関への働きかけが重要である。
(5)第2回地域小児救急全国協議会開催に関する調査研究
日本小児科医会会員が多くかかわる地域の小児一次救急
診療体制を強化するため、都道府県小児科医会と連携して
活動するための第2回協議会を開催するため、都道府県に
おける小児救急電話実施体制および小児救急研修会開催の
実施状況について調査研究を行った。調査内容の結果を協
議会開催前に都道府県小児科医会へ報告し、平成2
4年6月
1
0日その問題点を協議した。
1)調査研究を実施したか Ye
s
2)開催日時 平成24年6月10日(日)11:1
5~1
3:15
3)出席者(40名)
・日本小児科医会会長・
役員・委員(9名、敬称略)
敬称略:市川光太郎、太田八千雄、小川 實、高
砂子祐平、森 美喜夫、渡部誠一、山中 樹
桑原正彦、松平隆光
・都道府県小児科医会役員(31名、敬称略)
健やか親子21推進協議会 課題3幹事団体(桑原正彦副会長)
平成2
4年度「健やか親子21」の活動は、13年目である。
南雲 淳、工藤協志、三浦義孝、澤口 博、中川 日本小児科医会は「課題3」団体に所属している、本団体群の平
洋、伊藤俊晴、中里 満、飯山三男、
猪股弘明、伊藤隆一、山崎徹夫、谷口和利、小山
成24年度幹事は、
「全国保健所長会」である。平成24年度は、以下の
事業を実施した。
典久、山城武夫、竹内宏一、田尻 仁、
健やか親子21 課題3 平成24年度第1回幹事団体会議報告
大庭敏夫、川村仁志、日野利治、芦沢隆夫、内田
正志、森 一彦、久寿正人、吉川清志、神内 仁、
高崎好生、後藤善隆、安藤昭和、佐藤雄一、高村
一志、屋良朝雄
4)調査結果と協議内容
①#8
00
0小児救急電話相談体制と相談対応の向上につ
いて
・必要時いつでも利用出来る電話相談の実施体制を
実現するため、深夜帯へ電話相談対応を拡大し、
どの地域でも標準化された電話相談を提供出来る
よう電話相談員研修体制を向上していく必要があ
る。
・地域の救急医療情報や感染症情報を相談員へ逐次
提供し、相談員が円滑に相談対応できる体制を整
備するため、全国情報支援センターという支援組
織を立ち上げる必要性がある。
・#8
0
00には救急トリアージ機能の他に、保護者の
不安感軽減、受診の適正化、受診の要否判断を支
援し不要不急の時間外受診を低減する機能、家庭
内での療養アドバイス、子育て支援、診療と相談機
能の分離、受診前後の家庭療養の支援、地域の小
児医療の育成など、数多くの機能があげられる。
②小児救急研修会開催について
・日本小児科医会は、小児救急研修会開催を小児一
次救急診療体制強化の大きな柱として位置づけ活
動に取り組む考えである。 ・小児救急研修会開催の事業費は、県医師会と県行
政の協力を得、国の「地域医師小児救急研修事業」
制度の申請を行うことにより確保できる。
・小児救急研修会参加は知識習得のためだけではな
く、地域医療に従事する関係者同士の顔の見える
関係を引き出す効果も期待出来る。
・小児救急地域医師研修事業の目的は、当初は地域
の小児救急医療に従事する医師のための研修会で
あったが、受講対象者を医師だけに限定するので
はなく看護師、助産師、保健師、薬剤師、救急救
命士や消防隊などへも門戸を拡大することが望ま
しい。ただし制度申請の際、他科医師の研修とい
う文言は削除しないほうがよいと考えられる。
・小児救急研修会では、PALS受講希望が多いが、
クレジットの問題でPALSの講習を正式に組み入
れることが難しい。日本小児科学会による簡易版
PALSの作成を期待する。
・研修会に使用するテキストやスライド作成は、日
本小児科医会が標準的な資料を作成し必要とする
地域に提供して行くべきであるという意見が寄せ
られている。
・大 阪 で 開 催 さ れ る 第24回 日 本 小 児 科 医 会 総 会
フォーラム時の第3回地域小児救急全国協議会
で、
「家庭看護力向上のため日本小児科医会は何
が出来るか、小児科医の役割」というテーマで日
本小児科医会と都道府県小児科医会の取り組みに
ついて協議する。
日 時:平成24年1
0月10日
(水)10:30~1
2:00
会 場:日本公衆衛生協会会議室
出席者:服部めぐみ(公益社団法人日本看護協会)
滝沢孝治(財団法人母子衛生研究会)
佐々木隆一郎、山中朋子、遠藤幸男(全国保健所長会)
杉田 塩、相馬広幸(厚生労働省雇用均等・児童家庭局
母子保健課)
桑原正彦(一般社団法人日本小児科医会)(8名)
欠席者:福島槙吾(NPO難病のこども支援全国ネットワーク)
内 正子(日本小児看護学会)
関口進一郎(公益社団法人日本小児科学会)
田原真里(日本小児総合医療施設協議会)(4名)
議題
1.当番幹事からの挨拶
当番幹事の全国保健所長会の佐々木隆一郎会長の挨拶のあと、
自己紹介を行った。
2.報告事項
健やか親子2
1推進事務局から依頼されている様式1・平成2
3年
度取組実績、様式2・平成24年度行動計画、様式3・平成24年度
研修会、講演会、学界等のイベント一覧等を討議資料として持ち
寄り、各団体から報告を行った。
3.協議事項
当番幹事の全国保健所長会から今年度の活動テーマは「福島県
の被災した子どもたちの保健や医療に関する現状と課題につい
て」とする説明があった。
4.今後のスケジュール
平成2
5年2月に課題3参加団体の拡大会議を開催することを決
定。
「福島県の被災した子どもたちの保健や医療に関する現状と課
題について」
(仮題)を福島県立医科大学医学部小児科学講座主任
教授の細谷光亮先生の講演やそれに関連したシンポジウムを開催
することを承認した。
健やか親子21課題3 平成24年度拡大会議報告
平成2
4年度の課題3幹事団体8団体の当番幹事は全国保健所長
会である。本年度2回目の幹事会を講演会に振り替えて、下記の
ように開催した。
4日(日)1
3:30~1
6:00
日 時:平成25年2月2
会 場:港区立男女平等参画センター リーブラ5階ホール
テーマ:「東日本大震災で被災した子どもの健康を守る」
対象者:健やか親子2
1推進協議会課題3及び課題1構成団体構成
員
参加料:無料
内容:
1.福島県の被災した子どもたちの保健や医療に関する現状と
課題について
福島県立医科大学小児科教授 細矢光亮
2.地域保健総合推進事業「地域における低出生体重児予防因
子に関する検討事業」
長野県諏訪保健所長 小松 仁
3.シンポジウム:
○被災地・避難区域・自主的避難の子どもたちへの支援
~ロタワクチン助成事業を第一歩として~
福島県小児科医会会長 太神和廣
○福島県としての取組みおよび課題等について
福島県保健福祉部児童家庭課 古山綾子
○追跡調査から見た被災地児童の現状
国立国際医療研究センター国府台病院児童精神科 岩垂
真紀
○東日本大震災で被災した子どもたちへの保健所の健康支援
活動
全国保健所長会学術担当常務理事・福島県北保健所長
遠藤幸男
○指定発言:厚生労働省母子保健課長 桑島昭文
* 助言者:細矢光亮教授
* 司会:全国保健所長会
印象記:東北大災害で被災した子どもたちへの数々の支援策が
出されているが、周囲の努力の割には、子どもたちは
帰ってこない。いまだ、一抹の不安を抱いている保護
者が多いのである。
第1
2回健やか親子2
1推進協議会総会報告
日 時:平成2
5年2月2
6日(火)10:00~12:00
会 場:厚生労働省2階講堂
議題
1.健やか親子2
1推進協議会の報告
2.健やか親子2
1研究報告
3.その他
*伊藤雅治座長談話
平成1
3年から始まった健やか親子21推進協議会は、現在85
団体が参加している。このまま、平成2
6年度まで延長する予
定である。現在の協議会の重点課題は、心と虐待である。
平成2
5年度に最終評価を行い、次期プランの作成に向けて
議論をしてゆく予定である。
日本全体で健やか親子の輪がひろがることを期待してい
る。
*石井敦子厚生労働省雇用均等・児童家庭局局長談話
健やか親子2
1は、21世紀の母子保健の国民運動としての位
置付けである。
(1)安心して生み育てる社会の構築、
(2)
「健康日本2
1」の子ども版として、の2点が重要であり、平成
2
5年度の最終評価で、次の計画作成を行う。
*課題3からの報告事項:課題1との共催で、平成25年2月
24日に講演会を開催した。
テーマは「東日本大震災で被災した子どもの健康を守る」
であった。
*日本小児科医会からの提出資料:
(1)
ポスター「小児保健法を作りましょう」
(2)
ポスター「予防接種は公費負担で」
*印象:例年と変わらない陣容であったが、平成2
5年度が最
終評価の年度ということもあり、議論は多発した。
特に、
「いじめ」
「体罰」
「予防接種」
「産後うつ」
「妊
婦健診」などに話題が集中した。