THE ROTARY CLUB OF HIROSHIMA SOUTHEAST 2008.6.16 №2269 広島東南ロータリークラブ週報 20 0 8 年 6 月 1 6 日（第 22 6 9 回例会）例会日月曜日 ANA クラウンプラザホテル広島 ℡ 241-1111 事務所リーガロイヤルホテル広島 13 階 ℡ 221-4894 会長山下泉幹事伊藤正樹６月は「ロータリー親睦活動月間」です本日の例会スケジュール 12:30 点鐘ロータリーソング｢それでこそロータリー｣来客紹介 (親睦担当 ) 会食 12:45 会長時間 (山下会長 ) 12:50 幹事報告 (伊藤幹事 ) 委員会報告・出席報告 (出席担当 ) ・その他同好会報告Ｓ .Ａ .Ａ . 13:00 プログラム 13:30 点鐘会長時間 ○ 連続出席１００％会員 (６月表彰分 ) 山口高明君 37年佐野庸子君９年廣谷洲枝君５年* 佐藤忠明君５年* 神田敏治君５年* 岩井正喬君３年脇舛賢治君３年武士末修君２年畑恒夫君１年* 幹事報告 ○例会終了後、次年度クラブアッセンブリー開催 ○各リーダー：事業報告書の追加･変更は 6/27 迄に本日のプログラム「ロータリーの友を読もう！」次回例会（６月２３日）「委員会活動報告」お知らせ・お願い６月９日累計：１,０６２,０００円 ①山下泉会員クロアチアで行われた男子ハンドボール世界最終予選は１勝２敗で２０年ぶりの出場はなりませんでした。中東の笛以来、全国の皆様には暖かい声援頂きました。次のロンドンへ向け強化を進めます。② 第 14 回全国ＲＣ親睦合唱祭が６月７日松江で開催されました。わが東南ロータリークラブＲＩエコーも参加し、すばらしい歌声で最高のことばを頂きました。男声：北川、橋本、生谷、日域、神辺、久保河内、要田、武士末、岡崎、渡部各メンバー女声：錦織、廣谷、日野、村尾、岡田、杉井、塩本、豊島、山口、久行各メンバー ③新谷将司会員弊社､広島毎日広告社は､６月１日創立５０周年を無事迎えることができました。広島東南ＲＣの会員の方々他､多くの方々の支えがあったからこそと感謝しております。④惣明福徳会員６月 10 日新谷会員の５０周年記念社員総会、懇親会を当ホテルにて盛大に開催していただきました。ありがとうございました。 ⑤佐藤忠明会員６月２日職場訪問例会を㈱ＮＴＴドコモ中国のご協力により「これからのモバイル戦略商品」を見学、６１名の会員の出席を頂き盛会裡に終了。今年度職業奉仕･経営研究担当の全ての行事を皆様のお陰で終了することが出来ました。この間３７１名の参加を頂きました。ご支援ご協力に感謝いたします。 ⑥要田昭治会員夏の家族会にたくさんのご参加、ありがとうございました。⑦川島宏治会員おわび！６月３０日の夜間例会では、司会を担当していましたが社業が入りキャンセルになってしまいました。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。今後の予定 ○ 米山奨学生 -張恩淑さん歓送会何京玉さん歓迎会とき６月 23日 (月 )18:30∼ ところＰＡＮ案内理事･役員､米山奨学委員 ○ 最終例会−家族同伴親睦の夕べとき６月 30日 (月 )18:30∼ ところＡＮＡクラウンプラザホテル広島 ○歴史探訪会− 安芸の国の海駅｢蒲刈三之瀬｣とき７月６日 (日 )8:30集合 ○総会とき７月 14日 (月)例会時ところＡＮＡクラウンプラザホテル広島 ○08-09年度第３回クラブアッセンブリーとき７月 14日 (月 )13:35∼ ところＡＮＡクラウンプラザホテル広島（ガバナー公式訪問前） ○ ガバナー公式訪問８月４日 (月 ) 《台中ＲＣ表敬訪問》予告日時 11月 14日 (金 )∼ 16日 (日 ) 予定 11/14(金 )台中ＲＣ例会出席 11/15(土 )ゴルフ･観光 11/16(日 )観光･帰国 ◎宿泊はエバーホテルです。 ◎広島空港発着です。１．真実かどうか２．みんなに公平か３．好意と友情を深めるか４．みんなのためになるかどうか 1/6 THE ROTARY CLUB OF HIROSHIMA SOUTHEAST 2008.6.16 №2269 前回の例会−2008年６月９日卓話「マイカー乗るまぁデーの取組について」広島市道路交通局道路交通企画課交通円滑化推進担当課長立岩薫氏 ①地球温暖化について ②広島市の交通現況 ③交通需要マネジメント施策 ④マイカー乗るまぁデーの取組についてお話しいただきました。(以下はスライド抜粋) これまでの取組内容平成17年度(2005年度) ・ 9月 22日 (木 )、 23日 (金・祝 )をノーマイカーデーとして実施平成18年度(2006年度) ・名称を一般公募し、「マイカー乗るまぁデー」に決定・毎月 22日を「マイカー利用を控える日」と定め、7月から継続的な取組へ移行・ 11月 20日 (月 )∼ 24日 (金 )の5日間を推進キャンペーンとして集中的な取組の実施平成19年度(2007年度) ・ 11月 19日 (月 )∼ 25日 (日 )の7日間を推進キャンペーンとして集中的な取組の実施・五日市観音小学校をモデル校として、「交通と環境」をテーマにした環境学習を実施・取組報告がいつでもできる常設型 WEBサイト「マイカー乗るまぁデーくらぶ」の試験運営常設型WEBサイト｢マイカー乗るまぁデーくらぶ｣ ■クルマの利用を控えた取組報告がいつでもでき、その環境への貢献度が確認できる常設型Webサイトを７月に設置予定 ■会員登録すれば、個人、企業単位で取組報告が可能１．真実かどうか２．みんなに公平か３．好意と友情を深めるか４．みんなのためになるかどうか 2/6 THE ROTARY CLUB OF HIROSHIMA SOUTHEAST 「ロータリーの友」を読もう！６月号「ロータリーの友」６月号を読んで ◆横組みの６ページを見ますと、ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団からロータリーの「ポリオ撲滅キャンペーン」に対し、１億ドルものチャレンジ補助金が提供された記事が載っていま竹丸勝浩会員した。誇らしげな満面の笑みを浮かべた３人の億万長者の写真、そして７ページのワクチン投与を受ける子供の写真は、国際ロータリーが「ポリオ撲滅キャンペーン」に力を入れていると聞いておりましたので、何か素晴らしい事が起こったのだと感じさせてくれました。◆さらに読み進めるうちに、縦組み１６ページの投稿に目が止まりました。私は今年度、「親睦委員会」にて活動させていただいていますが、次年度からは「ロータリー財団」の活動もこれに加わることになっています。そういう訳で、投稿欄最初の「ロータリー財団について」に興味を覚えたのでした。文章の初めからいきなりビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団のチャレンジ補助金提供の事に触れていたため、これからの活動の何か参考になるのでは等と殊勝な（？）事を思いながら読むうち、ちょっと考えさせられる内容になってきました。３年前のキャンペーン開始から地区を挙げての協力をしたばかりなのに、再度寄付金を集めなくてはならない事に納得されていない様子です。ゲイツ財団から提供された補助金には条件が付いており、ロータリー財団も同額程度の寄付をしなければならず、各クラブに年間１,０００ドル×３年間の寄付が求められた事に対する疑問＝行き過ぎた募金活動は本来のロータリー活動の魅力から大きく乖離する事を危ぶむ声です。◆ロータリアンになって日が浅い私ですが、ロータリーをボランティア団体とは思っていません。しかし「社会のためになる活動もする団体」と認識しています。これからの財団関連の活動の中でどのように感じ、そして考えるでしょうか。皆さんはどのように思われますか？「新樹の声」 2008.6.16 №2269 横組P24∼P26 ◆「新樹」の字のごとく、8人の入会後2∼3年の新ロータリアンが−私はこうして勧誘されました−というテーマのもと、ロータリーへの入会の動機について述べられています。◆ 神辺眞之会員そして、ロータリーについて、異口同音に「入会して良かった」「多くの方々に会えて良かった」と感想を述べられています。◆私が、今、改めて「新樹」を読み返したのは、私のような勤務医は、転勤などがあり、なかなか、ロータリアンの継続が難しい、その岐路にあるからです。 ◆大学病院の定年近くになって、私のロータリーへの推薦者である大浜先生から、「東南に入れ」と電話をいただき、「エッ、泥棒（盗難）に入られたんですか？」「違う、東南西北（トーナン・シャーペイ）の東南ロータリーに入れと言っとるんよ」の会話にはじまり、入会させていただいて今年5月に5年間の皆勤賞をいただきました。丁度、酒飲みの悪友連から、「君は、常識に欠けているから、ロータリーに入って、常識を身につけたほうが良い」とアドバイスされていた頃でした。◆悪友連の一人で、私の推薦者でもある島筒先生から、「ロータリーの活動はしなくて良いから」と変な励ましを受け、入会の決心がつきました。◆その後、大変多くの常識人に会えて、「四つのテスト」（真実かどうか・皆に公平か・好意と友情を深めるか・皆のためになるかどうか）の深い意味もおぼろげながら解り始めた頃に、岐路に立たされました。◆ 「ロータリーから紹介された美女と野獣も見られなくなるよ」と子供から、妻の母からは「あんたの亭主は野獣だからロータリアンの方々に縛ってもらってた方が良いよ」と退会を阻止されています。◆出来れば、東南ロータリーにも年休や朝食会などがあれば、メイキャップの出来ない田舎の病院からでも通えるのにと思っています。「未来への手紙」−青少年の健全育成への取り組み地区のたより(第2670地区)横組みP38 ◆丸亀ロータリークラブの新世代活動委員会の非行防止と子供たちの夢の実現をになう目的の企画、活動に感心いたしましたので紹介します。◆それは柄博治会員 2003年7月、長崎で当時12歳だった中学1年生の少年が犯した児童誘拐殺人事件をきっかけに、犯罪の低年齢化に歯止めをかけようと、丸亀ロータリークラブ（RC）新世代活動委員会が200 3−04年度事業として企画したもので、丸亀市内の小学校5年生を対象に、2年後（現在は3年後）の自分に手紙を書いてもらい、そしてその手紙をクラブが保管。これを、多感な年ごろを迎える中学1年生（現在は中学2年生）の夏休み前に一人ひとりに郵送し、過去の自分からの「戒め」を受け止め、「夢」を再確認してもらうというものでした。手紙は「中学生の私へ」と表記された原稿用紙に、「中学生になってしてはいけないこと」「中学生になってしたいこと」「夢」など、11項目のメッセージが記入できるようにしてあり、この事業を授業の一環として実施した小学校では、児童たちが真剣な表情で「たばこを吸ってはダメ」「万引きはしないで」「プロ野球選手になりたい」など、それぞれの夢や思いを手紙にしたとのことです。◆この第1回には、市内10校、655人もの児童の参加があり、丸亀RCでは本事業の社会に対する有用性を考え教育委員会の協力を得て、継続事業とし、2006−07年度の第4 回からは、丸亀東RCの協力も得、2006−08年度の第5回には市内全18校、参加者も1､102人に増えたと報告されています。◆私の所属する広島矯正歯科専門開業医会では、6月4日の虫歯予防デーの事業としての何か市民のため役に立つことと考え、１．真実かどうか２．みんなに公平か３．好意と友情を深めるか４．みんなのためになるかどうか 3/6 THE ROTARY CLUB OF HIROSHIMA SOUTHEAST 東北大学文学部心理学講座仁平義明教授をお呼びして、現在研究されている子供たちが社会の中で生きていくためのリジリエンシー「心の力・心の回復力」が必要とされるという話をわかりやすく市民公開講座として講演して頂きました。この丸亀ＲＣの事業はこのリジリエンシーのある子供を育てるというテーマともかかわりがあるように思え、大変共感しました。「若き力とシニアのための知恵を世界のために」縦組みP2∼P6 ◆この記事を読んで、多岐にわたり感銘を受けましたが、特に考えされられたのは、主題である国際貢献の重要性とそのあり方についてです。◆日本も村上賢一会員戦後、アメリカ政府や世界銀行、特に国際ＮＧＯによる支援を受け、当時の小学生、中学生１５００万人が餓死を免れたことがあったことを紹介し、このような恩を忘れてはいけないと説きます。◆一方、古代国家カルタゴは、大きな経済発展をとげたにもかかわらず、もうけたお金を近隣諸国の経済発展のために使わなかったため、ローマから攻められた時に、孤立して結局全滅してしまったという歴史的事実を反面教師とすべきであるとも説きます。◆同時に、我が国と同様の敗戦国であり、戦後ヨーロッパで孤立していたドイツが近隣の国家と協調してＥＵを作っていく過程で、隣国フランスから食料の購入を求められた際に、自国の農業を守りながら、フランスの要請を受け入れるために、輸入した食料をアフリカの食料支援とした事実を紹介しています。◆確かに、豊かとなった日本が過去の恩を忘れず、国際貢献、他国に対する支援が必要なことは間違いないと思います。◆しかし、古くは湾岸戦争、近くは四川大地震等、日本が大きな経済的、人的援助を提供しながら、国際的に評価されず、相手から感謝されないどころか、逆に恩を着せられてしまうことも多いように思われます。◆近隣の国々と仲良くし、困っている国を助けるための国際貢献をするにしても、上記のドイツのように知恵を使い、いざというときには友人として協力し、助け合える関係を築くための貢献、支援が必要なのではないかと考えされられました。私の好きな言葉『愛』から縦組みP17 私は、社会福祉事業の分野でロ−タリ −に入っています。障害福祉にかかわって30年近くになりますが、この間、福祉分野への施策は変遷を辿ってきています。ここ数年も支援事業の制度の米川晃会員転換を受けて、支援する側と受け手側との間で、手厚い支援の充実を図るとともに、将来性のある福祉事業のあり方を常に模索しています。今月号の私の好きな一字「愛」は私のもっとも好きな言葉です。かねてより、この言葉は私たちの事業の精神だと思っていました。私の学園の 2008.6.16 №2269 入り口には『障害児教育は、愛ではじまり愛で終わる自己の犠牲のない愛は実らない』の言葉が碑に刻まれています。職員はこの言葉を心にして業務にかかわってきました。この文章にある、「心を受け入れて愛となる」のように、彼らが何を思い、何を感じ、何を望み、何に喜びを感じるか、の心の声を頼りに支援業務を行っています。我々の行為が彼らの心に届く頃には、信頼に変わり、相互愛が芽生えて来ることを信じているのです。これはロータリーの精神のひとつであります奉仕の心に相通ずるものがあるように感じます。人のために何か尽くすという自己奉仕の心こそ、これからの社会で大切な事であり、殊に今年度RI会長の『奉仕と感動を分かちあう』のスロ−ガンには深く賛同しています。これらを実現していける仕事に携わっていることに感謝し、それに気付かせてくれたこの言葉に感謝します。表紙のメッセージ縦組みP33 ◆紫陽花にしがみつくようなカタツムリを見て、当保育園の園児、なかでも男の子達がかたつむりを見つけては嬉しそうに持ってきてくれたことを思い出しました。この時期、カタツムリだ佐野庸子会員けではなく、ダンゴ虫、ミミズ、とかげなどを園庭で捕まえては宝物のように大事に手のひらにのせて喜ぶ姿をよく見かけます。子ども達にとっては園庭で見かける虫達は興味深い生き物のようです。私にとっては、紫陽花の花などを食い荒らし、素手で触るには少々苦手な生き物ですが、子ども達にはニッコリ笑って「お部屋には持って入らないのよ。元の場所に戻してあげましょうね。」と伝えています。◆日々の生活の中で、季節の花々に心をなごませ、短い季節の小さな命を大切にしながら心豊かな毎日を過ごしたいものだと、ふと反省をこめながらこの表紙からの思いを受け止めました。表紙のメッセージ縦組みP33 ◆ロータリーの友の表紙の写真は、受け取った時、直ぐに目にはいるので、無精な私としては、表紙のメッセージは一番良く読む文章です。◆先日同窓会に出席し、写真を趣味にしている同荻田玲子会員窓生の話をききました。「人の眼は非常に選択して物を見ているので、自分が見たと思った通りには、写真にうつらない、いらない物がたくさん写っている。また富士山等はとても美しいが写真にするとパットせず、なかなか感動が伝わる様な写真にならない」そのような言葉を思い出しながら、あらためて表紙の写真をながめると、よく撮れているなぁと、感心します。◆さらにメッセージを読むと、歴史から始まり、いろいろなイメージが無限に広がっています。それを見た人はあれこれとイメージをふくらませていく。記録だけでない写真のおもしろさが少しわかった気がしました。１．真実かどうか２．みんなに公平か３．好意と友情を深めるか４．みんなのためになるかどうか 4/6 THE ROTARY CLUB OF HIROSHIMA SOUTHEAST 2008.6.16 №2269 「初夏の家族会」で吉和に出掛けました（報告）親睦委員会竹丸勝浩 ◆去る６月８日（日）、大人３１名、子供さん８名の合計３９名のご参加を得、「初夏の家族会」を開催しました。おそらく雨男と晴女がご参加されたと想像しますが、お天気の神様が降らそうか降らすまいか迷ったあげく、やや曇り気味のままの空模様で、結果的には過ごしやすい気温の１日になりました。第一の目的地は「魅惑の里」です。派手さはありませんが、自然に囲まれのんびりするには絶好の場所です。山下会長にご挨拶いただいた後はすぐ自由行動で、陶芸教室に参加される方、温泉を愉しむ方、芝生広場で遊ぶ方、様々に過ごされました。昼食は野外バーベキューです。５箇所のブースを贅沢に使い、新鮮な和牛焼肉に舌鼓を打ちました。バーベキュー・コーナーのすぐ下には川が流れ、子供達は川遊びも楽しみました。そうそう、誰か川にはまってびしょ濡れになって泣いてましたっけ。そのうちきっといい思い出になりますね。川の水は冷たくビールやジュースを冷やすにももってこいでした。◆皆で分担して後片付けをした後、次に目指したのは「ウッドワン美術館」です。和洋中のさまざまな作品を鑑賞し、格調高い時間を過ごしました。◆お土産は吉和名産を使った「わさび漬」と「ごんぼう（ごぼう）せんべい」にしました。◆それから陶芸教室にご参加いただいた皆様、苦心の作の数々は、先生が焼いて下さってお送り下さいますが、１∼２ヶ月の時間が必要だそうです。丁度忘れた頃に届く訳ですね。どうぞお楽しみに。◆最後に、この家族会は本来４月の桜のシーズンに計画していたのですが、スケジュール調整がうまくいかず延び延びになっていたものです。年度末のぎりぎりになっての開催になってしまい、ご迷惑をおかけ致しました事、深くお詫び申し上げます。ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。そしてご都合が合わずご参加いただけなかった皆様、これからも家族会はきっと続くと思いますので、次回は是非ともご参加くださいますようお願い申し上げます。第 14回全日本ロータリークラブ親睦合唱祭ＲＩエコー代表北川洸太郎 ◆６月７日(土)の朝は曇天ながら薄日の差し込む朝でした。ANAクラウンプラザの前に午前7時に集まった松本憲次先生、錦織由美子先生以下23名のRIエコーの団員は貸し切りバスに搭乗して一路松江に向けて出発いたしました。◆島根県での合唱祭は10年前の平田市立文化館以来10年振りです。松江市総合文化センター『プラバホール』に到着後、リハーサル、場立ち練習、昼食の後ホールの左前から3∼4列目の指定席に陣取って開会を待ちました。◆『プラバホール』は客席800のこじんまりとしたホールですが正面にパイプオルガンを備え、ステージも広く、音響効果は抜群に良い音楽専門のホールです。◆午後0時30分松江東R C会長安部正行氏、松江市長松浦正敬氏、国際ロータリー第2690地区ガバナー森下和郎氏、のご挨拶に続き松江東RCの『レ・シーニュエレ・コバン』からコーラスタイムが始まりました。午後3時00分から15分間の代表者会議及び休憩を挟んで午後5時30分迄の間、25チームのコーラスは各チーム共に良く練習の積んだ聞き応えのあるコーラスでした。わがRIエコーは［アル・ディ・ラ］、［わかれ］、［千の風になって］の三曲を歌いましたが審査委員長田中義浩氏の講評に依れば『各パートともにバランスの取れたコーラスでありますが、特に男性は合唱祭が終われば直ちに広島のご家族の許に帰られる程の愛妻家の集まりであるとのことですからそれだけ聞いてもコーラスの上手さは判ると言うものです。』とのことでした。◆次回の開催地は名古屋東南RC主催で名古屋で開催されることに決定されました。午後 7時00分より懇親会が開催され、それぞれに得意の歌を歌いましたが、中でも中日ドラゴンズの歌と阪神タイガースの（六甲おろし）と広島カープの（行け行けカープ）が三曲連続して歌はれたことが懇親会の圧巻でした。◆毎年500名に上る歌を愛する方々が一堂に会して歌うことの素晴らしさを思い、中でも長崎RCの西村金蔵様は今年で88歳にもかかわらず歌っておられる姿に感銘いたしました。この合唱祭が末永く続き、末永く参加できますことを会員と共に祈っています。１．真実かどうか２．みんなに公平か３．好意と友情を深めるか４．みんなのためになるかどうか 5/6 THE ROTARY CLUB OF HIROSHIMA SOUTHEAST その７４ 2008.6.16 №2269 ロータリーが奇跡を生んだ久行敏夫 ◆私がこれまで例会で紹介した話（エピソード）で最も感銘深く記憶しているものを取り上げてみる。2 年前自費出版した「ロータリー妄言録」に掲載した和歌山西ロータリークラブ元会長湯浅富夫氏が出版された手記にかかわることである。 ◆主人公湯浅氏、大正 13 年和歌山市で出生、昭和 20 年８月 15 日の敗戦日は陸軍技術将校として満州四平燃料廠で迎えた。◆部隊は武装解除して新京（長春）に集結、10 月 20 日乗車した列車はハルピンから北上を続け、更に西に向かって 12 月 22 日モスクワ南のマルシャンスクに到着、ラーゲル（捕虜収容所）に収容された。◆パイプライン敷設作業に従事中の 21 年５月、急性虫垂炎で腹膜炎を併発、痛さのあまり七転八倒していたところ、同じ収容所にいたドイツ人軍医の手術を受け、九死に一生を得た。◆気がついたのはドイツ兵の収容所で、付き添ってくれていたドイツ人看護兵がドクターの名前と住所を書いた紙を渡してくれた。傷が回復して元の収容所に戻る時、ソ連の女性軍医の身体検査を受け、紙を見つけられてストーブの火の中に投げ入れられて、命の恩人の手がかりを失った。◆湯浅氏は昭和 24 年日本に帰国、10 月１日住友金属工業に入社、和歌山製鉄所に勤務、工場長、部長を歴任、49 年副所長の時和歌山ロータリークラブに入会。仕事が多忙で、ロータリー活動には熱心ではなかったという。◆ 52 年４月 26 日、和歌山 RC 創立 40 周年記念式典が和歌山駅前の農協会館で開催され、講演テーマ「外国人から見た日本と日本人」、講演者はロータリアンで京都市の日独文化研究所理事クリストフ・ケンプ博士、演題に惹かれ、一寸聞いてみようとエスケープしやすいよう出口扉のあたりに席を取った。◆博士は講演の途中「私はかってソ連の捕虜だった、マルシャンスクに収容されていた」と話し出した。湯浅氏エスケープどころではなくなった。そして続く私のいたラーゲルには日本人の捕虜も沢山いた。一つ忘れられない事があった。パイプライン敷設作業の時、病気で狂ったように叫びまくる日本人捕虜がいた。明らかに虫垂炎で、仲間がドイツで医師をしていた私に助けを求めてきた。手術道具はありません。急遽近くの町でハサミやナイフ、糸などをかき集め、日本兵を縄でベッドに縛りつけ、麻酔はないからお腹にメスを突きたて、一気に開腹すると、その日本兵は気絶してしまった。衛生状態が悪い上、緊急手術だったから、たぶんその日本兵は亡くなっていると思う。湯浅氏は耳を疑った。ひとときも忘れた事がなく、探す手がかりを失っていた命の恩人が目の前に立っている。思わぬ出来事に呆然とし、講演の途中だったが立ち上がって叫んだ。私もマルシャンスクの収容所にいました。ドイツの軍医に助けられました。博士から思いもよらない言葉が発せられた。あなたユアサさんもう一度たどたどしい日本語であなたユアサさん手術前、ベッドに縛り付けられた湯浅氏は痛みと苦しみのあまり、「殺せーっ、殺してくれ」と絶叫して暴れ、戦友たちが「湯浅暴れるな、湯浅しっかりしろ」と繰り返し名前を呼び、ドクターは「ユアサ」の名を頭に刻み込んでいたのだ。◆会場は騒然となり、湯浅氏は壇上に駆け上がり、涙ながらに「ありがとう、ありがとう」と礼を述べるのが精一杯だったと手記には記されている。ロータリーが奇跡を生んだ。以下は湯浅氏の述懐である。ドクトル、クリストフ・ケンプ氏は命の恩人ですこの命の恩人に再会させてくれたロータリーもまた恩人ですお 2 人の交誼はケンプ氏が平成 13 年 88 歳で永眠されるまで続いた。このことを機に湯浅氏はロータリーに対する思いを新たにされ、勤務の関係で和歌山ロータリーを退会後、和歌山西ロータリーにご入会、元気でご活躍とのことである。訂正とお詫び久行敏夫週報№ 2267 に載せたひと言その 72「職業人のためのロータリー道徳律」で「ロータリー理念の日本における先駆者故小堀憲助元中央大学教授」と書いたが、伊藤剛二先生から小堀先生は中央大学学長をなされ、現在なおお元気だと指摘を受けた。お元気な人を故人にして誠に申し訳ない限りで、心からお詫びして訂正する。小堀先生は、私が司法試験を目指した 50 年以上前、中央大学法学部教授として憲法に関する著述を発刊されており、私がロータリーに入会した昭和 45 年ころは「千種会」を主宰され、ロータリー理念を説かれていた。我がクラブでは伊藤剛二先生、櫻井親会員が千種会に入っておられ、三十数年前のことであり、小堀先生当時相当なご年齢と認識していたので、既に鬼籍に入られているとばかり即断していた。本当に申し訳ない限りである。１．真実かどうか２．みんなに公平か３．好意と友情を深めるか４．みんなのためになるかどうか 6/6