所属 英米学科 職名 准教授 氏名 松永京子 大学院における研究指導担当資格の有無 (無) Ⅰ 教育活動 教育実践上の主な業績 年月日 概 要 購読の授業は毎回ディスカッション用設問を用意し、学生がディスカッショ 1 教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む) ①ディスカッション形式 2009-2013 ンをした後グループごとに発表する形式をとった。この形に慣れた後は、学 生自身がディスカッション用設問を考えてディスカッションを行う形もと った。 ②パワーポイントの利用 2009-2013 歴史的・文化的背景を紹介するためパワーポイントを使用した。作家や作品 に関連した映像作品も紹介するようにしている。 授業では毎回簡単な小テストを準備した。これは学生がテキストを読んでい ③確認用小テスト 2009-2013 ることを確認するためとディスカッションの前準備のために用意した。学生 からはテキストの内容を思い出すことができて役に立ったという声もあっ た。 作品や作家に関するテーマを決めて、グループごとにプリゼンテーションを ④プリゼンテーション 2009-2013 行った。プリゼンテーションの前段階として、少なくとも1週間前には発表 内容を提出してもらい、簡単なミーティングを開いて内容を確認した。 作家・作品ごとにグループ・リーダーを決め、毎回授業でディスカッション ⑤グループ・リーダー 2010-2013 を進行してもらった。ディスカッション用設問を考えたり、作品・作家の紹 介を準備したりするのも学生で、学生中心の授業となった。 2 作成した教科書、教材、参考書 ① ハンドアウト 2009-2013 2009-2013 3 ディスカッション用設問や作家・作品を紹介した文章をハンドアウトで配布 した。 キーワードやフレーズの説明、スライドをみながら重要語句等を埋めていく ためのハンドアウトを作成 教育方法・教育実践に関する発表、講演等 ①トウェイン学会のシンポジウム 2011. 10.7 自伝をアメリカ文学の授業の教材として使う意義を紹介 ②原爆文学研究会のワークショップ 2011. 12.25 日米の教育現場で原爆・核文学を取り上げる実践例を紹介 4 その他教育活動上特記すべき事項 1 ○ 模擬授業 2012. 8.3 兵庫県立北摂三田高等学校 2 ○ 招待講演 2012. 10.26 広島市立大学 Hiroshima and Peace Program 2013. 10.27 兵庫県高等学校英語研究部会・東須磨地区 ③ スピーチコンテストチーフジャッジ Ⅱ 研究活動 発行または 著書・論文等の 名 称 単著・共 発表の年月 発行所、発表雑誌 編者・著者名 著の別 (西暦でも (及び巻・号数)等の名称 (共著の場合のみ記入) 該当頁数 可) 共編著 『エコトピアと環境正義の文学』 スコット・スロビック, 伊藤詔子, 吉田美 共著 2008.1 晃洋書房 共著 2009 Cambridge Scholars P. 共編著 2011.7 音羽書房鶴見書店 光世, 松永京子, 真野剛, 水野敦子編. 共編著 2012 音羽書房鶴見書店 伊藤詔子監修、新田玲子編集 単著 2007.4 『アメリカ研究』(第 41 号) 113-31 単著 2007.9 『文学と環境』(第 10 号) 5-13 単著 2008.3 単著 2008.10 『文学と環境』(第 11 号) 21-30 単著 2008.12 『原爆文学研究』(第 7 号) 15-27 単著 2008 津, 横田由里編 123-37, 138-55 Sovereignty, Separatism, and Survivance: Ideological Encounters in the Literature of Native Ed. Benjamin D. Carson 110-28 North America. 『オルタナティヴ・ヴォイスを聴く—エスニシティ とジェンダーで読む現代英語環境文学 103 選』 『カウンターナラティヴから語るアメリカ文学』 伊藤詔子監修, 横田由理, 浅井千晶, 城戸 論文 「カルチャーとビジネスの狭間で—デイヴィッド・ マス・マスモトとルース・L・オゼキの作品を中心に」 「黒い雨は平等にふりかかるか?—環境正義で読む 北米先住民文学と日本原爆文学」 「抵抗するチカーナ文学— Ana Castillo の So Far from God におけるマジックリアリズムとエコアク ティヴィズムの言説」 『アメリカ・エスニック研究』(第 4 号) 50-70 「チカーナ文学にみる環境アクティヴィズムの言説 —ヴィラモンテス、モラガ、カスティヨの作品を中 心に」 「長い時間をかけた作家の経験—「汚染の言説」と してよむ「原爆文学」 」 “Resisting and Surviving Apocalypse: Simon J. Ortiz’s (Post) Colonial Nuclear Narrative.” Southwestern American Literature (Fall, 2008) 15-27 「“引き継がれる自伝、教材としての成長物語」 「核をめぐるアメリカ南西部の文学—サイモン・J・ オーティーズの詩を中心に」 「科学と詩学が出会うところ—マリルー・アウィア クタと原子のナラティヴ」 『マーク・トウェイン 研究と批評』 単著 2012.5 単著 2012.12 『原爆文学研究』(第11号) 117-130 単著 2013.12 『原爆文学研究』(第12号) 122-135 2012.12 『原爆文学研究』(第11号) 107-116 2012.8.13 『西日本新聞』 10 (第 11 号) 31-40 翻訳 マイケル・ゴーマン 「ニュークリアリズムと戦後ア メリカ文化」 サイモン・J・オーティーズ「もの:チキンと原爆」 エッセイ 「Winter on the Lake (2009-2010)エリー湖の冬」 「レッド・ステイトで原爆を語るということ」 単著 2010 単著 2011.12 ASLE-Japan ニューズレター(第 28 号) 『原爆文学研究』(第 10 号) 発表 Seventh Biennial Conference for “Toxic Discourse and Eco-activism in Ozeki’s My Year of Meats and 2007.6 Castillo’s So Far From God.” 「環境アクティヴィズム・チカーナ文学・環境正義」 2007.10 2007.10 Alexie’s Poetry.” “Transpacific Nuclear Narrative in Gerald Vizenor’s Hiroshima Bugi: Atomu 57.” 「Cherríe Moraga の Heroes and Saints におけ る宗教的シンボリズムと環境アクティヴィズム」 Literature and Environment. South Carolina. “Uranium, Salmon, and Survival: A Hiroshima Citizen’s View of Sherman the Association for the Study of 日本アメリカ文学会 ワークショップ、広島経済大学 Western Literature Association Conference. Tacoma, Washington. American Literature Association 2008.5 Conference. San Francisco, California. 中・四国アメリカ文学会第 37 回大 2008.6 会、ノートルダム清心女子大学 11-12 222-26 “From Heroes and Saints to Watsonville: Environmental Activism and Religion in Cherríe Western Literature Association’s 2008.10 Moraga’s Work.” 「原爆を生き延びるということ 43rd Annual Conference. Boulder, Colorado. —— 原爆文学と 汚染の言説」 2008.10 2008.12 Saints を中心に」 「解体される「ヒロシマ」の「平和」 —— ジェラ ルド・ヴィゼナーの『ヒロシマ・ブギーアトム 57』 」 「核をめぐる文学と多様性」 2008.12 2009.5 “The ‘Unbroken’ History of the Black Hills: Peter Matthiessen’s In the Spirit of Crazy Horse and 2009.9-10 Indian Country.” “Cross-Cultural Conflict and Cultivation in Cynthia Kadohata’s Weedflower” ル、国立大学研修九重共同研究所 中・四国アメリカ学会第 36 回年次 「チカーノ/チカーナ演劇と環境アクティヴィズム の歴史と系譜 —— Cherríe Moraga の Heroes and ASLE-J 年度大会ラウンドテーブ 2010.10 大会シンポジウム、広島大学千田町 キャンパス 第 26 回原爆文学研究会、九州大学 九州アメリカ文学会第 55 回大会、 シンポジウム、琉球大学 Western Literature Conference. Spearfish, South Dakota. Western Literature Conference. Prescott, Arizona. Ninth Biennial Conference for the “(Post)Colonial/Imperial Bodies and Atomic Bomb Narratives.” 2011.6.25 Association for the study of Literature and Environment, Indiana University 第 24 回エコクリティシズム研究会 「先住民文学と(ポスト)コロニアリズム—シャー マン・アレクシーの詩と核の言説」 シンポジウム「エスニシティとエコ 2011.8.8 クリティシズム—現代エスニッ ク・アメリカ文学を読む」 、松山大 学 「引き継がれる自伝、教材としての成長物語—Anne Moody の Coming of Age in Mississippi」 日本マーク・トウェイン協会 2011 2011.10.7 年度年次大会シンポジウム「アメリ カ文学と自伝」 、近畿大学 原爆文学研究会創立 10 周年記念ワ 「日米の教育現場から」 2011.12.25 ークショップ「原爆文学研究この 10 年、これからの 10 年」 「アグリビジネスへの抵抗—ルース・L・オゼキの小 説にみるアグリカルチュラル・アクティヴィズム」 「核をめぐるアメリカ南西部の文学—サイモン・J・ オーティーズの詩を中心に」 2012.6.3 アメリカ学会第 46 回年次大会部会 「食と住の社会正義」 、名古屋大学 第 39 回原爆文学研究会 2012.7.8 ワークシ ョップ「北米文学における核の表象 について」 九州アメリカ文学会第 59 会大会 「原子について語るとき—マリルー・アウィアクタ と原子の詩学」 2013.5.11 シンポジウム「アトミック・エイジ のアメリカ文学」県立長崎シーボル ト大学 中四国アメリカ文学会第 42 回大会 「科学と原子が出会うところ—マリルー・アウィア クタと原子をめぐるナラティヴの挑戦」 2013.6.9 ワークショップ「カウンターナラテ ィヴから読むアメリカ文学」松山大 学 “Re-Considering Thea’s Ecological Epiphany in Willa Cather’s The Song of the Lark” 2013. 6.17 Flagstaff, Arizona 中四国アメリカ学会第 43 回年次大 3.11 以降のトランスパシフィック・ナラティヴ —Ruth L. Ozeki の A Tale for the Time Being を中 The 14th Willa Cather Seminar 2013.11.30 心に 会シンポジウム「アメリカ研究のグ ローバル化 1—太平洋世界とアメ リカ—」 Ⅲ 学会等および社会における主な活動 2007-2008 年 Executive Counsel Member. Western Literature Association. 2007-2009 年 エコクリティシズム研究会『エコクリティシズム・レヴュー』編集委員 2009 年 3 月 4 日 千葉商科大学経済研究所公開セミナー「カリフォルニアにおけるメキシコ系労働者と環境正義の問題」 2011-2013 年 エコクリティシズム研究会『エコクリティシズム・レヴュー』査読委員 2011-2013 年 日本ソロー学会 役員会委員 2011-2013 年 原爆文学研究会 世話人会メンバー
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