総務課 - 須坂市役所

定例記者会見配布資料
平成 19 年 1 月 24 日
総務部政策推進課
第 43 回定例記者会見資料
○助役・収入役制度の見直しについて(総務課)
地方の自主性・自律性の拡大を図るため、地方自治法の一部改正が行われます。このうち助
役・収入役制度については、次のとおり 3 月須坂市議会定例会に提案する予定です。
1 助役制度について
(1)副市長の定数を定める条例の制定
定数…1人(改正の趣旨、行政改革の観点等を踏まえ市として適切な定数を定める。)
※助役は副市長として選任されたものとみなす。ただし、任期は残任期間と同一の期間
副市長 井上忠惠助役(62 歳) 任期 平成 20 年3月 31 日
(2)副市長に対する事務の委任について
市長の権限に属する事務の一部を副市長に委任する事項については、当面は従来の助役と同様
とし、新たな権限の委任は行わない。(今後の検討事項とする。)
2 収入役制度について
経過措置により、任期中の収入役に限り、任期まで収入役のまま在職できる。
収入役 山嵜秀夫(60 歳)
任期
平成 20 年 3 月 31 日
特別職の一員として、これまで市長の対外的代理なども担当してきており、市職員としての経
験があり、市の概要を含め経過等に明るいこと。また、4 月から導入する「会計システム」を軌
道に乗せ、新しい制度となる会計管理者への移行を円滑に行ってゆくためにも、経過措置を適用
する。
《会計管理者》
・議会の同意を要しない一般職となる。
・職務権限自体には変更はなく、これまで同様独立した会計機関として適正な会計事務の執行を
確保する役割がある。
○職員の希望降任制度について(総務課)
係長、課長補佐、課長等の職にある職員の中には、病気や家族の介護、また精神的な重圧等に
より、その職責を果たすことが困難と感じている職員がおります。こうした職員は、休職となっ
たり、状況によっては退職せざるを得なくなることも考えられます。
この希望降任制度は、こうした職員が引き続いて、働き続けていただくため、職員の立場に立
って制定する制度であります。具体的には、本人の意思によって降任希望申し出がなされ、状況
審査等を行ったうえで、降任となる職を決定するものであります。
また、降任後に、降任の該当理由が無くなった場合には、本人の申し出を受けて審査し、昇任
させることもできる制度となっております。
なお、
この制度は 19 年 4 月の定期人事異動から反映させるため、1 月 23 日から施行しました。
《県内:他市の状況》
- 1-
県内 19 市中、同様の制度は、駒ヶ根市、千曲市、岡谷市、塩尻市、飯田市、茅野市の6市で制
定されています。
添付資料:須坂市職員の希望降任制度実施要綱
○嘱託職員の報酬月額の改正について(総務課)
市の嘱託職員は、従来継続して働いても報酬額に変更はありませんでした。しかし、嘱託職員
は、市政の重要な職務を担っており、また、雇用情勢が厳しい現在ワークシェアリングも考慮す
る必要があります。この点から勤務成績が優秀で継続して勤務する嘱託職員には、1 年ごとに 1
号俸加算することとしました。なお、今回の措置は、嘱託 2 種(施設等の長以外)を対象として
います。
須坂市常勤的非常勤職員の任用期間等の基準は内規のため、議会の議決は必要なく、19 年 4
月 1 日から適用します。
○長野県総合防災訓練の開催について(総務課)
災害時に即応できる体制を確立すると共に、広く防災意識の普及高揚を図り、地域防災力の向
上を図るために県が毎年各地区で開催している長野県総合防災訓練が、19 年度は須坂市を中心
に、小布施町、高山村で開催されます。須坂会場は県民運動広場、市営野球場周辺で実施予定の
ため、次の施設が使用できませんのでご注意ください。
◆日時
10 月 28 日(日)午前 8 時から午後 2 時(予定)
◆利用できなくなる施設及び期間
施
設
名
利用できない期間
10 月 23 日(月)∼10
県民運動広場
月 29 日(月)
市営野球場
10 月 27 日(土)∼10
創造の家
百 々川 マレ ット
ゴルフ場
月 28 日(日)
臥竜公園庭球場
百 々川 緑地 中央 南 原自 由広 場 駐
駐車場
車場
臥 竜公 園臨 時駐
車場(看護学校東
側)
小 山小 学校
庭
勤 労青 少年 体育
センター
小山口駐車場
弓道場
高甫口駐車場
10 月 28 日(日)早朝
∼午後 3 時頃ま
メ セナ 河川 敷 駐
車場
校 高 甫小 学校
庭
校 福 島ス ポー ツ広
場
○傘の貸出しサービスについて(総務課)
市内の施設に訪れた方が突然の雨や雪に困らないように、「一歩踏み込んだ心のサービス」と
して、雨傘の貸し出しサービスを須坂市、須坂市社会福祉協議会及び須坂市観光協会と連携し、
22 の施設で不用となった傘(もったいない)などを活用して無料貸し出しを実施しています。
- 2-
(1)11 月 28 日から市役所本庁舎玄関に貸し出し用の傘 10 本を設置し、返却は市の公共施設で
あればどこでも対応できるようにしました。
(2) 12 月8日須坂郵便局より傘 100 本が須坂市社会福祉協議会に寄附されました。
(3) 12 月 19 日、部課長会議で傘の貸出しサービスを市の施設すべてにひろめ、利便性の高いも
のにするため現地機関において積極的な取り組みを依頼する。
(4) 12 月 28 日、清掃センターに廃棄物として持ち出された傘 45 本を活用することとしました。
(5) 市報1月号で不用となった傘の提供について、市民の皆様にお願いしました。
(6) 1 月 4 日、部課長会議で須坂市社会福祉協議会が設置する無料の貸出し傘(心のかさ)の設置
への協力及び使っていない傘の提供並びに現地機関における積極的な取り組みを依頼する。
(7) 1月 5 日須坂市社会福祉協議会の助け合い推進会議で、公共施設を含む 9 箇所に心のかさ(傘
10 本と傘立て)を設置する。
(8) 1月 16 日から地域公民館などにも拡大する。
設置場所
設置者
1
須坂市庁舎
須坂市(総務課)
2
須坂市総合情報センター
須坂市(政策推進課)
3
須坂市立図書館
須坂市(図書館)
4
須坂市シルキーホール(市民プラザ)
須坂市(商業観光課)・須坂市観光協会
5
須坂市公民館
須坂市社会福祉協議会
6
仁礼コミュニティセンター
須坂市(公民館)
7
井上地域公民館
須坂市(公民館)
8
南部地域公民館
須坂市(公民館)
9
豊洲地域公民館
須坂市(公民館)
10
日滝地域公民館
須坂市(公民館)
11
高甫地域公民館
須坂市(公民館)
12
豊丘地域公民館
須坂市(公民館)
13
農村環境改善センター
須坂市(公民館)
14
旭ヶ丘ふれあいプラザ
須坂市(公民館)
15
須坂市社会福祉協議会
須坂市社会福祉協議会
16
須坂郵便局
須坂市社会福祉協議会
17
須坂ショッピングセンター「結いの会」 須坂市社会福祉協議会
18
須坂市立博物館
須坂市社会福祉協議会
19
公園管理事務所
須坂市社会福祉協議会
20
町並み案内処
須坂市社会福祉協議会
21
NPO 法人へそのお(倉石宅)
須坂市社会福祉協議会
22
まゆぐら
須坂市社会福祉協議会
※設置してある市の施設については、設置者に関係なく総務課で傘の本数等の調整を行う。
- 3-
○「(仮称)峰の原風力発電事業に係る環境影響評価方法書」意見集計結果について(生
活環境課)
1
概要
IPP ジャパン㈱(本社東京都)は峰の原高原に計画している風力発電事業についての環境影響
調査方法を昨年 12 月 1 日から 12 月 27 日まで公表し、それに対する意見募集を平成 18 年 12 月
1 日から平成 19 年 1 月 12 日まで、市の生活環境課窓口、市公民館各施設窓口、峰の原高原集会
所、仁礼会館、市ホームページで実施しました。
2
集計結果等
意見は市内外よりメールや FAX、直接文書で提出いただきました。総件数は 77 件で、その内
メールは 40 件、その他 FAX など 37 件でありました。内訳は市内在住の方は 35 件、市外で県内
在住の方 18 件、県外の方 9 件、住所不明の方 15 件でありました。
また、団体としては菅平高原観光協会、菅平牧場畜産農業協同組合、根子岳風力発電を考える
会、日本野鳥の会長野支部などからありました。
調査に関する意見では 9 件寄せられましたが、動物に関することや、地形・地質に対する追加
要望等が多くありました。
なお、内容は調査に関して意見募集しましたが、60 件約 78%は事業に反対するものでありま
した。主な反対理由は今の自然環境を保持優先すべきとするものが 20 件と最も多く、次に多か
ったのは自然破壊を懸念する 10 件でありました。
3
当面の予定
(1)提出された意見を今週中に事業者に提出するとともに、市でも関係課等の意見をまとめて提
出。
(2)事業者より各意見に対する対応策について、文書での回答を依頼。
(3)その後、市民説明会を開催する。
○「みんなで考える須坂市公共交通システム研究会」について(生活環境課)
廃止代替バス(相之島線・明徳団地線・米子線)や市内循環バス「ほほえみ」等の運行には、
多くのご意見をいただいておりましたことから、昨年度「みんなで考える 18 年度事業」に循環
バスと乗合タクシーを組み合わせたシステムを提案いたしましたが、
乗り換えや予約制について
不便であるとの意見が多く出されましたことから、公共交通システム研究会を設置し検討するこ
ととしておりました。
今年度、市の庁内関係課による打合せ会を行い、バス利用の現状把握や意見交換、公共交通を
考えるシンポジウム等研修会への参加をしてまいりました。また、首都大学東京の秋山教授にア
ドバイザーをお願いし、システム研究のためのアドバイスをいただき、研究会立ち上げの準備を
すすめてまいりました。
この度、区長会始め各種団体から委員を推薦していただき「みんなで考える須坂市公共交通シ
ステム研究会」を立ち上げる運びとなりました。この研究会では、公共交通のあり方について1
年半程度をかけ決めていく予定です。
◆当面の開催予定
(1)第1回
2 月 8 日(木)午後 3 時 30 分∼5 時
- 4-
・役員の選出 ・今後の進め方について
(2)第2回
3 月 19 日(月)午後 1 時 15 分∼4 時
・廃止代替バス、循環バスの実態について ・アドバイザーの講演 ・ワークショップによる意
見交
換
※第3回以降は原則として月1回の開催を予定。日程については、その都度決定していく予定で
す。
◆会場
シルキーホール(須坂駅前ビル3階) 第1ホール(原則として)
※新しい方向が決定するまでは、現在の循環バス、廃止代替バス3路線については現行どおり運
行してまいります。
○信州大学との包括支援協定に基づく取組について(政策推進課)
信州大学と須坂市は、相互の発展に資するため、資源及び研究成果等の交流を促進し、様々な
分野で連携・協力するための協定を平成 16 年 12 月 24 日に締結しました。この協定に基づき、
これまでに次のような連携事業を実施してきました。
添付資料:信州大学と須坂市との連携に関する協定に基づく実施事業
○平成 19 年度事業と財政を考える「市長と語ろう須坂市の財政」(財政課)
財政というと難しいイメージがありますが、須坂市の財政や予算、事業等について市民の方
と直接語り合います。
日頃から疑問に思うことなど、
市長とざっくばらんに話をしてみませんか。
◆日
◆会
時 2 月 20 日(火)
第1回
午後 2 時∼3 時 30 分
第 2回
午後 6 時 30 分∼8 時
場 須坂市公民館 3 階ホール
◆対象者 須坂市民の方ならどなたでも参加いただけます。
◆申込み 事前の申込みは不要です。なお、参加を予定されている方で、事前に質問事項が決ま
っている場合は、財政課財政係までお知らせいただければ、当日お答えできるように
いたします。もちろん当日のご質問も結構です。
○防災行政無線を利用した子どもへの呼びかけについて(学校教育課)
市民の方から、
「学校から帰った子どもたちが、公園で暗くなるまで遊びに夢中になっている。
帰宅時間を広報無線で知らせてもらえないか。
」といった提案を頂きました。
各学校ごとに、季節ごとの帰宅時刻が決められていますが、子どもたちが時計のないところで
遊んでいても帰宅時刻がわかるように。また、子どもたちの帰宅時刻を地域の方にも知ってもら
い、子どもたちは地域で守るということから、次のとおり防災行政無線を利用して、子どもたち
の帰宅時刻を呼びかけます。
◆開始時期
2 月 1 日(木)から毎日実施
◆実施時間
2,3,9,10 月
午後5時
4∼8 月
午後6時
- 5-
11∼1 月
◆実施方法
午後4時 30 分
「夕焼けこやけ」のメロディーを流します。
○講座・イベント等
◆須坂市公民館 60 年記念事業(公民館)
須坂市公民館は、昭和 22 年 3 月に須坂町公民館として町役場内に設置され、同年 6 月開館い
たしました。今年は、公民館が発足して 60 年になります。そこで、これからの公民館活動の飛
躍を目指して、次のとおり 60 周年記念事業を実施します。
▼日時 2月11日(日・祝)午後 1 時 30 分から 4 時まで
▼会場 須坂市公民館ホール(3 階)
【第 1 部:実践発表】
「竜ヶ池灯ろう流しの夕べ」の取組みについて、南部地域づくり推進委員会の発表
【第2部:記念講演】
講師 島田修一氏(中央大学名誉教授 元長野県下伊那郡喬木村公民館主事)
演題
時代とくらしを拓く公民館の創造
★地域づくり須坂未来塾(第 2 回)及び須坂市公民分館役員研修会を併せて実施します。
◆市民学園公開講演会(公民館)
市民学園は「であい・ふれあい・まなびあい」をモットーに 「須坂を知り、須坂に生きるこ
とに誇りを持てる人づくり」を目標にして、 須坂に縁の深い講師を招き、須坂と関わりのある
内容の講演会の他、学園祭、学級別学習会、クラブ活動などの総合講座です。平成 18 年度は5
月からほぼ毎月講演会などを行ってきましたが、本年度最後の講座を以下のとおり開催します。
▼日時 平成 19 年 2 月 17 日(土)午後 2 時∼3 時 30 分
▼会場 須坂市公民館ホール
▼講師 山岸 哲(さとし)氏[㈶山階鳥類研究所長 須坂市出身]
▼演題 「鳥を見て人を知る ∼雌はどのように雄を選ぶか∼」
- 6-