医療廃棄物の取扱について (診療系作業部会) - 島根大学

医療廃棄物の取扱について
附属病院EMS対応委員会
医療系作業部会
西村 信弘
島根大学 出雲キャンパス
(抜粋)Ver.5
2008年12月
出雲キャンパスEMS実施委員会
廃棄物の分類と回収
廃
燃えるゴミ
焼却
燃えないゴミ
産業廃棄物
資源ゴミ
リサイクル
粗大ゴミ
産業廃棄物
一般廃棄物
棄
物
感染性廃棄物
感染性廃棄物
専用カート
非感染性廃棄物
非感染性廃棄
物専用カート
医療廃棄物
医療廃棄物処理フロー
産廃処
理業者
感染性
医療廃棄物
医
療
廃
棄
物
廃棄物
専用容器
感染性廃棄物
専用カート
指定の
ビニール袋
バイオハザードマーク
区域番号を貼付
非感染性
医療廃棄物
区域番号を貼付
可燃物
不燃物
非感染性おむつ
オートクレーブ
処理したもの
非感染性廃棄
物専用カート
一
般
・
医
療
廃
棄
物
焼
却
施
設
《医療系廃棄物》
医療系廃棄物専用容器
(以下、廃棄物専用容器と表示)、
指定のビニール袋等により排出します。
院内感染対策ガイドライン基本マニュアルにおいて、リキャップ
が認められている注射針は、④リキャップ専用針廃棄容器に廃
棄します。
シャープスボックス1L
外来患者用
バイオコンパクト 3L
リキャップ専用針廃棄容器
キーパー2plus 1.5L
携帯用
ペール缶 20L
病棟外来用
バイオコンパクト 3L
ワゴン設置用
ペール缶 50L
中央部門用
リキャップによる職業感染防止対策
片手リキャップ・ 両手リキャップを許可する時
1)薬剤を準備し、ベッドサイドに持参しなければならず、
針先保護のためリキャップが必須な時
2)NICUのクベース内患者の踵採血時針
3)麻酔時の麻酔薬注入針
4)薬剤を調合したあとの18G針(ピンク針)
リキャップ専用と明記
リキャップ後、
リキャップ専用針廃棄容器に廃棄する。
医療廃棄物処理フロー
産廃処
理業者
感染性
医療廃棄物
医
療
廃
棄
物
廃棄物
専用容器
感染性廃棄物
専用カート
指定の
ビニール袋
バイオハザードマーク
区域番号を貼付
非感染性
医療廃棄物
区域番号を貼付
可燃物
不燃物
非感染性おむつ
オートクレーブ
処理したもの
非感染性廃棄
物専用カート
一
般
・
医
療
廃
棄
物
焼
却
施
設
○ 医療系廃棄物を排出する場合は、病院ゾーンでは、各所に
配置されている
医療系廃棄物専用カート(以下、廃棄物専用カートと表示)
に、投入してください。
医学部ゾーンでは、部署名を必ず記入のうえ定められた日
に「共同集積場所」へ排出してください。
廃棄物専用カート
(感染性廃棄物)
廃棄物専用カート
(一般廃棄物)
感染性医療廃棄物
《感染性廃棄物専用カートに入れること。》
鋭利感染性医療廃棄物
種
類
○血液等湿性生体物質が付着した
金属、ガラス製品等で鋭利なもの
(注射針、メス、スライドグラス等)
○鋭利、危険物と分別困難なもの
(血液が付着したガーゼ、針の付い
た注射筒)
○抗がん薬等の組織障害性の強い
薬物の容器あるいは付着したもの
○血液製剤・生物製剤の容器ある
いは付着したもの
○注射薬等のアンプル
排出するときの注意事項等
1)廃棄物専用容器(ペール缶等、
4ページ参照)を使用する。
2)排出時には蓋が密封されて
いることを確認する。
3)黄色のバイオハザードマーク
を貼付する。
血液等湿性生体物質
種
類
○血液等湿性生体物質が付着し
た注射器、ビニール管、バック類
(輸血バックを含む)、手袋、包帯、
ガーゼ等及び透析器具(チューブ、
フィルター等)
○液状又はでい状の湿性生体物
質(吸引等の排液を含む。)
排出するときの注意事項等
1)黄色のビニール袋を使用する。
2)排出時には紐等できつく縛る。
3)橙色のバイオハザードマークを貼
付する。
採 血 管
種
○検査後の採血管
類
排出するときの注意事項等
1)専用の袋(オートクレーブ用バッ
グ)と黄色のビニール袋を使用し二
重袋とする。
2)排出時には紐等できつく縛る。
3)橙色のバイオハザードマークを貼
付する。
感染性おむつ
種
類
○感染性の明らかなおむつ
排出するときの注意事項等
1)小容量の黄色のビニール袋を使
用する。
2)排出時には紐等できつく縛る。
3)橙色のバイオハザードマークを
貼付する。
病理廃棄物
種
類
○病理廃棄物。
(臓器、組織片等)
排出するときの注意事項等
1)廃棄物専用容器を使用する。
2)蓋をしてガムテープで密閉する。
3)赤色のバイオハザードマークを
貼付する。
病原微生物等
種
類
○病原微生物の検査等に使用
したもの。(試験管、培地、
シャーレ等)
○血液製剤
排出するときの注意事項等
1)オートクレーブ用バッグを使用
する。
2)オートクレーブ処理後は非感染
性廃棄物として取扱う。
非感染性医療廃棄物
《一般廃棄物専用カートに入れること。》
可 燃 物
種
類
○紙、繊維製品等、可燃物
○やわらかいプラスチック類、
塩化ビニール製品等で血液の
付着していないもの
排出するときの注意事項等
1)黒色のビニール袋を使用する。
非感染性おむつ
種
○おむつ
類
排出するときの注意事項等
1)黒色のビニール袋を使用する。
2)二重袋とする。
不 燃 物
種
類
○ガラス瓶類、板ガラス類、ア
ルミ・ブリキ缶等で血液の付着
していないもの。
○プラスチック類、塩化ビニー
ル製品等で血液の付着してい
ないもの。
(薬剤調合用プラスチック針)
○かたいプラスチック、金属類
排出するときの注意事項等
1)透明のビニール袋を使用す
る。
◎鋭利なものは分別し、専用容
器にて排出する。
非
感
染
性
医
療
廃
棄
物
【病原微生物等】
病原微生物に関連
した試験・検査等に
使用 した試験管、
シャーレ等の試験
器具、地等
【可燃物】
紙、繊維製品等可
燃物プラスチック
類、塩化ビニール
製品で血液の付
着していないもの
【非感染性おむつ】
【不燃物】
ガラス瓶類、板ガ
ラス類、アルミ・ブ
リキ缶等で血液
の付着していな
いもの
かたいプラスチッ
ク、金属類
専用の袋(オート
クレーブ用バッ
ク)で滅菌後廃棄
する。
区
域
番
号
を
必
ず
貼
付
る
黒色
ビニール袋
黒色ビニール
袋で二重袋
一
般
・
医
療
廃
棄
物
焼
却
施
設
一
般
廃
棄
物
専
用
カ
|
ト
透明ビニール袋
○試薬空瓶は、「廃水
の取扱に関する手引
書」に従って処理した
ものを、ビニール袋に
入れること。
産廃
処理
業者
医療廃棄物処理フロー
産廃処
理業者
感染性
医療廃棄物
医
療
廃
棄
物
廃棄物
専用容器
感染性廃棄物
専用カート
指定の
ビニール袋
バイオハザードマーク
区域番号を貼付
非感染性
医療廃棄物
区域番号を貼付
可燃物
不燃物
非感染性おむつ
オートクレーブ
処理したもの
非感染性廃棄
物専用カート
一
般
・
医
療
廃
棄
物
焼
却
施
設