PDFファイルダウンロードはこちら - 東京都社会保険労務士会 千代田

平成 24 年 1月 第 10 号(通巻第123 号)
東 京 都 社 会 保険労務士会
千代田統 括 支 部 会 報
発行人 千代田統括支部長 段 下 正 志
事務局 〒 102-0072 東京都千代田区飯田橋 3-2-10-206
社会保険労務士段下正志事務所内
☎ 03(3288)0354
URL = http://www.sr-ccs.com
宮島鳥居(広島県)
年頭のご挨拶
● 労働・社会保険無料街頭相談会
● 千代田統括支部 必須研修会
● 勤務等部会主催研修会
●
岩根 裕一 会員 撮影
新規入会者オリエンテーション
● 管外研修旅行
● 親睦ボウリング大会 ほか
●
年頭のご挨拶
千代田統括支部長 段下
正志
勤務等部会長 浅香
博胡
あけましておめでとうございます。
新年あけましておめでとうござい
会員の皆様におかれましては、健や
ます。会員の皆様には、健やかに
かな新年をお迎えのことと思います。
新年をお迎えのこととお慶び申し
さて、支部活動ですが、当初の
上げます。
事業計画に基づき着実に運営して
昨年は、ようやくリーマンショッ
います。これもひとえに各部会・委
クによる景気低迷から浮上できると
員会の皆様とご参加いただいている会
思っていましたが、東日本大震災、福
員の皆様のおかげです。
島第1原発事故により上期業績は低迷しました。しかし、
支部長になって一番驚いたのは、東京会からの郵便物
経済復興支援策で下期には業績回復が期待されていまし
の多さです。日に2〜3通届くこともあります。千代田支
たが、これもタイの洪水、ギリシャの債務問題、円高の
部長は統括支部長も兼ねており特に多いのかもしれませ
影響が重なり、上場企業の平成 24 年3月期は2桁の経
ん。連合会・東京会からの連絡事項が多いのですが、大
常減益となりそうです。
年頭のご挨拶
変なのが、行政協力から研修会の講師まで人材を集めた
今年度には、政府の経済復興第3次補正予算により多
り人材を発掘することです。その都度、例会や支部のホー
少の経済成長が見込めるものと思われます。しかし、円
ムページで募集することになりますが、なかなか集まら
高基調は変わりそうもなく、企業の海外進出やM&Aは
ないことがありますので、自薦・他薦を問わず、ご協力
引き続き活発化しそうです。そうした中、我々勤務社会
よろしくお願いいたします。
保険労務士にも地球規模での変化に対応した人事労務管
社会保険労務士の業務としては、昨年暮れから電子申
理が求められております。
請で待望の離職証明書の手続が取れるようになりました。
会員皆様のご健康とご活躍を祈念申し上げます。
今年は本格的に稼働します。楽しみですね。
最後になりますが、会員の皆様のこの一年が実り多い
年になりますようにお祈り申し上げます。
開業部会長 味 園
公一
新年あけましておめでとうござい
東京都社会保険労務士政治連盟
千代田統括支部会長 家村
政治連盟会長を仰せつかり9カ月
が過ぎました。これまでの皆様方
ます。
のご協力に深く感謝申し上げます。
旧年中は、臨時労働保険指導員
また、当支部には政治連盟の要職
の行政協力事業にご協力いただき、
をご経験された諸先輩方が多く、
ありがとうございました。次年度も
事業が継続される予定ですので、よ
ろしくお願い申し上げます。
2
啓三
政治連盟の活動を進めるに当たり大
変心強く感じているところです。
さて、近年社会保険労務士は年金問題などから相当知
新年からは、実務修習セミナーを開催いたします
(7 ペー
名度が上がってきました。今年はさらに私たちの待遇を
ジ参照)
。実務レベルを向上させることを目的とした研修
よくするため、仕事の内容を広く国民の皆様に理解して
ですので、多数の会員の参加申し込みをお待ちしており
いただきながら一層の職域の拡大を目指したいと思って
ます。
おります。千代田区は、立法、行政、司法という国家の
また今年度中には、千代田年金事務所に設置している
権能を司る機関も多く、地の利を活かした活動ができる
開業社会保険労務士の名札を更新する手続を開始いたし
ものと思っています。
ます。次年度は中央労働基準監督署、飯田橋公共職業安
私たちの仕事には、憲法第 25 条 2 項にも示されてい
定所を予定しております。さらに、千代田区から労働環境
ます「社会保障の向上、増進」に資するという目的がある
モニタリング調査を改めて受託できないかを模索していき
と思います。できれば他士業との協働の中で社会に貢献
たいと考えています。他士業との連携も深めてまいります。
したいと考えております。
部会メンバー一同、開業社会保険労務士の地位向上の
今年も多くの会員の方々に政治連盟の果たす役割をご
ため、貢献してまいる所存でおりますので、引き続きご協
理解いただき、更なる加入の促進と政治連盟活動へのご
力の程、お願い申し上げます。
協力をお願いし、新年のご挨拶とさせていただきます。
平成 23 年度 労働・社会保険無料街頭相談会
平成 23 年 10 月 6 日(木)
、東京メトロ飯田橋駅構内において、千代田統括支部主催の労働・社会保険無料街
頭相談会を開催しました。ご協力いただいた皆様に、心より感謝申し上げます。
今回、街頭相談会の参加者のなかから、2名の方に感想をいただきました。
日 時:平成 23 年10月6 日
(木)
会 場:東京メトロ 飯田橋駅地下コンコース
後 援:中央労働基準監督署・飯田橋公共職業安定所
千代田年金事務所
相談員・応援チーム
(支部会員)
:43 名
相談人数:33 名 相談件数:62 件
街頭相談体験記
濱野 行雄(神田・開業)
初めての行政協力!期待と不安が交錯する中で、初日の 10 月 6 日午前 10 時、東京メトロの飯田橋駅構
内に机と椅子を並べ、労働基準監督署の職員の方と二人一組で臨みました。待つこと 1 時間!ようやく最
初の相談者が現れ、私が担当した 3 時間に 3 名の方が相談に訪れました。いずれも男性で、年齢層は 40
歳代後半から 60 歳まで、相談内容は年金一色でした。経済が低迷する中で、それだけご自分の老後が心
配なのだろうと推測した次第です。
相談内容は、①公的年金はいずれ破綻するのでは?②サラリーマンをクビになっても国民年金に切換の
手続きを取らず保険料も払わない方が得策では?③老齢年金は何歳からもらえるのか?④年金を増やすにはどうしたら良い
のか?⑤遺族年金の支給要件は? 等々でした。たまたま、日本年金機構で半年間仕事をし、今回の行政協力に名乗り上げ
てから、予め想定質問と回答例を用意したこともあり、お帰りの際は、皆さんそれぞれから、感謝の言葉をいただきました。
唯一、残念なことは、お三方共に社会保険労務士という職業をご存じない事でした。
末筆ながら、今回この様な機会を授けていただいた千代田支部の幹部の方々に、お礼を申し上げます。これからも積極的に、
行政に協力し、微力ながらも市民の皆さんのお役に立ちたいものと思っています。
応援チーム体験談
山本 容子(麹町・開業)
今回初めて、労働 ・ 社会保険無料街頭相談会に参加させていただきました。人通りの多い飯田橋駅の地
下コンコースで、ティッシュを配りながら、相談会実施中の声かけをいたしました。
相談したいと思っていらっしゃる方とはなんとなく目が合って、いかがですかとご案内することが、2、
3度ありました。年金に関することが多く、定年退職前の方から在職中の年金についてや、若い方で将来
自分の年金はもらえるのかというご心配などがありました。
相談は、相談員の方におまかせして、また、コンコースで声かけをしていたら、先ほどご案内した若い
方が「よくわかりました。ありがとうございました」と言って立ち去られました。その後ろ姿に清々しさを感じながら、社会保
険労務士の無料街頭相談会実施中です!と声を一段と高めていました。
臨時労働保険指導員 感謝状 授与
平成 23 年 11 月 21 日
(月)に東京労働局長より、同年 12 月 1 日(木)に中
央労働基準監督署長より、臨時労働保険指導員に対して各々 10 年、3 年の
感謝状が贈呈されました。おめでとうございます!
代表として、広報委員でもある大野剛一郎氏にコメントをいただきました。
平成 23 年 11 月 21 日、東京労働局長より感謝状をいただきました。十年一
東京労働局長感謝状
(10 年)
昔とよく言いますが、まさに自分がそうでした。
初めての指導員業務は、労働保険料の年度更新申告書を期日までに提出して 小谷 富士子氏 大野 剛一郎氏 原 麻子氏
いない事業所に対して労働保険指導員が手分けして訪問し、申告書の書き方
等を指導して回収するという業務
(通称マル調)
でした。
訪問調査時期は6月の梅雨時、雨風が強い日で雨傘が役に立たず全身びしょ
ぬれになって事業所を訪問した事を授賞式の最中に懐かしく思い出しました。
これからまた 20 年を一つの区切りとして、天職である社会保険労務士の仕
(神田・開業) 中央労働基準監督署長感謝状(3 年)
事をしていく所存です。 大野 剛一郎
伊東 文子氏 土谷 宣人氏 松田 弘氏 松本 千賀子氏
3
千代田統括支部 必須研修会
平成 23 年 11 月 10 日(木)
、薬業健保会館において、千代田統括支部必須研修会を開催しました。今回は、
東京都社会保険労務士会経営労務チェックマニュアル部会・前委員業務推進委員会前副委員長・千代田支部総
務委員長の森俊介氏に「経営労務チェックマニュアルの活用について」
、松山社会保険労務士事務所所長の松山
純子氏に
「障害年金請求手続における留意点」
をテーマに、昼の部・夜の部各 2 回講義していただきました。
経営労務チェックマニュアルの活用について
東京都社会保険労務士会と
しての「経営労務チェックマ
ニュアル」が完成し、現在、HP
からダウンロードできるように
なっています。
各委員それぞれがチェック項目を研究してくることになって
おり、一つの項目をまとめるにも、多く議論が交わされ、ま
とめるまでに膨大な時間を費やしました。
まず、チェック項目の判断基準を作るにあたって、労働
基準監督署等の各行政側の視点に立って、法的にどのよう
社会保険労務士業界が新た
な業務分野として確立を図り
つつある企業の労働条件等の
森 俊介講師
監査又は審査手法については、
全国社会保険労務士会又は各県会など様々な研究を重ねて
いるところです。その背景には、平成 16 年 6 月に地方自治
な基準で問題点を判断され指摘されるかなど法令遵守に重
点をおきながらも、①社会保険労務士としての経験の浅い
方でもわかるようにすること、②行政通達等については基
本タイトルのみとすること等を基本としました。
したがって、このマニュアルは会員の皆さんが独自の
チェックシートを作成するなどの基本となるものとして活用
法の改正があります。改正により、地方自治体の業務運営
の一部が民間事業者に委託することに伴い、委託先の指定
してもらいたいと思っています。シート作成にあたっての判
断や実際の審査等において迷うことがあれば、掲載してい
民間事業者のコンプライアンスの遵守度合を審査するにあ
たり、労務関係については社会保険労務士業界へという流
れになってきています。
既に、東京都内では、板橋区をはじめ、新宿区、千代田区、
練馬区などが実施しており、当会の各支部の会員がその審
る法律や行政解釈を是非参考にしてください。
さらに、講演では、マニュアルの各項目の中で特に重要
なものに絞って、これまでの森先生の経験を踏まえて、あ
りがちな問題事例をわかりやすく講演いただきました。
最後に、森先生は、
「社会保険労務士としては、労務管理
査等の業務に携わっています。
こうした背景のもと、柏木会長の要請に基づき平成 23 年
に東京都社会保険労務士会において「経営労務チェックマ
上の法的問題点を指摘することは当然の職務である。しかし、
最も重要なのは、その指摘にとどまることなく、より良好な
労使関係の構築の下、企業として成長するために、問題点
ニュアル作成部会」が創設されました。部会はこの分野に見
識の高い 8 名で構成され、平均月4回の開催でした。部会
では、毎回、各分野別に研究して持ち寄る課題が出され、
をどう改善すべきかについて適切な提案をすることにある」
として講演を締めくくられました。 広報委員 石澤 清貴
障害年金請求手続における留意点
4
平成 23 年度必須研修会のもうひとつのテーマ「障害年金
請求手続における留意点」について、中野・杉並支部からお
招きした松山純子先生より、精神障害に関する事例を中心
にご講演をいただきました。
松山先生は、14 年間、福祉施設で人事総務およびケース
ワーカー業務を担当し、多くの障害年金請求手続(特に精神
だと思われる」といった誤った
考え方をされている医師が少な
からずいるとのことです。
研修会では、
「初診日とは」
「カル
テが残っておらず初診証明が取
れない人へ」
「障害の状態に関す
障害に関するもの)を経験された後、社会保険労務士として
独立されました。独立後、受給資格があるにもかかわらず障
害年金を受給していないケースが非常に多いことに驚かれた
とのことです。その理由として3つの点を挙げられました。
①障害年金制度への知識不足
る医師の診断書」などを中心に、
松山先生が取扱った多くの事例
松山 純子講師
を交えて解説をいただきました。
保存義務期間の5年を過ぎると、カルテを廃棄する病院
が多いため、初診の証明を受けることが難しくなります。
②患者さんが自分自身の症状・困難さを医師に正確に伝え
切れていないこと
③医師の障害年金への理解不足
①については、障害年金制度の複雑さや周知不足、②につ
いては、精神疾病の方の場合は特に自分の現状を正確に伝え
ることが難しいケースが多いとのことです。そして③は「障害
年金を受給すると患者に働く意欲がなくなる」
、
「病院の患者
が障害年金受給者となると、十分な治療ができていない病院
そのため年金事務所や他の社会保険労務士から「障害年金
の受給は無理です」と言われた人について、3時間以上の
ヒヤリングを何度も重ねて、受給可能性の糸口を見つけ出
し、既に廃業した高齢の医師の自宅まで訪問し、初診の証
明書を取得してみごと障害年金受給に成功した事例には、
頭が下がりました。まさに社会保険労務士の仕事は「人の
人生を変えるお手伝いができる仕事」であることを再認識さ
せていただきました。 広報委員 羽生 秀紀
実りの秋にふさわしい 勤務等部会主催研修会および情報交流会
勤務等部会は年1回の研修会と情報交流会を主催しています。今
年度は 10 月 20 日に永田町・薬業健保会館で開催されました。
前半の研修会では、お二人の勤務等会員から発表がありました。
最初は「ワークライフバランスと当社の育児支援制度について」とい
うテーマで和光堂㈱の木暮輝人先生が発表されました(和光堂の商
品には、数年前、私も子育て中に大変お世話になりました)
。
和光堂では、ワークライフバランス施策よりも子育て支援策が中
心になっているというお話でしたが、一般的には取得が進んでいな
木暮 輝人 講師
森田 賢二 講師
い男性の育休取得率が高いことに驚きました。育休取得の経験が会
社の商品開発等に役立っているということで、今後も子育てを楽しめる商品を是非お願いしたいと思いました。
2番手は「欠勤・休職制度の見直しと GLTD の導入について」というテーマで銀泉リスクソリューションズ㈱の森田賢二先
生からお話しいただきました。森田先生は明治大学大学院のゼミで、私の勤務している事務所の所長であり、今回の紹介者
でもある家村の後輩だった方です。団体長期障害所得補償保険 (GLTD) という保険についてお話しいただくとともに、福利
厚生制度や休職制度の見直しなど実際の提案事例を丁寧に説明していただきました。
昨年の研修会後のアンケートで「他社の情報を知りたい」という回答が多くありま
した。今回の研修会は、特にお二人のレジュメが素晴らしく、大変参考になりました。
お忙しい中、講義の準備をしていただき深くお礼申しあげます。
終了後は場所を移して情報交流会が行われ、36 名の方が参加されました。参加され
た一人ひとりにマイクが回され、和やかな雰囲気の中で様々な業種の方とお話しする
ことができました。参加された方にとっては実り多い日となったのではないでしょうか。
柏本 和江
(神田・勤務等)
交流会風景
千代田統括支部研修
外国人労働者の雇用と入管法の基礎知識
講師 東京都行政書士会 入国管理局 申請取次行政書士 菊地 良夫先生
平成 23 年 3 月 17 日開催予定であった菊地良夫先生の講演が、東日本大震災の影響で延期に
なっていましたが、念願叶って平成 23 年 9 月 8 日
(木)
に開催されました。
さて、
内閣府の推計によれば、2050
(平成 62)
年の我が国の労働力人口は、4,228 万人と、2010
(平
成 22)
年の 6,590 万人の 3 分の 2 弱の水準まで落ち込むことが見込まれています。今後の日本経
済を支えていくためには 、 外国人労働者の雇用が対策のひとつとなりえますので、我々社労士も
外国人労働者の雇用に対する出入国管理および難民認定法(以下「入管法」という)の知識は必要
不可欠なものとなります。今回は、外国人労働者の雇用上必要な入管法の基礎知識を講義して
菊地 良夫 講師
いただきました。
外国人労働者は、入管法で定められている在留資格の範囲内において、日本での活動が認められています。現在、在留資
格は 27 種類ありますが、就労の可否に着目すると、①就労が認められる在留資格 17 種類、②原則就労が認められない在留
資格 6 種類、③就労活動に制限がない在留資格 4 種類に分類されています。外国人労働者の雇用に際しては、就労させる仕
事内容とこの在留資格の内容が合致するか、かつ在留できる期限内であるかをパスポートや外国人登録証明書でしっかり確
認するようにとのお話しでした。また、複数のわかり易いサンプルを添付していただきましたので、はじめての方にとっては
大変参考になったことでしょう。
また、現在外国人労働者を雇用保険に加入させる場合には、
「雇用保険被保険者資格取得届」
に国籍、在留資格、在留期限
等を明記することが義務づけられていますので、社労士としてはこのような知識と確認方法をしっかり身につけておく必要性
を強く感じました。
なお、本年7月から不法就労外国人を雇用した企業の対応がさらに厳しくなるとのことで、最悪の場合、不法就労助長罪と
して、3 年以下の懲役または 300 万円以下の罰金に処されることがあるそうです。私たちとしても大切な関与先企業がこのよ
うな罪に問われないよう、外国人労働者の採用時には、在留資格など厳格に確認するよう指導していくようにしたいものです。
広報委員 大畑 雅弘
5
新規入会者オリエンテーションを開催!
新規入会者オリエンテーション
(平成 22 年 7 月~平成 23 年 6 月入会者対象)
を平成 23 年 9 月 28 日
(水)
にホテルジュラク
(御茶ノ水)において開催しました。前半は、東京会や千代田統括支部の活動内容の説明及び
今泉浩史総務副委員長より開業体験談をお話しいただきました。後半は、立食パーティーで懇親を深めました。
それでは、参加者から寄せられたメッセージ
[自己PR]
と
[支部活動に期待する事]
を紹介します。
◆実務経験が無く、右も左もわからぬ若輩者ですが、い
きなり開業する度胸だけはあります。支部活動のすべ
てに期待しています。初歩の初歩から教えていただく
事も多いかと存じますが、ご鞭撻のほどをお願い申し
上げます。 [上野 英樹・開業]
◇ 21 年間の生命保険会社勤務の間に、人事、人材派遣
(子会社)
、労災管理等に8年半携ってまいりました。
大阪中央支部、東京港支部を経て千代田支部に入会
しました。
生命保険を活用した退職金制度のプランニング等でお
役にたてると思います。支部活動には、1・2 号業務に
関する実務指導を期待しています。 [岡 威夫・勤務等]
◆公的年金の制度に興味を持ち、調べることがきっか
けで社会保険労務士の世界に飛び込むことになりまし
た。実務経験などないまま社労士事務所に入所し、
(未
だに)緊張しっ放しの毎日です。疑問に思ったことは、
納得しないと気が済まない性格ということもあり、所
長に質問する度にうんざりされている?!ように感じ
る今日この頃です。 [川﨑 恵子・勤務等]
◇会計事務所において社会保険労務士として勤務した
後、大田労働基準監督署で就業規則点検指導員、東
京労働局の総合労働相談員、個別労働紛争あっせん
事務局員などを経験させていただき、今回、千代田区
で開業登録させていただきました。[河原 恵子・開業]
◆今年から勤務先で労務管理等の業務に携わることを
きっかけに、勤務登録させていただきました。研修・行
事に積極的に参加させていただきたいと思いますので、
どうぞよろしくお願いいたします。[杉山 篤正・勤務等]
◇笑顔と人なつっこさがウリです。将来は社労士と中
小企業診断士の知識を活かし、企業の経営と人事労
説明会風景
◇開業したばかりでご迷惑をおかけするかもしれません
が、よろしくお願いいたします。
支部活動にご協力させていただける様、努力してまい
ります。 [山本 泰右・開業]
つつし
◆「春風を以って人に接し 秋霜を以って自らを肅む」を
座右の銘としていますが、時には逆になることも反省
しています。ヘッドワークよりフットワーク! [濱野 行雄・開業]
◇私は現在、旅行会社の人事総務部に勤務しています。
長く営業をしていましたので、旅行好きの方は是非お
話をしましょう。プライベートでは、妻と息子(10 歳)
の 3 人家族です。研修会や勉強会にできるだけ参加し
たいと考えていますので、機会を多く作っていただけ
れば幸いです。 [匿名・勤務等]
◆昨年9月に港区内の法律事務所内で開業し、事務所の
移転に伴って千代田支部に入会いたしました。どうぞ
よろしくお願いいたします。 [匿名・開業]
務の支援をしたいと思っています。支部活動には、
会員相互の交流や研 修 会等の自己 研さんの場の提
供、法改正や最新の通達等の情報提供を期待してお
ります。 [上江 誠・勤務等]
◆私が法人会員を務める社会保険労務士法人は、外国
人を雇用する日本企業や外資系企業の相談を得意とし
ております。行政書士法人・税理士法人を併設してビ
ザ申請や会社設立支援にも力を入れております。定期
的にフットサルを行っており、他士業の方とも交流し
ております。サッカー観戦が好きなので、
是非サッカー
好きな人は話をしましょう。 [常見 治彦・法人会員]
懇親会風景
6
平成 23 年度
千代田統括支部 管外研修旅行
平成 23 年 9 月 30 日(金)~ 10 月 1 日(土)
、長野県茅野市の東京都信用金庫健康保険組合保養所、蓼科高
原荘において、管外研修旅行を開催しました。今回の研修は、スポーツの秋にふさわしい「スポーツサイクルの
魅力」について支部会員の春原繁氏にお話しいただきました。
自転車にハマリました !! ~スポーツサイクルの魅力について~
春原 繁(麹町・開業)
今年の管外研修では、私が今ハマッています自転車につ
いて話をさせていただきました。
前半では、スポーツサイクルといわれる自転車の種類や
特徴、フレームなどの材質による特性などを簡単に説明し
ました。
<スポーツサイクルの主な種類と特徴>
自転車を止めるにはペダルを逆回転させる必要があり、
●クロスバイク
高度なテクニックが必要。
街乗りから、遠出までこなせる手軽なスポーツサイクル。
●ランドナー・スポルティーフバイク
ハンドルが一直線のバー状であるのが特徴。
旅 行用のツーリング自転車。大きな荷物を積載するこ
とが可能。
●ロードバイク
長い距離をより早く走るための自転車。ハンドルがドロッ
プハンドルで、車体が軽く作られているのが特徴。
<フレームの主な素材と特性>
●マウンテンバイク
●クロモリ
(クロームモリブデン鋼)
制フレーム
山道などのオフロードを走るための自転車。サスペン
丈夫で耐久性に優れるが重い。鉄に近い素材。
ションが付いており、悪路での衝撃を吸収できる。車
●アルミフレーム
体が重く、長距離を走るのは向かない。
軽くて丈夫。クロモリとカーボンの中間的な素材。
●ピストバイク
●カーボンフレーム
競輪で使われている自転車。前後輪の回転が連動して
軽くシナリに強い素材。振動吸収にも優れるが、衝撃
おり、ブレーキがない。
やキズに弱く、経年劣化も早い。
続いて、私が感じる自転車の魅力をお話しました。知人にメタボ対策に効果的と勧められ、最初はどのくらい続くかと半信半
疑で始めましたが、乗れば乗るほど楽しくなり、次はどのあたりを走ろうかと、週末が待ち遠しくてしかたなくなりました。まさ
に
「自転車にハマリました!」
です。
一人でも気軽に乗れるし、仲間と一緒でも楽しく、身体はもとより精神衛生上もとても良く、冒険心がくすぐられ、様々なイ
ベント参加の楽しみや、メカをいじる楽しみも味わえる。こんなところが自転車の大きな魅力でしょうか。
そして最後に、私が昨年の 5 月に参加しました「2011 スポニチ佐渡ロングライド 210」の体験談で締めさせていただきました。
参加にあたっての心構えをはじめ、未知の距離や想像以上のアップ・ダウンの克服方法、ゴールしたときの感動、佐渡の人々の
沿道での温かい声援、美しい景色やおいしい食べ物などなどを、皆さんから沢山のご質問をいただきながら話をさせていただき
ました。少しでも自転車の楽しさがお伝えできたのであればとてもうれしく思います。
実務修習セミナーがスタート
本年より、
社会保険労務士実務修習セミナーがスタートします。昨年 12 月に、
第1回
(1 月 27日・健保適用関係)
、
第2回
(2 月 24日・
健保給付関係)
をご案内したところです。
このセミナーは“社会保険労務士の実務レベルの向上を図る”ことを目的としています。新入会員や新規開業者等が今後社会保険
労務士の業務を行う上で必要とされる実践的な実務を修習することで、実務能力の向上及び資質の向上を図ろうとするものです。
当支部では、新入会員や新規開業者に限らず全支部会員に周知し、希望者全員に参加をしていただくことにしました。講師は、
各科目の実務の経験が豊富な当支部会員が担当し、講師補助 2 名と共に計 3 名で、実際の様式を使ったより実務的なセミナー内
容を目指します。またテキストは、社労広報センター発行の
「社会保険・労働保険手続便覧」
を
「就業規則」
「
、給与・賞与計算」
「
、労
基法・安衛法」
、
「各種助成金」
については、このセミナーのために東京会会員が書き下ろしたものを使用しますので、大いに期待
してください。
3 回目以降も順次ご案内さしあげますので、積極的に参加していただきますよう、企画・運営を担当する開業部会メンバーか
らもお願い申し上げます。 開業部会長 味園 公一
7
第3回
親睦ボウリング大会
平成 23 年 11 月 22 日
(火)
に東京ドームボウリングセンターにおいて、
親睦ボウリング大会を開催しました。開業・
勤務等をまじえてにぎやかにプレーしました。その後のパーティーも美味しい料理と表彰式で盛り上がりました。
参加者全員に賞品がありますので、今回参加できなかった方も、ぜひ次回はご参加ください。
厚生委員の皆さん、準備・運営お疲れさまでした。
なお、成績上位の会員が2月に行われる東京会ボウリン
グ大会に出場します。皆さん、応援よろしくお願いします。
●優 勝 奥本 幸二氏(神田・勤務等)
●準優勝 青木 哲郎氏(神田・開業)
●第3位 森 俊介氏(神田・開業)
左より森氏 、 奥本氏 、 青木氏
新入会員を紹介します
入会年月日
H23.8. 1
H23.8. 1
H23.8.26
H23.9. 1
H23.9. 1
H23.9. 1
H23.9. 1
H23.9. 1
H23.9. 1
H23.9. 1
H23.9. 1
H23.9. 1
氏 名
安田 明
鈴木 大地
藤沼 美江
内野 哲男
上野 英樹
国吉 稔
石橋 伸彦
荒竹 義文
太田 美紀
和田 眞啓
本田理英子
星野 知子
種 別
開 業
開 業
勤務等
開 業
開 業
勤務等
勤務等
勤務等
勤務等
勤務等
勤務等
勤務等
入会年月日
H23.9. 1
H23.9. 1
H23.9. 1
H23.9. 1
H23.9. 1
H23.9. 1
H23.9.27
H23.10.1
H23.10.1
H23.10.1
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氏 名
冨原 鋼一
酒井 飛鳥
結城 雅子
鈴木 里子
橋本 佳子
河野 真里
樺澤 麻里
植野 幸恵
吉野 千賀
德永 雅彦
石渡いずみ
山本 剛
新年を迎え、私は今年も目標を立て、手帳に書きまし
た。一年の間、それを見ては、無理かと弱気になったり、
もう少し頑張ろう!などと励みにして過ごします。最近
入会年月日
H23.10.1
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H23.10.4
H23.10.21
氏 名
長﨑 明子
岡林 宏佳
鹿間 紀男
中屋 雅彦
新倉 幸男
石井 繁雄
大下 章
内田 基信
深澤 英美
髙野 衆
種 別
勤務等
勤務等
勤務等
勤務等
勤務等
勤務等
勤務等
勤務等
開 業
勤 務
(34 名)
新年あけましておめでとうございます。
支部再編により、千代田統括支部としてお届けしてい
るこの会報は今号で 10 号を数えることとなりました。
は手帳のようなアナログな方法ではなく、IT ツールを活
執筆等を快くお引き受けいただいた会員の皆様やご意
用している人が多くなりました。年末に、
「本屋さんにも
見・ご感想をいただける皆様に心から感謝申し上げます。
う手帳が並ぶ季節になったね」と友人に言ったら、
「え?
一昨年の第5号の編集会議で、会報スペースに少し余
そうですか・・・。
」
と言われてしまいました。スケジュー
裕ができ、何を掲載したら良いかと検討をしていた時、
ル管理を始め、何をするにも携帯や IT ツールに打ち込
我が支部には東京以外の出身が多く会員登録されている
んでしまえば、簡単で便利。若者には手帳は必要無いよ
ので出身地のご当地紹介が興味ありという企画が採用さ
うでした。私も後れをとらぬよう必要なツールは活用し
れ「おらが国自慢」の掲載が始まりました(ほぼ隔号の予
つつ、でも、自分で書いた手書きの目標を見ながら、今
定で、今号は未掲載です)
。
年もまた一年頑張りたいと思います。昨年は震災という
未曽有の出来事がありました。今年は何事もなく穏やか
で、皆さんにとって幸せな一年になることを心から祈っ
ています。 広報委員 伊東 文子
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種 別
勤務等
勤務等
勤務等
勤務等
勤務等
開 業
勤務等
開 業
開 業
勤務等
勤務等
勤務等
掲載してみますと評判がすこぶるよく、個人的にも大
変好きな会報コーナーの一つになっています。
広報委員 大野 剛一郎