Untitled - 日昭電器

CONTENTS
1
ごあいさつ・・・・・・・・・・・・・・ P
2
創立50周年・・・・・・・・・・・・・ P
3
会社概要・・・・・・・・・・・・・・・ P
売上高・経常利益・当期純利益
4
社是・・・・・・・・・・・・・・・・・ P
企業理念
50期 経営ビジョン
5
社長方針・・・・・・・・・・・・・・・ P
6
統合マネジメントシステム・・・・・・・ P
P
7
医療機器製造業許可証・・・・・・・・・
埼玉県「彩の国工場」
8
さいたま市テクニカルブランド認証・・・ P
新技術開発助成
9
■INPUT・OUTPUT・・・・・・ P
P
■目的・目標達成度・・・・・・・・・・ 1 0
■管理項目の推移と分析・・・・・・・・ P 1 1
■50期の改善活動・・・・・・・・・・ P 1 3
− 1 2
− 1 6
各部署の取り組み
■コミュニケーション・・・・・・・・・ P 1 7
− 1 9
環境情報通知書・対応書
岩槻工業団地美化運動
第41回 インターネプコン・ジャパン
第4回 ISO・マネジメントシステム活用事例大会
日刊工業新聞に掲載
インターンシップの受け入れ
■社会貢献活動・・・・・・・・・・・・ P 2 0
使用済み切手の回収活動
「赤い羽根」共同募金運動への寄付
リサイクルインク購入及び使用済みインクカートリッジの回収
ペットボトルキャップの回収
■安全・防災対策・・・・・・・・・・・ P 2 1
消防訓練
緊急事態への準備及び対応
■節電対策・・・・・・・・・・・・・・ P 2 2
■従業員とともに・・・・・・・・・・・ P 2 3
− 2 4
従業員教育
入社式
メンタルヘルス対策
■51期に向けて・・・・・・・・・・・ P 2 5
【報告対象期間】
2011年8月1日~2012年7月31日
2012年8月1日以降の取り組みも一部含みます。
1
ごあいさつ
皆様方のお陰を持ちまして、我が社も50周年の時を重ねる
事が出来ました。役員並びに従業員一同に成り代わりまして
深く、深く御礼を申し上げます。有難うございます。
創立50周年を経て、お取引頂いたお客様と共に世に出した
製品を振り返ってみますと、「水力発電用監視装置」「ビン
欠陥検索システム」「排ガス検査装置」「地滑り感知装置」
「環境及び化学分析装置」「医療機関向け省力化システム」
近年発展著しい「電気自動車用充電システム」と限りがあり
ません。お客様の製品を通じて、地球環境の 環境 負荷 低減
に、直接・間接的に貢献してきたと自負しております。大震災
並びに原発事故を経て、私たちを取り巻く環境への意識が著し
く変化した事は云うまでもありません。
当社も全社員一丸となって知恵を出し、一人ひとりのスキ
ルをあげるべく訓練し、今後も環境に配慮し た製 品の 提供
及び企業運営を行ってまいります。半世紀の社歴を大切にし、
これからの厳しい時代に適応していける様、 地域 社会 とも
適応しながら、パートナーシップを基にし、社会に貢献できる
企業を目指してまいります。
1
創立50周年
日昭電器株式会社は、2012年8月で創立50年を迎えました。
この節目となる創立50周年を記念して、日ごろからお世話になっているパートナー企業、
OB、顧問、社内協力会社の方々をお招きして2012年7月20日に椿山荘にて式典を
行いました。
厳粛な雰囲気の中、式典が執り行われました。
和やかなムードの中、祝宴が執り行われました。
2
■ 会社概要
社
名
設
立
本
社
資 本 金
代 表 者
従業員数
日昭電器株式会社
1962年(昭和37年)8月1日
東京都大田区千鳥3丁目7番6号
4,000万円
代表取締役社長 油布 幸三
93名(2012年7月31日現在)
事業内容
マイクロコンピュータ応用装置
コンピュータ周辺装置
エレクトロニクス応用省力装置
メカトロニクス
オプトロニクス
計測装置
その他各種ディジタル機器
電子機器の設計・製造・販売
事 業 所
工場/埼玉県さいたま市岩槻区上野6丁目12-2
■ 売上高・経常利益・当期純利益の推移
売上高
経常利益・当期純利益
当期純利益
1,646,906
50期
50期
1,429,127
49期
49期
20,064
48期
20,168
47期
22,387
15,610
1,544,671
47期
41,583
15,478
11,399
1,683,175
48期
37,261
1,891,665
46期
0
33,472
46期
500,000 1,000,000 1,500,000 2,000,000
0
千円
20,000
40,000
千円
3
経常利益
60,700
60,000
80,000
社 是
技術を尊び技術によって生きる会社
企業理念
■ お客様への製品(OEM及びPB)提供を通じ社会に貢献する。
■ 社長方針を基に下記の姿勢を貫く
① 顧客満足向上活動を充実させる。
② 地球環境負荷低減(汚染の予防)活動を積極的に取り組む。
③ 情報セキュリティの構築に取り組む。
④ 労働安全衛生活動に取り組む。
⑤ 各供給者とのパートナーシップを充実させる。
⑥ 事業利益の黒字化を計り、納税の義務を果たし、株主・会社・従業
員・役員への利益分配を目指す。
■ 全社で「挑戦」が恒常化した意識改革を更に推し進め、PDCA活動
を通じ、各目的及び目標を達成する。
■ 経営ビジョンは「攻めのPDCAを廻す」とし、各部門は経営ビジョ
ンから、その具体的な方針を立案し、活動することが当社の行動規範
となる。この行動規範には営業・環境・情報セキュリティ(個人情報
保護を含む)の各戦略がある。
50期 経営ビジョン
リスクマネジメント(仕事を科学した方針と自己管理)により顧客満足を
徹底する
4
5
統合マネジメントシステム
「品質至上」
私たち日昭電器の仕事は、各種機器の設計・製造・販売・ソフト
ウェア開発・システム設計など極めて多岐にわたります。いずれ
の業務においても「品質至上」の姿勢を貫き 確固たる自信と責任
もって製品を送り出しています。
JQA-QM6286
沿革
1994(平成 6)年12月
2001(平成13)年 3月
2002(平成14)年 6月
2009(平成21)年 6月
分析計部門が顧客のISO9002認定部門となる
ISO 9002/1994年版を認定取得
ISO 9001/2000年版を取得
ISO 9001/2008年版を取得
「環境との調和」
環境や社会への配慮なくして企業の発展はありません。 私たち
日昭電器が出来る配慮は極めてわずかかもしれません。
しかし、行動しなければ何も変わらない、そんな思いから日々
改善を続けています。
沿革
2004(平成16)年 9月 ISO 14001/1996年版認定取得
2005(平成17)年 6月 ISO 14001/2004年版を取得
JQA-EM4201
「統合マネジメントシステム」
統 合 マ ネ ジ メ ン ト シ ス テ ム ( I M S) と は 、 審 査 登 録 機 関 で あ る
(財)日本品質保証機構(JQA)が 実施している審査で「複数の
マネジメントシステム規格が統合的に運用され、JQAが定める
5つの運用基準を満たし、企業本来の活動にマネジメントシステム
が活用されているか」という観点で審査します。当社は、国内で
12番目に運用を証明されました。今後さらなる企業価値の向上、
CS向上を目指し、活動していきます。
*IMS(Integrated Management System)
JQA-1G0013-06
沿革
2006(平成18)年 6月 統合マネジメントシステムを認定取得
2006年度取得した 日本品質保証機構の統合マネジメントシステムの更新審査を
本年度4月に受け審査の結果、改めて運用証明書を更新しました。
私達はマネジメントシステムを有効活用し、顧客満足の向上、
環境負荷低減(ミス・ロス削減・効率向上)に取り組み社会に
貢献する日昭電器を構築します。
管理責任者
6
佐藤 真昭
医療機器製造業許可証
医療機器の製造を行う場合には製造所ごとに医療機器製造の許可が
必要です。弊社では事業内容を拡大し、医療分野での社会貢献活動
を”ものづくり”にこだわった社内品質体制を整え、一般医療機器
(一部管理医療機器含む)を対象に製造業の許可を取得しました。
沿革
2010(平成22)年6月
医療機器製造業許可証取得
許可番号 11BZ200136
埼玉県「彩の国工場」
「彩の国工場」とは
沿革
2010(平成22)年9月
7
彩の国工場に指定
さいたま市テクニカルブランド企業
さいたま市の「さいたま市テクニカルブランド企業」に申請し
2011年11月認証を受けました。
「さいたま市テクニカルブランド企業」とは
さいたま市が技術の独創性・革新性に優れた市内の研究開発型
企業を「さいたま市テクニカルブランド企業」として認証する
制度です。
2011年11月11日さいたまスーパーアリーナで認証式が行われました。
沿革
2011(平成23)年11月
さいたま市テクニカルブランド企業の認証取得
新技術開発助成
(財)新技術開発財団の第88回(平成23年度 第2次)新技術開発助成で当社の『密閉空間内ガス濃度
「非破壊・非接触」測定装置』で助成案件に選定されました。
技術開発内容
2012年2月2日に贈呈式が行われました。
2012年1月26日の日刊工業新聞に掲載された(財)新技術開発財団の助成金についての記事です。
8
日昭電器のINPUT・OUTPUT
エネルギー
部材・材料
従業員数
電 力
ガソリン
軽 油
L P G
829,985 千円
93 名
(2012年7月31日 現在)
外注加工費
稼働日数
241 日
111,557 千円
都市ガス
コピー用紙
316,407
12,491.21
1,907.15
18
38
490,250 枚
kwh
㍑
㍑
上水道
㎥
㎥
646 ㎥
INPUT
岩槻工場
OUTPUT
OUTPUT
OUTPUT
最終埋立
処分
リサイクル
CO2
不燃ゴミ
可燃ゴミ 不燃ゴミ 古紙・
ダンボール
金属類 半田 蛍光灯 ビン 乾電池 特別管理
産業廃棄物
1,660.1 ㎏
1,078.7 ㎏
リサイクル率
98.6 %
94.7 ㎏
特別管理産業廃棄物
30.0 ㎏
2,848.0
2,255.2
300.0
22.8
16.9
5.0
㎏
㎏
㎏
㎏
㎏
㎏
不燃ゴミ:東京都中央防波堤へ埋立
156,632 ㎏
下水道
646 ㎥
*CO2:環境省地球環境局
事業者からの温室効果ガス排出量
算定方法ガイドライン(試案VER1.6)参照
売上高
1,646,906 千円
415.0 ㎏
環境対応製品受注率
50期:43.0%(630,156千円)
49期:23.8%(388,381千円)
48期:17.2%(281,473千円)
*リサイクル後、一部埋立あり
9
製
品
50期 目的・目標達成度
著しい環境側面
監視項目
廃棄物・産業廃棄物の発生
環境に配慮した設計・鉛フリー
紙の購入量削減
ミス・ロスの発生、稼働率・出来高UP
購買供給者監視(法規制遵守・逸脱)
電気の使用量
節減
受注拡大
分類
環境目的項目
50期目標
基準年実績
50期目標値詳細
売上高
-
1,600,000千円
-
-
1,646,906
千円
○
-
-
1,455,884
千円
×
31,923 千円
16,913 千円
490,250 枚
×
×
受注拡大
環境負荷低減
受注確保
2,100,000千円
49期の1/2
ミス・ロスの削減
ミス金額
ロス金額
省資源
省エネルギー
リサイクル
紙の購入量削減
廃棄物の排出量
削減及びリサイク
ル化の推進
22,375 千円
14,923 千円
479,000 枚
335 枚
134,393 ㎏
49期売上百万円あたり
94 ㎏
1,882.1 ㎏
可燃ゴミ
49期売上対比 49期売上百万円あたり
維持管理
1.32 ㎏
955.1 ㎏
不燃ゴミ
49期売上対比 49期売上百万円あたり
維持管理
0.67 ㎏
汚染予防
当期判定
49期ミス・ロス金額実績
49期売上対比
49期売上百万円あたり
維持管理
電気の使用量節 49期売上対比
維持管理
減(CO2換算)
実績
半田の鉛フリー化 環境設計プロセス
の構築
(RoHS対応)
-
11,187 千円以下
7,461 千円以下
551,714 枚
売上百万円あたり
335 枚
154,873 ㎏
売上百万円あたり
94 ㎏
2,168.9 ㎏
売上百万円あたり
1.32 ㎏
1,100.6 ㎏
売上百万円あたり
0.67 ㎏
売上百万円あたり
○
298 枚
119,602 ㎏
売上百万円あたり
○
73 ㎏
1,660.1 ㎏
売上百万円あたり
○
1.01 ㎏
1,173.4 ㎏
売上百万円あたり
×
0.71 ㎏
メイン顧客の有害物 RoHS化が必要な装
質を含まない(RoHS 置38機種に対して
対応)装置の提供
RoHS化率 97.5%
○
影響を及ぼすことが出
購買供給者監視 来る環境側面の監視
(法規制遵守・逸脱) (品質面・パートナーシップ
(価格面)含む)
供給者の化学物
質使用の調査
グリーン調達
供給者のISO9001
及びISO14001取得
報告を自分達の使
用するシステムに取り
入れ注文書発行時
に優先的に注文を
出す
-
-
20社訪問
20社訪問
○
-
-
-
新規に取り引きする
供給者にアンケートを行
う
○
-
ISO14001を取得し
ている供給者へ優
先発注を行った。ま
た、環境調査を行い
新規供給者と口座
を開設した(1社)
○
-
-
判定の基準 ○:100%以上の達成 △:70%以上~100%未満 ×:70%未満 10
管理項目の推移と分析
生 産 金 額
受 注 金 額
目標
千円
実績
目標
千円
0
48期
49期
1,455,884
49期
500,000
2,000,000
48期
500,000
1,632,914
1,000,000
1,635,226
1,000,000
1,646,906
1,500,000
1,600,000
1,500,000
1,429,127
2,000,000
1,683,175
2,000,000
実績
0
50期
50期
生産金額は目標値をクリア出来ましたが受注金額は目標値を下回る結果になりました。今期後半は、
生産・受注共に厳しい状態でしたが増収増益の結果となり年間を通しては良い結果となりました。
コピー用紙・電力使用量・可燃ゴミ・不燃ゴミを原単位(売上百万円あたりの使用量・排出量)に換算しています。
ミス・ロス金額
千円
ミス金額
50,000
目標
実績
40,904
40,000
実績
30,000
22,375
20,000
目標
40,000
31,923
30,000
ロス金額
千円
50,000
20,000
11,187
7,461
10,000
10,000
16,913
14,923
14,759
0
0
48期
49期
48期
50期
49期
50期
今期、繰り返し量産品においての不具合があり、目標を大きく超えてしまいました。
量産品においての品質管理改善を進めていきます。
電気使用量(CO2換算)
コピー用紙購入枚数
枚
540,000
枚
600
512,150
510,000
480,000
450,000
304
479,000
335
490,250
335
420,000
390,000
購入枚数
500
49期
原単位の購入枚数
132,441
130,000
120,000
200
110,000
100
100,000
50期
73
49期
90
75
原単位の排出量
50期
原単位の目標値
目標: 49期使用量の維持管理
原単位の目標値は、94㎏
実績: 原単位の排出量は、73㎏。21㎏の減少
11
105
60
CO2排出量
目標: 49期購入枚数の維持管理
原単位の目標値は、335枚
実績: 原単位の購入枚数は、298枚。37枚の減少
94
119,602
79
48期
原単位の目標値
㎏
120
134,393
94
400
300
298
48期
㎏
140,000
管理項目の推移と分析
可燃・不燃ゴミ排出量
㎏
可燃ゴミ排出量
2.50
2,000.0
2.00
1,500.0
㎏
0.80
1,660.1
1,510.2
1,500.0
不燃ゴミ排出量
㎏
㎏
1,882.1
2,000.0
593.0
1,000.0
1,067.1
1.32
1.32
500.0
1.50
1,000.0
1.00
500.0
0.50
0.0
0.71
0.67
1,173.4
955.1
0.67
945.7
0.73
0.65
0.56
0.58
1.01
0.90
0.0
48期
49期
50期
不燃ゴミ排出量
原単位の排出量
0.50
48期
社内清掃活動
原単位の目標値
不燃ゴミ排出量
目標: 49期排出量の維持管理
原単位の目標値は、1.32㎏
実績: 原単位の排出量は、1.01㎏。0.31㎏の減少
49期
50期
原単位の排出量
原単位の目標値
目標: 49期排出量の維持管理
原単位の目標値は、0.67㎏
実績: 原単位の排出量は、0.71㎏。0.04㎏の増加
不燃ゴミの増加は主に、製作した装置に由来するものと思われます。(ビニール類への試し印字など)
廃棄物の排出量
㎏
リサイクル
埋立
リサイクル率
埋立処分の詳細
不燃ゴミ:本社 特別管理産業廃棄物
㎏
12,000.0
100.0%
81.0
200.0
170.9
170.9
99.5%
99.3%
0.0
48期
124.7
8,000.0
99.0%
98.6%
11,584.7
6,000.0
98.5%
98.2%
4,000.0
8,601.7
98.0%
49期
㎏
14,000.0
可燃ゴミ
特別管理産業廃棄物
半田
その他
10,000.0
97.5%
不燃ゴミ:岩槻 金属類
古紙
11,584.7
9,142.5
8601.7
8,000.0
2,000.0
50期
リサイクル品の詳細
12,000.0
9,142.5
124.7
81.0
100.0
10,000.0
産業廃棄物:廃プラ
6,000.0
4,000.0
0.0
97.0%
48期
9,313.4㎏
49期
11,665.7㎏
50期
8,726.4㎏
2,000.0
0.0
48期
49期
50期
廃棄物排出量は、前期に比べ減少しましたがリサイクル率も少し下がる結果となりました。
今期は特別管理産業廃棄物の排出があり埋立処分されたためリサイクル率が下がりました。
12
50期の改善活動
顧客満足の向上、生産効率向上、利益確保、環境負荷低減に向け、今期も改善活動に取り
組みました。
本 社
2011年9月
作業場・事務所 エアコンの分解洗浄洗浄を行いました。
2012年3月
1F、2F作業場 換気扇表側カバー取付を行いました。
(大雨により、作業場へ水が侵入するため)
営 業 部
技術開発部
営業者のプリメーラを廃車し、HV
プリウスアルファーを購入しました。
環境配慮型製品(RoHS対応)の
生産に対する活動を行いました。
1. 装置使用部品・材料の調査・代替え
2. 装置設計変更の計画
3. RoHS対応品を保証するための行
程フローなどを構築中
プリメーラ走行距離 約11㎞/1L
プリウス走行距離 約25㎞/1L
プリメーラとプリウスを比較するとガソ
リン使用量が半分以下になりました。
調 達 部
受注予測を基に装置別に長納期部品を各供給者やメーカーへ事前に情報開示を行い長納期
部品の保持管理を供給者在庫対応で行い納期改善をしました。
製 造 課
ビス棚のレイアウトを変更しビスを探すロスの改善をしました。
13
50期の改善活動
基板実装課
表面実装ラインで使用している端末
機器(パソコン、リフローチェッ
カー、クリーム半田攪拌機、バー
コードプリンター)の待機電力を削減
しました。テーブルタップ(SW
にてON/OFF)にて未使用時の
電力カットと電源の消し忘れを防止で
きる様になりました。テーブルタッ
プの配置もSWランプが作業場側から
確認できます。
検査課1
2012年4月
測定器管理場所
測定器の管理場所を他の検査部門と
同様の固定されている低い棚に移動
しました。
2012年4月
雑巾管理場所
雑巾管理場所の5Sを行いました。
以前は雑巾を重ねて置いていました
が、タオルハンガーを利用しました。
2012年7月
フロアー見直し
大型装置の作業エリアを確立するた
め、ラインマーカーにて段取り場所
を明確化しました。
ユニット間通路を80cm
作業エリアを121cm
検査課3
測定器の地震対策
前期は背の高いロッカーに管理していた測定器を
低い棚に移動しましたが、今期は新たに落下防止
用ストッパーを設置しました。
落下防止用ストッパー
測定器貸出簿を兼ねています。
コントロールBOXの改善
液晶とメンブレンSWの干渉により液晶画面ににじみが出ていた為、全面パネルの
構造を変更し液晶とメンブレンスイッチが直接当たらない構造に変更しました。
干渉修正作業 約10分/台の削減
14
50期の改善活動
検査課1
検査課2
検査課3
検査治具の見直しと作成により検査工数・効率を上げました。
【 検査課1 】
基板試験治具
電装ユニット試験治具
製品に使用されるドライバー基板
のロジックを試験にて、全ての
ポートを確認出来ます。都度、製
品に載せて確認する行為は不要に
なりました。
電装ユニットを試験する治具
月産1000台をこなすため、治
具を7機配備し、納期対応しまし
た。入力・出力をスプリングプ
ローブで着脱しやすくしていま
す。本来端子台であるため、ネジ
による着脱を無くしました。
従来
0.75h/台×ロット10台=7.5h \26,150
治具作成後
0.25h/台×ロット10台=2.5h \ 8,750
年間製作 20~40台を製作
年間コストメリット\348,000~\696,000
その他、各種ユニットの試験治具を5種類製作
【 検査課2 】
ビュレット用負荷試験治具
プリアンプキバン用治具
10㎏の重さに対し手で上げ下げ
し装置にセットしていましたが、
安全面等で、問題があった為、足
で取り扱えるようペダル式に改良
しました。女性でも容易に取り扱
えるようになりました。
基板の通電検査をする時、時間を
かけずに検査できるようになり
ました。
従来
2.0 h/枚×ロット10枚=20.0h \70,000
治具作成後
0.15 h/枚×ロット10枚= 1.5h \ 5,250
年間コストメリット\64,750
その他、ドライヤーコテイプレート用治具、ビュレット用位置決め治具、
検出装置用調整治具など製作
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50期の改善活動
【 検査課3 】
パルス変換器治具
2011年11月
製品基板の端子台のビスにて治具と計測器を
接続するのに時間がかかっていましたが、基板
端子台との接続を新たに治具を製作しプローブ
にてワンタッチで接続できるようになりました。
1台当たり6分の削減
カードリーダー治具
2012年2月
従来2項目の検査を実施していました。
① POSターミナルとカードリーダー
を接続してカードリーダーの受信信号
を確認する検査
② LED点灯、ブザー動作はカードリー
ダーのLED、ブザー基板に直接治具
を接続し動作を確認する検査
お客様にパソコンで試験できるプロ
グラムを作成していただき、通信用
治具を新たに作り接続する手間を省
き検査できるようにしました。
1台当たり10分削減
総 務 部
勤怠システムの導入
2012年7月16日よりタイムカード式から
IDカード式のシステムを導入しました。
自動計算によりミス・ロスの削減につながって
います。
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コミュニケーション
環境情報通知書・対応書
外部の利害関係者(一般の人を含む)、行政機関、従業員からの問い合わせ、申し入れ、
交渉、苦情、その他連絡の内容・結果について記録をしています。
50期は、26件の情報が寄せられ全て適切に対応しました。
外部の利害関係者からの情報
従業員からの情報
岩槻工場
本社
・産業廃棄物関連の法改正
・消防訓練実施について
岩槻工場
・工業団地美化運動のお願い
・赤い羽根共同募金のお願い ・特別管理産業廃棄物のマニフェスト
・電気料金値上げについて
送付期日について
・PPS導入について
・消防訓練実施について
・自動販売機入れ替えと耐震対策
・社会貢献活動について ・特別管理産業廃棄物最終処分場閉鎖
・コンプレッサーについて(新館1F)
・ガス料金改定のお知らせ
・緊急事態への準備、対応
・今夏における電気料金割引メニューについて
・夏の節電対策
・工業団地美化運動のお願い
・法改正内容を再度見直し
・ガス設備の定期点検
・電気料金値上げについて
・電気需給契約に関するお知らせ
行政機関からの情報
本社
・東京都 平成24年度 産業廃棄物管理票等状況報告書の提出
・東京都 PCB廃棄物の保管及び処分状況等届出書の提出
岩槻工場
・さいたま市消防局 秋季火災予防運動の実施について
・さいたま市消防局 春季火災予防運動の実施について
・さいたま市産廃指導課 平成24年度 産業廃棄物管理票等状況報告書の提出
工業団地美化運動
岩槻工業団地事業協同組合で春と秋の年2回行われる工業団地美化運動(クリーンデイ)
に積極的に参加しています。
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コミュニケーション
第41回 インターネプコン・ジャパン
2012年1月18日~20日に東京ビッグサイトで行われた「第41回 インター
ネプコン・ジャパン」のさいたま市のブースに「さいたま市テクニカルブランド企業」
として共同出展しました。
自社開発製品の【可搬型RF
ID鍵管理システム】と【非
接触・非破壊レーザーガス濃
度計】を展示しました。
【可搬型RFID鍵管理システム】
【非接触・非破壊レーザーガス濃度計(左側)とコントローラー(右側)】
第4回 ISO・マネジメントシステム活用事例大会
2012年2月21日~22日に社団法人日本能率協会
主催の「ISO・マネジメントシステム活用事例発表大
会」が行われ、品質保証部 田中部長が「経営ツールと
しての統合マネジメントシステム取組活動」をテーマに
講演しました。
講演の様子
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コミュニケーション
日刊工業新聞に掲載
2012年7月2日の日刊工業新聞「ちょっと訪問」のコーナーに当社の紹介記事
が掲載されました。
また、インターネットの中小企業ビジネス支援サイトJ-Net21の「中小企業
にフォーカス」のコーナーにも当社の紹介記事が掲載されています。
インターンシップの受け入れ
2011年8月にインターンシップの学生を受け入れました。
製品の簡単な組立や梱包作業を行ってもらいました。
当社での就業体験を通じて実際の仕事や職場の状況を知り将来の職業選択に生かして
いただきたいと思います。
*インターンシップ
学生が一定期間企業等の中で研修生として働き、自分の将来に関連ある就業体験を行える制度です。
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社会貢献活動
使用済み切手の回収活動
使用済みの切手を回収し寄付する活動をはじめました。
集まった切手は世界の子どもたちの命と健やかな成長のために役立てられます。
「赤い羽根」共同募金運動への寄付
毎年「赤い羽根」共同募金へ寄付をしています。
寄付金は地域福祉事業や民間団体が実施する在宅福祉サービス事業、民間社会福祉施設の整
備・充実などに配分され活用されてます。
リサイクルインク購入及び使用済みインクカートリッジ回収
インクジェットプリンター用にリサイクルインクの購入を続けています。(一部の機種を除く)
また、使用済みのインクカートリッジを回収しリユース・リサイクルに努めています。
リサイクルインク・トナーの販売1個につき1円を(財)世界自然保護基金ジャパン
(WWFジャパン)に寄付をしている企業のリサイクルインクを購入する事で環境活
動に貢献していきます。
ペットボトルキャップの回収
47期(2009年)4月からペットボトルのキャップを集め途上国の子供達を支援
する活動を続けてきましたが50期(2012年)1月で収集活動を終了しました。
今後は各自で収集活動を継続していきます。
47期(2009年)4月~50期(2012年)2月までに19,520個の
キャップを寄付しました。
集まったペットボトルのキャップはイオングループに持ち込みます。
イオングループでは回収したペットボトルキャップをリサイクル業者に買い取っていただき、
その対価を途上国の子供達の支援活動をしている3つの国際支援団体に寄付をして、ポリオワ
クチンや栄養給食、文房具として、その子供達のもとへ届けられます。
(ペットボトルキャップ2,000個で子ども1名分の支援が可能になります。)
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安全・防災対策
消 防 訓 練
本社
2011年11月22日に消防訓練(消火訓練・避難訓練・通報訓練)を行いました。
通報訓練
消火訓練
岩槻工場
2011年は未実施でした。
2012年11月に実施予定です。
緊急事態への準備及び対応
2012年5月14日に特別管理産業廃棄物置き場での予測される事故及び緊急事態
(地震等)を想定して訓練を行いました。特別管理産業廃棄物の側溝流出の予防対策と
して土嚢袋を置く位置の確認をしました。
また、2009年に設置した保管庫の屋根の状態、掲示板の取付、表示の確認を行いました。
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節電対策
節 電 活 動
2011年の夏は節電の夏でした。
当社も15%節電を目標に取り組みました。
2011年 夏
① 部署毎に「節電行動計画」を立て、どのくらい電力が削減できるのか把握し節電活動に
取り組みました。
② 当社の電力需要の大半を占めるのがエアコンなので、本社は事務所エアコン2基のうち
1基のみを使用して節電に取り組み、岩槻工場は同時刻の使用開始を防ぐため、30分
毎に使用開始時間を定め使用のピークを分散させ節電に取り組みました。
電力使用量(kwh)と最大需要電力(kw)の推移
本社
最大需要電力の前年比
最大需要電力の前年比
7月 -17.4%、8月 -28.1%、9月 -60.0%
2010年 電力使用量
2010年 最大需要電力
岩槻工場 7月 -20.8%、8月 -11.5%、9月 -24.9%
2011年 使用量目標値 前年の15%減
2011年 最大需要電力目標値 前年の15%減
2011年 電力使用量
2011年 最大需要電力
目標の15%節電をクリア出来なかった月もありますが、全体で見ると節電活動の効果は出
ていると判断します。使用量が多くなる9月でも最大需要電力を抑えることができました。
2012年 夏
岩槻工場では昨年と同様にエアコンの同時刻の使用開始を
防ぐため、30分毎に使用開始時間を定め使用のピークを
分散させ節電に取り組んでいます。また、生産量の低下に
伴い2012年5月から新館3階の作業を新館2Fに
移し、新館3階は預かり品等の保管場所としエアコン、
電灯を使用しないようにしました。
岩槻工場
最大需要電力の前年比
7月 -15.5%、8月 -12.4%、9月 +2.7%
新館2階:検査課2と検査課3の作業場
新館3階:預かり品等の保管場所
2011年 電力使用量
2011年 最大需要電力
2012年 電力使用量
2012年 最大需要電力
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従業員とともに
従 業 員 教 育
今期は内部監査員・訓練生の力量アップの研修会を実施しました。
また、新入社員教育用に仕事や会社生活の基本を学べるテキストを購入し活用しました。
研修名
研修内容・目的
内部監査員を育成し、社内パフォーマンス
向上へ寄与できる人材を増やす
新入社員教育
対象者
参加人数
内部監査員、
訓練生
45名
新入社員
3名
2011.12
~
内部監査員
養成研修会
研修期間
内部監査の目的を正しく理解し監査をスム
ーズに進め、有効性を評価し、継続的改善
へつなげるための力量をアップする
2012.3
仕事の基本とビジネスマナーを学ぶ
2012.4
階層別教育プログラム
部長
マネージャー
リーダー
作業員
MM研修会
現場の管理と改善セミナー(未来塾)
工場長スキル
養成塾
MI-7
検査員教育・NES規格に依る物作り技能修得(未来塾(技能編))
あすなろう会
内部監査員勉強会
資材(生産技術OJT)
調達部:資材研修
営業部:CS向上研修
マネジメントマニュアル
勉強会
新入社員教育
*NES規格・・・・・ 日昭電器技術規格(NISSHO
ENNGINEERING-STANDARD)
*マネジメントマニュアル・・・品質マネジメントシステム、環境マネジメントシステム及び情報セキュリティマネジメントシステム
に準拠させ、日昭電器のマネジメントシステムを継続的に改善し顧客満足の
向上、汚染の予防、情報管理の徹底を達成すべく、全社員でマネジメント
システムの構築、維持に取り組むために制定した文書
入 社 式
2012年4月2日
今年も新卒の新入社員が3名入社しました。
社長・役員・部長が出席して入社式が行われました。
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従業員とともに
メンタルヘルス対策
現代はストレス社会であり、ストレスを原因とするうつ病や心身症が大きな問題となって
いますが、当社も例外ではありません。
心の健康を守るためには、個人の気づきとケアが重要でありストレスへの対処、予防等が
大切です。
セルフチェックシートを作成し、従業員全員に記入してもらいました。
チェックシートの結果は分析し、個人へ配布しました。また、チェックシートの結果を部署長
に公開し部下の心の状態を把握してもらいました。
各部署に「メンタルヘルスケア対策」の
ファイルを作成し、配布しました。
チェックシート結果の有所見者には
再度、有所見者用のチェックシート
の記入をしてもらいました。
専門家と違い、残念ながら私達に出来ることは限られてしまいます。
この活動をきっかけに心身ともに健康的な状態で、活き活きと働ける職場環境をつくって
いきたいと思います。
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51期に向けて
51期に向けて経営理念等を新たに制定しました。
経 営 理 念
私たちは、お客様の期待とニーズに応える為、プロとして仕事を科学し、
日々精進を重ね、製品及びサービスの安定供給を通じ、社会に貢献する事を
誇りとし、全従業員の幸福と生活向上を創造する。
社
是
技術を尊び、技術を生かし、社会に貢献できる会社。
経営ビジョン
OEM生産企業から技術価値を提供できるODM企業へ!
独自性の高いオリジナル技術を発信できる提案型企業を目指す。
経 営 方 針
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本 社
〒146-0083
東京都大田区千鳥3丁目7番6号
TEL:03-3759-1441(代表) FAX:03-3759-1447
岩槻工場
〒339-0073
埼玉県さいたま市岩槻区上野6丁目12番2号
TEL:048-794-2490(代表) FAX:048-794-7876