県政かわら版52号 - 千葉県議会議員 岩井やすのり オフィシャルサイト

JR安食・JR小林・JR酒々井・京成酒々井・千葉NT中央・印西牧の原・印旛日医大の各駅にて配布 岩井やすのりの県政かわら版 №52(2013/4月号)
4月号
県政かわら版
4/19 酒々井アウトレット開業~成田方面の渋滞対策が欠落
いよいよ、4/19 と迫った酒々井プレミアム・アウ
トレットの開業。地域産業の発展が期待される一方
の対策であり、一定の効果が期待されるものですが、
しかし、これで十分とは言い難いものです。
で、交通渋滞の発生を懸念する声が聞かれます。
東酒々井、ふじき野地区への車両流入懸念
地域の問題と県政・県議会についてご報告します
無料バス等 事業者による渋滞対策を発表
酒々井アウトレットを運営する三菱地所サイモン
千葉県議会議員
(旧チェルシージャパン)は、以下のような、開業
に伴う渋滞対策を発表しています。いずれも、特に
渋滞が懸念される開業からゴールデンウィーク期間
酒々井アウトレットの交通対策(事業者発表)
1. 基本的な交通対策
・渋滞状況に合わせた臨時看板と誘導員の配置
・HP 上によるアクセスマップの掲出
2. 公共交通機関の利用促進
・「京成で行く酒々井アウトレットキャンペーン」の実施
プロフィール
成田方面からの車両誘導が計画されていない
上図は、事業者が発表した広域誘導図です。高速
1970 年生まれ 43 歳
・無料バスの運行(4/19~5/6 の間、京成・JR 酒々
道路利用客や、佐倉、富里方面からの一般道路利用
県立君津高校 専修大学経済学部
井駅~アウトレットにシャトルバス)
客に対しての車両誘導はあるものの、成田方面(柏、
早稲田大学大学院 政治学研究科
H23 年 千葉県議会議員に初当選
3. ピーク分散のための対策
我孫子方面含む)からの一般道路利用客への誘導が
・開業~GW まで開業時間を 30 分前倒し
欠落していることがわかります。これでは、国道 51
・高速「朝得キャンペーン」の実施
号から東酒々井、ふじき野住宅街に多く車両が流入
岩井やすのり議員事務所
(朝 10:30 までの高速利用で¥500 買物券進呈等)
する懸念があり、効果的な対策が必要です。
℡:0476-36-7799
4. 退場車両についての対策
HP:http//www. iwai-y.jp
・HP 上に、出庫ピークの情報等を掲示
対処すべき渋滞懸念箇所を指摘していますが、オー
メール:[email protected]
・周辺混雑時に、施設内放送でアナウンス
プン直後の 4/20・21 の渋滞状況により、同住宅街へ
印旛郡栄町安食台 2-26-23(栄町役場前パン屋 2F)
・施設内インフォーションにて高速渋滞情報
の車両流入を防ぐ車両誘導を強く求めてまいります。
すでに岩井やすのりは、県を通して事業者に対し、
JR安食・JR小林・JR酒々井・京成酒々井・千葉NT中央・印西牧の原・印旛日医大の各駅にて配布 岩井やすのりの県政かわら版 №52(2013/4月号)
補助金専決処分に違法判決~北総鉄道の割高運賃
ら③の理由により、専決処分は頻繁に行われていま
す。
千葉ニュータウン地区を走
る北総鉄道の割高運賃を巡る
一方で、鹿児島県阿久根市において、市長が、条
北総鉄道 印旛日医大駅からの鉄道運賃
印旛日医大
印西牧の原
新鎌ヶ谷
京成高砂
住民訴訟。3/22 白井市が決め
た補助金支出に関する専決処
例、予算、副市長の選任等、専決処分を乱用した問
題に端を発し、総務省の行財政検討会議でも論点と
290円(3.8㎞)
分について、千葉地裁にて「違
法」とする判決が言い渡されま
した。
して取り上げられ、地方議会の通年議会化(議会が
650円(19.6㎞)
780円(32.3㎞)
常時開かれることになり、専決処分の口実がなくな
るため)が進められています。
補助金支出は違法、前市長へ損賠請求命令
北総線運賃は周辺私鉄(京成線)の2倍にも
意に至っていました。しかし、同年 3 月に各議会で
さて、今回の判決では、当時の専決処分の違法性
北総鉄道(北総線)は、京成電鉄が 50%、県が
審議が進む中、白井市議会でのみ可決されず、同 6
を認定し、市に対し、横山前市長に支出した 2360
22%、UR(都市再生機構)が 17%の株を保有する
月、9 月議会でも意見は真っ二つに割れ、結局廃案
万円を請求するよう命じました。
第 3 セクター路線です。1979 年に開通したものの、
になります。そして、2010 年 10 月に当時の横山前
当時、白井市議会において、運賃値下げのための
千葉ニュータウン開発の遅れから、利用客数は伸び
市長が行った、
「専決処分」の違法性が問題となっ
補助金支出への賛否は拮抗しており、市長が議会の
悩んでいます。多額の累積赤字が重くのしかかり、
ていたものです。
意向をまるっきり無視したものとは言い難いもの
これまで運賃値上げが何度も行われてきました。そ
の結果、例えば、印旛日医大駅から隣の印西牧の原
駅の運賃は 290 円。これは同距離の JR 運賃(180
です。しかし、前述の専決処分の要件に合致したも
専決処分は「議会が成立しない場合」が要件
専決処分とは、議会にて議決すべき事件について、
のではなく、違法な専決処分との指摘は止むを得な
いものかもしれません。
円)の 1.6 倍、京成運賃(150 円)の 1.93 倍とい
議会の判断によらず、首長の判断により決定するこ
う高さです。
とです。しかし、その要件は地方自治法により、
実施されておらず、また、支出された 2360 万円が
① 在任議員の総数が議員定数の半数に満たない場
市民生活の向上に寄与したことは間違いないこと
白井市長による 2360 万円専決処分が問題に
さて、このような割高運賃問題に対し、2010 年 7
月の成田スカイアクセス線(~成田空港駅)の開業
に合わせ、普通運賃や定期代の約 5%の値下げを実
現するため、県や沿線自治体による補助金支出が合
合等、議会が成立しないとき
② 議員が招集に応じない場合等
③ 特に緊急を要し、議会を招集する時間的余裕が
ないとき
と明確に定められ、行政による損害賠償契約等、専
一方、専決処分がなければ約 5%の運賃値下げは
から、その全額を前市長に請求せよというのは、個
人的には理解に苦しむところです。
白井市はすでに、判決を不服とし、東京高裁に控
訴しています。引き続き、地域と議会制民主主義に
関わる重要な問題として、注視してまいります。