会議要旨 - 広島市ホームページ

平成22年度第1回広島市ゼロエミッションシティ推進協議会
1
日
時
平成23年3月24日(木)
2
場
10時∼12時
所
広島市役所議会棟3階
3
会議要旨
第1委員会室
出席委員氏名
岡田光正委員(会長)、今岡務委員(副会長)、浅海弘幸委員、岩地加世委員、岡田和夫委員、
栗栖晃委員、坂田桐子委員、佐々木緑委員、新谷芳洋委員、徳田洋子委員、原伸幸委員、本田誠治
委員、松村幸彦委員、三浦浩之委員、元山浩委員(委員19名中15名出席)
4
議事
(1) 家庭系可燃ごみリサイクル検討結果のとりまとめについて
(2) 家庭系不燃ごみリサイクル検討結果のとりまとめについて
5
公開・非公開の別
公開
6
傍聴人の人数
なし
1
7
議事等の要旨
発
言
者
岡 田 会 長
発
言
内
容
本日の議題は、
「家庭系可燃ごみリサイクル検討結果のとりまとめについて」それ
から「家庭系不燃ごみリサイクル検討結果のとりまとめについて」の2つである。
昨年度から今年度にかけて、本協議会に「家庭系可燃ごみリサイクル検討部会」
と「家庭系不燃ごみリサイクル検討部会」を設置し、リサイクルの検討を進めてき
た。
本日は、それぞれの検討部会によるリサイクル検討結果のとりまとめ資料が提出
されている。事務局からその概要について説明をいただき、ご議論をいただければ
と思う。まずは、家庭系可燃ごみリサイクル検討部会の検討結果のとりまとめにつ
いて事務局から説明をお願いする。
環境政策課長
(資料1−1及び資料1−2を説明)
岡 田 会 長
家庭系可燃ごみリサイクル検討部会で検討した結果のとりまとめについて、質問、
意見、感想などあればお願いしたい。
松 村 委 員
資料で、全体でいくらかかるという金額は出しているが、単位処理量あたりでい
くらかかるかというのはどうなのか。
例えば、新工場を焼却施設とした場合、
「300トン/日」の施設で1年間に8万
トンの可燃ごみを焼却するコストが67億円ということであれば、処理単価は1キ
ログラム当たり85円くらいとかなり高いように思える。現在、広島市では1キロ
グラム当たり20円くらいで処理されていると思ったが、それと比較して高いと思
われるがなぜか。事業系か何か混ざっているのか。
環境政策課長
コスト計算には事業系も入っている。
それに、処理の対象のものだけでなく、リサイクル処理の対象とならないものの
処理費も加えたトータル経費である。
松 村 委 員
焼却量が「8万トン/年」とあるが、これに加えて、ほかにここで燃やさないも
のもあって、それで全体の処理単価が安くなっているということか。
環境政策課長
処理費について、9ページのコストのところを見てもらいたい。
例えば、収集体制を変える必要がある湿式メタン発酵施設でいうと、収集が、リ
サイクル処理できる生ごみと処理できないその他の可燃ごみに分かれるので、収集
コストは膨らむ。次に、下水処理と連結するためには前処理の建設、維持管理、残
渣処理、最終処理などを含めたトータルの経費を算出している。
松 村 委 員
新工場の場合、焼却量が「8万トン/年」とあるが、この量は焼却しない分も集
めてここで対応することになるのか。
環境政策課長
新工場については、現在のごみ処理基本計画では、南東部エリアの可燃ごみの焼
却施設として位置付けられている。
なお、コストの方は、焼却で出る残渣、埋立処分などの処分経費を加えたトータ
ルコストである。
松 村 委 員
単純計算したら「85円/kg」くらいになると思うが、それで良いということ
か。
事
務
局
先ほどの「8万トン/年」というのは、将来構想「1,300トン/日」という
ものがあり、それに基づいて新工場の規模を「300トン/日」という計画にして
いるので、
「300トン/日」に見合った量ということで焼却量「8万トン/年」と
したものである。
家庭ごみと事業ごみの全てを含んだ量に基づき、全ての施設の対象ごみ量を積算
2
発
言
者
発
言
内
容
している。
焼却施設については、可燃ごみの収集経費、建設経費、焼却灰の埋立経費などの
全てトータルでコストを算出した結果で、67億7,300万円となっている。こ
れを単純に8万トンで割れば、委員がおっしゃる単価になるということである。
全ての施設で、同じ考えの下で整理している。
松 村 委 員
現在、広島市が可燃ごみを処理するときも、1キログラム当たり80円くらいか
かっているということで良いのか。
施 設 部 長
松村委員のご質問であるが、平成20年度の事業概要で言うと、
(ごみ処理原価は)
収集部門で1トン当たり3万2千円なので1キログラム当たりで32円、焼却で
1キログラム当たり26円、埋立が21円という状態である。収集量と焼却量と埋
立量はそれぞれ違うので、単純に足すわけにはいかないが、大体80円くらいにこ
のケースはなっているということで、そんなに差はないと思う。
松 村 委 員
現在のものとそれほど大きな違いはないということか。
施 設 部 長
ということである。
松 村 委 員
それが確認できれば良い。
三 浦 委 員
今回の検討部会では、評価においても、コスト評価と、主として可燃物なのでエ
ネルギー利用面での評価、堆肥としての利用の評価が一通り入ったものができたと
思う。
(温室効果ガス排出量の)計算においては、堆肥からの発生量は見ているが、有
用物として利用する視点で、別途堆肥を使うことで使用しなくてすむ化学肥料の製
造に伴い排出される温室効果ガス排出量が減少するというメリット分までは見てい
ないということだと思うが、どうか?
全体として影響が少ない、あるいは具体的な情報がなかったことから、コスト計
算では考慮したが、温室効果ガス排出量計算では考慮しなかった。ただし、先々検
討するかもしれない。こういう考え方なのか?考慮しても大きな影響がないと見て
良いか?
環境政策課長
堆肥化については、堆肥化したもの全てを堆肥として実際に循環できるかという
ことがある。そのため、それを全量できるとしてCO2減少量を計算すれば、かなり
のメリットになる。
理論値としてはそうだが、キャッシュベースでは難しいところもあり、今回の
CO2計算では見込んでいない。実際にそこまでCO2の減少として見れるかと言え
ば、そこまでは難しいとも思っている。
三 浦 委 員
今後も、いろいろな点で検討していくようなレポートになっているので、今説明
のあったことも含めて、先々検討していくと書かれているようだが。
岡 田 会 長
詳細に検討するということなので、それもやってみるということだと思う。それ
も議事録に記録しておいてもらいたい。今回は、結構だと思う。
新 谷 委 員
7ページの将来構想の施設の設置計画ということで、新工場が南東部地区という
表現になっている。
「主に南区及び安芸区」とある。自分は安芸区に住んでいるので
非常に興味を持って見ているが、この新工場の建設時期は、大まかで良いが、5年
先とか10年先とか目安はついているのか。
環境政策課長
現在稼動している佐伯工場や安佐北工場の耐用年度もあるので、それらを勘案し
てどのように整理していくかということについて、一応の目安のようなものはある
が、次期のごみ処理基本計画で位置付けていかなければいけないものである。
3
発
言
者
発
言
内
容
これは私見であるが、今回の東日本大震災をみると、危機管理的な面も含めて、
現計画の見直しを考えることになるかもしれない。被災した場合のバックアップと
かもある。新工場の整備については、平成25年度に次期ごみ処理基本計画の見直
しを行うこととなっており、近々にという話ではない。
新 谷 委 員
了解した。
岡 田 会 長
特段、意見等がないようなので、家庭系可燃ごみリサイクル検討部会の検討結果
のとりまとめを本協議会のとりまとめということにして良いか。
委
員 (異議なし)
岡 田 会 長
それでは、続いて、家庭系不燃ごみのリサイクル検討部会の検討結果のとりまと
めについて説明をお願いする。
環境政策課長
(資料2−1及び資料2−2を説明)
岡 田 会 長
家庭系不燃ごみリサイクル検討部会については、今岡委員に部会長をお願いした。
今岡委員から何か補足説明等があればお願いしたい。
今岡副会長
家庭系不燃ごみの量は、資料2−1の1ページにあるように平成20年度に
6,394トン排出されている。家庭系可燃ごみの8万トンと比べると量的にはず
いぶん少ない量である。これは、広島市民の方々が8種類分別等に協力していただ
いて、分別意識がずいぶん高くなってきた効果ではないかと思う。
ただし、これについて、参考資料2−2にもう少し細かいデータが載っている。
資料2−2の2ページに、本編にあったのと同じ表があり、図1に家庭系不燃ごみ
の品目別調査ということで、どういったものが不燃ごみに含まれているかが示され
ている。また、その下(図2)には分別間違いの状況が示され、3ページと4ペー
ジには調査結果の詳細が示されてる。これを見ていただくと、資源ごみ等の分別間
違いが32%含まれているということである。
今回の部会の結論としては、不燃ごみの収集日のうち 1 日を金属類、もう1日を
陶磁器くず等のその他のものに分けて収集をしていただくというのが一つの提案で
ある。これによって資源ごみ等の分別間違いのごみ自体も減るのではないかと期待
している。不燃ごみが、現時点で、家庭や事業所から出てくるごみの「ごみ箱」に
なっているという感じがあり、分別が分からないものは何でもかんでも入れるとい
う市民の方の気持ちがあるのではないかと感じている。
小型家電はプラスチックに金属類がくっついているものも多いので、プラスチッ
クを含むという説明を加えていただくことになると思うが、金属類という分別をす
ることによって、かなり(金属類の)純度は上げられるのではないかと思う。
その中で、レアメタルの回収を推進した方が良いという意見もあったが、レアメ
タルを自治体で回収して資源化することはコスト的に難しい話になるのではないか
と思う。それよりも、プラスチックを含む金属類を、小型家電を含めて、金属系の
ものの純度を上げていく方向の方が、市民の方にも違和感なくスムーズに受け入れ
ていただけるのではないかと思う。
いろいろご意見をいただいて、最終的に、今ご説明いただいたような部会として
の意見になったような経緯である。
岡 田 会 長
家庭系不燃ごみリサイクル検討部会で検討した結果のとりまとめについて、質問、
意見、感想などあればお願いしたい。
松 村 委 員
レアメタルの件で、広島市がレアメタルを抽出して販売するのは現実的ではない
と思うが、レアメタルを含んでいる廃棄物を高価に買い取ってくれる事業者は存在
4
発
言
者
発
言
内
容
していないのか。中国が買うということには問題があるかもしれないが。
2つ目は、埋立費のことだが、本編7ページの表の下に埋立処理費は
11,200円/トンとあり、1キログラムあたり11円となる。先ほどは、1キ
ログラム当たり21円という話であったが整合性はどうなのか。
3つ目は、7ページの表で、金属類(小型家電を含む)に分別回収というのが2
つあるので、できればカッコをつけて区別がつくようにしておけば良いと思う。
環境政策課長
3つ目はそのように対応する。
レアメタルの回収については、レアメタルの中にもコストに見合うものとコスト
に見合わないものもある。ただ、回収・リサイクルとなると、ベースメタルの方が
はるかに量が多いので、実際にリサイクルの対象になっているのはベースメタルが
主体だと思っていただいた方がよいと思う。
海外に売る事業者については、レアメタルが儲かるという話があればそのように
やられているだろうが、その辺は元山委員が詳しいと思う。
元 山 委 員
2∼3箇所くらい買い取る業者がいるみたいである。当方も民間業者に売却して
いる事例がある。
今岡副会長
具体的には、岡山や県内にも事業者がある。金属類を資源化しようという事業者
はある。ただ、どういったものが集まってくるかはまだ分からない状況なので、実
際に回収されたものを見てから、ベースメタルでリサイクルできるのか、又は、レ
アメタルやレアアースを含んでいることから商売になるのか、それを見て事業性が
検討されるものと思う。ただし、そういったものを提供できるのか、どれだけの量
が回収できるのかということについて、リサイクルに取り組んでいる事業者も含め
て協議することが必要ではないかと思う。こういったデータが出てくると、事業化
に向かって進んでいくと考えている。
施 設 部 長
(2つ目の質問について)先ほど回答した2万1千円、1キログラム当たり21
円であるが、人件費が半分程度は入っており、ここでの計算は物件費だけのもので
ある。
先ほどの、可燃ごみリサイクルの計算の時、
「2万円/トン」に対して「8万円/
トン」、「20円/kg」に対して「80円/kg」は高いのではないかとのご意見
に対して、収集や埋立も入っているので齟齬はないと申し上げた。しかし、厳密に
は南東部に限って計算しているので、その辺の数値の影響もあり、それぞれ積算方
法が違うので、齟齬はあるとは思うが、
「8万円/トン」というのはとっぴな数字で
はないと思う。そちらの方も、人件費なしの数字でやっているということである。
松 村 委 員
分かった。
本 田 委 員
松村委員の1つ目の質問とかぶっているが、リサイクル方法で売払いとあるが、
現在、先ほどの岡山と広島の業者へは売払いをしているのか。
環境政策課長
現在、市では、ベースメタルとプラスチックなどが一緒になったものは全て埋立
処理をしている。
検討部会においては、こうした金属が含まれているものを再資源化できないかと
いう観点で検討していただいた。
本 田 委 員
今の売払いという行為が、リサイクルに直結しないとは思う。
小型家電を買い取っている業者は、ほぼ間違いなく輸出をしていると思う。
国内で処理する場合は、それなりの経費がかかって、すぐに売却できるものでは
ないと思う。結果として、売払い行為をして、リサイクルされているという認識は
5
発
言
者
発
言
内
容
どうかと思う。
環境政策課長
検討部会では、レアメタルについては国内にとどめる方法に限定する必要がある
のではといった論議もあった。レアメタルを国内にとどめるシステムは現在、国の
方で検討されている。それが決まれば、広島市も同様の対策を行う必要がある。
ただ、ベースメタルについては、それが国外に持っていかれるかというのは商業
活動の自由ということになる。つまり、ベースメタルの資源化をしなければ、不燃
ごみとして埋立処分されるだけである。
本 田 委 員
国内で一次加工して、ベースメタルをある程度より分けたものを輸出するという
行為は良いと思う。しかし、集まったもの全てを輸出するということであれば、無
責任な状態になると思う。
あくまでも、国内で一次加工を行い、ある程度のレベルまで素材として価値があ
る範囲にして輸出する行為は正しいと思う。しかし、集まった全てのものを、その
状態のまま輸出するという行為はどうかと思う。
環境政策課長
コスト計算は、国内で資源化している事業者からの見積りを基に計算しており、
市としても、国内処理を前提にしている。
ただ、市が取引業者を選定する方法は入札(せり売り)で、ベースメタルの処理
は、その業者がどうするかによる。
栗 栖 委 員
資源ごみと不燃ごみのところ(区分け)が、市民に分かりにくくなるのではない
かということを心配している。
現実問題として、ジュースの空き缶のふたは不燃ごみに区分されているため、缶
は資源ごみで出し、ふただけは不燃ごみで出すこととなっている。市民の皆さんの
認識はそうなっているが、ふたも金属類であるならば資源ごみではないかという考
え方もあるのではないか。代表的なのは傘だと思う。傘も分ければその他プラと金
属になるが、こういう分け方をする市民が出てきているのかどうかと思う。今は、
傘は全て不燃ごみで出すことになっている。
金属類が付いたぬいぐるみについて、これを金属類として分別を変えた場合、先
進的な市民は、分別をして金属類とそれ以外のものに分けてくると思う。そういっ
たところまで踏み込んでくる市民もおられるかもしれないということと、一方で、
今の8種類分別の中で、このキャップで悩んでいる人と、針金のハンガーで悩んで
いる市民が多いという実情を、どう解決していくのか。
リサイクルについての部会の意見のところに、市民の分かりやすさを考慮するこ
とと書いてあるが、分かりやすさだけでなく、傘に代表されるように、分けたら資
源ごみに変えるだけでいいのではないかと思う。
先ほど、本田委員がおっしゃったように、売ったらリサイクルできたという感覚
だけは、広島市には捨ててもらいたいと思う。
そこだけに行ったらいけないと思う。その辺の踏み込みのほどをお願いしたい。
環境政策課長
対象品目の選定は、市民に分かりやすくなければいけないこと、また、十分に周
知期間を設け、事前説明して混乱がないようにしなければならないことについては、
検討部会でも事業者を含めてそこが大事だということで、留意事項としている。
それから、その基になっている検討部会の基本的な考え方については、使える金
属類を現在埋めているということ、それを何とかするのに莫大な経費をかけてリサ
イクル施設を作るのではなく、収集方式の工夫によって対応できないかというとこ
ろでご検討いただいている。
6
発
言
者
原
委
員
発
言
内
容
2点ほど教えてもらいたい。
1つは、4ページのレアメタルの回収リサイクルのところの、ボックス回収方式
を詳しく説明してもらいたい。
もう一つは、ガラス類のところに関係するが、5ページの1∼2行目に、「平成
23年4月から資源ごみに区分変更されるため、ガラス類のほとんどは不燃ごみで
はなく、資源ごみになる。
」と表記されているにもかかわらず、部会のまとめ⑴③が、
「分別指導の更なる徹底を図りながら、これまでどおりの埋立処分が適当と考え
る。」と表記されているのは矛盾を感じる。その2点について教えてもらいたい。
環境政策課長
2点目の、今年の4月からの区分変更でガラス類がほとんどなくなるということ
と、まとめのところの分別指導は矛盾するではないかと言うことであるが、4ペー
ジにあるように、不燃ごみ全体2.6%の中で、しょうゆびんであるとかビールび
んであるとか、本来資源ごみで排出していただきたいものが1.6%と6割以上を
占めている。こちらの6割は区分変更ではなくならない部分なので、引き続いて分
別指導の更なる徹底でやることになる。
次に、レアメタルのボックス回収については、資料2−2の16ページから回収
方式を記載しており、17ページの注1)のところで、先に取り組んでいる東京、
京都、名古屋の実績による1ボックスあたりの回収量の平均値を出して、ボックス
配置予定数量の57箇所を出している。なお、57箇所は17ページの下にどうい
うところに設置できるかということで公共施設に8箇所、スーパーや家電量販店な
ど人が多く集まる所に49箇所の合計で57箇所としている。
検討部会の結論としては、レアメタルの回収について市民の理解が十分に得られ
ていると言えないので、市としても何らかの取組を行っていく必要があるが、ボッ
クス回収や分別回収はかなりコストがかかる。また、国がどのような方向で回収を
進めるのか決まっていない状況であれば、ボックス回収でボックスを数多く設置し
ても、国が違った方針を出せば全部無駄になる。イベント回収であれば経費が10
分の1程度であり、先ずは、市民への啓発も含めイベント回収という方法が適当と
の意見をいただいている。
積極的にボックス回収をするというとりまとめにはなっていない。
今岡副会長
形状は、スーパーのペットボトルやプラスチックトレーの回収容器と同じような
ものではないか。
環境政策課長
同じようなものである。
今岡副会長
ボックス1個の設置が10万円くらいで、置けばおくほど収集コストがかかって
くる。ボックスの設置に10万円かかっても10年使用できれば減価償却するが、
収集経費が思ったよりかかっているので実効性が乏しいと思う。
環境政策課長
他都市の例をみると、管理上の問題も多い。ボックスに変なごみが入れられたり、
ボックスによって一杯になる周期が違う。そういった意味でも、必ずしも有効なも
のとは思われない。
三 浦 委 員
7ページの経費の比較と関連することであるが、小型家電とか金属類の中で、経
費的にメリットが生まれているのが、業者が引き取る場合となっている。その計算
資料を見たとき気になったのが、業者が引き取る場合と、こちらが運搬する場合の
引き取り費用に差があるということで、数値が1キログラム当たり8円と2円にな
っている。単純に言えば、その差額が業者がとりに来る費用かと思って見たとき、
別途、市が運搬するときの運搬費用も業者見積として出ており、それを計算してみ
7
発
言
者
発
言
内
容
ると1キログラム当たり20∼30円という数字である。業者見積の1キログラム
当たり20∼30円と業者引き取りでの1キログラム当たり8円、2円との関わり
がどのようになっているのかというのが疑問である。そのあたりは精査したのか。
それともう一つ、市が民間事業者まで運搬する場合の運搬経費も業者見積となっ
ている。その運搬経費を計算すると、運搬経費が1キログラム当たり20円を超え
ることになる。運搬経費の見積もりは、リサイクル業者と同一業者なのかまたは別
業者なのか。かたや、大雑把に言って8円という有効数字1桁のデータと、細かい
経費というものが、どのような関係にあるのか。結果的に、ここの差が、メリット
として表示されているため、その差が気になったものである。
環境政策課長
実際にリサイクルを行っている事業者に、玖谷埋立地で金属類が含まれたごみの
排出状況を見てもらったうえで、有価での引き取り金額を見積もってもらった。玖
谷埋立地に取りに来てもらう場合と、市が運搬する場合の、それぞれの引き取り価
格の見積額である。
売払い単価はリサイクル業者に聞いて、運搬経費は別の事業者に見積もりを取っ
たものである。しかし、これはあくまでも設定要件を置いた上での試算値だと思っ
ている。銅やアルミなどの市場価格は大きく変動するので、買取価格はその時の情
勢で異なってくる。
ただ、現状とあまり変動しなければ、金属類を含むものは有価で買い取られるも
のである。
三 浦 委 員
最終的に、今回の結論としては、本編の5ページのように、分けるという段階で
売払いをするという言葉しか述べられてないので、具体的にどの手段をとるかとい
うことは更に詳細を詰めていって決定をするという捉え方で良いと思う。
ただ、7ページの表が、そこだけが増減としてマイナス額がかなり出てしまうの
がどうなのかというのが気になった。
佐々木委員
家庭系不燃ごみの中では、小型家電と金属類が、回収・リサイクルの対象になる
ということになるということだと思うが、確認であるが、2千トン分を引き取る能
力のある業者は、近隣にあるのか。
環境政策課長
あると思っている。
事業者としても、個別に自ら集めるとなると収集コストがかかるので、コスト計
算に乗らないが、市が収集して集めたものであればスケールメリットが生じるため、
コストとして成り立つということになる。聞き取りを行った事業者でも処理できる
と思っている。
松 村 委 員
原委員のご指摘はごもっともだと思う。資料2−1の5ページで、
「ガラス類につ
いては、資源ごみが6割以上を占めている現状や平成23年度から資源ごみの区分
変更が実施予定であることを踏まえ、分別指導の更なる徹底を図りながら、これま
でどおりの埋立処分が適当と考える。」という表現は誤解を招きやすいと思うので、
「量としては大きく減少するが、残ったものについては・・・」といった書き方に
して、誤解を招かない表現にされた方が良いのではないかと感じる。
それから、資料2−2の17ページで、ボックス回収における回収量の平均値が
0.0002375kg/箇所・人・年ということだと、極めて低いような気がす
るが、これは人のところが大きいのか。要するに、すごく小さな数字のように見え
るが妥当なのかということである。
環境政策課長
人の要素が大きいということである。
8
発
言
者
発
言
内
容
松 村 委 員
人口が、1千人とか、1万人とかとかという話なのか。
環境政策課長
もとの数字があるのでそれをお示しする。
岡 田 会 長
これは確認していただければ良いと思う。
最初の指摘は、修文するということで良いか。
環境政策課長
良い。
岡 田 会 長
修文の内容については、ご意見をいただいたような趣旨で直していただくことに
させていただければと思う。
ほかによろしければ松村委員、原委員のご意見に従って、事務局で1箇所だけ修
正していただき、最終的には、私と今岡副会長で確認させていただいたものを、本
協議会のとりまとめということにさせていただきたいと思うがよろしいか。
委
員 (異議なし)
岡 田 会 長
それでは、2つのリサイクル検討結果についてご了解いただいたと思う。
今後の手続きはどうなるのか。事務局から説明をお願いする。
環境政策課長
今、修文のご意見をいただいたので、修文を行ったうえで、ゼロエミッションシ
ティ推進協議会の検討結果のとりまとめということにさせていただいきたいと考え
ている。
とりまとめ結果については、市長に協議会での検討結果(とりまとめのご意見)
ということで報告する。
修文したものについては、後日、委員の皆様に送付させていただく。
岡 田 会 長
参考資料等でご説明等があればお願いしたい。
環境政策課長
(参考資料1、参考資料2、参考資料3について説明)
岡 田 会 長
以上をもって、平成22年度第1回広島市ゼロエミッションシティ推進協議会を
終了する。広島市におかれては、家庭系可燃ごみと不燃ごみの検討がなされたが、
それを具体的に推進していただくこと、引き続き取り組んでいただくことを期待し
て最後の言葉にしたい。委員の皆様に感謝する。
9