アサヒガード AG-415 旭硝子株式会社 AGC-J-0610-1 2013/10/04 安全データシート(SDS) 作成日 2013/10/04 1.製品及び会社情報 アサヒガード AG-415 製品名: 旭硝子株式会社 東京都千代田区丸の内一丁目5番1号 化学品カンパニー 03-3218-5462 03-3218-7854 旭硝子株式会社 東京都千代田区丸の内一丁目5番1号 会社住所: 担当部門: 電話番号: FAX番号: 会社住所: 担当部門: 電話番号: FAX番号: 整理番号: 推奨用途および 使用上の制限: 化学品カンパニー 03-3218-5462 03-3218-7854 AGC-J-0610 ・ 撥水撥油剤 2.危険有害性の要約 GHS分類: 物理化学的危険性: 火薬類: 可燃性/引火性ガス: 可燃性/引火性エアゾール: 支燃性/酸化性ガス: 高圧ガス: 引火性液体: 可燃性固体: 自己反応性化学品: 自然発火性液体: 自然発火性固体: 自己発熱性化学品: 水反応可燃性化学品: 酸化性液体: 酸化性固体: 有機過酸化物: 金属腐食性: 健康に対する有害性: 急性毒性-経口: 急性毒性-経皮: 急性毒性-吸入(気体): 急性毒性-吸入(蒸気): 分類できない 分類対象外 分類対象外 分類対象外 分類対象外 区分外 分類対象外 分類できない 区分外 分類対象外 分類できない 分類できない 分類できない 分類対象外 分類できない 分類できない 区分外 分類できない 分類対象外 分類できない 1/7 アサヒガード AG-415 旭硝子株式会社 急性毒性-吸入(粉塵/ミスト): 皮膚腐食性/刺激性: 眼に対する重篤な 損傷性/刺激性: 呼吸器感作性: 皮膚感作性: 生殖細胞変異原性: 発がん性: 生殖毒性: 特定標的臓器毒性 (単回暴露): 特定標的臓器毒性 (反復暴露): 吸引性呼吸器有害性: 水生環境-急性有害性: 水生環境-慢性有害性: オゾン層有害性: GHSラベル要素: 絵表示またはシンボル: 注意喚起語: ・ なし 危険有害性情報: 応急措置: ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 保管: 廃棄: ・ ・ 安全対策: 結果として分類されない その他の危険有害性: ・ ・ AGC-J-0610-1 2013/10/04 分類できない 区分外 区分外 分類できない 分類できない 分類できない 分類できない 分類できない 区分外 区分外 区分外 区分3 区分3 分類できない 水生生物に有害 長期的影響により水生生物に有害 環境への放出を避けること。 保護手袋および保護眼鏡、保護面を着用すること。 この製品を使用する時に、飲食または喫煙をしないこと。 容器を密閉しておくこと。 屋外または換気の良い場所でのみ使用すること。 必要に応じて個人用保護具を使用すること。 粉じん、ヒューム、ガス、ミスト、蒸気、スプレー等を吸入しないこと。 眼に入った場合:水で数分間注意深く洗うこと。コンタクトレンズを容易に外 せる場合にははずして洗うこと。眼の刺激が持続する場合は、医師の診断、手当 てを受けること。 容器を密閉にして、直射日光を避け、換気の良い涼しいところで保管すること。 内容物や容器を、都道府県知事の許可を受けた専門の廃棄物処理業者に業務委託 すること。 内容物または容器を廃棄する場合は、都道府県の規則に従うこと。 エアゾールまたは細かなスプレー噴霧(ミスト)を吸引すると、呼吸器の重大な 障害を起こすことがある。フッ素樹脂の熱分解により発生するヒュームを吸引 すると、発熱、せきのような風に似た症状がでる(ヒューム熱)事が知 られている。 3.組成及び成分情報 単一/混合物: 成分: No. 1 2 3 4 混合物 CAS No. 化学式 含有率 (%) 企業秘密 企業秘密 企業秘密 企業秘密 34590-94-8 67-64-1 企業秘密 C7H16O3 C3H6O 企業秘密 7 1.1 成分名 パーフルオロアルキルエチルアクリレート 共重合物 界面活性剤 ジプロピレングリコールモノメチルエーテル アセトン 2/7 アサヒガード AG-415 旭硝子株式会社 5 6 No. 1 2 3 4 5 6 AGC-J-0610-1 2013/10/04 水 製品中の固形分計18% 化審法 官報公示整理番号 登録/非公開 登録/非公開 2-426 2-542 - 毒物及び劇物取締法: 安衛法 官報公示整理番号 登録/非公開 登録/非公開 2-426 2-542 - - H2O 73.0 安衛法通知物質 化管法 - - 601 17 - - - - - - - - ・ 該当せず 4.応急措置 吸入した場合: ・ 蒸気、ガスなどを吸い込んで、気分が悪くなった場合には、空気の新鮮な場所に 移して呼吸しやすい姿勢で休息させ、医師に連絡すること。 ・ 呼吸が不規則か、止まっている場合には人工呼吸を行う。 ・ 直ちに医師による医療処置をうける。 皮膚に付着した場合: ・ 付着物を布にて素早く拭き取る。 ・ 大量の水および石鹸または皮膚用の洗剤を使用して充分に洗い落とす。溶剤、 シンナーは使用しないこと。 ・ 外観に変化が見られたり、刺激・痛みがある場合、気分が悪い時には医師の診断 を受けること。 ・ 汚染された衣類、靴等を速やかに脱ぐか、取り去る。 ・ 出来るだけ早く医師の診断を受けること。 ・ 直ちに大量の清浄な流水で15分以上洗う。次にコンタクトレンズを着用 していて容易に外せる場合は外すこと。まぶたの裏まで完全に洗うこと。 ・ 誤って飲み込んだ場合には、安静にして直ちに医師の診断を受けること。 ・ 嘔吐物は飲み込ませないこと。 ・ 医師の指示による以外は無理に吐かせないこと。 ・ 被災者に意識のない場合は、口からなにも与えてはならないし、吐 かせてはならない。 目に入った場合: 飲み込んだ場合: 5.火災時の措置 消火剤: 火災時の特有の危険有害性: 特有の消火方法、 消火を行うものの保護: 消火を行う者の保護: ・ 炭酸ガス(二酸化炭素)、粉末消火剤、泡消火剤、水 ・ 燃焼の際に有害なガス(弗化水素、弗化カルボニル、一酸化炭素等)が発生 するおそれがある。 ・ 適切な保護具(耐熱性着衣など)を着用する。 ・ 可燃性のものを周囲から素早く取り除く。 ・ 指定の消火剤を使用すること。 ・ 高温にさらされる密閉容器は水をかけて冷却する。 ・ 消火活動は風上より行う。 ・ 周辺火災に対応して、消火活動を行うこと。 ・ 移動可能な容器は、安全に行える限り火災場所から搬出する。 ・ 消火作業従事者は自給式呼吸保護具、保護衣、保護手袋、及び保護靴等の保護具 を着用する。 6.漏出時の措置 人体に対する注意事項、 ・ 作業の際には適切な保護具(手袋、保護マスク、エプロン、ゴーグル等)を着用 3/7 アサヒガード AG-415 旭硝子株式会社 人体に対する注意事項、 保護具及び緊急時措置: 環境に対する注意事項: 封じ込め及び浄化の 方法/機材: 二次災害の防止策: 回収、中和: AGC-J-0610-1 2013/10/04 ・ 作業の際には適切な保護具(手袋、保護マスク、エプロン、ゴーグル等)を着用 する。 ・ 周辺を立ち入り禁止にして、関係者以外を近づけないようにして二次災害を防止 する。 ・ 河川への排出等により、環境への影響を起こさないように注意する。 ・ 漏出物は、密封できる容器に回収し、安全な場所に移す。 ・ 付着物、廃棄物などは、関係法規に基づいて処置すること。 ・ 付近の着火源・高温体及び付近の可燃物を速やかに取り除く。 ・ 多量の場合は、土砂等で流れを止め回収する。 ・ 土、乾燥砂等不活性の物質に吸着させて廃棄用容器に回収する。 7.取扱い及び保管上の注意 取扱い: 技術的対策: 注意事項: 安全取扱い注意事項: 保管: 技術的対策: 適切な保管条件: 安全な容器包装材料: ・ 換気の良い場所で取り扱う。 ・ 容器はその都度密栓する。 ・ 蒸気の発散をできるだけ抑え、作業環境を許容濃度以下に保つように努める。 蒸気及びミストを吸入しない。スプレーで使用する際には粒子径サイズ15μm 以上になるトリガー吹きつけ器や加圧スプレーのような粗粒デバイスを使用 すること。エアゾル化やアトマイズは避ける。220℃以上の温度で使用 しないこと。このような温度ではフッ化水素、フッ素カルボニル、一酸化炭素 、二酸化炭素等の有害分解生成物を発生する可能性がある。 ・ 取扱い時は、飲食および喫煙をしない。 ・ 取扱い後は、手などをよく洗う。 ・ 容器の粗暴な取り扱いや落下をさせてはならない。 ・ エアゾルが発生しないように取り扱う ・ 強酸化剤との接触は避ける。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 日光の直射を避ける。 通風のよいところに保管する。 冷暗所に保管する。 鉄錆び、過酸化物、酸化剤と混在しない。 使用済み容器は一定の場所を定めて集積する ポリエチレン(アトロン缶)、超高分子量ポリエチレン(ケミカルドラム) 8.暴露防止及び保護措置 設備対策: ・ 作業場所近くに、シャワー、手洗い及び洗眼の装置を取り付け、その位置を明確 に表示する。 ・ 屋内作業の場合は、作業者が直接暴露されない設備とするか、局所排気装置等 により作業者が暴露から避けられるような設備にする。 安衛法 管理濃度: 化学物質名 管理濃度 未設定 ジプロピレングリコールモノメチルエーテル ppm アセトン 500 ppm 許容濃度 (日本産業衛生学会): 化学物質名 ジプロピレングリコールモノメチルエーテル TWA 未設定 ppm 4/7 Ceiling - 皮膚 年度 2007 アサヒガード AG-415 旭硝子株式会社 AGC-J-0610-1 2013/10/04 200 ppm, 470 mg /m3 アセトン - 2005 許容濃度(ACGIH): 化学物質名 ジプロピレングリコールモノメチルエーテル アセトン 呼吸器の保護具: 手の保護具: 目の保護具: 皮膚及び身体の保護具: ・ ・ ・ ・ TWA 150 ppm 500 ppm STEL - 750 ppm Ceiling 100 ppm - 皮膚 ○ 作業を行う場合には、適切な保護マスクを着用すること。 有機溶剤または化学薬品が浸透しない材質の手袋を着用する。 取り扱いには保護メガネを着用すること。 取り扱う場合には、皮膚を直接曝させないような衣類を着けること。また 化学薬品が浸透しない材質であることが望ましい。 9.物理的及び化学的性質 物理的状態: 形状: 色: 臭い: 液体 情報なし 乳白色 アセトン臭 pH: 沸点、初留点、沸騰範囲: 引火点: 酸性 ≧ 100 ℃ ≧ 80 ℃(タグ密閉式) 自然発火温度 (発火点): 蒸気圧: 比重(相対密度): 情報なし 水に対する溶解性: 溶媒に対する溶解性: その他のデータ: 易溶 情報なし 非引火性、自然発火性なし データなし 1.00-1.08 10.安定性及び反応性 安定性(危険有害 反応可能性): 危険有害な 分解生成物: ・ 常温常圧で安定 ・ フッ化水素(HF)およびフッ化カルボニル(COF2) 11.有害性情報 眼に対する重篤な 損傷/刺激性: 生殖毒性: 特定標的臓器毒性 (単回暴露): 特定標的臓器毒性 (反復暴露): 吸引性呼吸器有害性: ジプロピレングリコールモノメチルエーテル アセトン アセトン ジプロピレングリコールモノメチルエーテル アセトン アセトン 区分2B 区分2B 区分2 区分3 (気道刺激性,麻酔作用) 区分3 (気道刺激性,麻酔作用) 区分2 (血液) アセトン 区分2 急性毒性:経口 LD50(rat):2500mg/Kg以上 (OECD 423) 5/7 年度 2011 2005 アサヒガード AG-415 旭硝子株式会社 AGC-J-0610-1 2013/10/04 急性毒性:経口 LD50(rat):2500mg/Kg以上 (OECD 423) 皮膚腐食性・刺激性:皮膚腐食性(OECD404):NonーIrritant(ウサギ)(DPGME)皮膚 ウサギ 500mg 軽度 眼に対する重篤な損傷・刺激性:眼 ウサギ Minimal Irritant Class3(OECD405)、(DPGME) 眼 ヒト 8mg、 軽度刺激性、 ウサギ 238mg 軽度、ウサギ 500mg/24h 軽度 生殖細胞変異原性:Ames試験:陰性(含フッ素重合体) 発がん性:日本産業衛生学会、ACGIH、NTP、IARCのいずれも記載なし 12.環境影響情報 ・ 漏洩、廃棄などの際には、環境に影響を与える恐れがあるので、取り扱いに注意する。特に、製品や洗浄水が、 地面、川や排水溝に直接流れないように対処すること。 生態毒性: 魚毒性: 残留性/分解性: 生体蓄積性: ・ EC50 18.3mg/l ミジンコ(OECD202) ・ NOEC 100mg/l以上(ニジマス)(OECD203) ・ 活性汚泥呼吸阻害:EC50(3h contact time)>1000mg/l ・ データなし 13.廃棄上の注意 残余廃棄物: 汚染容器および包装: ・ 残った製品(残余廃棄物)は、廃棄物の処理および清掃に関する法律、及び、 都道府県/市町村の規則に従って廃棄すること。 ・ 容器、機器装置等を洗浄した排水等は、地面や排水溝へそのまま流さないこと 。 ・ 排水処理、焼却などにより発生した廃棄物についても、廃棄物の処理および清掃 に関する法律および関係する法規に従って処理を行うか、委託をすること。 ・ 委託処理を行う場合は、都道府県知事の許可を受けた専門の産業廃棄物処理業者 と契約すること。 ・ 焼却するとき、有害なガスが発生することがあるので、排ガス処理のできる設備 で焼却処理を実施する。 ・ 許可を受けた産業廃棄物処理業者と委託契約をして処理をする。 14.輸送上の注意 陸上輸送: 海上輸送: 航空輸送: 輸送の特定の 安全対策及び条件: その他: ・ 消防法、労働安全衛生法、毒劇物法に該当する場合は、それぞれの該当法律に定 められる運送方法に従うこと。 ・ 船舶安全法に定めるところに従うこと。 ・ 航空法の定めるところに従うこと。 ・ 取扱い及び保管上の注意の項の記載に従う。 ・ 運搬に際しては、容器を40℃以下に保ち、転倒、落下、損傷がないように注意 すること。 ・ 国連分類・国連番号(UN)・容器等級 :該当なし 15.適用法令 化学物質審査規制法: 労働安全衛生法 第57条 表示物質: ・ 優先評価物質 アセトン(1.1%) ・ 労働安全衛生法第57条 表示物質 労働安全衛生法 57条の 2 通知対象物質: ・ その他の法令: ・ ・ ・ アセトン(1.1%) 労働安全衛生法第57条の2 通知対象物質 ジプロピレングリコールモノメチルエーテル(7%) アセトン(1.1%) 毒物及び劇物取締法: 該当しない 化学物質管理促進法(PRTR法): 該当しない 外国為替及び外国貿易管理法、輸出貿易管理令、別表第1の16項に挙げる貨物に 6/7 アサヒガード AG-415 旭硝子株式会社 AGC-J-0610-1 2013/10/04 ・ 外国為替及び外国貿易管理法、輸出貿易管理令、別表第1の16項に挙げる貨物に 該当するので、輸出の際には許可申請要件(客観要件、インフォーム要件)に該当 する場合は輸出許可が必要である。 ・ 消防法:非危険物 ・ 本品およびその混合物は米国有害物質規制法(TSCA)の第5条(e)項の規定に基 づき、米国において輸入者が弊社現地法人であるAGC Chemicals Americas社に 限定され、輸入数量厳格化が規定されている。 ・ 特定有害廃棄物等の輸出入等の規制に関する法律 エーテル 0 . 1%以上 16.その他の情報 会社名: 担当部門: 電話番号: FAX番号: 制約を受ける事項: 引用文献: 旭硝子株式会社 化学品カンパニー 0436-23-3871 0436-22-5710 ・ 本製品は工業用品であり、メディカル用途を想定して開発・製造を行 ったものではありません。 ・ 「化審法の既存化学物質安全点検データ集」日本化学物質安全・情報センター、 通産省化学品安全課監修、化学品検査協会編、1992 ・BASF CANADA INC.「Harcros DPM」MSDS,Canadian Centre for Occupational Health and Safety 1993 ・石油化学工業協会 酢酸MSDS SDSは事業者を対象とした文書です。 全ての資料や文献を調査したわけではないため情報漏れがあるかもしれません。 また、新しい知見の発表や従来の説 の訂正により内容に変更が生じます。 重要な決定等に利用される場合には、出典等をよく検討されるか、試験 によって確かめることをお勧めします。 記載のデータや評価に関してはいかなる保証をするものではありません。 また、記載事項は通常の取扱いを対象としたものですので、特殊な取扱いをする場合には新たな用途・用法に適した 安全対策を実施した上、お取扱い願います。 当製品の譲渡時には本SDSを添付してください。 7/7
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