6月号 - 台東区生涯学習センター

平成26年 5月30日
台
東
育
英
台東区立台東育英小学校
VOl. 14
No .3
校長 小泉 与吉
TEL 3851-3600
http://www.taitocity.net/taitouikuei-s/
あいさつについて
校長 小泉 与吉
浅草橋地区にある神社の夏の祭礼が始まる頃になりました。子供たちにとっても楽しみにしてい
る行事の一つと思います。お祭りの中で、子供たちが地域の方々と一緒になってお祭りを盛り上げ
てもらいたいと思います。
早いもので、1学期の半ばを過ぎました。子供たちは、全校遠足をはじめいくつかの大きな行事や
学級・学年での活動で、新しい仲間との生活にも慣れ、元気に過ごしている姿がみられます。この
時期に、4月に立てた今学期の目標などを振り返ってみることも大切なことと思います。
本校の伝統的な取組の一つに「あいさつ」があります。卒業生から在校生に託される事の一つに
もなっています。朝、玄関で子供たちとあいさつを交わす時、「立ち止まりあいさつ」を奨励して
います。最近では、1年生の子供たちの中にも「立ち止まりあいさつ」を行ってくれる姿が増えてき
ました。伝統としての取組が拡がってきているなあと感じます。
しかし、時々、子供たちの登下校の安全を見守ってくださっている交通安全ボランティアの方か
ら、あいさつをしっかりと交わさない子がいるというお話しを伺うことがありました。地域の皆様
に大切に育てられている子供たちです。あいさつの大切さについて、日頃からの指導をしっかりと
行っていきたいと思います。
あいさつというと「オアシス言葉」がありますが、最近、NHKの朝ドラ「花子とアン」の中で、
「ご機嫌よう」というあいさつが交わされます。辞書には「出会った時、別れる時などにいうあいさ
つのことば」とあります。「機嫌」には【気分・様子・安否】の意味があり、ここに「良く」が変化した
【よう】という言葉が付いて、「ご機嫌良くお過ごしですか」「ご機嫌良くお過ごしください」という【相
手の体調や健康を気遣う気持ち】になります。私たちの普段の生活では馴染みが薄くなってしまったかも
しれませんが、一部の学校などでは今も使っていてるようです。「おはようございます」「さようなら」
等のあいさつ全てを含んだ意味合いがあり、相手を気遣うということで、「ご機嫌よう」というあいさつ
言葉を奨励しているということを聞いたことがあります。また、航海訓練所の帆船の帆の上から実習生た
ちが見送りに来た人に「ごきげんよう」と大きな声であいさつするそうです。
「あいさつは、人と人とを結ぶ心の架け橋」とも言われます。様々なあ
いさつの言葉や仕方があります。私たちは、いろいろな場で使い分けてあ
いさつを交わしています。ちょっとしたあいさつの心遣いが、私たちの生
活に温かみを創ってくれるのではないでしょうか。私たちはその場に合っ
たあいさつの使い方をいつも考えているのかも知れません。あいさつ言葉
が溢れる学校づくりを目指したいと思います。
体力向上に向けて
副校長 小河 裕
4月25日(金)
、校外運動日にリバーサイド陸上競技場に出かけ、
「スポーツテスト」を行
いました。本校の校庭では、50m 走の測定が行えず、高学年のソフトボール投げの測定にも
無理があります。そこで、毎年リバーサイド競技場で「スポーツテスト」を実施しています。
。
子どもの体力の低下が懸念される中、
「子供たちの体力の実態をまず知ろう」ということで
東京都では全学年で「新体力テスト」を実施することにしました。
「新体力テスト」では次の
8種目のテストを実施して体力を測定していきます。
○握力(筋力)
○上体起こし(筋持久力)
○長座体前屈(柔軟性)
○反復横跳び(敏捷性) ○20Mシャトルラン(全身持久力) ○50M走(走力)
○立ち幅跳び(跳躍力) ○ソフトボール投げ(投力)
校外運動日に実施できなかった他の種目は、学校で体育の時間等を使い4~5月にかけて測
定しました。全学年のデータは東京都に送り、全国や都の平均と比べた結果が秋に分かるよう
になっています。昨年度の記録ではどの学年も概ね東京都の平均と同等、もしくは上回る結果
でしたが、今年度はどうなるでしょうか。
また、本校では、独自の「体育検定」を実施し、次の4種目を卒業するまでに合格すること
を目標としています。①「なわとび二重跳び10回」
②「さか上がり1回」
③「体前屈15cm」
④「水泳25M」
まず、自分の体力を知り、目標をもたせ、体育の授業や体育的な活動を通して子供たちの体
力向上を図っていきたいと考えています。
本の世界を楽しもう
図書担当 井伊 智子
「おもしろい本を見つけたよ!」 「お話に出てくる○○がね……」 「星座の本借りたよ。調
べてあげる。先生何座?」 「この写真見て!」 「日曜日に、このお菓子を作ってみる!」
学級で本の貸出をした後の子供たちの言葉です。とても楽しげに、ちょっと誇らしげに、自
分が見つけた本のことを教えてくれます。
本を読むことで育てられる力は色々と考えられます。でも、まずは子供たちに、
「本が好き!
読書は楽しい!」と心から感じてもらいたい。何かの役に立てるために読むのではなく、それ
自体を楽しんでもらいたいと思います。本は一生の友達になり得ます。時に励ましてくれたり、
知識を与えてくれたり、新しい世界を見せてくれたりと、人生に寄り添ってくれる優れもので
す。
読書は本選びから始まります。自分の感性を元にピンときたものを手に取ってみる。直感で
選んでも絵で選んでもよいと思います。自分にとってハズレの本の時もあるかもしれません
が、この本大好き!と思う本と出会えた時の感動は大きいものです。そういう経験を子供たち
にも味わってもらいたいなぁと考えています。
読書週間は、子供がより多くの本と出会うよい機会です。図書ボランティアの方が、毎月の
読み聞かせとは別にパネルシアターをしてくださったり、図書委員会からの働きかけがあった
りと、本と触れ合う機会が増える期間です。ぜひご家庭でもテレビを消し、本の世界に浸る時
間を作って楽しんでいただけたら嬉しいです。
読 書 週 間
6月9日(月)~6月27日(金)
6年生の顔
6年担任 春日 学
4月の校外運動日の後、6年生のある男子がこんなことを言いました。
「先生、はじめは
正直気が重かったんだけど、途中から1年生がかわいくなって楽しかった。
」この日の6年
生は、学校からリバーサイドスポーツセンターまで1年生と一緒に出かけたのでした。地下
鉄に乗っているときは手をしっかりつないで1年生を守り、隅田公園を歩くときは「好きな
食べ物は?」
「もうちょっとで着くよ。
」などと1年生が飽きないように話しかけていました。
初めは緊張気味だった1年生も、帰り道には自分から6年生に話しかけるほどすっかり打ち
解けていました。そんなときの6年生の顔はとても優しい目をしています。
「今の日本のしくみってこのときから始まったんですね。
」社会科で「大化の改新」を学
習した後のある児童の感想です。6年生では日本の歴史の学習が始まります。6年生には歴
史の学習を楽しみにしている児童がたくさんいます。4月に社会科の教科書や歴史資料集を
初めて手にしたときは、
「聖徳太子だ!」
「織田信長だ!」と興味津々でページをめくってい
ました。今も休み時間などに歴史資料集のページを開いて歴史上の人物や出来事について読
んだり、自主学習で興味のあることを調べたりしています。そんなときの6年生の顔は好奇
心にあふれています。
学校のリーダーとしての顔、新しいことを学ぶ顔、友達と楽しそうに語らう顔…。6年生
はいろいろな顔を見せてくれます。一人一人が自分自身の可能性を広げていけるような1年
間になってくれたらと願っています。
発見いっぱい生活科
2年担任 中塩 絵美
生活科の学習で、一人一鉢トマトの苗を植えました。苗をそっと手に取ると、葉っぱからも
さわやかなミニトマトのにおいがします。
「いいにおい!トマトのにおいだ。
」
「黄色くてかわ
いい花だね。
」
「花のところから小さいミニトマトの赤ちゃんができているよ。まだ黄緑色だ
ね。
」と自分の発見に大喜びです。葉っぱがギザギザしていたり、茎の色と葉っぱの色が違っ
ていたり、ザラザラしていたり、初めて分かったことがたくさんありました。毎日の水やりは
ミニトマトの成長を願って、心を込めてたっぷりとあげています。これから観察カードで定期
的に観察し、野菜の成長する様子を楽しみながら学習していきたいと思います。
また、
「どきどき わくわく まちたんけん」では、浅草橋の町について子供たちが知りた
い!調べたい!と思ったことを、町の人にインタビューして調べます。おかず横丁や公園、ビ
ーズ屋さんにとんかつ屋さん、そば屋さんなど・・・。いつも遊んだり買い物したりしている
浅草橋のお店だけど、知りたいことがたくさん。まず、おかず横丁をぐるりと散策しました。
普段見慣れた町並みをゆっくり一軒一軒確かめながら歩くと、
「かき氷屋!いつも食べてる
よ。
」と元気よく教えてくれる児童もいました。
「お肉屋さんだ。
」
「お味噌屋さんや漬け物屋さ
んもある。
」
「家具屋さんもあるんだ。
」と、普段はあまり関わらないお店もあり、
「いろいろな
お店があるんだね。
」と新たな発見をしたようです。地域のよさに気付き、子供たちにもっと
浅草橋の町を好きになってもらえるように学年で取り組んでいきます。