平成25年1月10日 産業水道委員会会議記録(PDF形式:196KB) - 水戸市

産業水道常任委員会会議記録
日 時
平成25年1月10日(木曜日)
午後 1時30分 開議
場 所
水戸市議会 第2委員会室
午後 2時 2分 散会
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付託事件
(1) 所管事務調査
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1 本日の会議に付した事件
(1) 報告事項
①平成24年度 第117回 水戸の梅まつりについて
(観光課)
②平成24年度 第34回 磯節全国大会について
(観光課)
(2) その他
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2 出席委員(6名)
委 員 長
安
藏
委
員
玉
造
委
員
小
川
栄
君
副委員長
小
泉
康
二
君
順
一
君
委
員
須
田
浩
和
君
勝
夫
君
委
員
内
藤
丈
男
君
輝
彦
君
産業経済部
参
事
鈴
木
吉
昭
君
3 欠席委員(なし)
4 委員外議員出席者(なし)
5 説明のため出席した者の職,氏名
産業経済部長
岡
産業経済部
参
事
兼
商 工 課 長
柏
広
和
君
産業経済部
参
事
兼
観 光 課 長
飯
村
健
一
君
産業経済部
参
事
兼
公 設 地 方
卸売市場長
塙
和
典
君
農 政 課 長
吉
川
茂
重
君
農業環境整備
課
長
清
水
安
隆
君
農 業 技 術
センター所長
大
峰
正
美
君
綿
引
正
治
君
倉
田
喜 久 男
君
水 道 部 長
檜
山
隆
雄
君
水道部技監
立
原
忠
君
水道部参事兼
水道総務課長
伊
藤
俊
夫
君
水道部技監兼
料 金 課 長
細
貝
晃
司
君
経 理 課 長
小 田 木
義
弘
君
水道整備課長
後
藤
博
次
君
給 水 課 長
小 田 木
晴
壽
君
内原農政事務
所
長
水 道 事 業
管
理
者
部
-1-
浄水管理事務
所
長
農業委員会
事 務 局 長
安
田
貞
雄
君
清
水
登 美 男
君
農業委員会
事務局次長
江
幡
清
美
君
綱
島
卓
君
書
木
村
圭
佑
君
6 事務局職員出席者
書
記
也
-2-
記
午後 1時30分 開議
○安藏委員長 新年明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
それでは,定足数に達しておりますので,ただいまから,産業水道委員会を開会いたします。
それでは,早速議事に入ります。
初めに,報告事項の説明を行います。
なお,観光課からの報告事項2件につきましては,一括して報告を求め,その後質疑を行いたいと思いま
すので,御了承をお願いいたします。
それでは,平成24年度第117回水戸の梅まつりについて及び平成24年度第34回磯節全国大会につ
いて,執行部より順次説明をお願いいたします。
飯村参事兼観光課長。
○ 飯 村産 業 経済 部参 事兼観 光 課長
それ では ,報告 案 件に 入 りま す前 に,お 時 間を 頂 戴し まし て,
2013年水戸の梅大使の紹介をさせていただきたいと存じます。
一同,礼。
それでは,多数の応募者の中から選ばれました,2013年水戸の梅大使10名を,自己紹介にて御紹介
をさせていただきます。
なお,お手元の観光課提出の資料,水戸の梅まつりについての4ページに名簿がございますので,御参照
いただきたいと存じます。
それでは,自己紹介をお願いいたします。
○山本水戸の梅大使 皆様,こんにちは。私は,2013年水戸の梅大使の山本千尋と申します。どうぞよ
ろしくお願いいたします。
○藤澤水戸の梅大使 同じく藤澤理恵と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
○高岡水戸の梅大使 同じく高岡亜弥乃と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
○箕輪水戸の梅大使 同じく箕輪友美と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
○沢畑水戸の梅大使 同じく沢畑順子と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
○倉持水戸の梅大使 同じく倉持恵理と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
○岩間水戸の梅大使 同じく岩間莉沙と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
○小峰水戸の梅大使 同じく小峰華子と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
○田辺水戸の梅大使 同じく田辺真理と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
○長谷川水戸の梅大使
同じく長谷川和奏と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
○飯村産業経済部参事兼観光課長 以上で紹介を終わります。1年間御指導のほどよろしくお願い申し上げ
ます。(拍手)
それでは梅大使,回れ右をしてください。
一同,礼。
もう一度正面を向いてください。
それでは,退出してください。
-3-
ありがとうございました。
それでは引き続き,観光課提出の資料によりまして,平成24年度第117回水戸の梅まつりについての
御説明をさせていただきます。お手元の資料をごらんいただきたいと存じます。
まず,目的でございますが,四季観光の一環として,偕楽園を中心に,水戸の梅まつりを開催いたしまし
て,観光客の誘致及び商店等の振興対策を図って,本市観光の発展に寄与することを目的といたしまして,
水戸の梅まつり実行委員会の主催によりまして,2月20日から3月31日までの40日間,偕楽園及び弘
道館公園を会場に開催をしてまいります。
6の宣伝につきましては,観光キャンペーンといたしまして,札幌,神戸,東京,埼玉,群馬,福島ほか
でPRをしてまいります。また,水戸の梅大使によりまして,近隣市町村の表敬訪問,それから市内各新聞
社の表敬訪問などを行ってまいります。
その他につきましては,ポスター及びパンフレットのほか,記載の内容で周知を図ってまいりたいと存じ
ます。
7の行事の予定でございますけれども,今年度は第6観梅デーまでございまして,それぞれ観梅デーごと
に中身の行事予定が書いてございます。まず,第1観梅デーは2月24日でございまして,この日は野外琴
の会,それから謡と仕舞の会などが開催されます。第2観梅デーにつきましては3月3日,野点茶会,それ
から大撮影会と写真コンテスト,水戸のひな流し等が行われます。その後につきましては,記載のとおりで
ございますので,お読み取りいただければ幸いでございます。
ページを返していただきまして,観梅デー以外の行事でございますけれども,五軒香梅ひな流し,それか
ら高校生野点茶会,こういったものが行われます。高校生野点茶会につきましては,今年度初めて実施する
ものでございます。また,第8回夜・梅・祭につきましては,3月2日の土曜日に行われる予定でございま
す。
漫遊バスの運行につきましては,2月23日から3月17日の土曜,日曜日にごらんのコースを回るとい
うことで,助さん号,格さん号の2台で運行してまいります。
協賛行事といたしましては,水戸の梅まつり梅酒大会2013,これは今年度初めて取り組むものでござ
いまして,全国の89の酒蔵が梅酒を出品いたしまして,有料で試飲をしていただき,投票を行って,黄門
賞,助さん賞,格さん賞,そういった賞を授与するものでございます
水戸の味市につきましては,3月2日から3月17日の間の土曜,日曜において行われる予定でございま
す。また,例年どおりの水戸納豆早食い世界大会,これは第12回を迎えて,2月23日に開催いただきま
す。
その他といたしまして,駅からハイキングということで,JRとタイアップして行うハイキング行事を
3月16日に開催する予定でございます。
梅まつりにつきましては以上でございまして,続きまして,平成24年度第34回磯節全国大会について
の御報告をさせていただきます。
もう1枚の観光課提出の資料のほうをごらん願います。
こちらの目的でございますが,日本三大民謡の一つであります磯節の普及と保存伝承を図るとともに,磯
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節発祥の地の水戸市,ひたちなか市,大洗町を全国に紹介するものでございます。
名称は第34回磯節全国大会,主催は磯節全国大会実行委員会でございまして,会長は高橋水戸市長でご
ざいます。
6の宣伝につきましては,記載の内容で周知を図ってまいりたいというふうに考えております。
まず,予選会でございますけれども,2月2日と3日の2日間にわたりまして,大洗町の大洗文化セン
ターで行われます。参加人員は約400名ということで見込んでおります。そちらの上位50名の方が決戦
会に出場されるわけですが,決戦会は2月11日,建国記念の日に県民文化センター大ホールにおいて行わ
れます。入賞としましては,優勝1名,準優勝3名,その他入賞6名が決定いたします。議員の皆様方には
既に水戸観光協会のほうから招待券のほうが送付されていることと思いますが,ぜひ御観覧いただきたく,
よろしくお願いをいたします。
説明は以上でございます。
○安藏委員長 それでは,御質問等ございましたら,どうぞ御発言をお願いしたいと思います。
いいですか。
〔発言する者あり〕
○安藏委員長 須田委員さん,大事な意見なんで,発言してください。
○須田委員 じゃ,広報のほうなんですけれども,何か最近,広報にすごく力が入っているなというのを実
感しているものであって,新たな市長のもと,大変すばらしい広報を展開しているなという気はしています。
これからも変わらぬ活動をお願いします。
その中で,できればできる限りであらゆる方法を取り入れていただきたいということだと思うんですが,
いばキラTV,まだ視聴率は少ないわけでありますけれども,現況,今のうちにコンテンツとして,常に毎
年これを出しておいてあげれば,こういうものが先々,キラTVが大きくなったときにも優先されるものか
なと。ここにはテレビ,インターネット等に入っているのかもしれませんけど,お忘れなくというお願いで
す。
あと,ちょっと,何だかマイナスになっちゃうと,ちょっと困るんですが,ちょっとだけ情報として知り
たいんですけども,今現在で磯節決戦会の大体入場者数って,招待も含めてどれぐらい来ているんですかね。
特段わからないですか。わかんなきゃ後でいいです。いいです,いいです。
○岡部産業経済部長 会場そのものはいっぱいになって……
○安藏委員長 それはひたちなかでやった,私も行ったんですが,満員です。
○須田委員 ひたちなかじゃなくて。というのは,会場の心配的なものが,今,県民文化センターが1,400
ぐらいに減りましたよね,前から。2,000に比べて。市民会館ではやったことないですよね,たしかね。
文化センターと,この間文化センターがだめなときに,ひたちなかでやったというだけですよね。どれぐら
い来ているのかなと。あくまでこれは,市民に説明責任が僕たちにあるんで,多分こういうのがあるとどの
ぐらいの人が来るんですかなんていう話が来るんで,それでちょっと聞いているだけなんで,大きな根幹に
かかわるものではないので,また後日,口頭等で教えていただければと思います。よろしくお願いします。
○安藏委員長 玉造委員。
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○玉造委員 こうしたイベントの広報については,須田委員のほうからも,以前から広域でというようなこ
とも検討課題で盛り上げていくというような問題提起もされてきたところです。
この間,商工会議所の新春の集いがありましたときに,橋本知事のほうから,トレインチャンネルの話も
ありました。ここにも今日,広報の媒体として,トレインチャンネルや電車の中づり広告による宣伝という
ことは載っておりますけれども,これは県のほうのバックアップも含めて,この梅まつりの広報の体制とい
うのはあるわけでしょうか。ここにあるのは,市で独自に行うものというような捉え方でよろしいでしょう
か。
○安藏委員長 飯村観光課長。
○飯村産業経済部参事兼観光課長 すみません。先ほど須田委員さんからの質問にありました部分につきま
して,数字がありましたので,お答えさせていただきます。
昨年度のひたちなか文化センターの大ホールの決戦会の観客入場者数は900名ということでございます。
それから,ただいま玉造委員さんのほうからいただきましたトレインチャンネルの関係,これにつきまし
ては,県のほうでやっているキャンペーンの一環でございまして,水戸の偕楽園を含めたつくばの観梅,そ
ういったものを春の観梅関係,春のキャンペーン関係をまとめてトレインチャンネルで流していただけると
いうことでございますので,これは県の部分も含めてのお話ということで御理解いただければと思います。
○安藏委員長 はい,どうぞ。
○玉造委員 ぜひいろいろなことを通して,復興の礎というようなことで,去年から力を入れて取り組んで
いるものですので,成功に向けて頑張っていただきたいと思いますが,もう一つ,これ飯村課長が去年から
始められたてくてくキャンペーンも,この間出発の模様が新聞で取り上げられていたんだろうと思います。
昨年はたしか水戸街道沿いを歩いて,最後の到着式などは感動的な部分もあったわけですけれども,今年参
考までに,そうした職員の方の頑張りということで,御紹介をいただければと思いますが,いかがでしょう
か。
○安藏委員長 飯村課長。
○飯村産業経済部参事兼観光課長 昨年は大変,下市の皆様にはお世話になりました。今年につきましては,
コースを同じコースというわけではなくて,北関東,栃木県,群馬県方面のお客様に来ていただきたいとい
う目的でコースを変えまして,前橋市に向かって歩いております。本来はこちらに向かってくるという形で,
去年はやっていたんですけれども,今年はこちらで出発式をやって,市長に見送っていただいた後,群馬県
のキャンペーンの中に,前橋市で行うキャンペーンにゴールするというようなことで,観光協会とちょっと
話をしまして進めております。1月4日の仕事初めの日から,主にその日は観光協会の皆さんに歩いていた
だきました。その後,5日,6日の土日,これは2班体制に分けて,日数を短縮する関係で,2班に分けて
進めております。そういった中で,土曜日につきましては,茨城放送でも取材していただきました。また,
日曜日につきましては,下野新聞,栃木県の下野新聞が取材に来ていただきまして,翌日の朝刊にカラーで
載ったというようなことで,それなりに今のところは効果があらわれているかなと思います。最終は今度の
土曜,日曜,栃木県の足利市から群馬県の前橋市まで,土曜,日曜をかけて歩くということで,大体1班五,
六名で歩いておりまして,延べ三十四,五名の職員が参加するということで,PRに努めておるところでご
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ざいます。
○安藏委員長 そのほか。よろしいですか。
それでは,ないようですので,次に,11月21日の委員会におきまして請求いたしました資料につきま
して,本日執行部より提出を受けておりますので,御説明をお願いいたします。
細貝技監兼料金課長。
○細貝水道部技監兼料金課長
水道部料金課より,昨年11月21日の常任委員会で資料請求がございまし
た水道料金等徴収業務に伴う茨城県内や先進類似都市の包括委託状況及びプロポーザル方式による参加募集
から意思表明までの期間について御説明をいたします。
初めに,資料の訂正をお願いいたします。
資料3ページをお開き願います。
資料3ページの上段の自治体名で,左から3番目,盛岡市のプロポーザル方式の契約年度が平成24年と
なっておりますが,平成23年度に御訂正をお願いいたします。
それでは,料金課提出資料の1ページをお開き願います。
1ページの資料1の茨城県内における包括委託状況について御説明をいたします。
上段には,受付業務から電算業務までの包括委託状況及び備考を記載してございます。左端には,茨城県
内の包括委託を行っている18の自治体及び1企業団を記載してございます。水戸市から守谷市までの8自
治体1企業団につきましては,水戸市と同様に受付業務から電算業務委託までの包括委託でございます。
また,ひたちなか市からつくばみらい市の10自治体につきましては,電算業務を除いた包括委託となっ
ております。
なお,下段の米印は,特例市の法定人口,備考欄には特例市等が記載してございます。
次に,2ページをお開き願います。
2ページの資料2につきましては,先進類似自治体及び資料3で視察や調査を行った自治体の包括委託状
況について記載してございます。上段には,都道府県,自治体,受付業務から電算業務までの包括委託状況
及び備考を記載してございます。
次の自治体名につきましては,北海道函館市から鹿児島県鹿児島市まで43の自治体の包括状況について
記載してございます。また,下段の米印は,先ほど申したように,特例市から政令指定都市の法定人口が,
備考欄には特例市,中核市及び政令指定都市を記載してございます。内容については,お目通しをお願いい
たします。
次に,3ページ。プロポーザル方式の参加募集から意思表明までの期間につきまして,視察及び調査を行
い,参考にしました18の先進類似自治体が記載されてございます。上段に自治体名,左端にプロポーザル
方式契約年度から,プレゼン・ヒアリングまでが記載してございます。参加募集(公告)から意思表明まで
の期間につきましては,それぞれの表の左端,4段目に記載してございまして,先進類似自治体18市の平
均につきましては,下段の表,水戸市の左隣に記載してあります16.7日でございます。また,参考とし
まして記載してございます建設業法施行令第6条第1項第3号の5,000万以上の一般競争入札,建設工
事の見積もり期間が15日以上でありますことも勘案しまして,参加募集から意思表示までを16日とした
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ものでございます。
なお,ゴシック文字は視察調査を実施した自治体でございます。
説明は以上でございます。
○安藏委員長 何か御質問等ございましたら,発言をお願いいたします。
須田委員。
○須田委員 結構長きにわたり,この話が出ていますが,ちょっと整理するためにもう一度だけ確認させて
ほしいんですけども,水道料金徴収業務の包括委託で,この受付業務から電算業務まで全部一括でやるとい
う方式と,基本的に電算業務だけ別途委託というのがとても多い気がします。これは特例市においても,一
部別途委託の業務が多いと思われますけども,電算業務についても包括して全部,電算業務を含めて発注し
たときは,コスト的なメリットはあるのかと思うんですが,別途委託するというところがこれだけ多いとい
うことは,何らかのメリットがあったはずだと思うんですよ。もしくは諸事情があったと思うんですが,全
部一緒にすること,そしてその電算業務だけ別途委託すること,この理由でもいいですし,もしくはそのメ
リット,デメリット等があれば,もう一度ちょっと確認だけさせてもらっていいでしょうか。
○安藏委員長 細貝料金課長。
○細貝水道部技監兼料金課長
資料1の県内につきましては,別途委託しております自治体につきましては,
市全体で運用しております電算システムの中に,料金業務システムが含まれておりますことから,別途委託
しているところでございます。
先進類似自治体につきましては,受付業務から収納業務まで包括委託する際に,もう既に水道独自の電算
業務,電算システムを構築しておりまして,それを運用しておりますことから,別途委託となっておるとこ
ろでございます。
○安藏委員長 須田委員。
○須田委員 県内ならともかくとして,先進事例では,もう既に水道の電算システムが中にあるということ
ですか。中にあるということなんでしょうけれども,これというのは,どっちが得なんですかね。例えば電
算別にもう1回つくり直しますよと。初期投資がすごく高くても,ランニングコストで例えば20年,
30年で持ち直せるとか,そういうこと。ちょっと金額的に私もわからないで,不勉強で申しわけないんで
すけども,僕なんかはできるだけランニングコストが,これからの人口が減っていく中,ランニングコスト
をできるだけ減らしていくべきだと。当然ながら,いろんな建物なんかも統廃合していくべきだという考え
を持っているんですが,別途で新しくつくるというと,かなりの額がかかると思うんですよ。ただ,聞かれ
たときに,別途委託すると,すごいお金がかかるよと,どのぐらいかかるのよと。これで年間どれぐらい安
くなったのよなんてことを聞かれた場合に答えられるような,そのために,ちょっとどういうふうになって
いるんだか,それは答えられるような答弁をいただきたいんですけど。
○安藏委員長 細貝料金課長。
○細貝水道部技監兼料金課長
本来ですと,電算業務まで一体でやったほうが,業務の効率化もいいところ
でございますけれども,先進自治体におきましては,平成15年10月に公法上の債権から私法上の債権に
なりまして,援用のない債権につきましては,永久に残る債権となりまして,そのために会計上の処理とし
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て不納欠損をしても,簿外資産として管理をしなくちゃならないという事態になりまして,先進自治体にお
きましては,その時点におきましてシステムの改修をしたことから,その後に包括委託という話になったも
のですから,その電算業務については,やはり新しく電算システムを開発するとなりますと,準備期間に
8カ月かかりますし,また,システムの移行費もかかりますことから,今の現状のままに別途契約でやって
いるものだと考えております。
○安藏委員長 須田委員。
○須田委員 ごめんなさい,ちょっと判断力がなくて。
この別途委託したほうが損ですよという考え方でいいんですかね。例えばさっき言った8カ月の準備期間
が必要だとか,別途委託は,考えてみれば,何となくそうだろうなと思っているんですが,人に説明すると
きに,何となくそうだろうなというのは通用しないので,もう1回ちょっと詳しく説明していただいていい
ですか。もうちょっとかみ砕いて,申しわけないんですけど。
○安藏委員長 細貝課長。
○細貝水道部技監兼料金課長
委員の言ったとおり,一括で電算業務まで包括委託にしたほうが安上がりで
ございます。
○安藏委員長 須田委員。
○須田委員 大変わかりやすくて,ありがたいんですけども,安上がりだよねというのは私も言えるんです
けど,どのくらい得するのとか聞かれたとき,私たちも選挙で選ばれている限り,市民に説明責任があると
思うんですよ。そうすると,例えば新しい電算システムつくって,その包括委託の中でその部分,それ計算
できるのかどうかわからないんですけど,包括委託の中の部分,その部分だけが幾らかかっているかなんて,
計算できないんでしょうけど,ということは,最近,先進類似自治体で,新たな電算システムを開発して
やったという事例はないということでいいんでしょうかね。ないですよね,本来。今の話だと。
○安藏委員長 細貝料金課長。
○細貝水道部技監兼料金課長
ないです,はい。
〔「いいです」と呼ぶ者あり〕
○安藏委員長 いいですか。
はい,玉造委員。
○玉造委員 役所の資料で,ちょっと珍しいなと思いますのは,2ページの資料2で,先ほどから出ており
ます先進類似自治体の先進自治体というのが,何が先進自治体と位置づけられて,この自治体を抽出したの
かということなんですが,かつて自治体学の専門家の法政大学の松下圭一氏は,自治体はこれから二つに分
かれると。一つは先駆自治体,もう一つは出おくれ自治体。この二つにこれからは政策の方向は分かれるん
だということですね。この今回先進類似自治体ということで選ばれた,かなり多い自治体は,包括委託ない
しは受付業務から収納業務を民間に委託をしているという意味で先進自治体なのか。そうしますと,職員が
直営でやっているところは出おくれ自治体なのかということなんですけども,これはどのような基準でこの
自治体を抽出されたのかをお尋ねしたいと思います。
○安藏委員長 細貝料金課長。
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○細貝水道部技監兼料金課長
特例市において,水戸市より先に包括委託を行った自治体及び中核市をここ
に記載したものでございます。
○安藏委員長 玉造委員。
○玉造委員 水道部の認識としては,それが先進自治体だということなんでしょうけれども,恐らくこれ価
値観は人それぞれでありまして,類似自治体の比較であれば,我々も公平に抽出した中で,大方こういう流
れになっているという傾向はつかめると思うんですが,委託したところだけを抜き出して,丸を並べてみた
ところで,その一覧表ですから,じゃ,例えば,先進自治体ということではなくて,例えば類似自治体,あ
るいは県庁所在地の自治体ということで,適宜抜き出すということのほうが,我々にとっては理解がしやす
いなということなんですよね。
ちなみに,県庁所在地ごとの水道事業の委託の状況というのも,やはりこのような表でできているのか。
検討されたのかということについてお尋ねしたいと思います。
○安藏委員長 細貝料金課長。
○細貝水道部技監兼料金課長
ここに記載してございますのは,日本水道協会業界誌の情報をもとに,そこ
から各自治体のホームページ等を検索をしまして,調査したものでございます。
○安藏委員長 いいですか。
そのほかございましたら,どうぞ発言をお願いいたします。
それでは,ないようですので,次にその他に入ります。
委員さんより何かございましたら,発言をお願いいたします。
〔発言する者なし〕
○安藏委員長 それでは,以上をもちまして,本日の産業水道委員会を散会します。
御苦労さまでした。
午後 2時 2分 散会
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