企画展 没後30年 堅山南風展 - 茨城県天心記念五浦美術館

プレスリリース
茨城県天心記念五浦美術館企画展のご案内
か た や ま な ん ぷ う
没後 30 年
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展覧会名
堅山南風展
かたやまなんぷう
「没後 30 年 堅山南風展」
開催趣旨
明治 20 年(1887)熊本に生まれた堅山南風は,大正 2 年(1913)第 7 回文展に出品した「霜月頃」
が横山大観の推薦により二等賞(最高賞)を受賞したのを機に大観を師と仰ぎ,翌年より大観らが再
興した日本美術院に参加します。13 年に同院同人となった南風は,写生を基にしながら草花や魚を題
材にした作品を発表しますが,戦後はこうした花鳥画に加え,モダンな静物画や円熟味ある肖像画に
新たな画境を拓き,昭和 33 年(1958)に日本芸術院会員,38 年に文化功労者となり,43 年には文
化勲章を受章するなど,55 年(1980)に 93 歳で亡くなるまで日本画壇の中心的存在として活躍しま
した。
また,日光の「鳴龍」や日光・中禅寺(立木観音)の「瑞龍」をはじめ,寺社の障壁画や天井画を
多く手がけたのも南風の大きな業績のひとつといえるでしょう。
本展では南風の没後 30 年を機に,
初期から晩年に至る代表作を含む日本画作品 60 点を中心に,
「鳴
龍」小下図,幅 14 メートルにも及ぶ迫力ある「瑞龍」大下図やスケッチなども多数展示し,その画
業を回顧します。ぜひこの機会に,豊かな色彩感覚によりすがすがしくも大らかな画風を展開した南
風芸術の魅力をご堪能ください。
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会
期
平成 22 年 10 月 16 日[土]~11 月 28 日[日]
休館日:月曜日
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開館時間
午前 9 時 30 分~午後 5 時(入館は午後 4 時 30 分まで)
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主催
茨城県天心記念五浦美術館
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後援
NHK水戸放送局
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会場
茨城県天心記念五浦美術館
〒319-1703 茨城県北茨城市大津町椿 2083
TEL.0293-46-5311 FAX.0293-46-5711
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出品点数
日本画 60 点,他スケッチ・下図等
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入館料
一般 600(500)円/高大生 400(300)円/小中生 200(150)円
※( )内は 20 名以上の団体料金
※満 70 歳以上の方及び身体障害者手帳,療育手帳等をご持参の方は無料
※土曜日は高校生以下無料
※11 月 13 日(土)は茨城県民の日のため入館無料
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会期中のイベント
■文化講演会「天心から受け継がれる日本美術院の精神」
講師:松尾敏男(日本画家・日本美術院理事長)
日時:10 月 30 日[土] 午後 1 時 30 分~午後 3 時 30 分
場所:講堂
定員:114 名(入場無料)※事前申込み(電話または館内総合受付にて)
■第 22 回トワイライトコンサート「五浦月明-尺八と箏の夕べ」
演奏:横田鈴琥(尺八)
,吉田美菜子(箏)
日時:11 月 6 日[土] 午後 5 時開演(4 時 30 分開場)
場所:エントランスロビー
定員:300 名(入場無料)
■観月会 2010 講演会「
『茶の本』の思想と文体」
講師:東郷登志子(目白大学講師・茶の湯学会員)
日時:10 月 17 日[日] 午後 1 時 30 分~午後 3 時 30 分
場所:講堂
定員:114 名(入場無料)※事前申込み(電話または館内総合受付にて)
主催:茨城大学五浦美術文化研究所,茨城県天心記念五浦美術館,北茨城市・岡倉天心遺績顕彰会
■学芸員によるギャラリートーク
日時:10 月 23 日[土]
,11 月 14 日[日] 各日午後 1 時 30 分~2 時 30 分
集合場所:企画展示室入口※要企画展入館券
■映画会
※いばらき教育月間推進事業
「シンデレラ」
(1950 年/72 分/カラー/アニメ/アメリカ/日本語吹替)
日時:11 月 7 日[日] 午後 2 時~
場所:講堂
定員:114 名(入場無料)
■岡倉天心記念室ガイドツアーのご案内
1 日 3 回(午前 11 時,午後 2 時,午後 3 時 30 分)当館ギャラリースタッフにより岡倉天心記念室
の解説を行っています。
問合せ先
茨城県天心記念五浦美術館
〒319-1703 北茨城市大津町椿 2083
TEL0293-46-5311/FAX0293-46-5711
展覧会担当:企画普及課 稲葉 睦子(いなば・むつこ)
,檜山 政志(ひやま・まさし)
野内
治(やない・おさむ)
広報担当:企画普及課 檜山 政志(mail:[email protected])
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広報用図版
※図版使用に際しての注意
■展覧会の紹介記事への使用に関して,著作権の使用許諾の申請は必要ありません。ただし,著作権者から以下の
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(1)メディア各社が発行する定期刊行物中(*1)の「没後 30 年 堅山南風展」告知記事(*2)にのみ使用すること。
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(*2)展覧会の会期,会場の告知広報を主たる目的とする記事。作品そのものや作家,美術館の紹介記事を主
体とした間接的な展覧会紹介は含まれない。
c Hisako Katayama 2010/JAA1000111
(2)著作権表記を必ず入れること。著作権表示:○
(3)掲載サイズ:50 ㎠以下とする。
(4)作品のトリミング,文字重ね等の加工・改変をしないこと。
(5)掲載いただいた場合,当該ページのコピーを 1 部お送りください(メール,FAX でも結構です)。
2
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すること。
(*3)サイト内の展覧会告知欄のみとする。
(*4)展覧会の会期,会場の告知広報を主たる目的とする記事。作品そのものや作家,美術館の紹介記事を主
体とした間接的な展覧会紹介は含まれない。
c Hisako Katayama 2010/JAA1000111
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(5)作品のトリミング,文字重ね等の加工・改変をしないこと。
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