事業報告書

第134期
global
事業報告書
平成17年4月1日∼平成18年3月31日
high fashion
electronics
http://www.seiren.com
automotive
古紙配合率100%再生紙と大豆油インキを使用し、
環境にやさしい「水なし印刷」を採用しました。
top message
繊維産業から情報産業へ。
株主のみなさまへ
マーケット主導の
新たな価値を創造し、
21世紀のグッドカンパニーを
目指して成長し続けてまいります。
株主のみなさまには、ますますご清栄のこととお慶び申
具体的には、
「情報化・流通ダイレクト化」では、デジタル
しあげます。ここに第134期事業報告書(平成17年4月1
プロダクションシステム「Viscotecs® 」によるアパレル製
日より平成18年3月31日)をお届けするにあたり、ひとこ
品事業、およびSPA(自社ブランドの企画・製造・小売)事
とご挨拶申しあげます。
業を強力に推進してきました。そしてKBセーレン㈱の原
当連結会計年度におけるわが国経済は、ながらく続いた
糸販売についても「ものづくりの中での糸づくり」というコ
デフレスパイラルからようやく脱却し、景気回復を実感で
ンセプトで、最終ユーザーの視点での原糸の開発・製造・販
当社は、繊維産業から情報産業へと企業構
きる環境になってきました。その一方で、年初来の原油・ガ
売に軸足を転換しました。
「非衣料・非繊維化」としましては、
造の改革に全力を注入してまいりました。独自
ス高騰による日本経済への影響は大きく、エネルギーコス
パソコンやPDP(プラズマディスプレイパネル)の好調に
のデジタルプロダクションシステム「ビスコテッ
トばかりでなく原材料コストも上昇し始め、
「企業物価」に
よる電磁波シールド材「プラット® 」の大幅な数量増への対
クス」と、企画・製造・販売を一貫で行うという
も影響を及ぼし始めました。当社グループにおきましても、
応、
KBセーレン㈱のワイピングクロス「ザビーナ® 」やハウ
機能を武器に、ハイファッション・オートモーテ
これらの原油高による直接的な影響に加え、市場の低価格
スラップ材「ラミテクト®」などの着実な伸び、化粧品事業「コ
ィブ・エレクトロニクス・ハウジング・メディカ
化対応にもさらされ、オートモーティブ分野における自動車
モエース® 」の大幅な伸びにより、順調に推移しました。ま
ルという5つの分野でさまざまな事業展開を
内装材やエレクトロニクス分野における電磁波シールド材
た「グローバル化」では自動車内装材事業において、世界
できました。そして、今回の譲受事業と当社グループがこ
行っております。当社は、社員一人ひとりが自
などで厳しい価格ダウン要請を受け、その対応を余儀なく
6拠点で、世界戦略車に同じ品番・同じスペックのものを同
れまで構築してきた「織・編から製造販売までの一貫機能」
主性、責任感、使命感を持ち、不条理・矛盾を
されました。
時に供給する体制を完成し、特に米国、タイ、ブラジルなど
とを融合させることによって川上から川下まで完全内製化
また、当期は当社グループにとって、大きな節目となる年
で売上高・利益とも過去最高を更新しました(海外子会社
できる「世界初のビジネスモデル」が可能となりました。こ
の向上と企業価値の向上、並びに社会的責
度でもありました。旧カネボウ㈱繊維事業(カネボウ合繊
合計売上高120億53百万円(前期比 38.2%増)、営業利
のことは今までの繊維業界の常識を一変し、それぞれの工
任を果たすことにつながるものと考え、日々
㈱のポリエステル事業、ナイロン事業、カネボウ繊維㈱の天
益12億43百万円(同 51.8%増))。
程毎に別々の会社が大きなムダ・ロスを生み出していた繊
企業活動に取り組んでおります。
然繊維事業)を営業譲受したKBセーレン㈱が平成17年7
許さないフェア精神を持って働くことが業績
ファッション衣料分野
自動車内装材分野
High Fashion
Automotive
エレクトロニクス資材分野
ハウジング資材分野
Electronics
Housing
その結果、当期の業績は、
KBセーレン㈱が加わったこと
維業界を「一貫機能」と「Viscotecs®」により、もっとも合
月1日よりセーレングループに加わり、同年10月14日には
もあり、売上高は1,013億19百万円(前期比 41.6%増)、 理的で安くて良い商品・サービスをお客様にお届けできる
当社100%子会社となりました。この9ヶ月間事業再生に
経常利益は68億24百万円(同 35.4%増)と大幅増収増
向け、当社グループは多くの経営資源を投入し、最大限の
益となり、3期連続で増収増益を達成、かつ売上高、経常利益、 庫レス」
「カスタマイズ」
「オンネット」で、世界65億人一
経営支援を重ねてまいりました。
ということになります。すなわち「小ロット」
「短納期」
「在
当期純利益とも過去最高を更新しております。また、
KBセ
人ひとりにカスタマイズされた商品を提供するという夢に
このような状況の下、当社グループは「21世紀のグッド
ーレン㈱において、構造改善費用、特別修繕費用、ナイロン
一歩近づいたことを意味します。今後は、これらの実現と同
カンパニー」を目指して、
「情報化・流通ダイレクト化」
「非
事業集約費用、不良資産の棄却・処分などで、10億90百
時に、従前の繊維産業から脱皮し、
「生活価値創造企業」を
衣料・非繊維化」
「グローバル化」を推進し、さらに、
「5ゲ
万円を当期限りの特別費用として計上しております。
目指して邁進してまいります。
ン主義」
(原理・原則・現場・現物・現実)活動を基本とした「企
業体質の強化」を強力に推し進めてまいりました。そしてこ
Medical
1
メディカ ル 資材分野
なお、今回の旧カネボウ㈱繊維事業の営業譲受により、
れらの成果として、当期は3期連続して過去最高の連結業
当社グループは「原糸製造機能」
「天然繊維事業」を持つ
績をあげることができました。
ことになり名実ともに「総合繊維メーカー」となることが
平成18年6月
代表取締役社長
2
vis ion/ top m es s age
vision
ビ
ジ
ョ
ン
・
ト
ッ
プ
メ
ッ
セ
ー
ジ
review of operations
topics
事 業 概 況
ト ピ ッ ク ス
【ハウジング】
セーレンの未来を担う New Value Creation(創造)の場ができました!
∼研究開発センター 落成∼
【メディカル】
101億円(10.0%)
31億円(3.1%)
ハウスラップ材「ラミテクト®」
「ルーフラ
ミテクト®」
「モルタルラミテクト®」や床
養生シート「ヌレイン」など当社オンリー
ワン商品が着実に売上高を拡大、
さらにK
Bセーレン㈱の寝装用綿織物などが加わ
り、売上高は101億円(同 21.6%増)と
なりました。
化粧品事業「コモエース®」において、
メ
ディア広告などの成果により新規顧客数
が増加。一方KBセーレン㈱のメディカル
関連商品である伸縮性貼付剤基布や逆
浸透膜材などが加わり、
売上高は31億円
(同 248.5%増)となりました。
当社の未来を担うNew Value Creation(創造)の場として、技術開発、
商品開発機能を集約し新規研究開発の効率化を図ることを目的に、平成16
年11月に着工いたしました「研究開発センター」がこのほど完成し、平成
18年3月23日に落成式を行いました。当センター1階には「コクーンホール」
(コンセプトを当社のル ーツである「 繭/シルク」に重ね「 Growing
Cocoon(発展と成長を続ける繭)」としています。)と名付けたショールー
ムを設け、来社されたお客様に、当社の先進性・可能性を感じていただき、
ご
【エレクトロニクス】
【その他】
105億円(10.4%)
一緒に歩むきっかけをつかんでいただくための出会いの場を目指しています。
10億円(1.0%)
連結T/L 売上高
当社連結子会社である㈱セーレンシス
テムサービスのオンリーワンソフトウ
エアであるメディカルパッケージソフ
トの開発および外販活動により売上高
10億円(同 37.0%増)となりました。
で造られた無縫製商品(ガーメント)です。これにより「着心地のよさ」
・
「クオリティーの高さ」
・
「優れた意
【オートモーティブ】
422億円(41.7%)
342億円(33.8%)
インナーにおける新商品のヒットやシームレス商品「プリ
モ−ディアル ® 」の好調などが売上高増に大きく貢献。さ
らに、
KBセーレン㈱でのファッション売上高が加わり、売
上高は342億円(同 63.3%増)となりました。しかし、
KBセーレン㈱の不採算事業や同社の事業再生のための
構造改善費用などを計上し、
さらに原油高によるエネルギー
コスト高騰の影響を受けて大幅減益となりました。
「プリモーディアル®」は、デジタルプロダクションシステム「ビスコテックス」と、世界的にも希少価値の
ある当社子会社の経編み機の機能とを融合し、企画∼製造∼販売までを一貫で行う新しいビジネスモデル
1,013億円
(100%)
【ハイファッション】
まったく新しい無縫製商品(ガーメント)
「PRIMORDIAL®」新発売
―プリモーディアル ―
売価ダウンや仕入原糸の値上げな
ど厳しい市場環境の中、海外拠点に
おける大幅な生産数量増への対応
を行い、徹底した原価低減活動や歩
留まりの改善、
さらにはKBセーレン
㈱の内装材売上も加わったことによ
り、売上高は422億円(前期比23.5
%増)となりました。
匠性・機能性」を創出することができ、
ファッション衣料はもちろんのことスポーツ衣料など、様々な商品展
開でお客様より大変好評をいただいています。
絹たんぱく質「セリシン」 医療用途へ展開スタート
自社オリジナルの化粧品「コモエース®」や肌に優しい快適素材「フレシール®」に活用されている
絹たんぱく質「セリシン」が、医療関連分野への進出をスタートさせました。
当社は「セリシン」の酵素安定化作用の研究を進め、現在主流のウシ由来の酵素安定剤:BSA
(ウシ
血清アルブミンBovine Serum Albumin)と同等もしくはそれ以上の効果があることを確認いたし
ました。現在、狂牛病(BSE)問題などのためにBSAの代替が急務とされており、今回の研究は、
「セ
リシン」がその要求に応える成分として大変注目されております。
このほど、診断薬用酵素分野で世界シェア2位の東洋紡績株式会社と共同特許出願をし、
「セリシン」
を活用した診断薬酵素安定化剤の初の商品化となりました。
3
4
re view of oper at ions / t opic s
電磁波シールド材「プラット® 」に
おいて、
PDPの重要な部品である
当社繊維メッシュの受注数量は倍
増しましたが、一方で厳しい値下げ
要請がありました。しかしKBセー
レン㈱の「ザビーナ® 」事業(半導
体用ワイピングクロスや光学用ワ
イピングクロス)が加わったことに
より、売上高は105億円(同 65.1
%増)、となりました。
事
業
概
況
・
ト
ピ
ッ
ク
ス
連
結
決
算
概
要
financial data
連結決算概要
科 目
平成 18 年 3 月 31 日現在
(単位:百万円)
金 額
(資産の部)
(100,878)
流動資産
50,593
科 目
金 額
(負債の部)
(57,361)
流動負債
35,984
現金及び預金
8,829
支払手形及び買掛金
19,785
受取手形及び売掛金
25,012
短 期 借 入 金
6,164
た な 卸 資 産
14,595
未
2,678
払
金
繰延税金資産
1,127
未払法人税等
3,929
その他の流動資産
1,105
未成工事受入金
33
貸 倒 引 当 金
△ 76
賞 与 引 当 金
1,273
50,284
その他の流動負債
2,118
固定資産
有形固定資産
40,020
固定負債
建物及び構築物
14,307
新株予約権付社債
50
機械装置及び運搬具
14,588
長 期 借 入 金
8,830
工具器具及び備品
768
役員退職慰労引当金
378
地
9,301
退職給付引当金
7,104
建 設 仮 勘 定
1,055
連結調整勘定
4,995
587
その他の固定負債
18
土
無形固定資産
投資その他の資産
9,676
投資有価証券
4,149
繰延税金資産
4,579
その他の投資その他の資産
貸 倒 引 当 金
投資損失引当金
1,014
△ 30
△ 36
負債合計
(少数株主持分)
少数株主持分
(資本の部)
資本金
100,878
(778)
778
(42,738)
17,394
16,713
利益剰余金
7,869
為替換算調整勘定
資産合計
57,361
資本剰余金
その他有価証券評価差額金
5
21,377
1,460
179
自己株式
△ 878
資本合計
42,738
負債、少数株主持分及び資本合計
100,878
■連結損益計算書 科 目
( 経常損益の部 )
営業損益の部
営業収益
売
上
高
営業費用
売
上
原
価
販 売 費 及 び 一 般 管 理 費
営業利益
営業外損益の部
営業外収益
受
取
利
息
受
取
配
当
金
連 結 調 整 勘 定 償 却 額
為
替
差
益
雑
益
営業外費用
支
払
利
息
持 分 法 に よ る 投 資 損 失
雑
損
経常利益
( 特別損益の部 )
特別利益
固 定 資 産 売 却 益
投 資 有 価 証 券 売 却 益
助
成
金
収
入
退職給付制度移行に伴う終了益
訴
訟
和
解
金
そ
の
他
特別損失
固 定 資 産 処 分 損
固 定 資 産 圧 縮 損
減
損
損
失
投 資 有 価 証 券 評 価 損
そ の 他 の 投 資 評 価 損
その他の投資貸倒引当金繰入額
投 資 損 失 引 当 金 繰 入 額
そ の 他 の 特 別 損 失
税金等調整前当期純利益
法人税 , 住民税及び事業税
法人税等調整額
少数株主利益
当期純利益
平成 17 年 4 月 1 日から平成 18 年 3 月 31 日まで
(単位:百万円)
■連結キャッシュ・フロー
金 額
(単位:百万円)
区 分
■連結剰余金計算書
金 額
平成 17 年 4 月 1 日から平成 18 年 3 月 31 日まで
(単位:百万円)
科 目
営業活動によるキャッシュフロー
4,671
投資活動によるキャッシュフロー
△ 9,144
財務活動によるキャッシュフロー
4,987
現金及び現金同等物期末残高
8,797
金 額
(資本剰余金の部)
資本剰余金期首残高
14,690
101,319
79,621
16,327
95,948
5,371
■重要な子法人等の状況
会社名
77
37
845
585
215
115
175
17
5
429
486
517
117
1
243
181
1,366
48
2
4
36
8
KBセーレン㈱
1,762
308
6,824
1,558
資本金
(百万円)
3,440
当社の
出資比率
主要な事業内容
100.0 エレクトロニクス、ハウジング、メディカル
100.0 オートモーティブ、ハイファッション、
99 (100.0)
エレクトロニクス、ハウジング、メディカル
セーレン商事㈱
40
100.0 エレクトロニクス、ハウジング、メディカル、その他
セーレン電子㈱
50
100.0 エレクトロニクス
セーレンハウジング㈱
71
100.0 ハウジング
100
2,021
自 己 株 式 処 分 差 益
1
資本剰余金期末残高
79.1 オートモーティブ、ハイファッション、
(24.0) エレクトロニクス、ハウジング、メディカル、その他
(利益剰余金の部)
利益剰余金期首残高
4,871
利益剰余金増加高
3,557
24
セーレンケーピー㈱
98
100.0 オートモーティブ、ハイファッション
アルマジャパン㈱
50
100.0 オートモーティブ、ハイファッション
㈱セーレンオーカス
50
100.0 オートモーティブ
㈱セーレンシステムサービス
20
100.0 (コンピューターソフトウェアの開発販売)
セーレンリョーカ㈱
90
100.0 ハイファッション
配
㈱デプロ
20
100.0 ハイファッション
役
セーレンコスモ㈱
10
100.0 その他(人材派遣)
(百万 US$)
72.0
85.0 ハイファッション
その他
100.0 オートモーティブ
100.0 オートモーティブ
44.2 (100.0)
100.0 ハイファッション
3.8 (100.0)
Viscotec U.S.A. LLC
(百万元)
100.0
世聯汽車内飾(蘇州)有限公司
182.9 (100.0) オートモーティブ
(百万 US$)
Viscotec World Design
100.0
Center LLC
0.1 (100.0) オートモーティブ
当
期
純
Saha Seiren Co., Ltd.
Seiren Produtos
Automotivos Ltda.
(百万バーツ)
680.0
(百万リアル)
22.2
95.7 オートモーティブ
92.9 オートモーティブ
利
益
利益剰余金減少高
員
利益剰余金期末残高
3,557
560
当
Viscotec Automotive
Products LLC
1,892
6,490
4,775
△ 2,059
216
3,557
16,713
オートモーティブ、ハイファッション、
グンセン㈱
Seiren U.S.A. Corporation
2,022
増資による新株の発行
(%) オートモーティブ、ハイファッション、
KBインテックス㈱
㈱ナゴヤセーレン
資本剰余金増加高
賞
金
520
与
40
7,869
※重要な子法人等の状況の注記
1.
主要な事業内容欄には、
事業の種類別セグメントの名称を記載しています。
2.
出資比率の( )内は、
間接所有割合で内数です。
3.
当期より、
新たにKBセーレン㈱およびKBインテックス㈱を重要な子法人等
といたしました。
6
fi nanci al dat a
■連結貸借対照表 financial data
financial data
単体決算概要
業績の推移
連
科 目
平成 18 年 3 月 31 日現在
(単位:百万円)
金 額
(資産の部)
(80,051)
流動資産
33,603
現金及び預金
5,723
受 取 手 形
2,212
売
掛
金
14,610
製
品
3,626
原
材
料
181
仕 掛 加 工 料
313
貯
蔵
品
379
前 払 費 用
26
短 期 貸 付 金
5,691
繰延税金資産
457
その他の流動資産
387
貸 倒 引 当 金
△7
固定資産
46,448
有形固定資産
20,181
建
物
7,889
構
築
物
654
機械及び装置
4,986
車輛及び運搬具
44
工具器具及び備品
442
土
地
5,668
建 設 仮 勘 定
496
無形固定資産
461
借
地
権
3
電 話 加 入 権
12
特
許
権
1
ソフトウエア
441
その他の無形固定資産
2
投資その他の資産
25,805
投資有価証券
3,865
子 会 社 株 式
14,910
出
資
金
32
子会社出資金
1,110
長 期 貸 付 金
4,271
長期前払費用
28
繰延税金資産
1,918
その他の投資
563
貸 倒 引 当 金
△ 547
投資損失引当金
△ 348
科 目
■単体損益計算書 金 額
(負債の部)
(40,502)
流動負債
24,690
支 払 手 形
769
買
掛
金
10,962
短 期 借 入 金
7,372
未
払
金
3,246
未払法人税等
806
未 払 費 用
617
賞 与 引 当 金
761
その他の流動負債
155
固定負債
15,811
新株予約権付社債
50
長 期 借 入 金
8,830
役員退職慰労引当金
298
退職給付引当金
6,632
(資本の部)
(39,549)
資本金
17,394
資本剰余金
16,711
資 本 準 備 金
16,710
その他資本剰余金
1
自己株式処分差益
1
利益剰余金
4,906
利 益 準 備 金
830
任 意 積 立 金
881
技術研究基金
200
別 途 積 立 金
681
当期未処分利益
3,194
株式等評価差額金
1,415
自己株式
△ 878
科 目
7
80,051
80,051
結
単
■売上高の推移
上
68,015
高
営業費用
価
54,553
販 売 費 及 び 一 般 管 理 費
10,397
売
上
原
64,950
3,064
営業利益
営業外損益の部
営業外収益
受取利息及び受取配当金
320
雑
益
157
息
126
損
2
損
1
1000
900
800
700
600
500
400
300
200
100
0
形
利
売
却
雑
130
3,411
経常利益
6000
益
3
3000
投 資 有 価 証 券 売 却 益
産
売
却
416
2000
補
償
金
収
入
1
1000
助
成
金
収
入
340
0
退職給付制度移行終了益
517
1,279
定
資
産
処
分
損
96
固
定
資
産
圧
縮
損
309
失
94
投 資 有 価 証 券 評 価 損
155
貸 倒 引 当 金 繰 入 額
501
投 資 損 失 引 当 金 繰 入 額
348
そ の 他 の 特 別 損 失
6
減
損
損
(単位:百万円)
7000
3,557
4000
3000
2,101
1,861
1000
−865
1,512
3,178
法人税 , 住民税及び事業税
1,424
194
当期純利益
1,559
前期繰越利益
1,943
308
3,194
3,465
3,602
1,275
3,411
1,227
1,559
226
0
−1000
■総資産および自己資本の推移
1000
900
800
700
600
500
400
300
200
100
0
2,870
2000
1,021
平成14年度 平成15年度 平成16年度 平成17年度
(第131期) (第132期) (第133期) (第134期)
税引前当期純利益
当期未処分利益
上期
5000
3,792
−1000
特別損失
固
下期
平成14年度 平成15年度 平成16年度 平成17年度
(第131期) (第132期) (第133期) (第134期)
6000
5,039
4000
資
680
620
(単位:百万円)
6,824
7000
5000
特別利益
定
618
578
477
(特別損益の部)
固
715
690
631
1000
900
800
700
600
500
400
300
200
100
0
■経常利益および当期純利益の推移
払
手
体
(単位:億円)
平成14年度 平成15年度 平成16年度 平成17年度
(第131期) (第132期) (第133期) (第134期)
営業外費用
支
1,013
営業収益
売
(単位:億円)
金 額
営業損益の部
法人税等調整額
合 計
(経常損益の部)
中間配当額
合 計
平成 17 年 4 月 1 日から平成 18 年 3 月 31 日
(単位:百万円)
658
(47.7)
313
701
(45.3)
318
728
(46.0)
335
(42.4%)
427
平成14年度 平成15年度 平成16年度 平成17年度
(第131期) (第132期) (第133期) (第134期)
当
期
純
利
益
下期 下期
平成14年度 平成15年度 平成16年度 平成17年度
(第131期) (第132期) (第133期) (第134期)
上期 上期
(単位:億円)
(単位:億円)
1,008
経
常
利
益
1000
900
800
700
600
500
400
300
200
100
0
( )
800
632
684
は
自
己
資
本
比
率
711
(49.5)
(47.3)
(47.3)
313
323
336
(49.4%)
395
平成14年度 平成15年度 平成16年度 平成17年度
(第131期) (第132期) (第133期) (第134期)
総
資
産
自
己
資
本
8
fi nanci al dat a
■単体貸借対照表 単
体
決
算
概
要
・
業
績
の
推
移
stock information
corporate profile
平成 18 年 3 月 31 日現在
株 式 情 報
■株価の推移
(単位:円)
自己株式 3.1%
2200
社 名 : セーレン株式会社
代表取締役社長
最高執行責任者
川
田
達
男
常勤監査役
稲
田
豊
創 業 : 明治22年(1889年)
取 締 役
専務執行役員
高
津
英
市
監
査
役
黒
川
誠
之
設 立 : 大正12年(1923年)
取 締 役
専務執行役員
島
田
亮
一
監
査
役
J
木
繁
雄
取 締 役
専務執行役員
野
村
正
和
監
査
役
堀
田
健
介
取 締 役
専務執行役員
西
村
清
執行役員
間
渕
惟
夫
1200
専務執行役員
山
田
哲
司
執行役員
藤
井
宏
一
1000
取 締 役
常務執行役員
坪
田
光
司
執行役員
小
林
義
雄
取 締 役
常務執行役員
岡
秀
三
執行役員
小
寺
満
雄
取 締 役
常務執行役員
井
戸
秀
清
執行役員
早
見
光
弘
取 締 役
常務執行役員
結
川
孝
一
執行役員
坪
田
敏
郎
取
高
2000
1800
個人
22.4%
■株式の状況
1.会社が発行する株式の総数
160,000,000株
2.発行済み株式の総数
64,274,578株
(注)当期中 次の事由により、発行済株式の総数は5,545,764株増加いたしました。
① 旧商法第280条ノ19の規定による新株引受権(ストックオプション)の権利行使による増
加株式数
56,000株
② 商法第280条ノ20および第280条ノ21の規定による新株予約権(ストックオプション)
の権利行使による増加株式数
421,000株
③ 商法第341条ノ2および第341条ノ3の規定による新株予約権(円貨建転換社債)の権利
行使による増加株式数
5,068,764株
3.株主数
3,877名
1600
資 本 金 : 173億9,499万円
1400
従 業 員 : 1,664名(単体)(※出向者を含み、嘱託・臨時工等は含まず)
4,939名(連結)
800
■事 業 所
福井本社
17/4 17/5 17/6 17/7 17/8 17/9 17/10 17/11 17/12 18/1 18/2 18/3
※東京証券取引所における月別高値、安値を表示しております。
株
主
メ
モ
事 業 年 度/毎年 4 月 1 日から翌年 3 月 31 日まで
定 時 株 主 総 会/ 6 月
株主確定基準日/定時株主総会、期末配当 3 月 31 日
■大株主
中間配当 9 月 30 日
株主名
(千株)
持株数
出資比率
(%)
その他必要あるときは、あらかじめ公告して定めた日
東京本社
大阪支社
名古屋支店
ビスコテックス
ス ク エ ア
8,407
13.08
ゴールドマン・サックス・インターナショナル
3,566
5.55
日本トラスティ・サービス信託銀行(株)
(信託口)
3,522
5.48
三菱商事(株)
2,436
3.79
同 取 次 所/中央三井信託銀行株式会社本店・全国各支店
旭化成せんい(株)
2,436
3.79
日本証券代行株式会社本店・全国各支店
2,326
3.62
第一生命保険(相)
1,969
3.06
ホームページアドレス
日本生命保険(相)
1,905
2.96
http://www.seiren.com
バンク オブ ニューヨーク ヨーロッパ リミテッド
1,546
2.41
上場証券取引所/東京証券取引所市場第 1 部
セーレン共栄会
1,360
2.12
銘 柄 コ ー ド/ 3569
同事務取扱場所/中央三井信託銀行株式会社大阪支店証券代行部
〒 541−0041 大阪市中央区北浜 2 丁目 2 番 21 号
福井市毛矢1丁目10−1
〒918−8560 TEL(0776)35−2111
東京都港区南青山1丁目1−1(新青山ビル東館)
〒107−0062 TEL(03)5411−3411 大阪市北区梅田3−3−10(梅田ダイビル)
〒530−0001 TEL(06)4798−3060
名古屋市中村区名駅3丁目14−16(東洋ビル)
〒450−0002 TEL(052)561−3101
福井市毛矢1丁目10−1
〒918−8560 TEL(0776)35−2101
研究開発センター
坂井市三国町テクノポート2丁目3−1
〒913−0038 TEL(0776)50−7000
営 業 所
豊田・広島・厚木・和光・浜松
海 外
米国・タイ・ブラジル・中国・イタリア
デザインセンター
東京・大阪・名古屋・福井・アメリカ・ベルギー
工 場
本社・勝山・E江・新田7工場・二日市・TPF
営業品目
1)各種繊維品の染色加工
2)各種繊維製品の企画製造販売
3)各種化学工業品の製造販売
4)各種産業機器の製造販売
5)電子部品の企画製造販売
株主名簿管理人/中央三井信託銀行株式会社
日本マスタートラスト信託銀行(株)
(信託口)
(株)北陸銀行
■役 員
■会社のあらまし
外国人 13.2%
金融証券
42.0%
平成 18 年 6 月 22 日現在
会 社 概 要
井
秀
文
執行役員
吉
田
省
二
取 締 役
執行役員
佐々木
信
男
執行役員
牧
田
博
行
取 締 役
執行役員
中
嶋
公
明
執行役員
伊
藤
捨
次
取 締 役
執行役員
塩
田
清
治
執行役員
藤
坪
憲
雄
取 締 役
執行役員
松
村
重
信
執行役員
岡
田
英
雄
執行役員
土
肥
文
夫
執行役員
林
達
郎
締
役
取締役高井秀文氏は、会社法第 2 条第 15 号に定める社外取締役であります。
監査役C木繁雄および堀田健介の両氏は、会社法第 2 条第 16 号に定める社外監査役
TEL 0120 − 78 − 2031(フリーダイヤル)
であります。
公 告 掲 載 新 聞/日本経済新聞・福井新聞
※上記以外に、当社は自己株式2,005千株を保有しております。
9
10
st ock inf or m at ion/ cor por at e profi le
■株式所有率
国内法人
19.3%
株
式
情
報
・
会
社
概
要
http://www.seiren.com