第21号(292KB

<第 21 号>2007 年 8 月
―パレスホテル(東京)で開催
1
S R N と し て は 初 の正 餐 形 式 に よ る 大 型
有 料 イべント ﹃諸 国 の美 酒 と肴 ライスパワ︱
の会 ﹄ 第 一 回 が 、約 一 五 〇 名 の参 加 者 を
得 て 、七 月 十 八 日 十 八 時 半 か ら 二 時 間 に
わ た り 東 京 のパレスホ テ ル 千 代 田 区 丸 の内
で開 催 さ れ た 。
セッティング状況
② 武重本家酒造
③ 神戸酒心館
④ 一宮酒造
⑤ 嘉美心酒造
受付開始前から三々五々お客様が並
び 始 め 、 お 土 産 ラ( イ ス パ ワ ー 商 品 )パ
ンフレットが入ったバッグとウェルカ
ムドリンク﹁米米酒﹂入りのグラスを
手に入場された。
お 客 を 待 つ テ ー ブ ル の
(
)
(
)
・
定刻十八時半、一宮酒造・浅野社長
夫 人 、 浅 野 葉 子 さ ん =( 写 真 左 の) 司 会 に
よりイベントが開始された。櫻井代表
幹事から、SRNの概要、イベント開
催の趣旨、ライスパワーの由来と米米
酒の説明などを含むご挨拶があった後、
参加蔵元の社長から地元の珍味につい
このイベントの狙いは﹁伝統と革新﹂
ての説明が行われて乾杯となり、宴席
を標榜してきたSRNの存在と会員企
が始まった。
業の低アル酒から伝統酒までの多様な
商品を定期的に訴求することによって、
地域に生きる会員企業と首都圏消費者
の交流を深めることにある。
今回の参加蔵元は、幹事会社を中心
とする左記の五社であった。
① 一ノ蔵
イベント会 場 風 景 = パレスホテル「ゴールデンルーム」
<第 21 号>2007 年 8 月
試飲
飲希
希望
望と
と質
質問
問が
が相
相次
次ぐぐ蔵
蔵元
元の
の展
展ー示ナコーー
試
ナー
蔵 元 ご自 慢 のお酒 に舌 鼓 を打 つお客 様
2
こ﹂などを使用した料理が大皿でター
ンテーブルに時間差で提供された。
ンテーション = 嘉 美 心 酒 造 ・藤 井 社 長
ご挨 拶
・
続いて五社のトップからパワーポイ
ントによる蔵のショート プレゼンテ
ー シ ョ ン が 行 わ れ た =( 写 真 中 段 左 。
) 地
域の特色、蔵の現況が簡潔に要領よく
説明されたため、お客様には地域に生
きる蔵の様子をよく理解していただけ
たようだ。中でも武重本家酒造の場合、
動画の使用により蔵周辺の風景が紹介
されたので﹁臨場感があってよかった﹂
という声が聞かれた。
このイベントの特徴は、参加各社か
ら 提 供 さ れ る 地 元 の ︿ 先 付 け 珍( 味 ﹀) と
各地から直送される食材にある。珍味
は 、︿ 焼 き た こ の 燻 製 、 き ゃ ら ぶ き 、 味
噌漬けチーズ、ままかり酢漬け、わさ
び漬け﹀であったが好評で、お代わり
の注文が出るテーブルもあった。また、
食 材 と し て ﹁ 三 陸 沖 の 魚 ﹂、﹁ 信 濃 の 山
菜 ﹂、﹁ 島 根 の 和 牛 ﹂、﹁ 瀬 戸 内 の し ゃ
参加
ろろ
いい
して
参
加蔵
蔵元
元の
の社
社長
長が
が壇壇上上にに勢勢ぞぞ
し
乾
杯
!
て!
自 然 に恵 まれた岡 山 の蔵 の特 徴 をプレゼ
櫻 井 代 表 幹 事 (一 ノ蔵 会 長 )から開 会 の
<第 21 号>2007 年 8 月
ョン的なものがあると会場が盛り
上 る と 思 う 。﹂ 男 性 五 〇 代
■﹁第一回の構成としてはまずまず
だった。手作り感と素朴感が滲み
出 て よ か っ た と 思 う 。﹂ 男 性 五 〇
代
■ ﹁ 今 流 行 の利 き 酒 会 でが っつく 人
た ち が いな く て久 々 にじ っく り お 酒 を 堪
能 し ま し た 。﹂ 男 性 四 〇 代
■﹁屋台風の自由なコーナーで一杯
飲んで食べられる工夫を﹂ 女性
三〇代
)
)
(
(
・
・
(
・
幸雄
)
② 参 加 会 社 トップ の 感 想
安福
(
全 国 の異 な った 地 域 の蔵 元 で構 成 す る酒
と肴 の会 は、小 生 のか ね てか ら の夢 でし た 。こ
れ が 実 現 し 嬉 し い限 り です 。ご出 席 のお 客
様 にはお そ ら く 満 足 し ていた だ け た と思 いま
す が 、会 場 の運 営 方 針 も あ り 、SRN本 部
や 参 加 各 社 の負 担 が 大 き く な った こと、PR
が う ま く 行 か ず 、一 ノ蔵 さ ん に集 客 のお 世
話 にな った ことな どが 反 省 せね ばな ら な いこと
です 。
今 回 の開 催 の第 一 目 的 は﹁SRN﹂という
組 織 お よ びそ の活 動 を 知 っていた だ く ことで
し た 。そ の目 的 はか な り 達 成 さ れ た と思 いま
す 。これ を 今 後 も 続 け てゆ き 、よ り 多 く のお
客 様 にご参 加 いた だ く ことが 、ファンの拡 大 に
つな が ると思 いま す 。今 回 は初 めてのた め、失
敗 を 考 慮 し て、幹 事 会 社 で行 いま し た が 、
次 回 か ら は北 か ら 南 か ら 地 域 のバランスを 考
え て、毎 回 五 ∼ 六 社 が 参 加 し ていた だ け れ
神戸酒心館
社長
)
(神 戸 酒 心 館 社 長 )
趣 旨 のご挨 拶 が あ り 、閉 会 とな った 。
︻イ ベントの総 括 ︼
① お 客 様 の声
閉 会 のご挨 拶 = 安 福 副 代 表 幹 事
)
)
)
(
・
・
イベント終了後、五〇名のお客様に
アンケートを行った。その結果、回答
四〇名の方々すべてから﹁満足﹂とい
う評価を頂いた。
以下、お客様の声をいくつか紹介す
る。
■﹁心休まるほのぼのとした会で素
晴らしかった。主催者の方々のホ
ス ピ タ リ テ ィ ー に 感 謝 し た い 。﹂
男性 六〇代以上
■﹁多くの蔵元さんの頑張りに感心
しました。日本酒文化の益々の発
展 を 期 待 し て い ま す 。﹂ 男 性 六 〇
代以上
■﹁抽選会だけでなく、アトラクシ
3
蔵 元 のコー ナ ー では 、各 社 は 幟 を 立 てて展
示 を し 、お 酒 伝 統 酒 と低 アルコー ル酒 のサ
ー ビスと宣 伝 を 行 った 。
盛 り 上 が り を 見 せた のは 、や は り 抽 選 会 。
各 社 の大 吟 醸 か ら 始 ま って 、蔵 元 コー ナ ー か
ら も 純 米 酒 、発 泡 酒 、ま た 米 米 酒 な ど多 様
な お 酒 が 約 六 〇 本 提 供 さ れ た ので 、ほ ぼ 四
割 のお 客 様 に お 土 産 を 差 し 上 げ る こと が で
きた。
お酒 を贈 呈 = 一 ノ蔵 ・松 本 社 長
(
会 場 の後 方 に は ﹁燗 酒 コー ナ ー ﹂と 並 ん で
﹁ラ イスパワー ﹂の本 家 、勇 心 酒 造 も コー ナ ー
を 設 け て ラ イスパワー 商 品 の宣 伝 を 行 い、参
加 者 の関 心 を 集 めた 。
締 めく く り とし て、安 福 副 代 表 幹 事 か ら
﹁今 回 、私 ども のか ね て か ら の念 願 が 実 現 し
た 。初 めてのことゆ え 不 行 き 届 き の点 が あ った
と 思 う ので 、皆 様 の率 直 な ご意 見 を 頂 戴 し
た い。これ か ら も 五 ∼ 六 社 ず つ交 代 で年 一 ∼
二 回 開 催 し た いと考 え ているのでま た 三 年 後
に は 皆 様 に お 目 に か か る ことが で き る 。今 後
と も S R N へのご支 援 を お 願 いし た い﹂と いう
くじ引 きの当 選 者 に各 社 の社 長 から
(
・
)
<第 21 号>2007 年 8 月
社長
藤井
進彦
ば、お 客 様 にとって待 遠 し い楽 し い企 画 にな
るのではな いでし ょう か 。
司 会 を 一 宮 酒 造 の浅 野 社 長 夫 人 にし て
いた だ け た のも す ばら し いことでし た 。や はり
蔵 元 ファミ リ ー が 来 ら れ るという のは、インパ
クト のあ ることを 実 感 し ま し た 。御 礼 を 申 し
上 げ ます 。
嘉美心酒造
東京丸の内のパレスホテルでのパー
ティーに参加させて頂きました。第一
回ということでいろいろと今後に向け
てクリアしなければいけない課題もあ
りましたが、イベントとしては和やか
な雰囲気の中にも歓声の尽きない、あ
っという間の二時間を皆様と共有させ
て頂きました。
以下、簡単ですが感想を述べさせて
頂きます。第二回目への開催に向けて
少しでも参考になれば幸いです。
急冷しましたが間に合わず、適温
でのサービスができなかったのは
残念でした。
③ 商品の購入について⋮ブースにお
酒を売って欲しい、というお客様
が多くお見えになりました。会場
での酒類の販売は制限があるでし
ょうから構わないのですが、配布
パ ン フ レ ッ ト に 例 え ば 、﹁ 首 都 圏
近辺で買える店﹂とか﹁飲める店﹂
などを載せてもよかったと思いま
す。
④ 会場設定⋮テーブルの上のアルコ
ール量がたっぷりあったので、グ
ラスを片手にブースを旅するお客
様が思ったより少なかったと思い
ます。
⑤ アットホームな会⋮お客様に事務
局、蔵元が﹁手作りで開催したイ
ベント﹂であることをアピールで
きたと思います。特に司会の一宮
酒造 社長の奥様、ありがとうござ
いました。各蔵元の社長が自らス
ライドを使って蔵元PRをすると
いうのもよかったですね。宮崎県
知事ではありませんがトップセー
ルスマンのようで楽しかったです。
⑥ そ の 他 、次 回 に 向 け て ク リ ア し な け
れ ば い け な い 課 題 ⋮﹁ 集 客 方 法 ﹂な
ら び に ﹁ 告 知 方 法 ﹂。 蔵 元 の 集 客 能
力に頼るのではなく、純粋な見込
み客︵将来のライスパワーの信者
候補客︶をいかにして集めるか、
ではないでしょうか。
今回の経験と反省をふまえ、さらに
パワーアップした﹁諸国の美酒と肴を
楽しむ︱ライスパワーの会﹂の開催を
期待しています。
〝 日 本 酒 のあ る 風 景 〟
絵 画 コンテ ストの表 彰 式 開 催
伝統的な酒蔵の風景、日本酒を飲み
ながら歓談する情景、酒器、酒の道具
など、日本酒にまつわる光景を描く絵
画コンテストが、SRN会員企業を中
心 に 七 社 会 員 企 業 六 社 プラス灘 菊 酒 造
が参加して本年三月から行われていた
が、七月末をもって締め切られ、八月
十二日に神戸酒心館において表彰式が
行われた。
応募点数は、一七〇点。最優秀賞は
該当者がなく、優秀賞 三万円 が次の
三人の方々に贈られた。
■渡邊安彦さん 芦屋市
■高木政史さん 東京都
■住江伸吾さん 加古川市
ま た 、佳 作 は 十 一 点 で 参 加 企 業 のお 酒
︵三 五 〇 〇 円 相 当 ︶が 、そ のほ か 十 三 人 の
方 々 に記 念 品 が そ れ ぞ れ 贈 ら れ た 。
︽コンテスト参加企業︾
・一 ノ蔵
・武 重 本 家 酒 造
・神 戸 酒 心 館
・一 宮 酒 造
・賀 茂 泉 酒 造
・司 牡 丹 酒 造
・灘 菊 酒 造 ︵姫 路 市 ︶
)
)
①
(
(((
(
))
)
②
会費の設定⋮今回の会費は一人一
万円でしたから、その影響か比較
的年齢層が高かったように思われ
ました。その分、落ち着いた雰囲
気で蔵元ブースでも比較的じっく
りとお話できたように思います。
今回は集客に苦労しましたが、価
格の設定も見直す必要があるので
は⋮。
出品酒について⋮裏方の話になり
ますが、低アルコール酒を含めて
会場側の温度管理が徹底できてい
なかったのは残念でした。急遽、
4
・
<第 21 号>2007 年 8 月
信 濃 の酒 蔵 め ぐ り
優 秀 賞 受 賞 者 に賞 状 を贈 る櫻 井 代
にて
表 幹 事 =神 戸 酒 心 館 にて
第 二 テ ー マ は 、﹁ に ご り 酒 の ク レ ー
ム 対 策 に つ い て ﹂。 報 告 者 は 、 日 本 酒 業
界におけるにごり酒のパイオニアとし
て昭和四十一年以来長年にわたり苦労
を重ねてこられた増田徳兵衛商店 増
田 社 長 ︵ =写 真 右 下︶ か ら ク レ ー ム 対 策
のノウハウ開示があった。以下は、そ
の報告要旨である。
﹁クレーム内容は、異物混入、キャ
ップが飛びめがねを壊す、あるいは瓶
のそこが抜けるなど多種多様である。
難しいのはタカリとの違いの見極めだ。
一方、キャップの改善も重要であり、
今もこの問題と取り組んでいる。
いずれにせよ、災いを転じて福とな
し顧客からの一層の信頼を得るために
は、トップが率先してクレーム処理に
取り組み、再発防止に万全を期さなけ
れ ば な ら な い 。﹂
5
長 野 県 佐 久 地 域 で開 催
七月九日∼十日、佐久地域の会員会
社 三 社 の ご 協 力 を 得 て﹁ 信 濃 の 酒 蔵 め ぐ
り ﹂を 銘 打 つ 商 品 開 発 研 究 会 が 、新 幹 線 の
佐久平駅から車で約三〇分の山間にあ
る静寂の地、春日温泉の﹁かすが荘﹂
で開催された。参加者は、十八社、二
五名。出席会員会社の顔ぶれがやや固
定化してきたことが懸念されるものの
各社から役員 中堅社員の方々が参加
し、商品開発に関する学習に加えて親
しく交流が行われた。
研 究 会 の 第 一 テ ー マ は 、﹁ 低 ア ル コ
ールにごり酒﹃十二六 どぶろく ﹄の
開 発 マ ー ケ テ ィ ン グ 経 験 か ら ﹂。 報 告
者は、低アルコールのどぶろくという
新分野を開拓し、かつ営業的にも成功
を収めている武重本家酒造 武重社長
=( 写 真 下 上 。) 要 旨 は 次 の と お り で あ る 。
﹁この商品は、雑酒免許の最低製成
数量を達成することが動機であったの
だが、低アルコール酒にも当社の酒造
の特徴である生もと造りを生かそうと
いうことになり、スタートした。
アルコール分五∼六度、消費期限を
製造日より二十日以内、キャッチフレ
ーズを﹃甘酸泡楽﹄として販売したと
ころ幸い消費者に支持されている。ま
た、販売先は、県外が七割である。
しかし、噴きこぼれあるいは転倒時
の漏れを防ぐキャップの開発、夏場の
商 品 開 発 な ど 課 題 は ま だ ま だ 多 い 。﹂
・
・
(
・
)
・
︱ 商 品 開 発 研 究 会 ・・・
応 募 作 品 の展 示 風 景 =神 戸 酒 心 館
<第 21 号>2007 年 8 月
第 三 テ ー マ は 、﹁ ド ラ イ タ イ プ ひ め ぜ
ん の 開 発 メ モ ﹂。 報 告 者 は 、 会 員 対 象 と
はいえ企業の生命線である商品開発情
報の開示をあえて承諾された一ノ蔵
坪 田 商 品 開 発 室 長 =( 写 真 右 。) そ の 要 旨
は次のとおりである。
﹁ 当 社 の 低 ア ル コ ー ル 酒 は 、ト ー タ ル
では成長しているのだが伸び悩みが生
じているため新製品を出し続けて市場
を活性化させなければならない。
特にこの分野を牽引していたひめぜ
ん は 、﹃ す ず 音 ﹄ の ヒ ッ ト に よ っ て 影 響
を受け、二〇〇〇年をピークに減少傾
向にある。そこで取り組んでいるのが
ひめぜんのバリエーションであり、た
と え ば ﹃ ド ラ イ 軽( い ひ) め ぜ ん ﹄ あ る い
は﹃果汁添加ひめぜん﹄である。
現 在 、ア ル コ ー ル 度 数 、日 本 酒 度 な ど
を調整しながら試作を繰り返している
段 階 で あ る 。﹂
6
常 務 、一 ノ蔵 ・鈴 木 常 務 、千 代 寿 虎
屋 ・大 沼 専 務 、前 列 :勇 心 酒 造 ・徳
山課長
研究会二日目は生憎の雨模様であっ
たが、バスによる佐久地域三社の蔵巡
りが行われた。旧茂田井宿にある武重
本家酒造からスタートして、臼田町の
橘倉酒造、そして佐久平駅近くの千曲
錦 酒 造 を 訪 問 し た 。各 蔵 では 心 のこも った も
て な し を 受 け 、そ れ ぞ れ のト ップか ら 丁 寧 な
説 明 と案 内 を 頂 いた 。
な お 、千 曲 錦 ・原 拓 男 社 長 のご先 祖 は 、武
田 軍 団 随 一 の豪 将 とし て 名 高 い原 美 濃 守
虎 胤 とのことで あ るが 、﹃歴 史 街 道 ﹄誌 本( 年
造 にて
さん=後 列 :左 から橘 倉 酒 造 ・井 出
有
保存
存文
文化
化財
財の
の蔵
蔵=
の武
静重
か本
な佇
有形
形保
家
ま
酒い
造=に武
て重 本 家 酒 造 に て
橘
橘倉
倉酒
酒造
造に
にて
て井
井出
出民
民生
生社
社長
長か
から
ら説
説明
明を
を
受
け
る
参
加
メ
ン
バ
ー
受 ける参 加 メンバー
原 拓 男 社 長 による蔵 説 明 =千 曲 錦 酒
懇 親 会 で交 流 を深 める後 継 者 の皆
・
<第 21 号>2007 年 8 月
.員
.ニ
.ュ
.ー
.ス
.
会
・
様 の 海 鮮 焼 き や 、﹁ 仙 台 味 噌 醤 油 ㈱ ﹂
六月号 の
) 記 述 に は 、﹁虎 胤 は 信 虎 信 玄 父
︻一本義久保本店︼
子 か ら 感 状 を 賜 ること三 十 八 度 、全 身 に受
の 味 噌 汁 お 振 る 舞 い 、鳴 子 こ け し の 絵
●平成十九年四月一日
け た 瑕 五 十 三 ヶ所 。そ の性 、勇 猛 豪 胆 に し
付け体験コーナーなど多くの出店を
﹁
﹂
て 温 順 寛 厚 、指 揮 官 とし て の将 才 にも 長 け 、
い た だ き 、会 場 を に ぎ わ せ て く だ さ い
越前・若狭の地酒﹁
敵 兵 を も 魅 了 し た ﹂とあ る。
ま し た 。ま た 酒 ミ ュ ー ジ ア ム 隣﹁ 華 の
﹂が 県 内 約 四 〇 蔵 の 参 加 の も と 開
蔵 ﹂で は 地 元 産 の 蕎 麦 粉 を 使 用 し た 盛
催され、四〇〇名の入場があった。
り 蕎 麦 を 販 売 し た り 、チ ャ リ テ ィ ー き
●平成十九年六月八日
き 酒 大 会 を 開 催 し た り 、盛 り だ く さ ん
﹁甑倒し﹂
の内容でお客様をおもてなししまし
無事甑倒しの日を迎えられた事を
た。
二 時 す ぎ か ら は 、ミ ニ コ ン サ ー ト が
感 謝 し 、蔵 内 最 上 階 に 祀 っ て あ る 松 尾
開 催 さ れ 、中 国 伝 統 の 楽 器 ・ 二 胡 の 叙
様 に 報 告 。醸 造 社 員 を 先 頭 に 全 社 員 が
情的な調べとキーボードの様々な音
集 合 し 、地 元 神 明 神 社 の 天 立 宮 司 に 神
︵平成十九年四月
色が織り成す幻想的なひとときに会
事を司っていただいた。
∼平成十九年八月︶
場 は 酔 い し れ 、最 後 は し っ と り 和 や か
に閉会となりました。
●平成十九年八月四∼十六日
︻一ノ蔵︼
一ノ蔵ヒヤガーデン
横 浜 ラ ン ド マ ー ク プ ラ ザ・ド ッ ク ヤ
ードで開催の一ノ蔵ヒヤガーデンが
無事に終了致しました。
猛 暑 で は あ り ま し た が 、夕 方 に な る
と 海 風 が 心 地 よ く 、多 く の お 客 様 に 足
を 運 ん で い た だ き 、当 社 の 色 々 な 商 品
を堪能していただきました。
十 七 時 ∼ 二 〇 時 ま で の 夕 暮 れ 時 、日
替わりで演奏される邦楽ライブも同
会 場 で 開 催 し 、琴 や 三 味 線 の 音 色 に 耳
を 傾 け な が ら 、冷 酒 と 宮 城 の お つ ま み
を お 楽 し み 頂 き ま し た 。今 回 、初 お 披
●平成十九年七月三十一日
露 目 し た 一 ノ 蔵 農 社 自 慢 の﹁ 長 な す 漬
﹁山田錦作見﹂
け ﹂が 、予 想 以 上 の 大 好 評 を 頂 き 、連
契 約 栽 培 農 家 、J A テ ラ ル 越 前 、奥
日品切れになるほどでスタッフ一同
越 農 林 総 合 事 務 所 、一 本 義 久 保 本 店 の
ア タ フ タ と 、嬉 し い 悲 鳴 を あ げ な が ら 、
四 者 が 参 加 し て の 作 見 会 を 実 施 。幼 穂
対応させていただいておりました。
は〇 二ミリメートル程度あり、病害
虫 防 除・穂 肥 の 時 期 に つ い て 意 見 交 換
Y
T
R
A
P
G
N
I
R
P
S
●平成十九年四月二十一日
春の大イベント﹁蔵開放﹂
一ノ蔵 春の大イベント﹁蔵開放﹂
は、二五〇〇人を超えるたくさんの
方 々 に 足 を お 運 び い た だ き ま し た 。今
年は温暖気象の影響で例年になく早
い 桜 の 開 花 で し た が 、こ こ 宮 城 県 松 山
では蔵開放に合わせたかのように見
事に満開の桜と共に開催する事が出
来ました。
今 年 の 蔵 開 放 は 、昨 年 よ り 一 ノ 蔵 が
指定管理者として町から運営を引き
継 い だ 、近 隣 の﹁ 酒 ミ ュ ー ジ ア ム ﹂を
第 二 会 場 と し 、今 年 も 同 日 春 祭 り を 開
催 致 し ま し た 。オ ー プ ニ ン グ で は 昔 な
つかしいちんどん屋さんが会場周辺
を 練 り 歩 き 、華 々 し く ス タ ー ト 。会 場
で は 一 ノ 蔵 と 繋 が り の あ る﹁ 良 い 食 品
づ く り の 会 ﹂、 志 津 川 の ﹁ ヤ マ ウ チ ﹂
7
A
M
A
H
O
K
O
Y
n
i
7
0
0
2
・
Y
T
R
A
P
G
N
I
R
P
7S
0
0
2
<第 21 号>2007 年 8 月
を行った。
●平成十九年九月末
﹁初仕込﹂
今秋収穫された新米五百万石を使
った初仕込み。
十 一 日 ︰ ﹁ 日 本 酒 の あ る 風 景 ﹂絵 画 コ
ンテスト作品展示︵∼十九日︶
●﹁酒造り体験﹂を始めました
参 加 全 五 回 一 二 〇 〇 〇 円・お 酒 等
︵一回参加一〇〇〇円︶
付き
①田植え ②草取り ③稲刈り ④仕込
み ⑤上槽
●﹁日本酒ワークショップ﹂
を始めました
参 加 費 無 料 ・ 毎 週︵ 土 ︶ 約 二 〇 分
四回で終了
①はじめての日本酒 ②お酒ができ
る仕組み ③日本酒の造り方 ④酒と
肴の間柄
「
」
(
「
」
高 知 県 酒 造 組 合 が 、こ の 九 月 中 旬 打
上げ予定の月周回衛星 かぐや を応
援しようと、プロジェクトを推進する
JAXA 宇宙航空研究開発機構
へ
申し込み、応援キャンペーン参加企業
として開催したものです。いわゆる J
AXA 公認の応援イベントで、おそら
く高知県ではこのイベントが最初で唯
一でしょう。
会場では、 かぐや の紹介展示コー
ナー、雑誌オレンジページでも掲載さ
れて話題の 月の風呂敷 展示即売、ま
た、来場者を広げた壮大な夢を語って
いただき、その夢の壮大さを審査する
もの︶ による 夢の大風呂敷自慢大会
︵大風呂敷など、約百名の参加者の皆
さんに盛り上げていただきました。
「
」
)
「
」
「
「
」
」
●平成十九年八月
JALグループ機内誌
スカイワード で
土佐牡丹酒 が紹介される
JALグループの機内誌
ス
カイワード 九月号で、今年五月新発売
の 土佐牡丹酒 が紹介されました。 土
佐牡丹酒 は、羽田空港ターミナル内の
JALショップで発売され大好評です。
」
︻司牡丹酒造︼
●平成十九年五月
時代小説﹃牡丹酒﹄に由来する
土佐牡丹酒 新発売!
高 知 県 出 身 の 直 木 賞 作 家・山 本 一 力
氏が司牡丹酒造を訪れた際にストー
リ ー が 脳 裏 に 浮 か ん だ と い う 小 説 、そ
の 名 も﹃ 牡 丹 酒 ﹄が 書 籍 化 さ れ 、人 気
を博しています。その時代小説 牡丹
酒 に由来する 土佐牡丹酒 はまさに、
山本氏を驚愕させた歴史と伝統が最
も酒質に現われると言われる昔なが
らの純米酒です。
●平成十九年八月十四日
﹁ツキを呼ぶ!土佐宇宙酒と
月の大風呂敷展!﹂
高知新阪急ホテルにて月周回衛星
か ぐ や︵
︶ の応援イベント ツ
キを呼ぶ!土佐宇宙酒と月の大風呂
これは、
敷展! が開催されました!
世界初の宇宙酒を誕生させた我らが
「
︻神戸酒心館︼
・
●酒心館ホールイベント
︵平成十九年四月︶
十一日︰第一八回 春秋落語会
二十二日︰愛の歌
VOL 2 リラ
の花咲く頃
︵平成十九年五月︶
十二日︰第四一回 酒蔵文化道場
﹁食事と酒⋮世界と日本﹂
講 師:国 立 民 俗 学 博 物 館 名 誉 教
授 ﹁ 日 本 酒 で 乾 杯 ﹂推 進 一 〇 〇
人委員会代表 石毛直道氏
二十日︰ロイヤル・オペラの伝統
∼アンドリュー・メイヤー
︵平成十九年六月︶
二日︰アイルランド音楽
﹁アイルランドの風﹂
二十四日︰第一三回 桂南光と河田健
のほのぼのジャズ倶楽部
︵平成十九年七月︶
八日︰畑 儀文 シューベルト名曲選
二十八日︰第四二回 酒蔵文化道場
﹁地球環境時代の森林管理と
木材利用﹂
講 師:速 水 林 業 代 表 / 社 団 法 人
日本林業経営者協会会長 速水
亨氏
︵平成十九年八月︶
四日︰丸山茂樹 浴衣ライブ2007
五日︰夏祭りコンサート
D
R
A
W「
Y
K
S
「
「
」
」
」
」
D
R
A
W
Y
K
S
「
「
日 本 酒 ラ イ スパ ワ ー ・ネ ット ワ ー ク
」
発行人
「
〒一 〇一 ︱ 〇〇五 四
「
東 京 都 千 代 田 区 神 田 錦 町 二 ー二
興信ビ
c/ o日 本 ア プ ラ イ ド リ サ ー チ
ル
研究所
8
「
」
」
E
N
E
L
E
S
」
」
」
「
「