通巻 No.75 厚生年金基金だより年金資産の運用状況等について皆様にお知らせします。当基金の平成年度年金資産の運用状況については、理事・代議員の方に対して６月４日に「平成年度年金資産運用報告会」を開催し報告 19 しましたので、その概要をお知らせします。平成年度の運用成績について平成年度の市場環境については、昨年半ば以降サブプライム問題に端を発した世界的な金融（信用）不安、米国経済の後退懸念、円高・ドル安に加え原油・資源高等悪材料が重な 19 り国内外の株式は期末にかけて大幅に下落しました。％のマイナス 58 その結果、平成年度の運用成績につきましては、表１の太枠内のとおり残念ながら・で終わりました。委託先別・資産別運用状況については表１のとおりです。まず、国内債券につきましては、ベンチマークを若干下回るプラス 11 19 19 19 委託先別・資産別運用状況平成20年3月31日現在（平成19年4月～平成20年3月）表１国内債券ベンチリターン国内株式差ベンチリターン外国債券差ベンチリターン外国債券100％ヘッジ差ベンチリターン差（約定ベース/時間加重収益率）外国株式ベンチリターンオルタナティブ差ベンチリターン総合計差ベンチリターン差生命保険（一般勘定）生保合計 − − − − − − − − − − − − − − − − − − 0.75 1.33 0.58 − − − − − − ▲6.73 ▲7.57 ▲0.84 − − − ▲28.05 ▲28.32 ▲0.26 ▲8.97 ▲9.28 ▲0.31 信託銀行中央三井アセット信託銀行りそな信託銀行 3.36 − 3.22 ▲0.15 − − ▲28.05 ▲28.34 ▲0.28 − − − − − − − − − − − − みずほ信託銀行 3.36 2.57 ▲0.80 ▲28.05 ▲28.76 ▲0.70 0.52 ▲0.14 ▲0.66 − − − みずほ信託銀行 3.36 3.43 0.52 − − − 0.06 ▲28.05 ▲27.73 0.33 0.47 ▲0.05 ▲16.80 ▲17.68 ▲0.88 − − − − − − ▲16.80 ▲16.71 0.09 − − − − − − ▲8.48 ▲7.85 0.63 住友信託銀行 − − − ▲28.05 ▲27.50 0.55 − − − − − − − − − − − − ▲28.05 ▲27.50 0.55 投資顧問東京海上アセット・マネジメント投信 − − − ▲28.05 ▲26.28 1.77 − − − − − − − − − − − − ▲28.05 ▲26.17 1.88 日興アセット・マネジメントバリュー − − − ▲28.05 ▲27.34 0.71 − − − − − − − − − − − − ▲28.05 ▲27.13 0.92 日興アセット・マネジメント（新) グロース − − − ▲28.05 ▲31.60 ▲3.55 − − − − − − − − − − − − ▲28.05 ▲30.84 ▲2.79 − − − ニッセイ・アセット・マネジメント − − − − − − − − − バークレイズ・グローバル・インベスターズ − − − − − − − − − − 2.30 − 2.49 − 0.19 ビー・エヌ・ピー・パリバ・アセット・マネジメント − − − − − − − − − − − − − − − 0.45 DIAMアセット・マネジメント − − − − − − − − − − − − − − − 0.45 ▲4.41 ▲4.86 ▲16.80 ▲20.05 ▲3.25 2.30 − − − − − − 14.39 13.94 2.48 0.18 ▲16.80 ▲20.05 ▲3.25 0.45 14.35 13.90 0.45 ▲3.94 ▲4.39 その他 TOTAL FUND 3.16 ▲28.14 0.09 2.49 ▲17.76 5.67 ▲11.37 ▲11.58 ▲0.22 住友信託、日興アセット（新）グロース、バークレイズ、パリバ（フォシエ）、興銀第一ライフの５社は、2006/12月より運用評価開始。青色のセルはパッシブ運用。すくえあ 16 ３・ 16 運用成績の推移と全国基金平均との比較％でしたがフルヘッジ付外国％で終わりました。国内 49 債券はベンチマークを若干上回るプラス２・％で終わっております。外国 14 株式につきましては大幅なマイナス 28 ・債券につきましては、ベンチマーク 76 も下回りましたが、何とかプラス０・ 17 ％で終わりました。外国株式につきましては大幅なマイナス・％で終わりました。また、１昨年国内債券の代替として新たに採用しまし 67 たオルタナティブについてはトータル的には国内債券を上回る５・％のプラスで終わりました。生保の一 33 般勘定につきましては特別配当とし％が加算され、１・％の表２て０・ 19 配当となりました。以上の結果平成年度の運用成績につきましては、複合ベンチマーク（マイナス・％）にも若干下回り、５年ぶりの２桁のマイナスで終わりました。また基金に時価会計が導入された平成９年度からの当基金の運用成績と、全国基金平均との比較は表２をご参照ください。 11 37 58 09 % 平成９年度平成10年度平成11年度平成12年度平成13年度平成14年度平成15年度平成16年度平成17年度平成18年度平成19年度当基金 5.33 3.49 9.48 ▲6.63 ▲2.90 ▲10.05 17.45 5.02 21.53 4.20 ▲11.58 全国基金 5.65 2.56 13.09 ▲9.91 ▲4.38 ▲12.45 16.86 4.97 21.30 4.91 ▲9.74 億円当基金・年度末時価総額 681 754 876 866 886 832 20% 15% 10% 5% -5% -10% -15% 注１．全国基金平均：数字は基金連合会資料。ただし平成19年度はR&I推定数字（日経新聞）注２．当基金：平成13年度迄は基金連合会資料。平成14年度以降はコンサルタント会社資料 ……当基金 17 すくえあ ……全国基金 1,004 1,057 1,280 1,345 1,203 れた証券に信用懸念が生じ米国の低所得者層を対象としたローン債券を組み入・サブプライム問題市場収益率と同等の成果をあげることを目標に、市金融機関の損失が拡大し、・パッシブ運用場指数に連動した※ポート久社会保険相模野病院西村政彦社会保険滋賀病院磯㟢久美子健康保険鳴門病院宮全社連厚生年金基金〔運用関係用語解説〕フォリオを構築する運用ス米国株式の下落、原油市場泰・オルタナティブタイル。への資金流入、原油高、ド任期　自平成20年４月18日至平成22年４月17日・フルヘッジ付外国債券 ※資産構成田不動産関連の投資商品、未公開株式への投資、原油嶋外国債券運用に際して各国の為替についてすべてル安などが起こり、世界経社会保険蒲田総合病院や貴金属等商品市況への投野ヘッジし、為替リスクをゼ繁済が混迷した。極資等、伝統的な資産である日ロにした運用。従って国内川崎社会保険病院債券や株式以外への投資を二債券（円建）と同等の効果裕いう。田を持つ。を評価したものであり、通井・複合ベンチマーク各資産毎の市場収益率に各資産の配分比率を乗じて常運用機関の優劣比較に使千葉社会保険病院・ベンチマーク各資産の市場収益率のこと。例えば国内株式の場合計算された収益率。・時間加重収益率は、東証株価指数（ＴＯＰＩＸ）、国内債券の場合はＮＯＭＵＲＡ︱ＢＰＩ等。運用機関が意図的にコントロールできない入出金の生命保険会社本体の運用と一緒に運用される。当初井戸上昌弘二・生命保険一般勘定より一定の確定利率が約束われる。所属事業所修影響を取り除いて運用成果されており、運用結果が良氏　名沢ければ特別配当として加算される。全社連厚生年金基金広報誌編集委員会委員名簿 18 すくえあ全社連厚生年金基金の理事・監事・代議員が改選されました第13期の理事・監事および代議員は下表の通りです。任期　自平成20年４月18日至平成22年４月17日区　分役　職長福田常務理事宮沢運用執行理事森理理選　定社団法人全国社会保険協会連合会修二全社連厚生年金基金川貞臣全社連厚生年金基金阿川淑芳社団法人全国社会保険協会連合会〃丸山史朗埼玉社会保険病院〃西島浩千葉社会保険病院事五明治社会保険横浜中央病院員早坂早苗宮〃島田孝夫社会保険桜ヶ丘総合病院〃原五郎兵衛福井社会保険病院〃石川正宮崎社会保険病院〃伊藤恵子星ヶ病院〃拓植俊夫秋田病院澤田金好社会保険大宮総合病院〃市川剛志社会保険蒲田総合病院〃安藤康徳社〃進藤弘子社会保険中央総合病院〃江本一男星ヶ〃川名豊仙台社会保事佐藤卓三島社会保員塚本博文健康保険八代総合病院〃西村政彦社会〃嶋田泰久社会〃松尾義幸社会保険久留米第一病院〃一瀬和子北海〃磯㟢久美子健康事議理 19 すくえあ事監代事　業　所實事監代互　選氏　名議城会社丘社保丘保保道保会厚保生会保険厚中生険険社険年年滋相会模保鳴険金険京金病病院院病院険病院険病院賀野険門病院病院病院病院