北 区飛鳥 山博物館 だより 2009,9.20 □団囮回□ からだをなおす◆くすつでなおす ヽ ―王子の万能妙薬と江戸 明治くすり事情― ・ ・ いつ の世 t、 願 い は 変 わ らず 。 7 0 妙 薬 を手 に い れ た い ‘E臥 ・6 病 か ら逃 れ た い fL 元 気 に生 きた い 自沢像 (複 製 )内 藤 記念 くすり博 物館所蔵 21年 10月 24日 (土 )∼ 12月 6日 (日 瓢 平成 … 毎週月曜 日 (た だし11/23は 開館)、 午前 10時 ∼午後 5時 … 特別展示室・ ホワイエ ― ) 11/24(火 ) からだをなおす◆くすりでなおす ― 王子の万能妙薬と江戸 。明治くすり事情― 健 やかに生 きたい … いつの世 も、誰 しもが そ う願 い ます。 さまざまな医療情報や葉 があふれている現代社会 に比べ て、か [関 連 イベ ント ] つて人 々はどのように健康を保 とうとしていたので しょうか。 日々養生 を心がけ、神仏 に祈願 しました。ひ とたび病 にかか ①特別講演会「漢方医学と仏教医学の身体観」 日時 :11月 3日 (祝 ・火 )午 後 2時 ∼ 4時 れば、人 々はい わゆる民間療法 を試み、妙薬 を求め、 自力で 講師 :元 東京理科大学薬学部教授 医療環境 が十分 に整 つてい なかった江戸時代、まず人 々 は 病 に打 ち勝 とうとしま した。 そ して、北区王子にあった旧金 輪寺が調合・頒布していた「王子五香湯 (散 )」 も、その霊験ヘ 申込 :往 復 はがき と薬との関わりについて、多彩な資料を通 してご紹介いたし ます。ぜひご観覧ください。 10月 23日 (金 )必 着 ※申込多数 の場合 は抽選 の期待 とともに、万能妙薬 として広 く知れ渡 つてい たのです。 本展では、江戸時代の人々の身体や病のとらえ方、売薬の 発展ぶり、万能妙薬「王子五香湯」の実態、そして当時の人々 遠藤 次郎氏 定員 :80名 ② 講 座「 歩 い て知 る!江 戸 東 京 の 薬 種 事 情 」(連 続 2回 ) 日,寺 :[講 義 ]11月 14日 (土 )午 後 2時 ∼3時 30分 [見 学 ]11月 講師 :当 館学芸員 21日 (土 )午 後1時 ∼4時 30分 久保埜企美子 定員 130名 申込 :往 復 はがき 10月 30日 (金 )必 着 ※申込多数 の場合は抽選 ①企画展ミュージアム・ トーク 日時 :(1)10月 31日 (土 ) (2)11月 28日 (土 ) (1)(2)と も午後 1時 30分 ∼ 2時 30分 定員 120名 講師 :日 当日先着‖ 頁 本薬史学会会員 日本医史学会会員 荻原 通弘氏 当館学芸員 王子五香散 用法書 (当 館所蔵 往診用葵箔 (荻 原通弘氏所蔵 ) 久保埜企美子 ) VO=Cコ = ′ ミュージアム・グッズの意義 博物館 での展示見学 後 のお楽 しみ といえば、そのひ とつに「 そ は第一 に「来館記念のお土産的な存在」であ り、第二に「自身 の の博物館ならではのミュージアム・グッズ探し」があげられる 研究課題 を深化 させるための起爆剤的存在」である。博物館 で だろ う。 得 た知識・ 感動などを目に見 える形に して、 自宅に持 ち帰るた 近年、博物館 のあ り方 が大 き く変化 するなかで、各博物館 の ミュー ジア ム・ シ ョップ、 またその 中 で取 り扱 われているグッ めの手段の 1つ となるとともに、 そのグ ッズ との出会いが、 自 身の興味・関心のある事柄 について、 さらに追究 してい くため ズの 内容 にも著 しい変化 が見 られるよ うになって きた。従来 に の きっかけとも成 り得 るのである。 比 べ 、空間の雰 囲気 は ぐっと明 る く、 また販売商品 の種 類 も飛 今 や ミュージアム グッズは、博物館の展示活動の一翼 を担 っ 躍的に増 し、図録 ・書籍の他 に も展示資 料 を模 した品 か ら、展 ているとい っても過言ではない。当館では、ミュージアム・グ ッ 示資料 に関連 した日用品 や食品に至 るまであ り、実に多岐 にわ ズの意義 を念頭におきつつ、今後 も継続 して、独 自の商品の開 たっている。 発・ 販売 を展開 してい きた い。 当館 ミュー ジアム (0) ショップで も、開館時 よ り雰囲気作 りを 行 うとともに販売商品の幅 を広 げて きた。当初、展示図録 ・研 究雑誌中心 の品 揃 えであったものが、現 在 で は展示資料 を素材 に した絵 はが きや一筆箋、 そ して当館 オ リジナ ル キ ャラクタ ー を素材 に した缶 バ ッチ、 バ ッグ等 の販売 も行 って いる。 そもそ もミュ ー ジアム グッズ とは何 なの であろ うか。 それ Asukα vα ma museum l Voice 23 当館ミュージアム ショップ 時代を超えて引き継ぐ志 鳥山と定信 の南湖 と 吉宗 の飛′ 名所飛鳥山 の起 こ りは、 今 か ら約300年 ほ ど昔の享保4年 (1720)、 八代将軍徳川古宗 の桜植樹 に始 まります.享 保 の改 石倉 孝祐 「四民共楽Jの 遊園の思想 は次代 を担 う人材育成 られ るな ど、 に も役 立 ち 定信 の志の 高 さが知 られ ます. まさに大地 水 Ч季折 々の景物 に富 ん 革 で名高 い吉宗 は、春 の桜 は もとよ りμ 口楽 の地 を築 くとい う志 は、吉宗開園 の飛鳥山 に 人 をつ なぎ千 だ遊園の整備 を行 い、身分 をijrぇ て江戸の人 々に潤 い と楽 し 発端 し、 ここ定信 の南湖 に大 きく広 がった とい えましよう. みの場 を提 供 したので した.や がで時 は移 って18世 紀 の末 今年、誰 もが 気軽 に飛鳥 山 の行楽 を楽 しめ るため に、JR オ政 期 になると、享保 の改革 によって一旦 は持 ち直 した幕府 員 王子駅 中央 口 を出 です ぐの場所 に、23区 初 の公園昇降 モ ノ も再び傾 きだ し 社会 の混迷 も深 まるなか満 を持 して登場 し レー ルが整備 され ました。ゆっ くりと飛鳥山 の頂 へ と登 る草 . 窓 か ら周 りを眺め ると 江戸 の世 とは大 きく変貌 を遂 げた現 定信 は徳川吉宗 の係 にあた り、 16歳 の とき自河藩 主の養 代 の北区 の町 が広 がって い ます.し か し今 も昔 も変わ らな い たのが老中首座 松平定信 です 子 にな ったため に将軍職 に就 くことはあ りませ んで した力ヽ ことは、人 に優 しい社会 の実現 と、 その心 を育て る次 の世代 祖父 にな らってlfr進 した幕政改革 は、 世 に言 う寛政 の改革 と へ の文化遺産 のTt承 なのではな いで しようか,飛 鳥山公園全 してあ まりに も有 名です.都 市経済 の発達 と農村の疲弊の矛 体 をひ とつ の大 きな自然資料 盾 のなかで必 ず しも寛政 の改革 は成功 した とは い えませ ん 博物館 に課 せ られた使命 (ミ ッショ ン)の 重 さを、 ひ とりの が、吉宗 を敬慕す る こ と篤 い定信 は 古宗 の行 った飛鳥山の 学芸員 として今一 度静 かに噛 み締 めて い る毎 日です。 文化資源 と考 える北区飛 ,鳥 山 桜植樹 の事績 に も深 い関心 を寄せ ました。 その証 こそが、今 も福島県自河 市 にあ る国指定史lJl及 び名1券 の南湖公園 です . 定信 は老 中 を退 いた享和元年 (1801)、 「四民共楽 の地Jと して 南 Allを 一 般 に 公開 しました。 もともとは葦 が生 い茂 る大沼 と呼 ばれた低湿地 に堰堤 を改修 し171Ai 16景 を選 び修景 を施 す とともに 古宗 の飛鳥山 に倣 ってた くさんの桜 松 楓を 「飛鳥山碑J 18え ました. また古宗の飛鳥山桜植樹 を記念す る と同 じよ うに、南湖公園 には「南 lll十 七景詩歌碑Jが 建立 さ れ ました。 や ま水の 高 き低 きも隔てな く 共 に楽 しき円ゐす らしも この詩歌碑 に刻 まれた定信の和歌 か ら、ひ と 集 ま り会 '7に Eし た彼 の願 い が伝 す る こ とを意 味 す る「 円 ゐ」=円 居 に言 わって きます。 また南湖の水 は灌漑用水 として学田新田の開 発 に も用 い られ、新田か らの年貢 は藩校 立教館の経営 に充て 飛鳥山 からの展望 Asukα ylmα museum l Voice 23 十条といえば十条銀座商店街 が有名ですよね。 すごく活気にあふれていて、 ついつい余計 に買い物 しちゃいそう。 なんでも東京 三 大銀座商店街 の一 つなんだとか。 そんな賑わいのある街十条でも、歴 史を感 じさせてくれるものが、 そこかしこにひっそ と停 んでいるのです。 │り 道端 の庚 申塔や昭和 を感 じさせるお店、 今でも信仰 を集める冨士塚など。 そうそう、普段通 つている道だって、鎌倉時代 にまで遡るんです。 JUJO さあ、そんな歴史の断片が拾える十条をクローズアップ わが町のおふ じさん ∼十条冨士∼ みなさん、 ここ十条に三十数歩で登頂できる富士山がある のをご存 じですか ? 通称「おふ じさんJ。 江戸時代に、霊峰 富士を崇める人々によって築かれた小高い塚です。人々は富 士登山することでその霊力に触 れようと しま したが、当時の 富士山 は女人禁制 で、道中 も危険が い っぱい。 そのため、女 性 や老人 でも登拝 できるよ うに と、身近 な場所に代 わ りの冨 士塚 を築 いたのが始 まりです。音 の 人 の信仰心 が息 づ くおふ 集 まって大いに賑います。本物の富士山に登 って下界 を見下 ろすの も良 いですが、十条の小 さなおら、じさん を訪ね、冨士 信仰 の歴史 に思 い を馳 せてみてはいかがで しょうか。 住宅街に「富士山J出 現 (飯 ) 熙4 蔚 じさん。七月一 日の 山開 きの 日には老 若男女 た くさんの 人 が ! なつかし∼いお店の前の アイスボックス Asukα ッlamα rnuseum l Voice 23 ! 長いアーケー ドを抜けるとそこは… いざ、鎌倉 !∼ 十条にのこる古道∼ +条 駅西側 には十条銀座 があ ります。大正末 か ら発展 し、 十条 には中世鎌倉時代 の道 が残 っているって知 ってい ま し 今 も活気 に満 ち溢 れています。 その長 いアー ケ ー ド街 を抜 け たか ? ると、 ら、と青空 が広 が ります。 ここがもうひ とつの銀座、富 道 は「鎌倉街道中 ツ道Jの 可能性 があり、 その延長線上 に今 で 士見銀座です。昭和 がそこか しこに残 っている古 きよき時代 も道 が通 っているのです。 一 見 どこにでもあるような道 です の商店街 です。最近 では見かけな くなったなつか しいアイス が、過 去 か ら現代 へ と受 け継 がれる数少 ない貴重 な道 なので ボ ックスや、昔 なが らに豆腐 が作 られ、売 られているお豆腐 す。道路 はアスファル トで舗装 され、道の両側 には家屋 が立 屋 さん、なぜかクリスマス帽をかぶったクマが「味が自慢Jと ち並び、残念なが ら当時の面影 は想像 も付 きません。 しか し、 おすすめする中華料理屋など、 懐 かしさと面白さが入り混 じっ 一 度歩 く価値 はあるはず た商店街です。十条銀座にこられた方はもうひとつの銀座に けた道 を、私 は 自転車 で駆 けたの も足 をイ 申ば してみ ればいかが で しょ う。 (松 ) 十条 自衛隊 の敷地内の発掘 で明 らかになった中世古 !「 鎌倉時代 の武将 が馬 で駆 け抜 !」 なんて、 自慢 できるか も しれ ませ んね 。 (悠 ) 青空が広い商店街は ここだけ ? tヽ こ しえの篠原演芸場 肉 足しD幽辱 醐 雨の十条銀座 なんともわびしヽヽ 門前の地蔵 (西 音寺 ) 江戸の旅人も 通った日光御成道 そびえる大松 (地 福寺) 赤 レンガ倉庫 (日 陸軍施設)を 活 かした新 中央図書館 Asukα yα m mtlseum l Voice 23 ン4 z′4 z Z ―― 一― 一 ―一――― した工芸品、絵はがきなどを 重なお弁当箱や の 意匠を施 警 い し こ い つ ぱ ヽ た し ま し た 糊幌示 室 列 品 。 2,甲 l17翌 F吾 る全 115点 に及 ぶ精緻 な装飾 を施 した貴 (1) し た ゛ ました。 z お か で の はじ は海 か は げ さ ま 区 ま を め 北 道 ら 民 皆さ 南 1ヒ 宮崎県 に及 ぶ 18,5四 人の入場 が あ り、 お客様 方 の匠 の技 へ い ご の こ ほ ど る と が で ま し た 深 関 心 を 知 き 。 レ イ の つ Z また会期初 日と最終 日の2回 に亘 Z Z Z Z の魅 力」を行 い ま した ところ、講 師 の お二 人 か ら資料 の見 ″ レ ィ ″ レ イ て、金子皓彦氏、瀬 戸昇氏によるギャラリー・ トーク「寄木細工の美と弁当箱 レイ ″ Z Z Z の の い ■■■■躍難響鰺舅薦│は翻圏釉量 ら に は ご ど た 所 や 鑑 定 壺 、 さ 収 裏 話 な も 交 え 楽し 集 い し こ お お か せ の ― ヽ か せ を た だ き 、 ま を 大 、 話 聞 観 覧 者 皆さ 沸 歯 馨 爾 曰 ││□ 園 冒 … … … … … ― 一―一「 … Z Z z 多 あの日・この□ 街 を行 き交 う人 たちが今 にも動 き出 しそうなこの写真 は、昭 和 30年 代 に王子―丁 目で撮影 されたものです 1 王 子 映 画館 街 みえます。 これは昭和 34年 に公開 された月形龍之介主演の水 戸黄門 シ リーズ第 12作 日、 いわ ゆる月形黄門の最高傑作 と評 さて、当時の地図 を参考 にこの写真 をみてみると、左手前に 価 される「水戸黄門 天下の日J将 軍」(東 映)が上映 されているの 見 えるのが「王子新天地 自由劇場」、 その奥 が「王子 レコー ド劇 で しよう。写真の中の皆 さんも美空ひばりさんの歌唱 シーンの 場」です。写真の右側 の空 き地前に置 かれた看板 を、お父 さん その声 に聞 き惚れていたので しょうか。 と娘 さんで しょうか、 なにや ら二 人で熱心 に眺めています。 こ の写真 では見 えませんが、右 に進 むと「王子 トーコー劇場」 「王 子国際慮1場 」な どがありま した。 きっとこれか ら一緒に観 る映 画 を選 んでいるので しょう。今 も昔 も変わ らない風景です。 この風景 が記憶にある方 もい らっ しゃるか も しれません。 こ の頃、王子 の駅前 にも映画館 が軒 を連ねてぃま した。徐 々にテ レビが普及 し始 めた時代 とはいえ、一家 に一台 とまではまだい かず、東京や地方の都市部各所 で映画街 (映 画館街)は 娯楽 を提 供する場 として多 くの人に親 しまれま した。 ちなみに写真左に看板やのば り旗で「天下の副将軍」の文字が Asukα yα mcl museum l Voice 23 (平 ) 展示大項目「日光御成道の風景」のゾーンに寛政6年 3月 (1794) に造立された道標のレプリカが立っています。元の道標 はかつ て王 子 大坂 の坂 上 、本 町通 り と交 わ る付 近 に あ りま し た。道路拡幅工 事 の際 に一旦 は金輪 寺阿弥 陀堂境 内 に移 され、 昭和 60年 代 に再 度 旧郷 土 資料 館 敷 地 内 に移 され たもの です。 「奉納王子稲荷大明神」左側面には「西 是より川 道標正面には、 口道」右側面 には「東 是より王子道」と彫 られています。川口 と王子を結ぶ道は勿論日光御成道。 この道標を特定する歴史 資料 はこれまでなかつたのですが、 日光東照宮宝物館蔵 F日 光山道中図絵』には街道 から王子稲荷社 に入る角地 に標柱の 記載があることが判 りました。位置的にみて当該資料 であつ た可能性 があります。恐らく博物館 で展示 しなかつたら、一 般には触れることが乏 しかった資料の 1つ でしょう。 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 0 0 0 0 ● ● ● 00000000000000000● 0● ● 道標「奉納王子稲荷大明神J ) 0● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 0● ● ● ● ● 0● 0000000 0 0 ● 0 0 実習生を受け入れました 人物 往来 0 0 0 0 0 0 ! 本年 3月 31日 をもちま して、井上綾子学芸員が当館 を 8月 4日 か ら16日 までの約 2週 間、博物館学芸員資格取 退任 されま した。3年 の間、専門 の口承伝承 を中心 に した 得 を目指す 3人 の大学生 が当館 で博物館実習 をおこないま 楽 しい講座 などを担当 し、大 いに活躍 して くれま した。本 した。夏のわ くわ くミュー ジア ムの講座 ア シス タン トや、 当にお疲 れ さまで した。 また後任 と して4月 1日 よ り平澤 「ばいす」の館外取材 など、毎日多彩な業務に勤 しみ、文字 佑加子学芸員 (写 真 )が 着任 いた しま した。何事 に も意欲 通 り館のメンバーとしてがんばってもらいま した。今後の 満 々の若手です。今後 ともよろ しくお願いいた します。 進展と精進に大いに期待 します。 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 0 ● 講座のアシスタントで 活躍中 平澤学芸員 ● ● ● ● ● ● 北区飛鳥山博物館の再整備 ! ● ● 物館再整備 の準備 を進 めています。 どうぞご期待 くださ ご―報 くださし、 い。 ● ● ● ● ● 0● ● ● ● ● ● ● 0● 0● ● ● 000● ● 000000● ● ● ● ● ● 00000000 Asukα yα mo museum l Voice 23 ● 0● ● ● ● ● ● ● ● ● 0 当た りのある方 は、ぜひ当館 (電 話 0339161133)ま で ● ● が、 よ り分 かりやす く楽 しい博物館 をめ ざ し、現在、博 ● ● ● ど、音の暮 らしぶ りがわかる資料 を探 しています。 お心 0 0 北区飛鳥山博物館 は来年 3月 、開館 12周 年 を迎 えます ● ● 当館 では、地域 で使 われていた生活用具や古 い写真 な ● ● ● ● 北区の音を伝えるモノ 資料や写真を探しています ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● (守 綱訴 ●■ ■ロ 激 ヽ ろ ι 館 物 博 学芸員 リレーエ ッセイ 秋 [9月 ∼11月 ] ■特 別展 覧 会「第 8回 人 間 国宝奥 山峰石 と北 区 の 工 芸作 家展 J(9/12∼ 10/12) 学芸員の仕事 はア イデア勝 負。展示 に しろ 講座 に しろ、何 か今 までにな い視点、他 では や つていない方法・ 技術 な ど、新 しいことに チャレンジしたくなるものです。でも、そう ポンポンと新 しいアイデアが浮かぶものではありません。他の学 芸員はいざ知 らず、私は特に産みの苦 しさをいつも味わいます。 仕事中パ ソコンとにらめっこしていてもなかなか絞 り出てこない ■講座 「 新 遺 跡探 訪 」(10/24・ 25) ■ 秋 期 企 画 展 「からだをなおす ◆ くすりでなおす ― 王子 の万 能妙薬 と江戸 (10ノ 24∼ 明治 くすり事 1青 ― J 12/6) ■特別 講演会 「漢方 医学 と仏教 医学 の 身体観 J (11/3) ■講座 「歩 いて知る1江 戸東 京 の薬種 事情 」 (11/14・ 21) アイデアですが、ふ としたことで電灯がともるときがあります。 ■企画展 ミュージアム・ トーク(10/31、 11/28) それ は意外 にも電車の中で吊り広 告を何気なく見 てい るときや、 ■ここに注 目!常 設展 ミュージアム・ トーク (11/1 テレビのクイズ番組 にお腹を抱えて笑 つているとき、1日 の疲れを 8 15・ 22 29) いっぱいの (Oneで はな く Many)お 酒で癒 しているとき、神 が降 「そうだ、これだ !い けるかもしれな りてくることがあるのです。 い。 」そんなときは自然と笑みが浮 かんできます。電車の中で、あ るいは居酒屋でほくそ笑んでい る私を見かけたときは、きつとい いアイデアが浮かんだときです。気味悪いかもしれませんが、そっ としておいて下さい。(で も私が誰かわからないですよね) (直 ) [12月 ∼3月 冬 ] ■講座 「中世講座 鎌倉探訪」(12/1 2) ■講座 「幻の江戸東京野菜 大蔵大根の産地を探るJ (12/9) ■講座 「第 2回 l絵 本江戸 みやげ 』を読み解 く」 (12/5・ 6 12 13) 2009年 ■ 講座 「第 18回 新 聞 から読 む考 古 学 下半 期 J(1/30) ■講座 「第 9回 あるけおろじ― アマヌマ駅家から 武蔵国府へJ(2/6 11 13) ■講座 「桜の愛好と文化」(3/6) 開館時間】 【 ■講座 「考古学と保存科学―考古資料が博物館 午 前 101寺 から午 後 5日 寺 (有 料 の展 示 室 へ の 入場 は に並ぶまでのlll跡 をたどる一J(3/7) ■講座 「第 3回 午 後 4時 30分 まで ) :絵 本江戸みやげJを 読み解く」 (2/27 28 3/13 14) 休館日】 【 毎週月曜日 (月 曜 日が国民の祝 日・休 日にあた る場合 は開館 し、 直後 の平 日に振 替休館 ) 年末年始 (12月 28日 ∼ 1月 4日 ) このほかに臨 時休館 日があります。 常設展観覧料】 【 一般 個人 団体 三館共通券 300円 240円 720円 80円 240円 」ヽ中 高 100円 JR京 浜東北線 王子駅南口より徒歩 5分 地下鉄南北線 西 ケ原駅 より徒歩 7分 都電荒川線 飛鳥山停留所 より徒歩 4分 都バス 草 64 工 40系 統 飛鳥山停留所 より徒歩 5分 北区 コミュニテ ィバス 飛鳥山停留所 より徒歩 3分 小学生未満 は無料 団体扱 いは20名 以上 ● ふ るさと北 区 区 民 まつ り・ 文 化 の 日は無 料 観 覧 となります ! 10月 3日 (■ )4日 (日 )11月 3日 (祝 )は 常設展示 室を無料でご入場いただけます。この機会にぜひご覧く ださい。 ● コミバ ス 1日 乗 車 券 利 用 の 方 に特 典 ! コミュニティバスの1日 乗車券をご利用される方 は常設 展観覧料が2割 引になります。受付にてお示しくだれ ヽ 。 三館共通券 は当館 のほか、渋沢史料館、 ●年 末 年 始 の体館 日 紙 の博物館をご覧 になれます。 平成 21年 12月 28日 (月 )∼ 平成22年 1月 4日 (月 北区飛鳥山博物館 だより 今年の夏は気候不順の上 に、各地では激甚な災害 をもた らせた 水害 もあ りま し ばいす23 どもたちの歓声があが り、またサン ゴジュ がいっぱい赤い実を つ け青空 に映えま 発行 日 平成 21年 9月 20日 編 集 北区飛鳥山博物館 〒 1140002 東京都北区王子 113 した。 発 行 印 扁1 た。 しか し旧盆を過ぎると晴天 が続き、飛鳥山公 園では噴水で水遊びを楽 しむ子 TEL 03 3916 1133 これか ら涼 ししヽ 季節を迎えます が、秋冬もこの飛鳥山で皆さまのこ来館をお待 ち しています。 ( ) 東京都北区教育委員会 〒 1140022 東京都北区王子本町 121 TEL 03-39081111(イ t) 羽陽美術印刷株式会社 干1行 物登録番号 21 2‐ 027 )
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