なみはや55号 - 大阪府社会福祉事業団

ロゴマーク
キャッチフレーズ
CIの導 入 について
CI検討委員会
年のプロジェクトチー
CI︵コ ー ポ レ ー ト ア イ デ ン テ ィ テ ィ ー︶
に つ い て は、平 成
ム で の 検 討 か ら ス タ ー ト し、こ の 度 念 願 の
キ ャ ッ チ フ レ ー ズ、ロ ゴ マ ー ク の 決 定 に 至
りました。
CIの 導 入 に つ い て、我 々 が 一 番 大 切 に
し て き た 課 題 は﹁共 通 の 目 的、使 命 の も と
に職員が結束すること。﹂です。
そ の た め、す べ て の 職 員 が、何 ら か の 形
で 参 加 し、築 き 上 げ る 方 法 で 準 備 を 進 め て
まいりました。
その結果、ロゴマークでは公募︵応募総数
129点︶、キャッチフレーズはキーワード
の選出と最終投票︵投票数26 4票︶につい
て全職員の参加を得ることが出来ました。
今 年 は、当 事 業 団 も 創 立 周 年 を 迎 え ま
考えています。
周 年 に 向 け て、新 た な 課
題にチャレンジしていく原動力となればと
一丸となり創立
中でそれが具現化されること、また、職員が
と し て 活 用 で き る こ と、日 々 の サ ー ビ ス の
べ き 役 割﹂
﹁使 命﹂が 常 に 認 識 で き る ツ ー ル
経 営 理 念 か ら 導 か れ る﹁存 在 意 義﹂
﹁果 た す
施設運営のあらゆる場面で積極的に使用し、
す。こ の ロ ゴ マ ー ク、キ ャ ッ チ フ レ ー ズ を
40
(1)
19
50
平成22年9月
な み は や
第55号
第55号
発行
社会福祉法人
大阪府
社会福祉事業団
大阪市中央区谷町7丁目4-15
TEL 06-6763-3366
e-mail : [email protected]
ホームページアドレス
http : //www.osj.or.jp/
ャッチフレーズ・ロゴマーク決定 祝
キ
祝
当事業団に関わるすべて
大阪府社会福祉事業団
の人の「想い」や「心」が一
(Osakafu Syakaifukushi
つとなり、つながっていくと
Jigyoudan)の頭文字を使
いうことを表現しています。
用し、
「大阪の福祉を事業
ことを表しています。
団(人)が包み込む」という
特別養護老人ホーム四
條畷荘 副施設長 齊藤慎一
しました。
郎のデザインをもとに作成
第55号
創立
40
周年特集
周 年 を 迎 え ま す。
40
当法人は今年度末を持っ
て、創 立
職員の法人帰属意識を高めな
がら、各職員の意欲と能力の
向上に繋がっていく取り組み
を進め、今後も広く地域住民
の皆様に愛され貢献できるよ
周年記念事業実行委員
て、各施設から代表者を募り、
創立
40
う努めます。
取り組みを進めるにあたっ
な み は や
会を設置し、毎月会議を開催
しています。
実行委員会では、メンバー
周年を盛大に迎える
40
を
①イベント班
②研修・研究班
③広報班
の 3つ の 班 に 分 け、創 立
ため、それぞれ、活動を進めています。
その活動内容を、ご紹介したいと思います。
平成22年9月
イベント班では、今年度末に研修・研究班
利用者サービスの向上と職員のスキルアッ
企画の『研究論文』の発表の場を設ける記念
プの一助となることを目的に、施設・個人・
イベントを進めています。
グループごとに研究論文作成へ向け、活動を
発表会の後には、参加職員が施設、常勤・
進めています。
非常勤の垣根を越えて意見交換をしたり、親
また、法人として、利用者様によりよいケ
睦を深められるような催しも行う予定です!
アを実現する為に、個別ケアを推進するため
また、10 年後(創立 50 周年)の自分や仲間
の望ましいケアプランについての研究活動を
に向けて手紙を送る、タイムカプセルも企画
行います。
しています。これにはご利用者、ご家族にも
職員が創立 40 周年の研究に向けて、一丸
ご参加頂く予定です。
となり取り組み、一つのものを作り上げ、職
実行委員を中心に、創立 50 周年に向けて、
員全員が「この研究に関わることが出来て良
職員が一つになれるようなイベントを今後も
かった」
「今後も、事業団職員として働きたい」
企画していきたいと思っています!!
と思うことが出来るような記念事業にしたい
と思っています。
(2)
第55号
な み は や
平成22年9月
広報班では、創立 40 周年記念の宣伝として様々な取り組みをしています。
①40 周年記念グッズ作り
グッズ作りでは、40周年記念ウェアを作成し、
各施設全職員の希望を収集して配布しました。
デザインはもちろん生地の素材選びから始めた
ウェアです!!
デザインはこちら
②40 周年記念新聞作り
新聞作りでは、毎月の実行委員会や各班ごとの集まりや進捗状況を記事にし、各施設に掲示していま
す。新聞の名前は 40 周年記念のポスターに書かれている『未来へ新たなチャレンジ !!』からとって
『チャレンジ通信』と命名し、その名の通り、職員が未来へ向かって様々な事にチャレンジする姿勢
を伝えていけたらと思います。
③各施設行事参加について
各実行委員が協力して各施設の夏祭り・盆踊り(美原荘・和風荘は敬老祝賀会)に出張して創立40
周年記念事業のPR活動をしました。実際に見かけられた方もおられるのではないでしょうか。
全職員が一丸となって色々な事に取組めるよう頑張ります!
8月1日 高槻荘盆踊りにて
8月5日 光明荘盆踊りにて
8月7日 白島荘盆踊りにて
実行委員が作成したバルーンアート(東大阪養護老人ホームにて)
(3)
な み は や
平成22年9月
第55号
「OSJ雇用管理計画22」策定プロジェクトチーム
このプロジェクトチームは、経営基盤の安定を目指すとともに、職員の意欲向上に繋がる制度の構築
をすることを目的としています。具体的には、昨年度に引き続き諸手当検討会、組織評価検討会、職
員評価制度検討会を継続するとともに、新たに労働時間検討会を設置し、長時間労働を抑制すること
を目的として、各種の検討を重ねていきます。各検討会の主たる課題は次のとおりですが、いずれに
しても職員の働きやすい職場の実現に向けて、制度や体制の構築に努めていきます。
● 諸手当検討会(退職手当の見直し、交付金を活用した職員の処遇改善を検討)
● 組織評価検討会(特別強化事業等を含む組織評価制度の構築を検討)
● 職員評価制度検討会(制度の精査、評価結果の活用方法を検討)
● 労働時間検討会(労務管理の強化、タイムカード導入、残業時間の削減、事務の効率化を検討)
組織力推進プロジェクトチーム
CI 検討委員会
職員の意欲向上や結束を目的に、全施設、全職員の協力を得ながら取り組みを進めています。
(① ページで取り組みを紹介しています)
●
その他の取り組みの紹介
事業団中長期経営計画策定委員会
当法人は府立施設としての受託運営から民営化を図り、高齢者福祉事業に特化した施設の自主運営をして8年が
経過しました。
この間、サービスの充実を図りながら新しい事業を取り組み、
また、必要な施設の建て替えや大規模改修
を実施しながら、法人の経営は順調に推移してきました。
しかしながら激動する社会情勢や厳しい社会福祉法人を取り巻く環境の中で、
これまで培ってきた事業実績の上に、
今後、
さらに多様化した多くの福祉・保健・医療ニーズに対応する必要があります。
これらのニーズを踏まえて、当法人の
「存在意義」
「果たす使命」についてより広く、
より深く見直しを図り、福祉サービス等を提供し続ける役割を担っていきた
いと考えています。
今、法人設立40周年を迎えるにあたり、
これらの課題を検討、整理して高齢者等福祉の一層の推進の為、10ヶ年に
焦点を当てた、
中長期経営計画を策定します。
研修推進委員会
今年度の研修推進委員会は、法人研修・エリア研修・施設研修の役割を明確化し、全職員を対象に能力向上や専
門職種に応じた研修の機会を広く提供すると共に、必要に応じて個別研修プログラムを作成し、実施できる体制を作りま
す。
さらには、資格取得や希望する研修に参加できる機会を提供し、職員個々に応じた能力・意欲向上を目的としていま
す。
また、新規採用非常勤職員を対象とした基礎研修を定期的に実施し、利用者満足や職員満足につながるように努
めます。
今年度は各施設に配置された研修窓口担当者と研修推進委員が連携を図
りながら進めています。
その中の1つを報告します。
☆「介護支援専門員受験対策集中セミナー」7月2日
(金)
・7月3日
(土)
の2日間、
今年の10月に実施される介護支援専門員実務研修受講試験を受験する職員
を対象に専門の講師による集中セミナーを2日間実施しました。施設の研修窓口
担当職員のアナウンスにより、53名の職員が参加しました。先生の「合格させた
い!」
という想いと、職員の「合格するぞ!」
という一体となった2日間でした。
みなさん熱心に取り組んでおられます(研修風景)
(4)
な み は や
第55号
平成22年9月
特別強化事業について
特別強化事業は毎年作成される大阪府社会福祉事業団事業計画の中で、各施設において一年間で特に充実
したい課題を明確にして目標を定め、
その達成に向け積極的に事業を推進していくことで、組織の活性化をはじめ、
総合的組織力の向上を図ることを目的としています。
事業内容は、①経営部門、②サービス部門、③人材育成部門、④地域連携部門の4つに分けられており、各施設
において職員全員で具体的な事業内容の計画を決定・実施しています。
具体的には施設運営の安定化を図る取り組みや、職員のコスト意識改革、利用者の生きがい支援、働きやすい職
場環境づくり、企業での体験研修、
ケアプランの一層の充実、ISO9001認証取得、
シンポジウムの開催、地域のネット
ワークづくりへ主体的に参加するなど、様々な取組みを行っています。
法人創立40周年の今年、
「未来へ新たなチャレンジ」
を合言葉に、各施設で職員が一丸となって、利用者の生活
を支えていくと共に、地域社会の一員として貢献できるよう一層の努力をしていきたいと思っています。
ホーム創立40周年記念事業として
園芸活動 (白島荘)
(東大阪養護老人ホーム)
総括主任(生活相談) 加
藤 剛 浩
支援員(介護) 上別祖 瑠美
当ホームに入
白島荘では平成22年度
居される利用者
特別強化事業として園芸活
の 実 態 と し て、
動を行っています。園芸活
内科的疾病や精
動を通じて、できるだけ多く
神 疾 患 と 並 び、
の人たち(利用者様、家族
アルコール依存
様、ボランティア、職員)と
症の方の比率が
楽しみ、喜びを共有することを目的としています。活動内
近年高くなって
容は主に野菜や草花の種まき、苗植えから水やり、雑草等
います。その課
の除去を経て、収穫といった一連の活動を行っています。
題への一つの取り組みとして、専門医療機関や地域ア
昨年度から園芸活動は行っていましたが、一部の職員と
ルコール関連問題会議の協力のもと、平成 16 年より
利用者様だけで行っていました。今年度はより多くの方に
施設内自助グループ「ホーム断酒会」を発足し、今年
参加していただくために活動場所も2階、
3階と2ヶ所に設
で6年半を迎えております。
けて、利用者様がいつでも参加出来るように環境整備を
ホーム創立 40 周年のこの機に臨み、社会問題化し
行いました。その結果、活動時間や回数も増え、全職員で
ているアルコール関連問題に着目し、当該地域でシン
協力しながら活動を行っています。
ポジウムを開催して、ホーム生活の実態や地域の実情
昨年度に植えたイチゴも4月には収穫し、皆様で試食を
断酒会にご協力いただいている方々
から高齢者を対象としたアルコール関連問題に関する
行いました。
5月にはキュウリ、プチトマト、スイカ、ヒマワ
課題を提起いたします。意見交換をつうじて地域連携
リなどを植えました。夏に向けて順調に育ってきていま
の重要性を確認し、養護老人ホームとしての社会的役
す。利用者様は活動中には普段見せないような笑顔を見
割を示唆しつつ、地域セーフティーネットの一助とな
せてくださったり、昔を思い出して
ることを目標に進めていきたいと考えております。
職員に指導してくださったりする場
シンポジウムは、著明な専門医による基調講演と、
面も多く見られるようになりました。
シンポジストとして各種関係機関の職員方々を招いて
園芸活動を通し、利用者様の笑顔
の意見交換会の二部構成で企画をすすめております。
や言葉にふれあい、職員同士が協力
その他、実務者による事例検討及び研修論文の作成、
し合ってやりがいと充実感を実感で
記念誌の発行を記念事業として企画しております。
きればと思います。
(5)
昭和
年
美原荘
特別養護老人ホーム
浩子
田中
年、この間 大 部 屋 解 消
いとの思いが実現していきました。感染症予防の悩み
であった加湿機能が設置できたので大変心強いです。
そしてショートステイの居室が殺風景と不評でしたの
で全 面 改 装し、個 室を増やすことができましたので
比呂志
前田
地域密着型認知症対応型通所介護事業
高槻
槻荘
荘や
やす
すら
らぎ
ぎデ
デイ
イサ
サー
ービ
ビス
スセ
セン
ンタ
ター
ー
高
管理者
今後利用がしやすく、落ち着いた雰囲気で過ごして 前 回の﹁なみはや﹂で事 業 開 始 することをご紹
いただけるようになりました。デイルームの休養室の
介いただきましたので、その後について報 告させて
段 差 解 消や、寮の 室 をヘルパー室 と将 来の事 業 展
いただきます。
開を計画し事務所仕様の部屋に改修しました。
連休明けの 月 日が営業初日でした。 名の
今 回、和 風 荘の外 壁 も統一することができ、堺 市
ご利用者をお迎えし、派手なセレモニーは行わず、
6
副施設長
月 開 所から
等の増 築はしていましたが、老 朽 化した外 壁は見る
も無残な状態でした。設計事務所に管理をしていた
だきながらの工事が進められ、施設からの希望等も
順次検討して頂きました。大きく変わったのは外観
5
同感謝しております。
美原区においての福祉ゾーンが地域の方々からもわか
落 ち 着いた雰 囲 気で始めさせていただ き ました。
りやす くなったと思います。利 用 者・家 族の皆さま
花いじりや畑 仕 事が好 きなご利 用 者で、デイサー
に大 変ご迷 惑をおかけしながらの工事になりました
ビス前の花壇や特養の空きスペースに﹃やすらぎ農
が、改修の計画から着工、竣工に至る間、たくさん
園﹄を作り、土の感触を楽しんでいただきました。
のアドバイスをいただくことができ ました事 含めて、 畑 仕 事は、職 員の方が素 人で教 えていただくこと
リニューアルした 施 設で働 ける 喜 びを 美 原 荘 職 員一 ばかりです。
月 は 実 利 用 者 が 名でし た。 月 は 名。
1
月は 名です。居 宅 介 護 支 援 事 業 所 を中 心に
7
で、﹁柿色﹂を一部に活用し、元気で明るい雰囲気と
階の屋上には緑化をしたので、
﹁笑 顔いきいき365
美原荘・和風荘外観
6
なっています。また、長年活躍していたソーラーシステ
ムを撤去しました。
階の食堂から見ることができます。内部に関
日﹂利 用 者 と 共に 過
階の介 護 室 を 多
しては、保 険 診 療の出 来る診 療 所を開 設しました。
・
中庭
ごしてまいります。
実が期 待でき ま す。また、
きました。それぞれのフロアーに看護と介護の職員を
配置していきます。
階の仏間は
階には個 別 浴 槽を増 設し、念 願だった中 庭へ出
る出入り口を作ることができました。
に持ってくることで、利用者にお花やお茶のお世話を
して頂けるようになりました。その仏 間の後に家 族
会からの希望でありました面会室を作り、ミニキッチ
ンを設 置しました。トイレのドア・各 部 屋の仕 切り
等を設置し、多床室であってもプライバシーを守りた
営業活動を行い、関係機関の研修会や催しにも積
極 的に参 加して情 報 交 換し、認 知 症 対 応 型デイ
サービスセンターの周 知に努めました。これまでの
ご利 用 者は、他のデイサービスセンターで受 入して
もら えなかった胃ろうや 吸 引 等 医 療ニーズの高い
ケースの方 もあり、認 知 症に特 化したデイとは言
い難いところもありますが、認知症であっても、ま
た、その他の介護で困っているご利用者やご家族に
貢献できる事業所でありたいと思っています。
月には若年性の認知症の方や、アルコール性認
知症の方など、より専門的なケアを必要とされる
方のご利用が予定されています。事業所としてしっ
かりと地 域 社 会に根 付いていくためにも今が大 切
です。個 別サービスメニューの拡 充や地 域 社 会 との
連携をさらに強化していきたいと思っています。
(6)
2
週 日嘱 託 医が来ていただけるようになり医 療の充
階
2
段のある畳部屋でしたが、段を解消し、仏壇を手前
3
2
7
目的室とし、利用者の共有スペースを広げることがで
3
11
52
3
5
34
1
7
8
2
4
1
第55号
な み は や
平成22年9月
伸次郎
三谷
河南荘
軽費老人ホーム
荘長
のどかな田 園 風 景が広がる南 河 内 郡 河 南 町
楠 正 成や聖 徳 太 子 といった歴 史 上の人 物にゆかりの場 所や、
ワールド牧 場や近
に軽 費 老 人ホーム河 南 荘はあり ます。付 近には
つ飛鳥博物館など、
さまざまな見所も多くあります。
河 南 荘は、
みかん畑の丘の上に建てられたため、とても個 性 的な構 造をしてい
通 り ましたよね?﹂と、不 思 議そ うな顔 をされま す 。施 設の内 部はレトロな雰
ここはさっき
ま す 。初めて来 荘された方に施 設 内のご案 内 をすると﹁ あれ?
名にアップすることができ ました。
だ軽 費 老 人ホームとしての役 割 を 果たすことができ
るという証であると確信しています。
ひとりでも多 くの高 齢 者に、自 分らしい生 活を送っ
ていただけるようなサービスを提 供できるよう、職 員
特別養護老人ホーム
四條畷荘
支援員︵介護︶
河本 絵里奈
支援員︵介護兼相談業務︶
光明の郷ケアセンター
甲田 義弘
い笑顔で、仕事もできず不安ばかり、失敗も
事をし、半年が経ちました。最初はぎこちな
抱きながらも試行錯誤し接した結果、笑顔で
か﹂と考 え ることが多いです。疑 問や不 安を
私 の 対 応 で 本 当 に 満 足 して 頂 け た の だ ろ う
術にしてもコミュニケーションにしても﹁今の
初 めてのユニット ケアで戸 惑いながら仕 日々、利 用 者 様 との関わりの中で、介 護 技
らしい笑顔で利用者様に接することができ
しくて仕事の疲れも忘れてしまいます。まだ
﹁ありがとう﹂と言って頂けたとき、本当に嬉
し落 ち込 む日々もありましたが、今では私
葉をもっとうに、昨日より今日、今日より明
まだ未熟で勉強不足な事だらけですが、少し
ているかなと思います。
﹁日々精進﹂この言
日と自分自身成長しながら頑張りたいと思
でも 多 くの利 用 者 様に笑 顔で喜 んで頂 ける
ように頑張ります。
います。
特別養護老人ホーム
春日丘荘
支援員︵介護︶
井上 浩伸
特別養護老人ホーム
美原荘
支援員︵介護︶
毎日の仕事の中での﹁思い﹂を寄せて頂きました。
神谷 千尋
図り、施設で楽しく充実した毎日 を過ごして
事 業 団に入 り 、半 年 が 経 ち ました 。職 場 私は、利用者さん達とコミュニケーションを
の雰 囲 気にも慣 れ、これからが本 番 だなと
様な事が出来ていない現実があります。でも
もらいたいと願っていますが、なかなか思 う
その思いは、必 ず伝わっていると確 信してま
時こそ、新しい事に自らチャレンジすること
も大 切 だと思います。自ら率 先して様々な
す。人生経験豊富な人達ですから …
人と人で
感じます。仕 事にも少しずつ余 裕 が出 来 た
アイデアを出し、施 設 をさらにより良い施
から。
あなた︵You・優︶と私︵I・愛︶ですから …
そして人を介して護︵まも︶るのが、介護です
すから …
張 感をもち、利 用 者 様に日々安 全 な暮らし
設にする努力をしていきたいと思います!
!
だからといって慣れは禁物なので、適度な緊
を送って頂けるよう努力してまいります。
(7)
囲気で、周囲の豊かな自然と調和し、まるで保養所や国民宿舎のようです。
そんな河 南 荘 も 年の月日の間に入 居 者の平 均 年 齢が高 くなり、階 段や廊
下 を行 き 来 するのが大 変だという 方 も増 えてき ました。バリアフリーの施 設が
次々に新 設される中で、河 南 荘の階 段 等は時 代にそ ぐ わない面 もあり ますが、
今 後もいろいろ工夫して、生 活しやすい環 境になるよう 努 力してまいりたいと思
います。
とは言 う ものの、入 居された方は食 事や入 浴、外 出のたびに何 度 も廊 下を歩
き 、階 段 を 上 り 下 りされま す 。すると、入 居 前に比べると背 筋 も 伸び、足 元 も
しっかりとしてこられます。また、
バランスの良い食 事を規 則 正しく 召し上がって
す り を持って歩 くのがやっとだったのに、半 年ほどで杖 もつかずに外 出できるよ
いただくので、顔 色 も良 くなってこられます。事 実、河 南 荘に入 居される前は手
名から
うになったという方もおられます。
昨 年 度の積 極 的なPR活 動が実 を結び、河 南 荘は
定 員を
60
このことは、
ハード面では課 題のある河 南 荘が、まだま
50
一同これからもがんばって行 きたいと思います。
平成 22 年度 採用
35
平成22年9月
な み は や
第55号
な み は や
平成22年9月
第55号
平成21年度決算報告
■貸借対照表
(単位:円)
資
産
の
部
負
債
の
部
当 年 度 末
前 年 度 末
増減
1,938,750,440
2,068,525,426
△ 129,774,986
流動負債
539,755,473
511,780,290
27,975,183
現金預金
962,925,946
1,085,420,398
△ 122,494,452
未払金
371,746,167
341,365,684
30,380,483
未収金
961,014,603
906,051,330
54,963,273
27,086,122
22,580,067
4,506,055
立替金
7,603,976
6,115,955
1,488,021
前受金
57,380
0
57,380
前払金
5,566,212
69,094,374
△ 63,528,162
仮受金
0
2,298,486
△ 2,298,486
仮払金
1,639,703
1,843,369
△ 203,666
勘 定 科 目
流動資産
勘 定 科 目
当 年 度 末
預り金
賞与引当金
前 年 度 末
増 減
140,865,804
145,536,053
△ 4,670,249
固定負債
1,370,724,609
1,521,357,400
△ 150,632,791
固定資産
18,041,077,957
17,649,869,051
391,208,906
設備資金借入金
1,034,580,000
1,116,120,000
△ 81,540,000
基本財産
15,293,970,378
14,875,468,198
418,502,180
退職給与引当金
131,150,719
183,678,432
△ 52,527,713
建物
6,790,391,238
6,371,889,058
418,502,180
全事協退職年金共済引当金
204,993,890
221,558,968
△ 16,565,078
土地
8,453,579,140
8,453,579,140
0
1,910,480,082
2,033,137,690
△ 122,657,608
50,000,000
50,000,000
0
基本財産特定預金
その他の固定資産
負債の部合計
純
0
△ 241,919,111
2,063,048,605
2,063,488,185
△ 439,580
45,892,000
0
45,892,000
施設整備等積立金
2,017,156,605
2,063,488,185
△ 46,331,580
次期繰越収支差額
3,314,789,757
2,688,339,538
626,450,219
次期繰越収支差額
3,314,789,757
2,688,339,538
626,450,219
626,010,639
227,639,422
398,371,217
18,069,348,315
17,685,256,787
384,091,528
19,979,828,397
19,718,394,477
261,433,920
その他の積立金
器具及び備品
△ 2,539,051
1,257,564
人件費積立金
185,080,325
229,845,577
△ 44,765,252
建設仮勘定
92,792,500
0
92,792,500
権利
12,810,302
15,298,833
△ 2,488,531
人件費積立預金
45,892,000
0
45,892,000
2,017,156,605
2,063,488,185
△ 46,331,580
純資産の部合計
131,150,719
183,678,432
△ 52,527,713
204,993,890
221,558,968
△ 16,565,078
19,979,828,397
19,718,394,477
261,433,920
施設整備等積立預金
退職給与積立預金
その他の固定資産
資産の部合計
■財産目録
(うち当期活動収支差額)
負債及び純資産の部合計
(単位:円)
金
資 産・負債の内 訳
額
Ⅰ 資 産 の 部
(1) 現金
0
(2) 預金
962,925,946
① 普通預金 社会福祉事業会計 38口
962,925,946
(3) 未収金
961,014,603
① 介護保険報酬 措置費等 事務局
0
美原荘
123,101,755
春日丘荘
153,044,702
四條畷荘
142,116,401
光明荘
125,221,084
高槻荘
115,878,325
白島荘
89,274,461
豊寿荘
108,360,127
東大阪養護
50,730,765
和風荘
26,064,450
万寿荘
7,590,958
河南荘
6,381,575
② 補助金 高槻荘
10,000,000
白島荘
3,250,000
(4) 立替金 施設消費税、社保個人負担等
7,603,976
(5) 前払金 火災保険料等
5,566,212
(6) 仮払金
1,639,703
流動資産合計
6,790,391,238
8,453,579,140
③ 基本財産特定預金
資産合計
1 流動負債
(1) 未払金 退職金・業者支払・職員給与
(2) 預り金 社会保険・住民税・所得税等
(3) 前受金 (4) 賞与引当金
流動負債合計
1,034,580,000
208,980,000
825,600,000
131,150,719
204,993,890
0
1,910,480,082
差 引 純 資 産
18,069,348,315
21
平成 年度決算報告
A貸借対照表・財産目録
平成 年度決算については、上記の
とおりですが、特記すべき事項のみ
簡単に説明をさせていただきます。
(8)
1,370,724,609
負債・引当金合計
︵財産の状況が見えます︶
①施設大規模改修に備え、
普通預金よ
り施設整備等積立預金へ積立をおこ
なった結 果 、普 通 預 金の残 高が減 少
しています。
② 春日丘 荘 大 規 模 改 修 等により 基 本
財産が増加しています。
③春日丘荘大規模改修等の支払いによ
り、
施設整備等積立預金の取崩しを
行っています。
,,
B資金収支計算書
,
︵資金の流れが見えます︶
④ 経 常 活 動による収 支では、収 支 差 額
が712 564千 円 となり、施 設 整
備等による収支は、施設大規模改修
費 等の支 払により△827 828千
円 、財 務 活 動による収 支は、施 設 大
規 模 改 修 等の支 払いにあてるための
積 立 金の取 崩 及び、整 備 等 積 立 金へ
の新たな積立により、
△47 155千
円となりました。
⑤結果、当期資金収支差額は△162
420千円となりました。
20
,
,
539,755,473
固定負債合計
15,293,970,378
C事業活動収支計算書
,,
371,746,167
27,086,122
57,380
140,865,804
2 固定負債
(1) 設備資金借入金
① 独立行政法人福祉医療機構・四條畷荘分
② 独立行政法人福祉医療機構・豊寿荘分
(2) 退職給与引当金
(3) 全事協退職年金共済引当金
(4) その他固定負債
︵事業の収支状況が見えます︶
⑥ 事 業 活 動による収 支では、収 支 差 額
が665 305千 円 となり、 年 度
より398 291千円増額となりま
した。これは、
全般的に利用率等の事
業 内 容が良かったこと、及び、事 務 費
等 間 接 経 費 、法 人一括 契 約による経
費 削 減 が 主 な 理 由 とな り ま す 。ま
た、
事業活動外による収支は、
△2 5
12千円、特 別 収 支は、
△36 782
千円となりました。
,,
19,979,828,397
Ⅱ 負 債 ・ 引 当 金 の 部
50,000,000
基本財産合計
2,747,107,579
18,041,077,957
固定資産合計
1,938,750,440
② 土地
額
30,465,490
7,883,064
18,882,684
185,080,325
92,792,500
12,810,302
45,892,000
2,017,156,605
131,150,719
204,993,890
その他の固定資産合計
2 固定資産
(1) 基本財産
① 建物
金
(2)
その他の固定資産
① 建物
② 構築物
③ 車輌運搬具
④ 器具及び備品
⑤ 建物仮勘定
⑥ 権利
⑦ 人件費積立預金 ⑧ 施設整備等積立預金
⑨ 退職給与積立預金 ⑩ その他の固定資産 全事協退職年金共済預け金
1 流動資産
,,
0
(平成 22年 3 月 31日現在)
資産・負債の内 訳
,,
部
12,883,429,064
国庫補助金特別積立金
17,625,120
12,641,509,953
△ 2,018,133
10,422,115
の
50,000,000
32,483,623
7,883,064
50,000,000
30,465,490
18,882,684
産
基本金
△ 27,293,274
車輌運搬具
50,000,000
2,774,400,853
構築物
資
50,000,000
2,747,107,579
建物
基本金
21
な み は や
第55号
平成22年9月
平成21年度決算報告
■事業活動収支計算書
勘 定 科 目
前年度決算
増 減
5,150,612,182
4,834,564,608
316,047,574
93,811,041
89,997,086
3,813,955
384,499,451
378,942,046
5,557,405
564,273
460,396
103,877
事業収入
356,563,491
329,300,227
27,263,264
経常経費補助金収入
241,040,754
231,722,955
9,317,799
5,126,867
13,886,991
△ 8,760,124
介護保険収入
措置収入
寄附金収入
雑収入
引当金戻入
国庫補助金等特別積立金取崩
出
支
255,822,511
255,232,747
589,764
6,293,989,733
466,753,018
人件費支出
3,953,626,950
3,813,119,323
140,507,627
事務費支出
709,534,505
770,439,035
△ 60,904,530
事業費支出
900,392,160
897,277,051
3,115,109
減価償却費
374,008,823
377,915,037
△ 3,906,214
157,874,386
168,224,536
△ 10,350,150
6,095,436,824
6,026,974,982
68,461,842
665,305,927
267,014,751
398,291,176
予 算
決 算
差 異
介護保険収入
5,144,828,000
5,150,612,182
△ 5,784,182
94,043,000
93,811,041
231,959
372,023,000
384,499,451
△ 12,476,451
528,000
564,273
△ 36,273
事業収入
359,581,000
356,563,491
3,017,509
経常経費補助金収入
240,360,000
241,040,754
△ 680,754
4,247,000
5,126,867
△ 879,867
雑収入
41,088,000
41,064,755
23,245
受取利息配当金収入
15,065,000
15,142,621
△ 77,621
経理区分間繰入金収入
1,018,932,000
1,032,964,367
△ 14,032,367
経常収入計
7,290,695,000
7,321,389,802
△ 30,694,802
人件費支出
3,926,869,000
3,953,626,950
△ 26,757,950
事務費支出
733,820,000
704,531,633
29,288,367
事業費支出
929,509,000
900,392,160
29,116,840
措置収入
出
支
事業活動収支差額
私的契約利用料収入
寄附金収入
8,945,153
6,197,468
17,313,000
17,310,480
2,520
1,032,964,367
2,677,034,369
△ 1,644,070,002
経理区分間繰入金支出
1,018,932,000
1,032,964,367
△ 14,032,367
事業活動外収入計
1,048,106,988
2,685,979,522
△ 1,637,872,534
経常支出計
6,626,443,000
6,608,825,590
17,617,410
17,310,480
33,158,184
△ 15,847,704
1,032,964,367
2,677,034,369
△ 1,644,070,002
664,252,000
712,564,212
△ 48,312,212
344,744
0
344,744
13,965,000
13,965,000
0
1,050,619,591
2,710,192,553
△ 1,659,572,962
△ 2,512,603
△ 24,213,031
21,700,428
662,793,324
242,801,720
419,991,604
施設整備等補助金収入
13,965,000
700,000
13,265,000
施設整備等寄附金収入
0
1,390,569
△ 1,390,569
借入金利息支出
雑損失
事業活動外支出計
事業活動外収支差額
経常収支差額
国庫補助金等特別積立金取崩額
その他の特別収入
特別収入計
5,000
0
5,000
61,600
0
61,600
0
6,652,649
△ 6,652,649
14,031,600
8,743,218
5,288,382
7,048,826
14,938,315
△ 7,889,489
国庫補助金等特別積立金積立額
13,965,000
1,792,569
12,172,431
その他の特別損失
29,800,459
7,174,632
22,625,827
固定資産売却損・処分損
特別支出計
50,814,285
23,905,516
26,908,769
△ 36,782,685
△ 15,162,298
△ 21,620,387
626,010,639
227,639,422
398,371,217
前期繰越活動収支差額
2,688,339,538
2,567,791,616
120,547,922
当期末繰越活動収支差額
3,314,350,177
2,795,431,038
518,454,601
その他の積立金取崩額
767,489,580
1,541,824,279
△ 774,334,699
その他の積立金積立額
767,050,000
1,648,915,779
△ 881,865,779
次期繰越活動収支差額
3,314,789,757
2,688,339,538
626,450,219
特別収支差額
当期活動収支差額
収入
支出
施設整備等補助金収入
固定資産売却収入
0
5,000
△ 5,000
施設整備等収入計
13,965,000
13,970,000
△ 5,000
固定資産取得支出
857,257,000
841,798,926
15,458,074
施設整備等支出計
857,257,000
841,798,926
15,458,074
△ 843,292,000
△ 827,828,926
△ 15,463,074
施設整備等資金収支差額
収入
財 務 活 動による収 支
特 別 収 支の部
固定資産売却益
借入金利息支出
経常活動資金収支差額
施設整備等による収支
事業活動外収支の部
15,142,621
経理区分間繰入金収入
受取利息配当金収入
経理区分間繰入金支出
支出
1,143,001
111,676,503
6,760,742,751
事業活動支出計
収入
39,921,754
119,960,923
額事業活動収入計
引当金繰入
支出
41,064,755
231,637,426
(単位:円)
勘 定 科 目
自立支援費等収入
経 常 活 動 に よ る 収 支
事 業 活 動 収 支 の 部
入
収
私的契約利用料収入
■資金収支計算書
入
収
本年度決算
自立支援費等収入
収入
(単位:円)
支出
818,648,000
820,090,395
△ 1,442,395
その他の収入
積立預金取崩収入
16,295,000
28,497,686
△ 12,202,686
財務収入計
834,943,000
848,588,081
△ 13,645,081
81,542,000
81,540,000
2,000
772,650,000
767,123,102
5,526,898
借入金元金償還金支出
積立預金積立支出
その他の支出
46,620,000
47,080,683
△ 460,683
財務支出計
900,812,000
895,743,785
5,068,215
繰越収支
△ 65,869,000
△ 47,155,704
△ 18,713,296
当期資金収支差額
△ 244,909,000
△ 162,420,418
△ 82,488,582
前期末支払資金残高
1,702,283,000
1,702,281,189
1,811
当期末支払資金残高
1,457,374,000
1,539,860,771
△ 82,486,771
財務活動資金収支差額
40
10
(9)
21
⑦結果、
当期活動収支差額は 年度よ
り398 371千円増額の626 0
10千円となりました。
平成 年度は以上のような結果とな
っています。
21
平成 年度事業報告
●経営基盤の安定に向けた取り組み
の推進について
C
I
︵
コ
ー
ポ
レ
ー
ト
アイデンティティー︶
部会を立ち上げ、
法人のブランド力の強
化を目 指 すとともに、経 営 戦 略 等の方
向性を模索する会議を実施し、 年先
を見越した今後の法人運営の中長期計
画 書についての作 成 準 備 を開 始しまし
た。これらを、
法人創立 周年を機に実
現 化させ、更なる法 人の発 展に寄 与 す
るべく準備を進めました。
●組織改革と職員の資質向上を図る
た
め
の
研
修
体
制
の
充
実
に
つ
い
て
職員の研修体制につきましては、
新た
に﹁エリア研 修 ﹂を体 系 化させ、施 設 間
の垣根を越えて様々な施設の研修に参
加できるような体制を確立しました。
ま
た
、﹁
介護福祉士﹂及び﹁介護支援
専門員﹂
の資格取得に向けてのセミナー
を行い受験する職員のモチベーションアッ
プにつなげました。その他、
メンタルヘルス
やハラスメント研修をはじめ新規採用時
研 修、専 門 職 種 別 研 修、職 階 別 研 修 も
実施しました。
●大規模改修工事について
平
成 年度より実施してまいりまし
た、
春日丘荘の大規模改修につきまして
は事 故 等 もな く 無 事 終 える事ができ
ました。また、 年 度 末より 美 原 荘 も
利用者の生活環境向上が図れるように
リニューアル工事を着手いたしました。
なお、今 後は光 明 荘 、高 槻 荘 等の大
規模改修工事を計画的に進めていく予
定をしております。
20
21
,,
20
,,
な み は や
平成22年9月
第55号
職員互助会では、福利事業として、サークル活動への助成を
行っています。ここでは、各サークルの活動内容を紹介してい
きます。第一回目は、「ソフトボールの会」の紹介です。
<ソフトボールの会 >
ソフトボールの会は、民間共済会の大会(予選:6月、決勝トー
ナメント:10 月)と但馬ドームでの合宿をメインに活動し、大
会での優勝を目標に、練習の日々を送っています。ソフトボー
ルの会は、いつも明るく楽しく活動しており、会員もやさしい
方ばかりです。行松監督(美原荘)を中心に盛り上がりだけは
毎回優勝候補です。
女性も参加していますが、まだまだ会員不足です。参加希望
者はもちろんのこと、マネージャーや応援団もどしどし応募し
ていますので、少しでも気になる方は遠慮せず声をかけてくだ
さい。宜しくお願いします。
担当 春日丘荘(沢池デイサービスセンター)
大久保 賢大郎
TEL:072-624-2800
各施設の特色や取り組み等を紹介するコーナーです。
今回は光明荘の取り組みについて紹介します。
「スキントラブル0に向けての取り組み」
支援員(介護) 岩
見 裕 志
光明荘では3年前に多くの褥瘡を作ってしまったという苦い経験をも
とにスキントラブルの細かい観察・様々な取り組みを継続して行ってき
ました。それでも褥瘡のご利用者が3名おられ、難治性の皮膚トラブル
の方もおられます。そこで引き続きスキントラブルをかかえておられる
利用者の数を0にしていく為にさまざまな取り組みを実施しています。
今回その取り組みの1つとして「排泄」をテーマにした研修を行いました。
人形を使用して、一人ひとりが実際にオムツ交換をし、行動一つ一つを
確認しあい、細かい部分での注意する点や良い点など職員同士が話し合
人形を使って個別研修
を行いました
い、個々のご利用者の形態やスキントラブルの部位にあった最適な方法
について考え意見交換し、統一されたケアの実施に向けて取り組んでい
ます。教わる職員、教える職員、互いに勉強しあい、率直な意見や疑問をぶつけ合える場としても活用され、「私は
この方がいいと思う。」「このようにしたらどうかな。」など職員間の交流の場としても活用できています。
介護・看護職員だけではなく、機能訓練指導員からの意見やシーティング、体位交換の方法なども検証、確認しあっ
ています。光明荘では前例のない研修であり、それを受けた職員それぞれが「勉強になった。」「学校でもそこまで
細かいものはなかったので良かった。」、特に現場で資格を取った職員は「今まで疑問に思っていた事を聞く場がなく、
とても助かった。」という声があがっています。
こういった活動を継続し、スキントラブルの早期発見・早期対応を行い、スキントラブルが発生しない、また発
生しても早期に対応できる環境をつくっていきたいと思います。
今回発行の「なみはや」いかがでしたでしょ
うか?多くの方に本誌を読んで頂きたく、新し
く施設めぐりのコーナーを設け、レイアウトに
も力を入れました。
最後に、本誌発行にご協力頂きました施設・
職員の皆様に心より感謝を申し上げます。
ホームページリニューアルしました!
法人・施設での取り組みやイベント情報など、様々な
情報を発信していきますので、ぜひご覧下さい。
(http://www.osj.or.jp/)
(10)