カーボンナノチューブ /ナノ材料安全評価 Carbon Nanotubes/Nano-Material Safety 単層CNT融合新材料研究開発機構(TASC) 技術研究組合 Technology Research Association for Single Wall Carbon Nanotubes 組織概要 【設立】2010年5月 【 事 】 【理事長】古河 直 ( 直純(日本ゼオン株式会社 会 代表取締役社長) 表 ) 【CNT事業部現組合員】5社・1機関(2011年7月現在) 日本電気(株)、東レ(株)、帝人(株)、日本ゼオン(株)、住友精密工業(株)、 (独)産業技術総合研究所 【委託事業】平成22年度「低炭素社会を実現する超軽量・高強度複合新材料開発プロジェクト」 平成23年度「低炭素社会を実現する革新的カーボンナノチューブ複合材料開発プロジェクト」 研究目的 組合員の協同による 単層カ ボンナノチュ ブ 単層カーボンナノチューブ 複合新材料の実用化に 関する試験研究、その他 組合員の技術水準の向上 及び実用化を図るための 事業を行うことを目的 としています。 研究概要 1.CNTの形状、物性等の制御・分離・評価技術の開発 ・ 用途によって最適な形状や物性を持つCNTの効率のよい製造技術の開発 ・ CNTの金属型と半導体型高効率分離技術の開発 ・ CNTの精密計測評価技術の開発 2.CNTを既存材料中に均一に分散する技術を開発 ・ 溶媒中、ポリマー中、金属中に分散する技術の開発 ・ CNT「網目」構造制御技術や板状CNT複合材料の開発 3.ナノ材料簡易自主安全管理技術の構築 ・ 自主安全管理のためのCNT等の安価かつ簡便な評価手法の確立 ・ CNT等の安価かつ簡便な自主安全管理手法の 確立とケーススタディの実施 ・ 欧米各国や国際機関の情報収集/提供 技術研究組合単層CNT融合新材料研究開発機構(TASC) http://www.tasc-nt.or.jp Technology Research Association for Single Wall Carbon Nanotubes 技術普及部長:上野 光保 Marketing Manager:Mitsuo Ueno [email protected] カーボンナノチューブ /ナノ材料安全評価 Carbon Nanotubes/Nano-Material Safety 単層CNT融合新材料研究開発機構(TASC) 技術研究組合 Technology Research Association for Single Wall Carbon Nanotubes 主な研究開発成果 eDIPS法での糸状単層CNT合成で 1時間連続巻き取りに成功 半導体型と金属型を分離純度を低下させずに 大量分離を実現 RBM Raman spectra @ 633 nm RBM Raman spectra @ 633 nm 3 .5 S11 2 .5 M11 2 S‐SWCNT Intensity (a.u.) Absorbance (a.u.) 3 S22 1 .5 1 unsorted S‐SWCNT unsorted 0 .5 M‐SWCNT M‐SWCNT 0 400 600 800 1000 10 0 1200 1 5 0 20 0 25 0 30 0 R a m a n s h ift ( c m W a v e le n g th ( n m ) 紫外・可視・近赤外吸収 3 50 -1 ) ラマン散乱 tu b e le n g th (n m ) 650 0 .8 プラスティックフィルム上に CNT薄膜トランジスタを印刷形成し動作を確認 nm 65 ソース 分離 CNT ゲート Abosrbance 0 .6 S1 0 .4 A P J -S W C N T s /S D B S /H 2 O U ltr a tip -s o n ic . tim e , t t= 2 0 m in t= 1 h r t= 3 h r B a th -s o n ic . 1 0 m in 0 .2 0 .0 10 ドレイン 100 1000 W a v e n u m b e r (c m -1 ) SWCNTsの赤外吸収スペクトル ポリイミドフィルム上トランジスタアレイ CNT薄膜トランジスタ -196℃から1000℃の温度範囲で安定した粘弾性特性 を持つCNT構造体を開発 長尺CNT10wt%混合し 30S/cmの高い導電率と耐久性を 持つゴムを開発 (左)合成された単層CNT (中)プレ分散後 (右)分散後 網目状に広がることにより,「変形するフィラー」という特徴を持つ CNT粘弾性材料の非温度依存性 耐久性(引っ張り疲労試験)と導電率.単層CNTは共に高い.挿入図はCNT10wt%で比較したCNT種と 複合材料の体積導電率 長尺CNTとCFとの複合充填で 25W/m・kの熱伝導率のゴム・樹脂材料を開発 40 µm 破断面のSEM像.炭素繊維の間に単層CNTが網目 状に分布している 40 µm HiPCOに有効な分散剤はSGCNTにも有効で効果はSGC NTが優れることを確認 CNTとの複合アルミ板で 750W/m・kの熱伝導を実現、30㎝φサンプル作製 【ポリベンゾズイミダゾール系】 Blank HiPCO SGCNT 製品サンプル例 注)DMAc中、遠心分離後のサンプル 技術研究組合単層CNT融合新材料研究開発機構(TASC) http://www.tasc-nt.or.jp Technology Research Association for Single Wall Carbon Nanotubes 技術普及部長:上野 光保 Marketing Manager:Mitsuo Ueno [email protected] 放射状に配向 40 0
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