第 1 版 平成 25 年 9 月 6 日発行
V05L10R2
Release News Letter
Performance Web Service
機能修正
本リリースニュースレターは、V05L10R2 における機能修正の内容を記載しています。
V05L10R2 以前のリリースニュースレターは、プロダクトメディアに格納しています。
プロダクトメディア x:\Rnl
また、以下の URL にも掲載しています。
http://www.iim.co.jp/tabid/200/Default.aspx
改版履歴
日
付
2013/09/06
版数
1
内
V05L10R2 リリース
容
目 次
1.
Performance Web Service 管理者機能/閲覧機能................................................... 1
1.1. 機能修正..................................................................................................................................... 1
1.1.1. バージョンアップ後、ログインできない ...................................................................................... 1
2.
Performance Web Service 閲覧機能........................................................................... 3
2.1. 機能修正..................................................................................................................................... 3
2.1.1. 同グラフ比較-比較表示条件設定画面の表示に時間がかかる .................................................. 3
V05L10R2 Release News Letter : Performance Web Service
1. Performance Web Service 管理者機能/閲覧機能
1.1.
機能修正
1.1.1.
バージョンアップ後、ログインできない
分類
変更
不具合
数値変更
表示変更
-
-
特記事項
○ 現象
V05L10R1にバージョンアップ後、管理者機能/閲覧機能にログインすることができない場合がありました。
・
管理者機能
ログインID、パスワードのいずれかまたは両方を未入力でログインすると、HTTP 500のエラーが発生しました。
・
閲覧機能
パスワードの設定をしていないログインIDでログインすると、下記メッセージが表示されログインできませんでし
た。
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V05L10R2 Release News Letter : Performance Web Service
また、ログインIDを未入力のままログインすると、セッションエラーが発生していました。
○ 発生条件
ES/1バージョン
: V05L10R1
条件
: ログインIDのパスワードを設定していない場合
○ 原因
V05L10R1では、Apache Tomcatのバージョンを7にバージョンアップしました。バージョン7ではログインIDやパス
ワードを空白でログインした場合、空白ではなくNullとして扱っていました。
パスワードを設定していないログインIDの場合、PWSDBに登録されているパスワードは空白です。ログイン画面で
取得した空白のパスワードをNullとして扱っていたため、パスワード不一致と判断しログインすることができませんで
した。また、ログインIDを空白でログインした場合にも、空白のログインIDをNullとして扱っていたため、正しくエラー
処理されませんでした。
○ 対応
管理者機能、閲覧機能のログイン画面にて、ログインIDならびにパスワードを空白でログインした場合、Nullでは
なく空白の文字列として扱うように修正しました。
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V05L10R2 Release News Letter : Performance Web Service
2. Performance Web Service 閲覧機能
2.1.
機能修正
2.1.1.
同グラフ比較-比較表示条件設定画面の表示に時間がかかる
分類
変更
数値変更
表示変更
-
-
不具合
特記事項
○ 現象
比較機能の[同グラフ比較]画面を起動後、対象期間を変更するために[比較表示条件設定]をクリックした際に、画
面表示までに数分かかる、または、タイムアウトが発生することがありました。
・[比較表示条件設定]画面を表示するまでに数分かかる場合
・タイムアウトが発生する場合
○ 発生条件
ES/1バージョン
: V05L10R1
オペレーション
: [同グラフ比較]画面起動後、[比較表示条件設定]をクリック時
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V05L10R2 Release News Letter : Performance Web Service
異なる 2 つの原因で発生します。
○ 原因①
「比較表示条件設定」クリック時に、対象システムの「全期間」のグラフを検索していました。
対象システムに多数のグラフが登録されている場合、検索処理時間が増加していました。また、使用メモリー量が
増加しメモリー不足(Out Of Memory)が発生することもありましたが、この場合もタイムアウトエラー画面を表示して
いました。複数の[同グラフ比較]要求が重なった場合、発生の可能性が高くなります。
○ 対応①
「比較表示条件設定」をクリック時に検査する対象期間の初期値を変更しました。
詳細グラフ … 元グラフを含めて過去3ヶ月
週次グラフ … 元グラフを含めて過去2ヶ月
月次グラフ … 元グラフを含めて過去13ヶ月
年次グラフ … 元グラフを含めて過去10年
また、上記対象期間を超えた比較を行う場合、検索処理を継続するか確認するメッセージを表示します。
処理継続時にメモリー不足(Out Of Memory)が発生した場合、対象期間変更を促すメッセージを表示します。
・処理継続を確認するメッセージ
・対象期間変更を促すメッセージ
長期に渡って[同グラフ比較]を行う機能強化につきましては、別途対策を検討しております。
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V05L10R2 Release News Letter : Performance Web Service
○ 原因②
対象期間を絞った結果、リソース単位に見て表示するグラフが1件もない日が存在した場合、データベースに対す
る不正な問い合わせを発行しエラーが発生しました。また、このエラーを正しく処理できず、タイムアウト画面を表示し
ていました。
○ 対応②
表示するグラフが0件の場合、データベースに対する問い合わせを行わないようにロジックを修正しました。
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