M7 ver3.19 レポート Topics2 ver3.14(会報 vol.123 掲載)⇒ver3.19 の主なバージョンアップ内容について解説します。ver3.16 以降 Windows Vista 対応です。 ver3.15 ver3.18 (2006/12/14) □「包絡」コマンドに曲線の閉曲線化、2ポリラインの連結、閉 (2007/8/30) □「部品」コマンドで jws 図形ファイルの読込に対応 ポリライン化の機能を追加 端点を同じくする2つのポリラインまたは閉じていない曲線、ポリライン を範囲選択後、「包絡」コマンドを選択することで、1つのポリラインま たは閉じた曲線、ポリラインにする。 □スケールの最小値を 1/3,000,000 に変更 ver3.16 (2007/4/30) Windows Vista に対応 □[ツール]-「マウス・表示等設定」の「表示」タブの「表示モ □[ファイル]メニューに分割ページ印刷を追加 >次ページ ード」を廃止し、「メニュー左横にアイコンを表示する」を追加 □「範囲選択」コマンドの「範囲外(3)」を 選択枠に全く含まれないデータのみを 対象にするよう変更(その一部でも含ま れるデータは選択されない) ver3.19 (2007/9/30) □文字スタイル「標準」に限り、Jw_cad の埋め込み文字(ファ □[表示]メニューに「高速地図表示」を追加し、タイトルバー イル名・印刷日時・保存日時)と重ね文字に対応 に現在の表示状態(イメージ表示)(高速表示)を表示するよ □エクスプローラ等から部品ファイル(*.m7g/m7p/jwk/jws)を う変更 M7 画面上にドラッグ&ドロップで、配置できるよう変更 現在の表示モードを表示 ver3.17 (2007/6/20) □シェープ(*.shp 地図 ファイル形式)の読込 に対応 □利用頻度の高いマクロ部品や部品データ(m7p/jwk/jws)を ダイレクトに読込できるよう、作図ウィンドウに並べておける部 品ツールバーを追加(初期値は非表示) □「寸法値編集」コマンドで「値編集」と共に寸法値の文字スタ イルを変更できるように修正 「自動」は元の寸法値のスタイルと同じ □「プロパティ」コマンドのダイアログを[ESC]キーでも閉じら れるよう修正 [表示]-「ツールバー」で「部品」にチェックを付けることで部品ツール バーが表示される。 「部品の追加」で配置する部品を指定する 分割ページ印刷の使い方 マクロ部品を利用して、あらかじめ分割印刷範囲を指定した後、[ファイル]-「分割ページ印刷」を行うことで、1枚の図面や地図 を分割して印刷できます。分割印刷を行うには M7ver3.19 と共に M7 部品集 M7p0710.exe もインストールしてください。 例:vol128-5.m7 (A2 サイズ)を4等分し A4 用紙に印刷する。 3つのページ分割マクロ部品の違い ●マクロ部品で分割ページ印刷の指示を記入する ①分割ページ印刷する図面を開き、「部品」コマンドを選択。 ②「部品の呼び出し」ダイアログで「ファイルの場 所」を「M7」フォルダ下の「dev」フォルダ-「src」フォ ルダ-「ページ分割」フォルダにする。 現在の用紙に対して、横、縦、指定数で等 分割ページ枠を記入します。 分割ページ枠サイズは出力用紙の印刷可能領域と一致するとは限り ません。 ② 分割数により決定した分割ページ枠サイズに対する倍率 ③ 現在の用紙に対する等分割数 横,縦の数 ③「ファイルの種類」を「M7 マクロファイル(*.m7p)」とし、「ペ 現在の用紙に対する倍率指定で分割ペー ージ分割(等分)を選択し、「開く」ボタンを ジ枠サイズを決定し、その枠の位置を任意で指定します。 ④分割範囲を示す枠がマウスに従い表示されるので、ダイア 分割ページ枠の縦と横を反転(90°傾ける) ログバー「分割数」ボックスに横,縦の分割数「2,2」を入力。「表 題」「倍率」「文字スタイル」も適宜入力、調整する。 現在の用紙に対する倍率(横,縦)で分割ページ枠の大きさを指定 「表題」:入力した表題が印刷時「P1」「P2」の前に付く。 「倍率」:A2 用紙を2×2で4分割する場合 A4 用紙の分割ページ枠× P1、P2、P3・・・の分 4になる。A4 は 297×210mm だが、実際に印刷できる領域はプリンタ 割ページ枠がマウス によって、それよりも小さい。「倍率」ボックスでは、分割ページ枠の大 に従い、順に表示さ きさを印刷するプリンタの印刷可能なサイズになるよう調整する。ここ れるので、枠の位置 では使用するプリンタの印刷可能領域が 286×200 であったため、以 をクリック指示 下の画面では、286/297,200/210 の解「0.96,0.95」を入力している。 「文字スタイル」:分割ページ枠中央に記入される補助文字の文字ス タイル。印刷はされないが、画面上確認しやすい大きさにするとよい。 ④ ⑤ 実寸法で分割ページ枠サイズを指定し、その 数(横,縦)を指定して、記入します。 実寸(書込レイヤグループの縮尺準拠)で分割ページ枠サイズを指定 分割ページ枠の横,縦の個数 指定サイズの分割 ページ枠が指定個 ⑤データの記入されていないレイヤを書込レイヤにし、4等分 数表示されるので、 した枠内に各図面が収まる位置でし、確定する。 枠の位置を決めるク ⇒書込レイヤに分割印刷指示の分割ページ枠とそのページ(P1、P2、 P3・・・)を示す文字(これらはグループ化されている)が補助線で記入 される。(文字も枠も印刷されない) リック指示 ●分割ページ印刷する ⑧「印刷」ダイアログで「OK」ボタンを ⑥メニューバー[ファイル]-「分割ページ印刷」を選択。 ⑦「分割ページ印刷」ダイアログで「OK」ボタンを ⇒分割ページ印刷が行なわれる。 「表題」ボックスに入力した表題が表示 *分割ページ枠の中心を用紙の中心として印刷するため、必ずしも、 画面上で見える枠内だけを1枚の用紙に印刷するとは限りません。画 面上の表示と同じ範囲を印刷するには分割ページ枠とプリンタの印刷 チェックを付けると、印刷図面の中下にページ 可能領域の大きさが等しくなるよう調整して下さい。 番号「表題 P1」「表題 P2」・・・を印刷する 分割ページ枠と文字は、それぞれ1ページ枠毎にグループ 化されています。「削除」コマンドで枠線の一部をすることで削除で きます。 分割ページ枠の記入レイヤの表示状態に関わらず、「分割ページ印 *印刷したくないページは、選択し、「削除」ボタンをして、「分割ペ 刷」指示時には、分割ページ枠で指定したページが印刷されます。そ ージ印刷」のリストから削除することで印刷されない。 のためレイヤを変えて異なる分割ページ枠を記入した場合、それらが 混在して印刷されるので、ご注意ください。
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