14巻2号 - 国立民族学博物館

1989
14巻2号
国 立民 族 学 博 物 館
研究報告
中米 の 言 語 の 語 順の 類 型 論 的 研 究 Mahadevaptiji
-Mithili地
方 の 事例 報告 一 八 杉佳 穂
永 ノ尾 信 悟
中 国広 西 の チ ュア ン(壮)族 ・ヤオ(瑤)族 と漢 族 との 政 治 一文 化 的 関係 の 比較 考 察
一1368-1949年
にお け る
一 一 塚 田 誠之
国立民族学博物館
〒565大
阪 府 吹 田 市 千 里 万 博 公 園 TEL.06-876-2151
国 立 民族 学 博 物 館 研 究 報 告
14巻2号
1989年
目
中 米 の 言 語 の 語 順 の 類 型 論 的 研 究 次
八 杉 佳 穂 … …259
Mahadevapuja
-Mithila地
方 の事例報 告一 中 国 広 西 の チ ュ ア ン(壮)族
一1368"1949年 にお ける一 彙
・ヤ オ(瑤)族
報509
国 立 民 族 学 博 物 館 研 究 報 告 寄 稿 要 項515
国 立 民 族 学 博 物 館 研 究 報 告 執 筆 要 領516
永 ノ尾 信 悟 ・
…・
・379
と漢 族 と の 政 治 一 文 化 的 関 係 の 比 較 考 察
塚 田 誠 之 … …453
BULLETIN OF THE NATIONAL
Vol.
MUSEUM
OF ETHNOLOGY
1989
14 No. 2
YASUGI, Yoshiho
A Typological Study of Word Order
American Indian Languages
of Middle
259
EINOO, Shingo
Mahcidevapuja:A Study of a Daily Ceremony Performed
in Mithila
379
TSUKADA, Shigeyuki
Comparative Study on Political and Cultural
Relationships between the Zhuang, the Yao and the
Han Chinese : 1368-1949
453
彙 報
(名誉 教 授 称号 授 与)
彙
報(平
成元年∼平成元
年6月)
4月1日
君 島 久 子
(配置 換)
人事異動
4月1日
第 一 研 究 部 教授 石 毛 直 道
(機関の長)
(任用更新:任 期 元.4.1∼3.3.31)
(第四 研 究 部 教 授)
4月1日 国立民族学博物館長
4月1日
梅棹 忠夫
中 山 和 芳
(行政職)
(第 四研 究 部 助 教授)
(配置換)
(昇 任)
4、目1日 管理部長 田中 武雄
4.月1日 東 北 大 学 助 教 授 瀬 川 昌久
(山口大学庶務部長)
(第一 研 究 部 助 手)
管理部庶務課長 金谷 英夫
6月16日 第 五研 究 部 教 授
(岡山大学庶務部庶務課長)
ラ ドル ・ケネ ス ・リチ ャー ド
滋賀大学庶務部庶務課長
(第五研 究 部 助 教 授)
糸金則 由紀
第 五研 究 部 助 教 授 櫻 井 哲 男
(管理部庶務課長)
(第五研 究 部 助 手)
情報管理施設資料室長
(客 員研 究 部 門 ・昇任)
熊谷 俊夫
4月1日
筑波大学図書館部情報 システ
ム課長)
助
(京都
教 授)大 学 助教 授 ・第 二 研 究部
九州大学経理部情報処理 課長
第 五 研 究 部教 授 立 川 武 蔵
川西 正光
部
(名古
助 教 授)
屋 大 学 助教 授 ・第 二 研究
(情報管理施設資料室長)
(昇 任)
国立立 山少年 自然の家所長
(転 任)
東 京 外 国 語 大 学 助教 授
第 二 研 究 部教 授 井 狩 彌介
(客員 研 究部 門 ・併 任)
4月1日
第 二 研 究部 助教 授 関 本 照 夫
和 田 浩司
(東京 大 学 助 教 授)
(管理部長)
(配置換)
評議 員
5月29日 管理部研究協力課長
氏 名 任 期
石 川 榮 吉 (63.9.15∼2.9.14)
奥出 栄治
伊 地 智 善 継 (63.9. 15∼2.9.14)
(管理部企画課長)
上 山 春 平 (63.9. 15∼2.9.14)
情報管理施設情報企画課長
大 西 昭 男 (63・9・15∼2・9・14)
高橋 柏
岡本
(管理部展示課長)
北村 甫 (63.9.15∼2.9.14)
情報管理 施設情報サー ビス課長
木 田 宏 (63.9。15∼2.9・14)
吉田 哲廣
窪
(情報管理施設技術室長)
熊 谷 信 昭 (63.9.15∼2.9.14)
情報管理施設情報 システム課長
久 山 康 (63.9.15∼2.9.14)
熊谷 俊夫
土 田 直 鎮 (63.9. 15∼2.9.14)
(情報管理施設資料室長)
坪 井 清足 (63.9.15∼2.9.14)
(教育職)
直 江 広 治 (63・9・15∼2・9・14)
道 雄 (63.9.15∼2.9.14)
徳 忠(63.9. 15∼2.9.14)
509
国 立 民 族 学 博 物 館 研 究 報 告 14巻2号
中尾 佐助 (63.9.15∼2.9.14)
中根
(63.9.15∼2.9.14)
千枝 山 中 光 一 (1.4.1∼3.3.31)
吉 田
将(1.4.1∼3.3.31)
佐 々木 高 明 (1・4・1∼3・3・31)
大給 近達 (1.4.1∼3.3.31)
西島 安則 (63.9.15∼2.9.14)
林 屋 辰三 郎 (63.9.15∼2.9.14)
向 坊 隆 (63.9.15∼2.9.14)
杉 田 繁 治 (1.4.1∼3。3.31)
村 山 松 雄 (63.9.15∼2.9.14)
長 野
泰 彦 (1.4.1∼3.3.31)
山 村 雄 一 (63.9.15∼2.9.・14)
栗 田 靖之 運 営協 議 員
松澤
綾 部 恒 雄 (63.9.15∼2.9.14)
石井 米雄 (63.5,16∼2.5.15)
(1.4.1∼3.3.31)
員 子 (1.4.1∼3。3. 藤 井 龍 彦 田中
(63.7.1∼2.6,30)
武 雄 (1.4.1∼3.3.31)
伊藤 幹治 (63.9. 15∼2.9.14)
大貫 良夫 (63.9,15∼2.9.14)
国 内資 料 調 査 委 員
口羽 益 生 (63.9.15∼2.9.14)
藤 本 英 夫 祖 父 江 孝 男 (63・5・16∼2・5・15)
萱 野 茂 (1.4.1∼3.3.31)
(1。4.1∼3.3,31)
長 島 信 弘 (63.9.15∼2.9.14)
松 下 亘 (1.4.1∼3.3.31)
松園万亀雄 (63.9.15∼2.9.14)
澤 四 郎 (1.4.1∼3.3.31)
山 口 昌男 (63.9.15∼2.9.14)
木崎 和 廣 米 山
(63.9.15∼2.9.14)
田 中 忠 三 郎 (1.4.1∼3.3.31)
石毛 直道 (1.4.1∼3.3.31)
犬 塚 幹 士 (1.4.1∼3.3.31)
大給 近達 (63.9.15∼2.9.14)
名久 井 文 明 (1.4.1∼3.3.31)
片倉
(1・4.1∼3・3・31)
和 田 正 洲 (1・4。1∼3.3.31)
佐 々木 高 明 (63・9・15∼2・9・14)
都 丸 十 九 一 (1.4.1∼3.3.31)
杉村 棟 (63.9.15∼2.9.14)
神 崎 宣 武 (1.4.1∼3.3.31)
俊直 素子 (1・4・1∼3・3・31)
杉 本 尚 次 (1.4.1∼3.3.31)
佐 野 賢 治 (1.4.1∼3.3.31)
竹村 卓二 篠 原 徹 (1.4.1∼3.3.31)
(1.4.1∼3.3.31)
友 枝 啓 泰 (63.9.15∼2.9.14)
山 口 賢 俊 (1.4.1∼3.3.31)
藤井
林
知昭 (63.9.15∼2.9.14)
道 明(1.4.1∼3.3.31)
和 田 祐 一 (63.9.15∼2.9.14)
今 村 充 夫 (1.4.1∼3.3.31)
情 報 シス テ ム運 営 委 員
大 村 和 男 (1・4・1∼3・3・31)
井上 如 坂 本 育 男 (1.4.ユ
(1.4.1∼3.3.31)
橋 本
大 林 太 良 (1.4.1∼3.3.31)
倉 田
国 井 利 泰 (1.4.1∼3.3.31)
山 路 興 造 (1.4.1∼3,3.31)
柴 田 正 美 (62.11.16∼1.11.15)
福 田 栄 治 (1・4.1∼3.3.31)
田 中 琢 (1.4.1∼3.3.31)
岸 田 定 雄 (1.4.1∼3.3.31)
辻
小谷 方 明 (1・4・1∼3・3・31)
長 尾 眞 (1.4.1∼3.3.31)
鈴 木 尚 夫 (1・4・1∼3・3.31)
中 野 照 海 (63. 10.1∼2.9.30)
喜多 慶 治 (1・4.1∼3.3.31)
中 山 和 彦 (1・4・1∼3・3・31)
鶴 藤 鹿 忠 (1.4.1∼3.3.31)
八 村 廣三 郎 西 村 緩 子 (1.4.1∼3.3.31)
星
51①
(63.10.1∼2.9.30)
仰(62,11.16∼1.ll.ユ5)
鉄男 ∼3.3.31)
及 川 昭 文 (1.4.1∼3.3.31)
三 郎(1.4.1∼3.3.31)
31)
小 山 修 三 (1.4.1∼3.3.31)
(1.4.1∼3。3.31)
亨(1.4.1∼3.3.31)
勝 部 正 郊 (1.4.1∼3.3.31)
彙
報
石塚 尊俊 (1.4.1∼3.3.31)
高橋 克夫 (1・4.1∼3.3・31)
福川 圭子
○展示委員会委員
友枝 啓泰 大塚 和義 田邊 繁治
坂 本 正 夫 (1・4.1∼3.3.31)
野 口 光 敏 (1.4・1∼3.3・
31)
江 ロ ー久 黒田 悦 子 泉 幽香
木下 尚子 (1.4・1∼3.3・
・31)
○広報委員会委員
下 野
(1.4.1∼3.3.31)
藤井 知昭 中牧 弘允 秋道 智彌
立 平 進 (1.4.1∼3.3.31)
杉島 敬志 吉田 憲司 塚田 誠之
泉
山本 紀 夫 崎 山 理
敏見 房 子(1.4、1∼3.3.31)
小泊 立矢 (1.4.1∼3.3.31)
○事業委員会委 員
上 江 洲 均 (1.4.1∼3.3.31)
藤井 知昭 中牧 弘允 秋道 智 彌
杉 島 敬志 永 ノ尾信悟 小山 修三
久保 正敏
館 内各種委員会
○標本資料委員会委員
杉本 尚次 大塚 和義 利光 有紀
○ 出版委員会委員
杉村 棟 吉本 忍 小川 了
友枝 啓泰 周 達生 長野 泰彦
福井 勝義 藤井 龍彦 石森 秀三
佐 々木史郎 片倉 素子 宮本 勝
森 田 恒之 大丸 弘
田邊
○映像 ・音響資料委員会委員
和田 正平 塚田 誠之 庄司 博史
竹村 卓二 松 山 利夫 松原 正毅
山本 紀夫 八杉 佳穂 林 行夫
崎山
理 ケネス ・ラドル 垂水
稔
大森
康宏
黒 田 悦子
林
行夫
繁治 吉田 集而 和田 祐一
山本 泰則
野村 雅一
○ ビデ オテー ク委員会委員
〇施設整備委員会委員
竹村 卓二 松 山 利夫 片倉 素子
大 森 康宏 端 信行 八杉 佳穂
藤井 知昭 石毛
直道 杉村 棟
福井 勝 義 大給 近達 森田 恒之
久保 正敏
○国内資料調査委員会委員
○図書 委員会委員
杉本 尚次 秋道 智彌 大塚 和義
竹村 卓二 須藤 健一 守屋 毅
中牧 弘允 松 山 利夫 守屋 毅
吉田 集而 宮本 勝 永 ノ尾信悟
佐 々木 高明 吉田 憲司 大丸 弘
大塚 和夫 石森
秀三 朝倉 敏夫
櫻井 哲男
大丸 弘 野村
雅一
○大学院委員会委員
〇情報化委員会委員
杉本 尚次 竹村 卓二 石毛 直道
佐 々木高明 守屋 毅 長 野 泰彦
佐 々木高明 片倉 素子 和 田 祐一
栗田 靖之 松原 正毅 江 ロ ー久
和 田 正平 友枝 啓泰 藤井 知昭
大塚 和夫 庄 司 博史 藤井 龍彦
○防炎対策委員会委員
小山 修三 杉 田 繁治 櫻 井 哲男
竹村 卓二 佐 々木高 明 杉本 尚次
泉 幽香
友枝 啓泰 藤井 知 昭 田中 武雄
OHRAF委
金谷 英夫 奥出 栄治 森口 節之
員会委員
佐 々木高明 石毛 直道 松澤 員子
山本 政治 高橋 柏 吉 田 哲廣
栗田 靖之 朝倉 敏夫 杉 田 繁治
熊谷
俊夫
511
国立民族学 博物 館研究報告 14巻2号
海外 にお け る研 究 ・調 査 ・収 集 活 動
氏
名
利光
有紀
助
官 職
出
発
手(第 一 研究 部) 1・4.1 帰
国
1.5.10 秋 道 智 彌 助 教授(第 一研 究部) 1.4.3 1.4. 30 ヴ ァヌ ア ツ
須 藤 健 一 助教 授(第 一研 究 部) 1.4.3 1.4.30 朝倉
敏夫
助
手(第 四研 究 部) 1・4・3 1.4. 30 周 達 生 助 教授(第 一 研究 部) 1・4。20 松 澤 員 子 助教 授(第 二研 究 部) 1.4.20 八杉
佳穂
助
行
ミク ロネ シ ア
中華人 民 共 和 国
1.5.13 ア メ リカ合 衆 国
1.6.14 先
5ン ガ
1.5・9 手(第 四 研 究部) 1.4.27 中華人 民共 和 国
メキ シコ,グ
ラス,ベ
ァテ マ ラ,ホ ンジ ュ
リー ズ
藤 井 知 昭 教 授(第 五研 究 部) 1.5.1 1.5.9 中華入 民 共 和 国,香 港
田邊
助 教授(第 二 研 究部) 1.5.1 1.5.9 中華 人 民共 和 国,香 港
教
授(第 二 研 究部) 1.5.5 1.6.20 ソヴ ィエ ト連 邦
栗 田 靖之 助 教 授(第 二 研 究部) 1.5.8 1.7・5 中華 人 民共 和 国
繁治
杉村 棟
ケネス ・
教 授(第 五 研 究部) 1.5.14 1.6.18 ドイ ツ連 邦共 和 国,ア メ リカ合 衆
ラ ドル 国
石 森 秀 三 助 教 授(第 四研 究 部) 1.5.19 1.6.1 フ ラ ンス,ス ペ イ ン
江 ロ ー 久 助 教 授(第 三 研 究 部) 1・5.29 1.6.3 中華 人 民 共 和 国
永 ノ 尾信 悟 助 教 授(第 三 研 究 部) 1.6.8 1.6.17 ア メ リカ 合 衆 国
石 毛 直 道 教 授(第 一 研 究 部) 1.6.10 1.6.30 ドイ ツ連 邦共 和 国
片 倉 素 子 教 授(第 二 研 究 部) 1・6.20 1.7.・18 連 合 王 国,ア ラブ首 長 国 連 邦,カ ナダ
藤 井 龍 彦 助 教 授(第 四研 究 部) 1.6.22 1.7. 30 ペル ー
石 森 秀 三 助 教 授(第 四研 究 部) 1.6.・25 中牧 弘 允 助 教 授(第 一 研 究 部) 1.6.28 来館者抄
4月4日
1.7.5 1.8.16 連 合 王 国,フ ラ ンス
ブ ラジル
団 員 管 樺(中 国 作 家協
Mohamed 会 北京 分 会 主 席)
Jaber AL ANsARI
(バハ レー ン,ア ラ ビア ン ・ガ
赦 斯 爾(中 国 作 家協
会 内蒙 古 自治 区分 会 副 主
ル フ大 学 教 授,同 大 学 文 化 顧 問)
4月10日 Loureiro Jo置o(ブ ラジル,パ
ラ
席)
州 文 化 長 官兼 タ ンク レー ド ・ネ
林
会 天 津 分 会 作 家)
ー ヴ ェ ス文 化 財 団理 事 長)夫 妻
4月15日 Abdul Salam MAJAu(ヨ
ルダ
希(中 国 作 家 協
陳 喜 儒(中 国 作 家 協
ン,ヨ ル ダ ン大 学 長)
会 会 員,中 国作 家 協 会 外
4.月28日 Jos61gnacio LOPEz soRIA(ペ
連 部 アジ ァ ・ア フ リカ処
処 長)
ル ー,ペ ル ー 国立 工 科 大 学 長),
Genaro Humala AYBAR(ペ
5月9日
ル
ー,同 大 学 土 木 学部 長)
団長 蒋 子 竜(中
Alfred Augusto Yung(ア
ルゼ
ンチ ン),Michael Montgomery
中 国作 家 代 表 国一 行
5月18日 在 日外 国大 使 館 付 陸軍 武 官 一 行
国作 家 協
Hughes(オ
ース トラ リア), Fra・
会 主 席 団 委員,中 国 作 家
ncisco Fernandes da Rocha(ブ
協 会 天 津分 会 主 席)
ラジ ル),Win 512
Sein(ビ
ルマ),
彙
報
Terrence C.R. Milne(カ
Gao Claude Blanvillain(フ
Heinz・Eberhard Subhash Prio Utoyo Wardl(イ
ン ドネ シ
ァ), Yuval Daliot(イ
ス ラ エ ル),
Giorgl Meriggl(イ
Man Phee Cheng(マ
lvador Cienfuegos(メ
Muhammad ス タ ン),Rodolfo ィ リ ピ ン),Zdzislaw wich(ポ
(ス イ ス), Surapol eporu(タ
(}ル
Anthony ギ リス),Lee メ リカ)
5月26日 LA.ド
中 国社 会 科 学 院植 物 研 究 所一 行
文 化 省 博 物 館部 主 任),M.V.サ
西 サ モ ア少 年 少女 訪 問団
ハ ロ フ(ソ ビエ ト連 邦,国 立文
Sam Sapela IAFA(西
Baoxing(中
国), Jeanラ ン ス),
Maul(西
Kapur Kil(大
ナ ダ),
研 究 所 所 長 ・副 研 究 員)
独),
(イ ン ド),
韓 民 国), Cheah
キ シ コ),
Naim Rana(パ
キ
Estrellado(フ
Romano。
ー ラ ン ド), Charles Ott
Pijitkade-
イ), Cengiz Alpozu
連),
Terrett(イ
H.H. Smith(ア
SAILI, Mika SIMoRA,
サ モ ア)
5 .月19日 Robert DINNERMAN(ア
メ リカ
合 衆 国,Naiman社
副 社 長),
Pauline 衆 国,Art lnstitute of Chicago,
curator), John zuKowsKY(ア
メ リカ合
メ リカ 合 衆 国,Art 5月20日
Institute of
Chicago, Curator)
中国 陳 西省 社 会 科 学 院一 行
団 長 買 騰(陳
ン(同 大 使 館 二 等:書記 官)
5月22日 Cyril Alfred RoGERs(ジ
ンバ
ブ ェ,ジ ンバ ブエ 国 立美 術 館 長)
Tayyib AL・
ウ ジア ラビ ア,キ
ング ・サ ウ ド大 学 文 学部 長 兼 考
古 学 科 長)
5月25日 中 国 中 央民 族 学 院 一 行
路
文
影(中 央民 族 学 院 副 院
斐
家
麟(同 教 授)
臥
金
声(同 教 務 処長)
劉
樹
松(同 学 生 処 長)
李
文
潮(同 副 教 授)
王
慶
仁(同 科 研 処 副処 長)
延
芳(同 外 国 系主 任)
長)
曲
ンス キ ー(ソ ビエ ト連 邦
学 博 物 館 長),A.A・
ス ミル ノ ブ
(ソ ビエ ト連邦,同 館 芸 術装 置
SALIGA(ア
使)夫 妻,グ ェ ・カ イ ン ・ル オ
ANSARY(サ
レ イ シ ア), Sa・
Lawrence ム社 会 主 義 共 和 国 特 命 全 権 大
5月23日 Abdul Rahman タ リ ア), Kim
コ),Vitalli Frolov(ソ
5月21日 ボー ・バ ン ・ス ン(駐 日 ベ トナ
係)
5月30日 梁 井 新 一(在 大 韓 民 国 大 使 館特
命 全 権 大 使)夫 妻
6月1日
林
東
治(大 韓 民 国,年 金 事
業 団私 学 共 済 企 画 調整 室 長)
鄭 東 錫(大 韓 民 国,同 企 画
予 算 課長)
ア ジア経 済 研 究 所 招請 海 外 客 員
西省 社 会
研究 員一 行
科 学 院副 秘 書 長兼 陳西 省
社 会 科 学 企 画 弁 公 室 主 任)
蘇 墜(大 韓 民 国,経 済 企
画 院 課 長)
余
Lily KOSIYANON(タ
団員
樹
声(同
院 歴史 研
究 所 研 究 員)
史 国 瑞(同
究 所 所 長 ・副 研 究 員)
課 長)
李
万
忍(同
イ,タ
マ
サ ー ト大 学 経 済 学 部 準教 授)
院 哲学 研
院 社会 学
鄭 長(大 韓 民 国,商 工 部
Sudhin Kumar MuKHopADHy-
513
国立民族学博物 館研 究報告 14巻2号
AY(イ
ン ド,カ
リヤ ニ大学経
学 部 講 師)
済 学 部 教 授)
MD. Mosleh UDDIN(バ
朴
デ シ ュ,ダ ッカ大 学 統 計学 部 準
働 研 究 院副 院 長)
教授)
盧 京 相(大 韓 民 国,国 立 農
Abel G. IsHuMI(タ
業 資 材 検 査所 課 長)
ダ ル エ ス サ ラ ー ム大 学 教育 学 部
Amal S. RAY(イ
教 授)
社 会 経 済 変 動研 究 所 教 授)
Asit BANERJI(イ
Carlota E. GulNo(ア
経 営 研 究 所教 授)
煩
求(大 韓 民 国,韓 国労
ン ド,イ ン ド
ル ゼ ンチ
ン,コ ル ドバ 国立 大 学 農 学 部 助
6月2日
教 授)
崔
洋
夫(大 韓 民 国,韓 国農
ンザ ニ ア,
ン ド,イ ン ド
英 国 シ ェ フ ィー ル ド大 学 日本 研
究 セ ンタ ー学 生 一 行
渡 邊 左 武 郎(北 海 道 開 拓 記念 館
村 経 済 研 究 所 部 長)
陸
6月15日 野村 忠 清(国 際交 流 基 金 専務 理
国
忠(中 国,中 国 国 際 問
長),矢
島 容(同 館 主 任 学 芸 員)
題 研 究 所 ア ジア太 平 洋 研 究 室 副
主 任)
6月20日 M.A.A. WINoRNo(イ
Kanoksak KAEWTHEP(タ
イ,
事),松 原 直道(同 企 画 室 調 査 役)
ン ドネ シ
ア,東 ジ ャ ワ州地 方 観 光 部 長),
チ ュ ラロ ンコ ン大 学経 済 学 部 助
教授)
ネ シア,東 ジ ャ ワ州 観 光 局 観 光
Wijekoon M. TILAKARATNE(ス
リラ ンカ,ペ
514
6月5日
ング ラ
ラデ ニ ヤ大 学 経 済
Maulana ATMoolJoYA(イ
マ ー ケ ッ ト課 長)
ンド
国立民族学博物館研究報告寄稿要項
1.国 立 民 族 学 博物 館 研 究 報 告 は,民 族 学(文 化 人 類 学)に 関す る論文,資 料 ・研 究 ノ ー ト,調
査研 究 活 動 報 告等 を掲 載 ・発表 す る こ とに よ り,民 族 学(文 化 人 類 学)の 発 展 に 寄 与す る もの
である。
2.国 立民 族 学 博 物 館研 究 報 告 に 寄稿 す る こ とがで き る者 は,次 の とお り とす る。
(1)国 立 民 族 学 博物 館(以 下 「
本 館 」 とい う。)の 教 官(客 員 教 授 等 を含 む 。)及 び本 館 の組 織
運 営 に 関与 す る者
(2)本 館 が受 け入 れ た各 種 研 究 員及 び研 究 協 力者
(3)そ の他 本 館 に お いて 適 当 と認 め た者
3.原 稿 を 寄稿 す る場 合 は,論 文,資 料 ・研 究 ノー ト,調 査 研 究 活動 報 告 等 の うち,い ず れ で あ
るか を そ の表 紙 に明記 す る も の とす る 。な お,こ の 区分 につ い て の最 終 的 な 調 整 は,国 立民 族
学博 物 館 研 究報 告 編 集 委 員会(以 下 「編 集委 員 会 」 とい う。)に お いて 行 う。(編 集す る場 合 は,
原 則 と して 論文 及 び 資 料 ・研 究 ノー トを1段 組,そ の他 の もの を2段 組 と して取 り扱 う。)
4.原 稿 執 筆 に お け る使 用言 語 は,日 本語,英 語,フ
ラ ンス語,ス ペ イ ン語,ロ
シァ語,中 国 語
及 び ドイ ツ語 の うち いず れ を用 いて も差 し支 え な い 。 た だ し,そ の他 の言 語 を 用 い る場 合 は,
編 集委 員 会 に相 談 す る もの とす る。
5.特 殊 な文 字,記 号,印 刷 方法 等 が必 要 な 場合 は,編 集 委員 会 に相 談す る もの とす る 。
6.寄 稿 す る原 稿 が 論文 で,日 本語 を使 用 す る 場合 は,原 則 と して 英 文 に よ り500語 程 度 の要 旨
を 付 け る も の と し,そ の他 の 言語 に よ る論文 の 場合 は,編 集 委員 会 に相 談 す る もの とす る 。な
お,寄 稿す る原 稿 に つ いて は,執 筆者 名の ロー マ字 表 記 及 び原 稿 表 題 の 英文 を付 記 しな け れ ば
な らな い 。
7.寄 稿 す る原 稿 の 枚 数 は,原 則 と して 制 限 しな い 。 ただ し,編 集す る場合 は 編集 委 員 会 の 判 断
に よ り,紙 数 等 の関 係 か ら分 割 して掲 載 す る こ とが あ る。
8.寄 稿 す る 原稿 は,必 ず 清書(欧 文 の 場合 はタ イ プ)し,原
る 。な お,図,表
稿 の 写 し1部 を 添 付 す る もの とす
のス ミ入 れ,レ タ リング は,編 集 委員 会 で 処理 す る。
9.寄 稿 され た 原稿 は,審 査 委員 会 にお い て審 査 の うえ,採 否 を 決 定 す る 。な お,原 稿 は,採 否
に か かわ らず 原 則 と して 返却 しない 。
10.稿 料 の支 払 い,掲 載 料 の 徴 収 は行 わ な い 。
11.原 稿 の執 筆 に 当 って は,別 に定 め る 「国立 民 族 学 博 物 館研 究 報 告 執 筆要 領 」 によ る 。
12.原 稿 の寄 稿 先 及 び連 絡 先 は,次 の とお り とす る。
〒565大
阪 府 吹 田市 千 里 万 博 公 園10-1
国 立 民族 学博 物 館 内
国立 民 族 学博 物 館 研 究 報告 編 集 委 員 会(電 話 代 表06-876-2151)
515
国立民族学博物館研究報告執筆要領
1.原 稿 は,200字
詰原 稿 用 紙 を 使用 し,横 書 き とす る。
2.原 稿 は,図,表
を 除 き,原 則 と して 黒 イ ンクを使 用 す る。
3.日 本語 を使 用 して執 筆 す る場 合 は,原 則 と して 当用 漢 字,現 代 かな つ か い を 用 い る。
4.句 読点,括 弧
各 種 記号 等 は,原 則 と して 原 稿 用紙 の マ ス 目1字 分 の扱 い を す る 。
5.原 稿 中 の年 号,月
日及 び その他 の 数字 は,原 則 と して ア ラ ビア数 字 を 用 い る。 な お,年 号 は,
原 則 と して西 暦 とす る。
6.図 及 び表 は,一 図,一 表 ご とに 別紙 に書 き,本 文 と は別 に一 括 して 添 付 す る もの とす る。 な
お,図,表
ご と に通 し番号(「 図1」,「 表1」 等 の要 領 によ り記入),図,表
名 及 び説 明 並 び に
出典 等 を記 し,本 文 原 稿 の欄 外 には,そ れぞ れ の そ う入 箇 所 を指 定 す る もの とす る 。
7.写 真 は,写
りの明 瞭 な もので,手 札判 以 上 の大 きさ に焼 き付 け た もの に限 り,図 及 び 表 の 扱
い に準 じて通 し番 号,説 明 を付 けた うえ,そ う入 箇 所 を指 定 す る もの とす る。 た だ し,カ ラー
写 真 は,原 則 と して 受 け付 けな い 。
8.本 文 又 は脚 注 にお い て文 献 を 指 示 す る 場合 は,カ ギ 括弧 を付 け,著 者 名,文 献 刊 行年 次,引
用 ペー ジ数 の順 に下 記 の例 に従 って 記載 す る。
[柳田1942:67-69]
[Leach 1961:123]
[柳田1942:67-69,1944:20-22;Leach l961:123]
た だ し,同 年 次 刊 行 物 の 場合 は,ア ル フ ァベ ッ ト順 に よ り,下 記 の よ う に記 載 す る もの とす る。
[柳田1942a:20-22][柳
田1942b:10]
9.脚 注 は,一 つ一 つ 別 紙 に記 し,通 し番 号 を付 け る。 な お,本 文 中 に 脚注 を そ う入 す る箇 所 に
は,脚 注 の 当該番 号 を記 入 し,別 紙 の脚 注 に は,本 文 の ペ ー ジ数 を 明記 す る もの とす る 。
10.本 文 及 び 脚 注 に お いて 参 照 した文 献 は,す べ て 原 稿 の末 尾 にま とめ て下 記 の方 法 に よ り記 入
する。
(1)文 献 の 配 列 は,著 者 名 の ア ル フ ァベ ッ ト順 とす る こ と。
(2)文 献 の 記 載 は,著 者 名,年 号,論 題(タ イ トル),誌 名,巻,号,出
版 社 名 の順 とす る こ と。
欧文 の雑 誌 名 及 び 単行 本 名 は,イ タ リ ック体 にす るた め,原 稿 に は下線 を 引 くこ と。 ま た,
ロー マ字 人 名 は,ス モ ール ・キ ャ ピタル とす るた め,二 重下 線 を 引 き,日 本 文 の場合 は,論
題 に カギ 括 弧,雑 誌 名 及 び 単 行本 名 に二 重 の カギ 括 弧 を 付 け る こ と。 雑誌 の巻 数 及 び 号数 は,
原 則 と して ア ラ ビア数 字 を 用 い る こ と。
(例)
論文 の 場 合 (1)
石 田英 一 郎
1948 「
文 化 史 的 民 族学 成 立 の 基本 問題 」 『民 族 学研 究 』
13(4):311-330。
Bohannan, P.
1973
Rethinking
Culture:
A Project for Current
Anthropologist.
Current
Anthropology 14(4): 357-372.
論文 の場 合 (2)
杉 浦
健一
1942 「
民 間 信 仰 の話 」 柳 田 国 男編 『日本 民俗 学 研 究 』 岩 波書 店,pp・117-143。
516
Leach, Edmund
1964 Anthropological Aspects of Language: Animal Categories and Verbal Abuse.
In Eric H. Lennenberg (ed.), New Directions in the Study of Language,
The M. I. T. Press, pp. 23-63.
単 行 本 の場 合
泉 靖 一
1966 『
文 明 を も った生 物 』
日本 放 送 出版 協会 。
Murdock, George P. (ed.)
1960
Social Structure in Southeast Asia.
Viking Fund Publications in Anthro-
pology No. 29, Wenner-Gren Foundation for Anthropological Research, Inc.
翻 訳 書 の 場合
エ リア ーデ,M.
1974 『シ ャー マニ ズ ム 古 代 的 エ ク ス タ シー 技 術 』 堀一 郎 訳 冬 樹 社 。
van Gennep,
1960
Arnold
The Rites of Passage.
versity of Chicago
Press.
M. B. Vizedom
and G. L. Caffee,
trans.,
The Uni-
国立民族学博物館研究報告14巻2号
〔監
修〕
梅棹
忠
夫
〔編集委員長〕
友
枝
啓
泰
〔編 集 委 員〕
片
倉
素
子
ケ ネ ス ・ ラ ドル
崎
山
周
田
邊
垂
水
長
野
林
理
達
生
繁
治
稔
泰
彦
行
夫
宮
本
八
杉
佳
穂
勝
山
和
本
田
紀
正
夫
平
平 成 元 年10月25日
発
行
非売 品
国 立 民 族 学 博 物 館 研 究 報 告 14巻2号
編集 ・発行 国 立 民 族 学 博 物 館
〒565吹 田 市 千 里 万 博 公 園10-1
TELO6(876)2151(代
表)
印 刷 中 西 印 刷 株 式 会 社
〒602京 都市上京区下立売通小川 東入
TEL 075(441)3155(代
表)
Bulletin of the
vol.14 no.2
1989
YASUGI,
Yoshiho
National
A Typological
American
Indian
Museum
Study
of
Languages
EINOO, Shingo
Mahadevapdja:
A Study
Performed
in Mithila
TSUKADA,
Comparative
Relationships
Han Chinese
Shigeyuki
Study
on
between
the
: 1368-1949
of Ethnology
Word
of
a
Order
Daily
Political
Zhuang,
of
Ceremony
and
Cultural
the Yao and the
ISSN
National
Museum
of Ethnology
Senri
phone
Expo
Park,
06-876-2151
Suita,
Osaka,
Japan
Middle
0385-180X