学術情報ネットワーク接続用通信回線使用契約仕様書 1.件名 学術情報ネットワーク接続用通信回線使用契約 2.履行場所 茨城県つくば市立原1番地3 独立行政法人建築研究所 画像情報棟電算室及び SINET4 つくばデータセンタノード 3.契約期間 平成 26 年7月1日から平成 31 年 6 月 30 日までの 60 ヶ月 4.適用 本仕様書は、独立行政法人 建築研究所が発注する「学術情報ネットワーク接続用通信回線」に適用する。 5.調達の目的 独立行政法人建築研究所(以下「当研究所」という。)においては、研究用のインターネット接続回線として 独立行政法人国立情報学大学(以下「NII」という。)が運用する学術情報ネットワーク(以下「SINET4」という。) を利用している。 本調達においては、当研究所敷地内から SINET4 のデータセンタノード(以下「SINET4 ノード」という。)まで を接続する高速なアクセス回線の調達を行うものである。 6.調達概要 本調達の受託者である学術情報ネットワーク接続用通信回線の納入業者(以下「受託者」という。)は、当研 究所敷地内から最寄りの SINET4 ノードまでをネットワーク専用線で結び、正常にネットワークを動作させるた めの設備環境整備を行う。 受託者は、本調達の履行にあたっては、必要に応じ当研究所が別途指定する業者(以下「関連業者」とい う。)と密に連携する必要がある。それぞれのシステム仕様詳細については、各調達仕様書等を参考にするこ と。 当研究所敷地内の配線は別紙図-1に示す画像情報棟までおこなう。 7.回線の要件 7.1基本的要求事項 (1) 回線帯域は、1Gbps 以上の帯域保証型または帯域確保型とする。 (2) OSI 参照モデルデータリンク層で利用するプロトコルは Ethernet であること。 (3) OSI 参照モデルネットワーク層、トランスポート層で利用するプロトコルは TCP/IP であること。 (4) 光ファイバ回線により実現すること。必要により光回線終端装置、波長多重装置、メディアコンバータ等 の装置(以下総称して「伝送装置」という。)を用いること。 (5) 伝送装置を用いた構成とする場合は、ユーザ側のインターフェースとして、以下の本数以上を搭載する こと。 項 1 接続対地 種類 数 建築研究所 1000BASE-T 1 SINET4つくばノード 1000BASE-T 1 通信モード オートネゴシエーション (6) 当研究所側の伝送装置は、当研究所が別途指示する場所に設置すること。センター所有の NW 機器と の接続は当研究所が行う。 (7) SINET4 ノード側の伝送装置は、当研究所又は NII が別途指示する場所に設置すること。伝送装置からパ ッチパネルまでは、当研究所又は NII が接続することとなるので、問題なく接続できるよう、平成 24 年 12 月 19 日付「SINET データセンタにおけるユーザ機器設置許容基準」において定められた基準を遵守すること。 (8) 当研究所及び SINET4 ノードに設置する伝送装置のサイズは、原則として、 19 インチラック 1U 以下で あること。 1U を超える伝送装置を提案する場合は、当研究所と協議の上、承認を得ること。 (9) 伝送装置については冗長電源を有したものとすること。 7.2障害対応 必要最低限の要求事項として以下の要件を満たすこと。 (1) 伝送装置の障害に対し、24 時間 365 日のオンサイト障害対応を行うこと。 (2) 当研究所からの障害の申告を 24 時間 365 日受付ける、障害対応窓口を設けること。 (3) 当研究所及び SINET4 ノード側で伝送装置の故障を受託者へ申告し、受託者側での障害認定後の 4 時 間目標で保守員が予備物品を持参して伝送装置の設置先へ駆け付ける体制を整えること。 7.3 運用管理及び保守 (1) 本回線の運用管理及び保守の責任分解点は、両履行場所に設置する伝送装置のローカルインターフ ェース間とする。 (2) 受託者の都合等により回線の停止を行う際は、事前に停止日時等について当研究所に通知すること。 8.関連事項 8.1保証 (1) 初期動作保証 受託者は、本調達において納入した機器等一式が原因で既存のネットワーク機器等が正常に動作しない 場合、当研究所及び関連業者と対策を協議の上、解決すること。 受託者は、本調達において納入した機器等一式が原因かが不明な場合であっても、運用開始前に起こっ たネットワーク機器等の不具合については、関連業者との対策の協議に応じなければならない。 (2) 初期不良に対する保証 本調達の範囲において、以下のような事項が発生した場合は、受託者が責任を負うこと。 ア. 運用開始までに発生した不具合 イ. 納入作業における過失 (3) 瑕疵 検収日の翌日から起算して 6 ヶ月以内に本調達の回線、機器及び納入成果物において受託者の責に帰 すべき瑕疵が認められた場合には、受託者は必要な対応を行うものとする。なお、システムの瑕疵責任に ついてその所在が不明・あいまいな事象が発生した場合は、当研究所及び関連業者で別途協議し対応す るものとする。 8.2機密保持 (1) 受託者は、受託業務の実施の過程で当研究所が開示した情報(公知の情報を除く。以下同じ。)、関 連業者が提示した情報及び受託者が作成した情報を、本調達の目的以外に使用又は第三者に開示若し くは漏洩してはならないものとし、そのために必要な措置を講ずること。また、契約期間終了後も同等の措 置を講ずること。 (2) その他については、別に締結する契約書の定めに従うこと。 9.納入成果物 (1) 指定の成果物を紙及び電磁的記録媒体(CD-R 等)により提供すること。納入部数については、紙媒体 は 1 部を、電磁的記録媒体については正副 2 部とし、納入形式については、以下のとおりとする。 ア. 紙媒体について、用紙サイズは日本工業規格 A 列 4 番を原則とするが、図表がある場合については必 要に応じて A 列 3 番を縦書き、横書きを使用可能とする。 イ. 電子媒体等に保存する形式は、Microsoft Word、Excel、PowerPoint 等で読込可能な形式若しくは PDF とする。 表 9-1 成果物 No 成果物 納入期限 1 開通通知書 利用開始までに 概要 10.検収 受託者は、当研究所の指示に従い、所定の場所にて検収検査を受けるものとする。 11.疑義等 本仕様書に疑義が生じた場合は、双方協議の上決定する。 12.注意事項 (1)作業日時の決定にあたっては、事前に担当者と協議の上、建築研究所の業務に影響を及ぼさないよう 注意すること。 (2)なお、運用停止が発生する作業においては、原則として当所の勤務時間外(土休日を含む)に行うもの とする。 (3)本仕様書に記載のない事項であっても、本件業務を遂行する上で必要不可欠な機器及び作業につい ては、全て請負業者の負担において実施すること。 (4) 導入作業時、請負業者の責により不具合が発生した際は、1時間以内に現地対応すること。 (5)その他、業務の履行に当たって疑義が生じた場合には、下記担当者と事前協議すること。 13.担当者:郵便番号 305-0802 住所 茨城県つくば市立原 1 番地3 独立行政法人建築研究所 企画部情報・技術課 野口 和也 TEL:029-879-0654 FAX:029-864-2989 アイソト-プ実験棟 複合材料実験棟 建築部材実験棟 骨材廃材置場 渡り廊下 材料置場 建築材料実験棟 集会所棟 廃材・廃棄物置場 建築環境実験棟 建築基礎土質実験棟 アンダ-グラスA アンダ-グラスB 展示館 地震観測研修棟 風雨実験棟 風雨実験棟強風雨発生装置 物置 ばくろ管理棟 屋外便所 及びガバナ-ステ-ション 守衛所 自転車置場 エネルギ-センタ- 研究附属工場 管理研究本館 焼却炉 資材倉庫 防耐火災実験棟 及びコンプレッサ-室 ボンベ 画像情報棟 倉庫棟 ポンプ室及ろ過装置基礎 強度試験棟 強度試験棟 実大火災実験棟用ファン室 実大火災実験棟 実大構造物実験棟 月 資材倉庫棟 屋外施工実験場管理棟 構工法実験棟 別紙図-1 N クリ-プ実験棟 実験廃水モニタ-室 屋外水槽ポンプ室 プ-ル附属棟 資材置場 建築音響実験棟 設備実験棟 基礎地盤実験棟 多目的実験棟 25 年 学術情報ネットワーク接続用通信回線使用契約 平成 殿 年 月 住 所 氏 名 名 称 契約年月日 回線使用まで要する日程 学術情報ネットワーク接続用通信回線使用契約 年 月 日 H26 年 2月 3 日 から 日 から H26 年 6月 月日 種目別名称 契約委員会(事前) 契約委員会 入札 業者決定 機材調達 機材設置作業 切替準備作業 NTT回線使用手続き 運営開始 10 12 月 20 1 10 月 20 2 10 月 20 3 10 月 20 日 印 30 日 まで 日 まで 4 10 月 20 5 10 月 20 6 10 月 20 7 10 月 20 備考欄 申請後許可が出るまで約3、4ヶ月
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