3 世界で最も環境負荷の少ない都市を実現する 資料3 世界一の温暖化対策で子どもたちに豊かな環境を引き継ぐ 現 状 10年後の東京の姿 ○ 日本の目標:CO2排出を 2012 年までに 1990 年比6%減(京都議定書) 廃棄物部門 ○ CO2 排出削減目標 1% 家庭部門 2020 年までに 9% 自動車以外 23% 日本(2005 年):1990 年比約 5.8%増、2000 年比 0.7%増 東京(2004 年):1990 年比約 5.8%増、2000 年比 2.9%減 ○ GDP当たりのエネルギー消費量は世界最小 ・産業、自動車、家電等、世界最高水準の省エネ技術 ○中小事業者、建築物対策や都市排熱の抑制などが課題 日本を1とした 場合 ・EUは 1.7 ・アメリカは 2.0 東京圏(東京、埼玉、千葉、神奈川)に相当 する面積の森林が吸収するCO2量に匹敵 33% 2000 年比 25%減 を達成 24% 33% 業務部門 運輸部門 自動車 ○ 増大するアジアのエネルギー 9% 産業部門 消費の効率化に向け、 世界最高 水準の省エネ技術の普及支援 大ロンドン市 ベルリン市 ニューヨーク州 カリフォルニア州 2010 年 2010 年 2018 年 削 までに までに までに 減 1990 年比 1990 年比 1990 年比 目 20%削減 25%削減 10%削減 標 2020 年 までに 1990 年 レベルまで 削減 実現に向けた取組 世界で最も環境負荷の少ない先進的な環境都市を実現するため 「カーボンマイナス東京 10 年プロジェクト」を、東京全体で展開 ○ 10 年間の運動を支えるため「地球温暖化対策推進基金」設立 ○ 都庁の率先行動として、2007 年度重点事業を先行的に展開 ○ 都民、都市開発事業者・民間企業や環境団体が一体となり推進 ○都有施設、民間建築物の設備を世界最高水準の省エネ仕様に転換 世界最高水準の 省エネ技術を活用 した東京発の エネルギー戦略 ○ 都市開発によるエネルギー消費の効率化を、都市政策と共に推進 ・ヒートポンプ、コージェネレーションシステム等の導入促進 ○ 経済的手法を活用した CO2 大幅削減促進のしくみづくり 都バスへのバイオディーゼル 燃料(原料:植物油等)の導入 太陽光発電 (朝霞浄水場) ○ バス事業へのバイオディーゼル燃料の導入促進 再生可能エネルギー の大胆な活用 ○ 豊洲新市場に太陽光発電パネルを積極導入 ・建替の都営住宅、マンションなどにも設置し 100 万kw相当の発電達成 屋上緑化 (東洋大学白山キャンパス) ○ 木質チップや食品廃棄物の活用によるバイオマス発電の推進 ○ 1,000ha の緑の創出によるクーリング効果 あらゆる都市空間の 緑化の推進 壁面緑化 (千代田区二番町ガーデン) 都心エリアでのヒートアイランド対策 建物の断熱化等 で人工排熱減少 高反射率塗装・屋上緑化 高反射塗装・屋上緑化 により建物の蓄熱抑制 敷地内の植樹 ・校庭芝生化、都市開発事業者や都民の協力を得た屋上緑化・壁面緑化等 ○ 緑のネットワークの形成による、都心への風の呼び込み ○ 都心エリアで、排熱抑制に向けた集中的なヒートアイランド対策 道路の保水性舗装と 路面散水で道路の 蓄熱抑制・気温低下 壁面緑化
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