平成趣味人倶楽部 - ArtShow.jp

平成趣味人倶楽部
「北鎌倉:食と器を愉しむ会」
残暑きびしき折、皆様にはいかがお過ごしでいらっしゃいましょうか。
さて平成趣味人倶楽部ではこの秋、「北鎌倉:食と器を愉しむ会」を開催いたします。
陶芸家・河村喜史先生が、北大路魯山人の築いた旧星岡窯(現・其中窯)を使って磨き上げてこら
れた焼物の世界を、皆様に存分に味わっていただこうという趣旨です。そして河村作品を実際に
器として使った精進料理をいただき、窯場独特の野性味あふれる雰囲気に浸りながら、深まり行く
秋のお茶席を堪能したいと思います。
今回は現代陶芸を味わう催しですが、魯山人最大の見所を探訪するクライマックスでも あり、
これまでの総仕上げにも当たります。この機を逃されると、恐らく旧星岡窯を間近にご覧いただく
機会は、まずないだろうと思います。そのようなこともあり、皆様 お誘い合わせの上ふるってご参
加いただければ、主催者としてこの上ない喜びでございます。
●「北鎌倉:食と器を愉しむ会」
日時/平成 23 年 11 月 5 日(土)または 26 日(土)
13:00 料亭「鉢の木」北鎌倉店集合→13:15∼14:15 精進料理の昼食→14:15 タクシーで河村邸へ
移動→14:45∼16:45 由緒深い登窯と陶芸品見学、お茶席、作家と懇談→16:45 タクシーで移動
→17:00 北鎌倉駅解散(予定)
「鉢の木」北鎌倉店(駅より徒歩 5 分)では、ミシュランの星を得た「秋のお精進料理」をいただきま
す。またお帰りの際には記念の品として、河村先生の作品をお渡しいたします。
引率者/勅使河原 純
参加料/18,500 円
定 員/各回 10 名
申し込み先/JT-ART-OFFICE 〒180-0006 武蔵野市中町 1-17-7 三興ビル 401
E-mail
[email protected]
Tel・Fax 0422-38-9308
参加をご希望される方は下記の□印をチェックし、5 日の分は遅くとも 10 月 21 日(金) までに、
26 日の分は 11 月 11 日(金)までに JT-ART-OFFICE へ郵送、Fax またはメールでご提示ください。
折り返し「ご案内」をお届け申し上げます。
また各回とも訪問できる人数が限られているため、定員に達ししだい受付を終了し、日にちを調整
させていただく場合もございます。参加者が少ないときは中止ということもございますので、予めご
承知おきくださいませ。
窯の主・河村喜史先生について
河村喜史先生は現代陶芸の第一人者です。北鎌倉の閑静な山間にお住まいになら
れ、いまでも祖父・河村喜太郎氏、父・河村又治郎氏が守ってこられた登り窯によって、
黙々と作陶をつづけておられます。
コンピュータ万能の世の中ではありますが、いまでも松の薪によって長時間微妙な温
度調整を行い、猿投(さなげ)の土を千変万化させていく様は、まさに自然と格闘する
陶芸作家の姿そのものといえましょう。絵画・彫刻などと違い、素材である土や水に絶
えず引きずられ、その良さをすばらしい窯(火)の力を借りて引き出していく伝統に根
ざした生き方。それが身上の作家といってもいいかもしれません。
作家略歴
昭和 34 年 愛知県豊田市に生まれる。
昭和 41 年 祖父喜太郎急逝のため両親
とともに鎌倉に移る。
昭和 61 年 日本大学芸術学部卒業
以後父・又治郎のもとで修行
平成 12 年 横浜髙島屋初個展 以後定期
的に開催
平成 14 年 鎌倉大仏建立 750 年記念品
を制作
平成 20 年 鎌倉吉野邸にて「三人展」
以後定期的に開催
平成 22 年 日本橋髙島屋個展 鎌倉建
長寺視篆開堂記念品を制作
京都髙島屋個展
平成 23 年 横浜髙島屋個展
グループ展多数