平成26年度第1回学校協議会議事録

平成 26 年度
日 時
場 所
構成員
配付資料
容
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
(6)
①
大阪府立芦間高等学校 第 1 回 学校協議会
平成 26 年6月 17 日(火) 午後2時 00 分~午後4時 50 分
本校1階 記念室
<協議会委員>
髙松 真由美
PTA会長
竹田 晴彦
守口市立第一中学校 校長
藤田 俊和
後援会会長
前川 新三郎
近畿大学教職教育学部 教授
宮坂 政宏
週刊教育PRO 編集主幹
山崎 裕也
スクールIE(塾) 京阪エリアマネージャー
<事務局>
山下 尚紀
教頭
山田 英章 事務長
甲斐
徹
首席 兼 情報部長
辻
眞人 首席 兼 総務文化部長
塩﨑 靖子
指導教諭
若林 博行 教務主任
松本 清豪
生徒指導主事
阿野 高明 進路指導主事
岸本千都子
保健主事
飯尾 勝紀 第1学年主任
杉野
正
第2学年主任
長尾 麻里 第3学年主任
西
禎憲
支援教育コーディネーター
(大西利男)
(校長)
1 大阪府立芦間高等学校 学校協議会 平成 26 年度委員名簿
2 平成25年度 学校経営計画及び学校評価
3 平成26年度 学校経営計画及び学校評価
4 プロジェクトチーム(2種)の設置について
5 遅刻統計
6 家庭学習時間の推移
7 教育産業の客観的学力診断テスト
8 校内研究授業について
9 11年目の挑戦(進路指導関連資料)
内
授業見学
学校長挨拶
委員紹介及び事務局紹介
会長選出 ・・・・・・・・・・・・ 委員互選により髙松様を会長に選出
会長挨拶
協議
平成26年度学校経営計画とその進捗状況について
○学校長より、配付資料を示し、主に、生徒の家庭学習状況や遅刻の状況について説明。
○指導教諭より、校内研究授業等、授業力向上に向けての取組みについて説明。
○進路指導主事より、本校のキャリア教育・進路指導について説明。
◎協議
<家庭学習の充実、授業力向上、進路指導の充実について>
委 員:宿題は、学習時間に入っているか。
事務局:入っている。しかし、塾での勉強時間は、入っていない。
委 員:アンケートには、不明な点がある。学習は、量と質がポイント。学校以外での学習
では、学力が上がるように系統立てて、質の高いものを考えなければならない。ク
ラブをやりすぎると家庭学習が減る。そこで、クラブと家庭学習とを分ける。私学
ではクラブ制限をしているところもある。時間や量だけでなく、今後どのように系
統立てて学習するのかが大切である。また、1年生で学習時間が減っていっている
のはなぜか、分析する必要がある。
委 員:何が勉強時間を奪っているのか、どうすれば家庭学習が確保できるのかを生徒に意
識させる必要がある。自分で、1週間の予定を立てさせることが必要で、阻害要因
の明確化を図ること。生徒に「なぜ勉強が続けられないのか。
」を考えさせること。
また、計画を立てさせて、自己分析をさせてみてはどうだろうか。スケジュール管
理を自分でできるようにすること。
-
1 -
委 員:私学では、帯グラフを書かせているところがある。そして、振り返らせている。
事務局:本校でも、かつて、ある学年で取り組んだ経緯がある。
委 員:中学校でもやっている。
事務局:本校では、昨年度、学習カレンダーというかたちで、全学年が取り組んでいくこと
に決めた。勉強を頑張っている生徒は、スケジュールを埋めて提出しているが、ほ
とんど空白の生徒もいる。
委 員:書くのが大変で、単なる作業になっている。塾に来て、一緒にやってほしい、と言
ってくる生徒がいる。
委 員:やらされているからだろう。生徒には、具体的な目標を持たせること。例えば、テ
レビのコンセントを抜く、リモコンの電池を抜くなど。何時間勉強するんだ、とい
う理想ばかりを追いかけて、現実を見ていないのはよくない。具体策が必要。
委 員:できるだけ早く目標や目的をはっきりさせること。その目的のために可能な、しか
も、説得力のあるデータを生徒に提示してやること。
委 員:ある学校の卒業生が、卒業時に、
「この学校は最高だった。でも、もっと勉強させ
てほしかった。そういうことに気付かせてほしかった。
」と言っていた。学校とし
て、3年間楽しませるだけでなく、強制力を持ってどうしていくのか、ということ
を考えなければならない。また、
「3年間きちんと勉強すると○○大学に合格する。
」
という明確なデータを提示すること。今日、授業見学をしたが、芸術など、総合学
科としてある領域への刺激となる授業や科目はあるが、理系科目に関してはどうか。
事務局:結果としては、理系に進む生徒は多くはないが、多岐に渡る科目を用意している。
しかし、科目選択のガイダンスをしっかりと行わなければいけないと思っている。
委 員:データを早く持たせてあげることが肝要。
「ここの大学に行きたいのならこれ」と
いうことが分かるようなデータが必要。
委 員:アンケート調査に関してだが、30分程度しか勉強しない生徒について、どういう
理由や背景があるのかを分析しなければならない。ゲーム等の他に楽しいことがあ
るのか、など、その原因は何かということを探ること。それは、自分の進路に対し
ての意識の優勢順位であり、意識を持つようになれば姿勢も変わっていく。また、
表れている数値について、相関関係をはっきりさせないと意味がない。家庭環境の
問題があるかもしれない。総合的に考えて、何とリンクしているのか。ほとんど勉
強をしない、30分程度しかしない、という生徒の分析をしてはどうか。手だてが
見えてくるであろう。
委 員:学年によって、勉強時間の増減が違うのはどうしてか。担任団の指導に差があるの
だろうか。
委 員:教育産業の診断テストを見ると、Aはあまり減らないが、Bは減っているし、Dは
増えている。全く家庭学習ができていないこととリンクしているのか。背景にある
ものを分析することが必要である。
事務局:ベネッセと相談して分析したい。
委 員:勉強時間が落ちたときに、生徒にそのことに早く気付かせることが大切。
<遅刻指導について>
委 員:遅刻する生徒は決まっているのか。個別指導はしているのか。また、全体的に「遅
刻を許さない」という指導をしているのか。
委 員:遅刻しても、今の子どもは、自分自身は困らない。携帯があるので、その場で連絡
できる。
「遅刻しては、だめ。
」という意識は薄いと思われる。
「なぜ、遅刻するこ
とがだめなのか。
」ということを生徒にはっきりと伝えて、納得させることが肝要。
経年的に減らすには、生徒にそのための意識を植え付けないといけない。立ち上げ
たプロジェクトチームには、そのあたりを頑張ってほしい。
委 員:今の子どもには、
「遅刻して、何が悪いの。
」という意識がある。
「朝早く来たら、
何かいいことがあるぞ。
」といった、何かわくわくするような雰囲気や企画を用意
しておくことが大切。つまり、早く来ようという意欲を掻き立てる何かを作ること。
事務局:体育祭の準備のときは、意欲的に早く来る。
委 員:教師による指導だけでなく、生徒会が企画して自分たちで律することも大切。
② 教科書の選定作業について
◎教頭より、教科書の採択の手続きと採択のポイント等について説明。
(7) 事務連絡
◎第2回は、10月中の土曜日に実施予定。詳細については、後日に連絡させていただく。
-
2 -