そういえば昔のこどもたちって、 知らないたくさんの大人たちに混じりながら育てられたっけ・・・。 デザイナーや建築家の仕事は、ただ、きれいに彩られた箱や、側を作るだけの仕事ではない事は わかっていても、人々が本質的に求めていて、時代と共に消えて行ってしまったプログラムをど れだけ新しい生活スタイルとして応えを出せているでしょうか。 考えてみれば昔、こどもは施設などなくても、親が仕事をしていても、その周囲にいながら親の みならず他の大人たちの日常の生活の中に溶け込みながら 成功、失敗、喜び、挫折 を自然に 体感しながら育ってきたように思います。 子どもが生き生きとできる昔の子育てプログラムを現代に創り出せないか・・・・。 2012年JCD大賞に輝いた「まちの保育園」からは、そんな想いの実現が感じ取れます。 創造的な保育園内 JCD Design Message 2012 人々が行き交う園庭 Special event まちのひとが憩うカフェ 2012.11.10 (SAT) 15:00~16:30 Apple Store, Ginza 2012 JCDデザイン賞大賞を語る/建築家宇賀亮介の作品世界 JCD(社団法人日本商環境設計家協会) は、1961年に創立。1963年に社団法人として設立され、空間デザインの領域に関わる様々なクリエイターや組織によって 構成されています。 その活動の一つである 「JCD Design Award」 は、1974年に商環境を中心とする空間デザイン (人間.社会. 自然といった大きな要素) の顕彰を 目的として始まりました。 その後も、 その時代の空間デザインの価値と可能性を抽出するため、新らたな価値観を模索しています。今回、2012年JCDデザイン賞大賞 を受賞されました宇賀亮介氏をお迎えし、作品世界を解説して頂きます。 主催:JCD(社) 日本商環境設計家協会 Japanese Commercial Environment Designers Association/お問い合わせ先:TEL 03-5207-6707 http://www.jcd.or.jp 2012 JCDデザイン賞大賞を語る/建築家宇賀亮介の作品世界 JCD Design Message 2012 Special event 2012.11.10 (SAT) 15:00~16:30 Apple Store, Ginza 縁側に腰掛けてボーッと小さな庭を見る、スイカ食べながら。 このようなときには、縁側のある家の造作は大事じゃなくて、身体の呼応=行き来する空間の ようなものが優先される。 こどもが遊ぶ(何も無い)原っぱと同じだ。 デザインとか設計には不向きな状況設定である。 ところが最近はそういう状況設定が数多く出現しているのだった。 「まちの保育園」もそのひとつだろう。 受賞者の宇賀亮介氏を迎えて、審査委員(飯島直樹)、アワード同時受賞者(窪田茂)、 審査見届け人(高村裕之)が「まちの保育園」のコミュニティ空間を語る。 宇賀 亮介 Ryosuke Uga 宇賀亮介建築設計事務所代表 (財) 都市防災研究所主任研究員 慶應義塾大学非常勤講師。 1970年神戸生まれ。 同志社大学経済学部卒業/慶應義塾大学大学院政策・ メディア研究科修士課程修了。 2002年宇賀亮介建築設計事務所設立。 JCDデザインアワード新人賞・銀賞・大賞、 日事連建築賞優秀賞など受賞。 http://www.uga-archi.com 飯島直樹 Naoki Iijima 有限会社 飯島直樹デザイン室 代表取締役 工学院大学教授/デザイナー 1949年生まれ。 武蔵野美術大学工芸工業デザイン専攻卒業。 西武百貨店、 スーパーポテトを経て 1985年飯島直樹デザイン室設立。 2004年より (社) 日本商環境設計家協会理事長。 2008年より空間デザイン機構理事長。 http://www.iijima-design.com 七 里ヶ浜の家 まちの保 育 園 日時:2 0 1 2 年 1 1月1 0日( 土 ) 時 間:1 5 : 0 0 ∼ 1 6 : 3 0( 受 付 開 始 1 4 : 3 0より) 場 所:A p p l e S t o r e , G i n z a 3 F シアター 東 京 都中央 区 銀 座 3 - 5 - 1 2 サヱグサビル本 館 中央 通り松 屋 向かい 参加費無料 主催:JCD(社) 日本商環境設計家協会 Japanese Commercial Environment Designers Association/お問い合わせ先:TEL 03-5207-6707 http://www.jcd.or.jp
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