権利擁護プロジェクト【まもる部会】報告 触法障害者に必要な - 姫路市

資 料 1
平成 25 年度 姫路市地域自立支援協議会専門部会 検討概要報告
平成25年10月2日 姫路市地域自立支援協議会提出
権利擁護プロジェクト【まもる部会】報告
専 門 部 会 構 成 員
所属機関
1
姫路市総合福祉通園センター
2
姫路市社会福祉協議会 地域福祉課
3
ぱっそ・あ・ぱっそ
4
高岡病院 医療相談室
5
城陽法律事務所
6
たつの共同法律事務所
7
三浦法律事務所
8
竹本英一事務所
9
姫路市保護区保護司会
10
兵庫県地域生活定着支援センター ウィズ
11
神戸保護観察所
内 容:5 月 28 日 第1回 「姫路における触法障害者支援の現状」
6 月 4 日 第2回 「専門職との連携つくり」
6 月 25 日 第3回 「地域生活のために必要な資源と支援」
触法障害者に必要な支援とネットワーク
○ 拘留から判決に至るまでの支援の確立
 障害(病状)の認識と把握
 福祉サービスをはじめとする必要な支援の提案
 支援対象となる人数の予測 150 人/年
○ 地域における保護観察から地域定着に至る支援
 特別調整にかからない人の支援
 地域移行のプログラムがあることを条件に保護施設を利用
 定着支援センターとの連携
 地域(姫路)での連携会議やケース検討の充実
 地域定着支援の充実


地域定着相談支援と保護司との連携
職業自立センターひめじの就職支援
触法障害者の支援のプロセスと課題の整理
* 逮 捕
*
* 拘 留
* 起 訴
* 判 決
プロセスにおける課題
明
確 ・障害の有無の判定
な
支 ・病状の確認(限られた医師)
援 ・本人の意思確認(コミュニケーション)
の
仕
組
み ・更生のためのサービス計画づくり
が
な
い
・執行猶予のある場合の支援の確立
* 服 役
・福祉サービスの断絶
・本人の申し出しか所在が確認できない
*保護観察
・特別観察にかからない場合の支援
・定着支援センターと地域資源の連携
・地域でのサービス計画作り
* 出 所
・住まいの確保(住所地の確定)
・支援を構築する時間が短い場合がある。
・地域や家族との連携(保護司との連携)
*地域定着
・就労支援・定着
・継続した支援のための引き継ぎ連携
2
共通課題
* * * * *
障
害
の
あ
る
人
と
関
わ
る
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ン
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の
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成
情
報
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の
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組
み
と
情
報
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会
議
の
必
要
性
関
係
者
(
警
察
官
・
弁
護
士
・
保
護
司
等
)
障
害
の
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地
域
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限
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司
法
・
福
祉
・
医
療
の
ネ
ッ
ト
ワ
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ク
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な
い
● 姫路市における支援の仕組みについて

触法障害者支援ネットワークの創設
 当プロジェクト会議を定例化する(年2回程度)
 情報交換と支援の仕組みの確認と検討

ケアマネジメント会議の活用
 自立支援協議会のケアマネジメント会議において、触法障害者のケー
ス検討会を行う(月1回定例、緊急時は会長招集)
 ケースの受付先:相談支援センターりんく

基幹相談支援センターの権利擁護業務
 基幹相談支援センター(りんく+拠点相談支援事業所)の権利擁護の業
務として、拘留中や裁判中の相談、サービス計画の立案を位置づける。
 拠点相談連絡会で担当を調整し、支援を行う。
 相談の依頼窓口:「拠点包括支援事業所ぱっそ・あ・ぱっそ」または「り
んく」
3