産研アカデミック・フォーラム - 早稲田大学

企業の
を考える
第21回
産研アカデミック・フォーラム
日付:2013年6月25日㈫13:00∼17:00
会場:国際会議場井深大記念ホール
◆プログラム
◆申込み方法
★問題提起
「社会的責任」
を考える
13:10∼ 経営哲学から
厚東 偉介(早稲田大学商学学術院教授)
★講演
「社会的責任」
を考えるための哲学からの一視点
13:40∼ 企業の
八巻 和彦(早稲田大学商学学術院教授)
「社会的責任」
と経営学(経営
14:25∼ 法的観点から見た企業の
哲学)的視点による社会的責任論から法律学への示唆
中村 信男(早稲田大学商学学術院教授)
15:10∼ コンプライアンス問題への社会心理学の貢献
岡本 浩一(東洋英和女学院大学人間科学部教授)
16:05∼ ★質疑応答
主
催
対象:学生、教職員、一般どなたでもご聴講いただけます。
聴講は無料です。
◆定員:400 名
聴講をご希望の方は、産業経営研究所のホームページより
専用フォームにてお申込みください。
申込み締切りは 2013 年 6 月 20 日㈭となります。
定員になり次第締切る場合があります。
早稲田大学 産業経営研究所
〒169-8050 東京都新宿区西早稲田1-6-1
早稲田大学 11 号館 3 階
Phone:03-3203-9857 E-mail: [email protected]
ホームページ:http://www.waseda.jp/sanken/
早稲田大学 産業経営研究所
ごあいさつ
早稲田大学産業経営研究所は、早稲田大学の産業経営に関する中心的な研究機関として1974年に設立され、今日に至る
まで、産業経営に関わる幅広い領域における諸問題についての研究を精力的に展開してまいりました。
このたび第21回目を迎える「産研アカデミック・フォーラム」は、主に学会の方々を対象として、時代の先端的テーマについ
て様々な研究分野から報告していただき、いっそう広い視野から検討することで、問題の本質に迫ることを目的として開催さ
れてまいりました。
今回のテーマは、2008年秋のリーマンショックを契機とした金融危機をはじめ、
「東日本大震災」
と共に起きた「東京電力福
島第一原子力発電所」のシビア・アクシデント
(過酷事故)が未だにその収束もままならない事態に至っていること等を踏まえ
たものです。企業は、経済活動を通じて、財・サービスその他を供給することにより、社会に貢献していることは確かです。他方、
人々を苦しめ、時には死に至らしめることさえあります。今年の冬から春先にかけては、近隣国から、日本の高度経済成長期以
上の有毒な汚染物質が、日本の上空に達し、日本でもその対策が取られたことは、未だに記憶に新しい出来事です。これらは
「企業の社会的責任」を強く考えなければならないと、誰もが思うきっかけになりました。
そのため今回は「企業の社会的責任を考える」
というテーマを設定いたしました。経営学、哲学、法学、社会心理学の側面か
らこのテーマについて、
ご報告していただきます。
経営学からは、
「経営哲学から社会的責任を考える」
という趣旨の報告があります。
『 経営哲学』
という枠組みからの報告です
ので、
「経営哲学」がその基礎をおいている「哲学」から、
「企業の社会的責任」をどのように考えるのかという、
このテーマにつ
いては、極めて珍しいご報告があります。哲学の視座からご報告をいただくことは、
まさに「産研アカデミック・フォーラム」
とい
う、その名前に相応しいと考えます。
「責任」の議論は、当然、法律との関連も大きな問題になります。そのため、会社法を含め、法学全体の視野まで押しひろげた、
法学の最先端の研究者からご報告をいただきます。
原発問題にも精通した社会心理学の研究者からのご報告もいただきます。もっとも原発という狭い問題領域にとどまること
なく企業活動が抱えるリスクと組織風土に関する広い視野からの、極めて興味深いご報告になることと思います。
報告者たちの間での質問もなされることでしょう。研究分野が異なると、同じテーマであっても、異なった考え方が展開され
ることに興味深さを覚えることでしょう。
皆さま方のご来聴を、所員一同、心よりお待ち申し上げております。
早稲田大学産業経営研究所
所長 花 井 俊 介
講師略歴
厚東偉介 氏 1966年 早稲田大学商学部卒業
1971年 早稲田大学商学研究科博士課程単位修得
(商学修士)
1971年 立正大学専任講師
(経営学部)
1980年 同 教授
1995年 早稲田大学教授
(商学部)
現在 経営哲学学会常任理事、経営行動研究学会常任理事、
日本経営教育学会常任
理事などを務める。
八巻和彦 氏 主な兼職歴
2011年 九州電力株式会社 第三者委員会委員
2010年 ㈶日本相撲協会 ガバナンスの整備に関する独立委員会委員
2005年 国土交通省ヒューマンエラー事故防止対策検討委員会アドバイザー
2003-2007年 内閣府原子力委員会専門委員 2002年 経済産業省大臣官房 東京電力点検記録等不正の調査過程に関する評価委員会委員
2001-2006年 (独)科学技術振興事業団 社会技術研究システム社会心理学研究グループリーダー
産研アカデミック・フォーラム会場案内図
●会 場 早稲田大学国際会議場「井深大記念ホール」
●交通案内 ★JR山手線/西武新宿線・高田馬場駅から
都営バス早大正門終点下車
(徒歩5分)
★東京メトロ東西線・早稲田駅
(徒歩10分)
★副都心線・西早稲田駅
(徒歩15分)
★都電荒川線・早稲田駅
(徒歩5分)
副都心線
1971年 早稲田大学第一文学部卒業
1974年 東京教育大学
(現筑波大学)
文学研究科修士課程修了
(文学修士)
1976年 東京教育大学文学研究科博士課程中退
1976年 和歌山大学助手
(教育学部)
1977年 同 専任講師
1980年 同 助教授
1986−88年 フンボルト財団研究奨学生として、西ドイツ
(当時)
のTrier大学クザーヌス研
究所に滞在。
1990年 早稲田大学助教授
(商学部)
1992年 同 教授
2000年 京都大学より学位「博士
(文学)
」
を取得
現在 国際クザーヌス協会学術顧問、中世哲学会会長、米国クザーヌス学会名誉顧問,
日本クザーヌス学会運営委員、比較思想学会理事などを務める。
1990年 東京大学社会学博士
1993-94年 オレゴン大学フルブライト助教授
1999-2001年 カーネギーメロン大学大学院博士学位審査委員
1997年 東洋英和女学院大学人間科学部教授
2010年 東洋英和女学院大学社会技術研究所所長
中村信男 氏 大隈会館
大隈講堂
早大正門通り
東京メ
トロ東
西線
諏訪通り
西早稲田駅
戸山
キャンパス
神楽
早稲 坂→
田駅
夏目坂通り
西武新宿線
新大久保
西武新宿
↓
西早稲田
キャンパス
早稲田
キャンパス
大隈タワー
早稲田通り
ロバートJ.
シルマンホール
北門
正門
早大西早稲田ビル
高田馬場駅
高田馬場駅
JR山手線
1976年 東京大学理科Ⅰ類入学
1978年 東京大学文学部第4類社会心理学専修課程進学
1980年 同 卒業
1982年 東京大学大学院社会学研究科修士課程修了
(社会学修士)
1985年 同 第一種博士課程単位取得満期退学
1985年 東京大学助手
(文学部)
1988年 東洋英和女学院短期大学専任講師
1989年 東洋英和女学院大学助教授
(人文学部)
都電荒川線
早稲田駅
新目白通り
明治通り
岡本浩一 氏
国際会議場 井深大記念ホール
面影橋駅
高田馬場
1986年 早稲田大学法学部卒業
1991年 早稲田大学法学研究科博士課程単位取得
1991年 愛知学院大学専任講師
(法学部)
1994年 早稲田大学専任講師
(商学部)
1996年 同 助教授
2001年 同 教授
現在 独立行政法人日本貿易保険
(NEXI)
および独立行政法人日本貿易振興機構
(JETRO)
の契約監視委員会委員・委員長などを務める。
総合学術情報センター内