日本計量生物学会とは 日本計量生物学会 (The Biometric Society of Japan) は、生物現象を扱う統計学、数理解析学の最先端の 情報を交換し、その発展を促進することを目的として組織された学会です。学会のカバーする領域は、環境 科学・生物学・医学・薬学・農林水産学・生態学など多岐にわたっています。また、国際計量生物学会 (International Biometric Society) の日本支部としての機能も有しています。 ●「計量生物学 (The Japanese Journal of Biometrics)」の発行 日本計量生物学会の「国際正会員」は国際計量生物学会の会員 「計量生物学」は計量生物学全般にわたる研究論文を主体と となり、 学術誌 Biometrics(原則として WEB からのダウンロード) した学術専門誌で、年 2 回程度発行し、必要に応じて特別号も および Biometric Bulletin の配布を受けるとともに、国際会議への参 発行しています。 加ができます。 ●年次大会の開催 会員の研究発表ならびに相互交流の場としての年次大会を 年 1 回開催しています。2002 年度から日本統計学会、応用統 <Vol. 31> (2010 年) 計学会等と共同で連合大会の形式を取り、2008 年度からは応 原著 用統計学会と共催として開催しています。 ●シンポジウムの開催 Power Calculation for Likelihood Ratio Tests in the Nested Case-control Designs with a Randomly Sampled Control Per Case 計量生物学の種々の研究領域からテーマを選んで、2008 年度から A Hierarchical Regression Model for Dietary Data Adjusting for 統計関連学会連合大会にシンポジウムとして参加しています。 Covariates Measurement Error by Regression Calibration: An ●チュートリアルセミナーの開催 年次大会およびシンポジウムの時期に合わせて、計量生物学 の研究や実践の基礎を分かりやすく解説したチュートリアルセ ミナーを開催しています。 ●ニュースレターの発行 学会からのお知らせや会員相互の交流を図るためのニュース レターを年 3 回発行しています。 (原則として WEB からのダウ ンロード) ●学会賞の授与 2004 年度から学会賞として日本計量生物学会賞、奨励賞、功 労賞を授与し、計量生物学への貢献を顕彰しています。 ●その他の活動 会員相互の交流や各種連絡のためのメーリングリストが稼動 しています。 また、随時、研究会、セミナー、講習会なども開催、協賛、 後援しています。 Application to a Large Prospective Study for Diabetic Complications Monte Carlo Sensitivity Analysis for Adjusting Multiple-bias in the Longitudinal Cardiovascular Study 研究速報 Optimality of Gene Ranking Based on Univariate P-values for Detecting Differentially Expressed Genes A Bayesian Inference of Genetic Parameters for Sexual Dimorphism Using Carcass Trait Data The Monotone Instrumental Variable in Randomized Trials with Noncompliance 総説 代替エンドポイントの評価のための 統計的基準とその適用事例 2011 年度(大阪大学医学部銀杏会館) 本学会には 5 種類の会員があります。 ・特別セッション:コホート内症例対照研究に関する手法と応用 ●国内正会員:年会費 6,000 円 ・特別講演:Construction and Three-way Ordination of the Wheat ●国際正会員:年会費 12,500 円 Phenome Atlas Biometrics、JABES はオンラインでの閲覧となります。 2010 年度(統計数理研究所) ※Biometrics の紙媒体希望:12,500 円+10 ドル ・特別セッション:農学・生態学・進化学でのベイズ統計手法の ※JABES の紙媒体希望:12,500 円+10 ドル 応用に関する諸問題 ・特別講演:Statistics in Medicine 2009 年度(同志社大学)-連合大会- ●学生会員:年会費 4,500 円 Biometrics、JABES はオンラインでの閲覧となります。 ※国際会費は 2010 年度から無料となりました。 ・特別講演:農業研究と多重比較法 ●賛助会員:会費は一口 10,000 円で三口以上 ・特別セッション:臨床試験におけるサロゲートエンドポイント ●名誉会員:本学会の発展に多大な貢献をされた方。 (※会則 の評価: 臨床的視点と統計的視点(11 月に京都大学にて別途開催) に基づき決定) 上記すべての会員は,学術誌「計量生物学」 (電子ジャーナル) とニュースレター(WEB からダウンロード)が入手できます。 2010 年度(早稲田大学) ・計量生物学における統計的因果推論の役割 ・日本計量生物学会奨励賞受賞者講演 ※ご希望により郵送対応も可能です。 また、国際学会に旅費援助を行うため、一口 2,000 円の特別会 費をお願いしています(有志のみ) 。 2009 年度(同志社大学) ・感染症対策における計量生物学の貢献 ・日本計量生物学会奨励賞受賞者講演 会員数(2011 年 8 月現在) ・国内正会員: 182 名 ・国際正会員: 275 名 ・学生会員: 32 名 2011 年度(大阪大学医学部銀杏会館) ・賛助会員: 9社 ・ロバスト推測 ~外れ値への対処方法~ ・名誉会員: 5名 2010 年度(統計数理研究所) ・統計思考と分類思考:R を用いた分類パターンの認識 2009 年度(京都大学) ・ゲノムデータ・オミックスデータを解析するための新しい統計 方法と機械学習の方法 学会事務局に「入会希望」と連絡してください。 連絡先: 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町3-6 能楽書林ビル 5F 会長 佐藤俊哉 (京都大学) (財)統計情報研究開発センター内 庶務 大橋靖雄 (東京大学)、浜田知久馬 (東京理科大学) 日本計量生物学会事務局 会計 森田智視(横浜市立大学付属市民総合医療センター)、 FAX: 03-3234-7472 大森崇(同志社大学) e-mail:[email protected] 編集 松井茂之 (統計数理研究所)、三中信宏 (農業環境技術 研究所) 会報 和泉志津恵 (大分大学)、上坂浩之(日本イーライリリー㈱) 広報 巌浩 (EPS㈱)、三中信宏 企画(年会・シンポジウム) 和泉志津恵、手良向聡(京都大学) 、服部聡(久留米 大学) 、高橋邦彦(国立保険医療科学院) 組織 松山裕(東京大学) 、椿広計(統計数理研究所) 国際 丹後俊郎 (医学統計研究センター)、松山裕、服部聡 学会賞 椿広計 監事 三輪哲久 (農業環境技術研究所)、山岡和枝 (帝京大学) (HP: http://www.biometrics.gr.jp/) 折り返し事務局から入会申込書をお送りします。 ※国際会員・学生会員の方は国際本部入会手続きを行いますの で、入会申込書が事務局に届き次第、折り返し、事務局から 国際本部用入会申込書をお送りいたします。こちらもご記入 の後に事務局までお送りください。 ※入会申込書は学会 WEB ページ内からもダウンロードできます。 日本計量生物学会についての詳細は 学会のホームページをご覧下さい 〔※2011 年 10 月に HP アドレスを移転しました〕 (2011-10)
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