http://www.funakoshi.co.jp/ ● フナコシニュース 2008 年 9 月 15 日号免疫化学お求めやすくなりましたリポソーム OVA 抗原感作実験用リポソーム 15 免疫化学イムノアッセイ Mannan-Binding Lectin ELISA Kit OVA-OML 表面を糖鎖（マンノース）で修飾したリポソーム（OML： Oligomannose Coated Liposome）に OVA （Ovalbumin）を封入した製品です。 ※本製品は研究用です。臨床用途には使用できません。 Mannan-Binding Lectin（MBL）は動物血清由来のレクチンであるコレクチンの一種で，ウイルスのポリサッカライドに結合して直接中和反応，補体経路の活性化，オプソニン化による捕食の増強に関与していると考えられています。また，MBL の欠損とウイルス感染症発症の関連性が注目されています。 ※本製品は研究用です。臨床用途には使用できません。特長 ◆ 1 キットで最大 40 試料を二重試験で測定できます。 ◆ 4 時間以内に測定できます。 ◆ キットには 8 種類の濃度の Caribrator（スタンダード）が含まれており，標準曲線の作成が容易です。 ◆ プレートにプレコートした抗 MBL 抗体とビオチン標識抗 MBL 抗体 OVA-OML の構造を用いたサンドイッチ ELISA により MBL オリゴマーを検出します。 ※ Man3-DPPE：Neoglycolipid consisting of mannotriose and dipalmitoylphosphatidylethanolamine ◆ 測定試料：血清，血漿（ヘパリン処理） ◆ 感度：2 ng/ml ◆ 測定波長：450 nm（補正波長：620/650 nm）特長 ※ スタンダードには，HIV，HBV，HCV 陰性のヒト血漿由来の試料を ◆ OML をマウスに投与すると，マンノース受容体を高発現しているマクロファージや樹状細胞などの抗原提示細胞に効率良く取り込まれ，使用していますが，念のため操作には実験用手袋や防護衣をご使用下さい。封入抗原特異的な細胞性免疫応答（CTL 誘導や Th1 サイトカインの産生亢進）を惹起させるユニークな性質を持っています。そのため，ンアジュバントとして高い効果を示すことが，マウスを用いた種々のモデル実験で確認されています。 ◆ OML の原料は天然由来物およびそれらの縮合品で，フロイント完全て毒性を示しません。 ◆ 少量の抗原量（<1 μg OVA ／マウス）で効率良く細胞性免疫を誘導できます。 ● Stop solution ● Wash solution concentrate ● Biotinylated MBL antibody ● HRP-streptavidin 使用文献・Onda, K., et al., J. Clin. Lab. Anal ., 21（2）, 77 ∼ 84（2007）. Takagi, H., et al., Cytokine , 40, 241 ∼ 250（2007）. 146（2003）. Ikehara, Y., et al., Cancer Res ., 66, 8740 ∼ 8748（2006）. Fukasawa, M., et al., FEBS Lett ., 441, 353 ∼ 356（1998）. 品名 ※ 他にも多数の使用文献があります。詳細は BIOPORTO 社ホームページ（http://www.bioporto.com/）をご覧下さい。品名メーカー商品コード包装 / 価格（￥） 1 ml / 5×1 ml / 25,000 98,000 包装 / 価格（￥） Mannan-Binding Lectin, Oligomerized, Human, ELISA Kit〈MBL Oligomer ELISA Kit〉 ABS KIT029 1 kit / 78,000 B ■ 関連製品 Serum, Human, Mannan-Binding Lectin Standard ABS SER101 1 vial / 10,000 未希釈ヒトプール血清。形状：凍結乾燥品，容量：2 ml, MBL 濃度：1,000 AU/ml Serum, Human, Mannan-Binding Lectin Deficient ABS SER102 1 vial / 24,000 ５ - ６８４１ - ６２０ - ６８４１ - ７７５ＦＡＸ０３５・Förster-Waldl. E., et al., J. Immunol. Methods , 276, 143 ∼ Shimizu, Y., et al., Parasite Immunol ., 29, 229 ∼ 239（2007）. 形状：懸濁液（in PBS），OVA 濃度：10 μg/ml ● TMB substrate ● MBL calibrators （2006）. 参考文献 OVA-OML BCO BMC002-001 BCO BMC002-002 ● Sample diluent ・Garcia-Laorden M.I., et al., Mol. Immunol ., 43, 2143 ∼ 2150 ◆ OVA 濃度：10 μg/ml メーカー商品コード ● 12 × 8 Coated microwell ＋ frame 試薬ＴＥＬ０３アジュバントなどの油性アジュバントとは異なり，免疫動物に対しお問い合わせ先細胞性免疫の誘導が必要とされる原虫病や腫瘍などに対するワクチキット内容未希釈ヒト血清。形状：凍結品，容量：1 ml, MBL オリゴマー濃度：＜ 1 AU/ml 080915s_P15-17_k_n_i.indd 15 2008/08/29 16:16:24