Title 口臭外来受診患者の性格について Author(s) 佐藤, 知世 Journal

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口臭外来受診患者の性格について
佐藤, 知世
卒業研究論文集, 22(): http://hdl.handle.net/10130/2273
Right
Posted at the Institutional Resources for Unique Collection and Academic Archives at Tokyo Dental College,
Available from http://ir.tdc.ac.jp/
口臭外来受診患者の性格について
第 60 期生 18 番
要
佐藤
知世
約
清掃志向の高まりから,口臭を主訴に歯科医院を受診する患者が増加している.口臭とは,
口腔を通じて排出される不快なにおいとされている.原因物質は揮発性硫黄化合物(VSC)で
ある硫化水素,メチルメルカプタン,ジメチルサルファイドである.口臭症は,生理的口臭と
病的口臭を含めた真性口臭症,仮性口臭症と口臭恐怖症を含めた心因性口臭症に分類される.
仮性口臭症,口臭恐怖症は社会的容限度を超える口臭を認められないことが多い.口臭の有無
に関わらず,大きな悩みや不安を抱えており,口臭による不安やストレスが患者の精神面や活
動力に影響を及ぼすとされており,また,社会生活に支障をきたす場合もある.精神疾患を合
併している患者も存在している.本研究では口臭外来受診患者の性格を把握するため,エゴグ
ラム(TEG)を実施した.口臭外来受診患者の性格として多かったのは,N型(NP高位,FC
低位)であった.このタイプの特徴は人の面倒をよくみて周囲に気を配るが,厳格さに欠け,自
分は楽しまず,劣等感に陥りやすいタイプである.出現率が低いのはA優位型である.行動や
態度の主導権を持ち,日常行動を引っ張っていくタイプである.また,遊び心があり,人生を
楽しむことが出来る.N型(NP高位,FC低位)と対象的な性格であり,一般出現率が高いA
優位型が口臭外来の患者では低い結果であった.口臭外来受診患者は,周囲に合わせすぎるた
め主体性を欠き,他人の評価を気にするため,感情を表現することが出来ず,自分の悪い面を
探し劣等感を持ちやすいという性格の患者が多いようであった.
キーワード:口臭,エゴグラム,揮発性硫黄化合物
緒
言
的容認限度を超える明らかな口臭が認められ
清掃志向や健康問題への関心の高まりから,
るもの」,仮性口臭症は「患者は口臭を訴える
口臭を主訴に医療機関を受診する患者が増加
が,社会的容認限度を超える口臭は認められ
している1).また,国民の 14.5%が自分の口
ず,検査結果などの説明(カウンセリング)に
2)
臭を気にしていることが明らかになった .
より訴えの改善が期待できるもの」,口臭恐怖
口臭とは,生体活動に関連して産生される気
症は「真性口臭症,仮性口臭症に対する治療
体のうち,生理的なものを問わず口腔を通し
では訴えの改善が期待できないもの」とされ
て排泄される社会的許容限度を超えた不快な
ている 4).
におい3)と定義されている.
口臭の原因の約 90%が口腔内由来とされ,原
口臭症は真性口臭症と心因性口臭症に分類さ
因物質は揮発性硫黄化合物(VSC)である
れ,真性口臭症は生理的口臭と病的口臭に分
硫化水素,メチルメルカプタン,ジメチルサ
けられる.心因性口臭症は仮性口臭症,口臭
ルファイドである1,2).
恐怖症に分類される3).真性口臭症は「社会
口臭症患者の中には,口臭物質が検出されな
いにも関わらず,口臭を訴える心因性口臭症
5)
者のうち,同意が得られた 300 名を対象に口
患者が少なくない .社会生活に支障をきた
臭質問票とエゴグラム(TEG),口臭濃度の
している患者も多い4).口臭に悩み,対人関
測定を実施した.
係に消極的になることは,QOLの低下につ
平成 20 年7月から平成 21 年8月までを前
ながり,精神面や活動力に影響をおよぼすと
回の対象者,平成 21 年9月から平成 22 年 11
されている
2,6)
月までを今回の対象者とする.
.
東大式エゴグラム(TEG)は自我の状態を
ひと目で分かるようにグラフ化したものであ
る 7 ).人の心には,親(Parent
2,口臭の測定
口臭測定器オーラルクロマを用いて,揮発
P),大人
性硫黄化合物(VSC)である硫化水素,メチ
C)の3つの自我
ルメルカプタン,ジメチルサルファイドの濃
状態がある8).Pは幼少期の体験をとおして
度を測定した.メチルメルカプタン濃度を指
取り入れたもの,Aは事実に基づいて物事を
標とし,口臭のレベルとした.
判断しようとする部分,Cは本能的な欲求や
3,エゴグラム(TEG)の記入方法
(Adult
A),子供(Child
感情などを表す.TEGは3つの自我状態を
1-60 の質問項目に答えてもらい,当ては
さらに5つに区分し心の働きに関する5つの
まる場合は「はい」に,当てはまらない場合は
基本要素をそれぞれの指標(CP,NP,A,
「いいえ」に○をつけてもらう.どちらも当て
FC,AC)とした7,8).CP(批判的な親),
はまらない場合は「どちらでもない」に○をつ
NP(養育的な親)は生まれ育った家族内の両
けてもらう.
親やそれに近い人たちとの関係の中で形成さ
4,エゴグラム(TEG)の採点方法
れた心理的な特徴を表す.A(大人)は成人す
「はい
○」を2点,「どちらでもない
△」
るまでの家庭や社会環境の中で身につけた,
を1点,「いいえ
あるいは,自らの学習によって習得した理性
目の合計を矢印に沿って記入する.次にⅠ~
的な心の働きを表す.FC(自由な子供),A
Ⅵの各尺度ごとに縦計し,得点欄に記入する.
C(順応した子供)は人間が持って生まれた本
左右の△の合計数を一番下のQの欄に記入す
能的欲求や感情などが幼児体験などの違いか
る.
らどういうパターンで定着しているかを表す
5,プロフィールの書き方
7)
×」を 0 点とし,左右両項
算出された尺度得点をTEGプロフィール
.
TEGは多変量解析によって質問項目を選定
に記入し,CPからACの各得点を記入し折
し信頼性,妥当性をもって数量的エゴグラム
れ線グラフにしていく.折れ線グラフから当
理論を発展させたものであり,心療内科の領
てはまるTEGパターンを見つける.
域で心身症,精神症の治療に活用されている
6,妥当性尺度
7,8)
TEGの妥当性をみるために,偏位尺度
.
今回の研究ではエゴグラムを使用し,口臭
(D)と疑問尺度(Q)を妥当性尺度としている.
外来受診患者の性格に特性があるのか調査を
偏位尺度は被験者のテストに対する態度,質
行なった.
問項目の理解度,採点上の大きな誤りなどを
みるものであり,得点が低い場合はテスト自
対象および方法
1,対象者
平成 20 年7月から平成 22 年 11 月までに東
京歯科大学千葉病院の口臭外来を受診した患
体の信頼性が低いことになる.疑問尺度は「ど
ちらでもない」と回答した項目の総数であり,
この値が高い場合はTEGプロフィールの信
頼性が弱くなる9).
結
果
がたまりやすい.ACが高いことから周囲を
気にすることが多い.協調性が高く,思いや
1,TEGの対象者
口臭外来に来院し同意が得られた患者 300
りの気持ちがあるが,FCが低い場合,感情
名を対象に,口臭質問票とTEGを実施した.
を抑圧し素直に表現できないため,物事を楽
実施したTEGから偏位尺度,疑問尺度から
しめず消極的となり,気分が沈みがちになる
信頼性の低いと考えられる患者 88 名を除外
タイプである 7,10).また,CPが低いこと
した 212 名を被験者とした.
で厳しさに欠け,自己を抑えて過剰適応して
2,口臭外来患者のTEGパターン
いて,人の面倒をよくみる人が多いタイプで
今回の口臭外来患者に多くみられたタイプ
ある9).また,何かあると自分が悪いのだと
はN型(A高位)が 13 人と多く,次にN型(N
思い,劣等感を持ちやすい.周囲を気にしす
P高位,FC低位)が 12 人,A優位型,N型(A
ぎているため,自分の気持ちを表現できず,
低位)ともに 11 人となった(表1).口臭外来
相手に合わせている.そのため,相手中心に
患者におけるTEGパターンの出現率では,
行動をしていることがうかがえ,自主性が乏
N型(A高位)が 12.5%,N型(NP高位,F
しいと考えられる.
C低位)が 11.5%,A優位型,N型(A低位)
N型(A低位)は,思いやりの気持ちが強く,
ともに 10.6%であった.
世話好きであり,まじめにがんばり何事も一
一般の人のTEGの出現率と口臭外来受診患
生懸命な人である.また,「ノー」と言えない
者の出現率と比較すると,NP優位型,A優
タイプである.批判をせず,協調性が高いの
位型,N型(A低位),N型(A高位),M型で
でどんなことでも黙々と働く.母親的な自我
大きな差が認められた(図1,2).
が高いので人の面倒をよくみるタイプである.
3,口臭外来患者全体のTEGパターン
今回と昨年度の被験者の結果で多くみられ
NP優位型は,母親的思いやり,やさしさ
(NP)が行動や態度,判断の主導権をもって,
たタイプは,N型(NP高位,FC低位)が 33
日常生活を引っ張っていくタイプである.面
人で最も多く出現し,次にM型、NP優位型
倒みもよく,頼りになる.自他肯定タイプで
が 22 人,N型(A高位)が 21 人であった(表1).
ある.日本人にはこのタイプが多く,NP以
口臭外来患者全体の出現率では,N型(NP高
外の尺度(CP,A,FC,AC)の得点が平
位,FC低位)が 15.7%,M型、NP優位型
均よりかなり低いと,「親切の押し売り」「お
が 10.5%,N型(A高位)10%であった(表1).
せっかい」「過保護な母親」になる.
4,口臭のレベル
A優位型は,理性的,合理性が高いAが行
メチルメルカプタンの濃度を口臭レベル0
動や態度の主導権をもって,日常行動を引っ
~4に分類し,口臭レベル1以下を口臭なし,
張っていくタイプである.知的で冷静な判断
口臭レベル2以上を口臭ありとしたが,口臭
力を持ち,遊び心があり人生を楽しむことが
の有無とTEGのパターンに相違はみられな
出来る自他肯定タイプである7).感情を理性
かった(表2,3).どのTEGパターンにお
的にコントロールしようという志向が強く,
いても口臭なしが多い結果であった.
また,対人関係では奉仕的傾向が強いタイプ
である10).一般の人では出現率が1番高いタ
考
察
今回の被験者の中で大きな差がみられたN
イプである.口臭外来患者の出現人数も多か
ったが一般出現率と比較すると少ないという
型(A高位)は,批判力(CP)が弱いので文句
結果であった.
も言わず,我慢している(AC)のでストレス
NP優位型とA優位型は,一般的に出現率が
高いにも関わらず,口臭外来の患者では出現
急増している15).口臭患者は口臭があること
率が少ないという結果であった.
に気づいてから生活のあらゆる場面で消極的
昨年度の被験者と今回の被験者を合計した結
になり,自分に対する自信を失っていること
果において,大きな差がみられたN型(NP高
が多い16).交流分析を活用することにより,
位,FC低位)は,何事も批判せず(低いCP),
日常生活において個々の人たちの不足しがち
協調性(AC)が高い.思いやりの気持ちが強
な部分を補うことで,健康を取り戻す気力に
く自分のことを後回しにして家族の世話をす
もつながり,QOLの向上にもつながると考
るおふくろさんタイプである.ノーと言えず,
えられる17).
自分の気持ちを抑え我慢しているので,自分
口臭を訴える患者の悩みや不安を解決するた
は全く楽しまない.また,自己犠牲をするた
めには,患者とのラポールを築き,患者のペ
め,ストレスを抱えていることが多い
7,12)
.
ースに合わせ,口臭があるという誤解を解き
また,自分の悪い面を探し劣等感を持ちやす
支援していくことが必要である.精神的なフ
いため,口臭の存在が悪いと思っていると考
ォローをするため,また,良好なコミュニケ
えられる.このタイプは心臓神経症や抑うつ
ーションをとるために交流分析を活用するこ
などの神経症患者に多くみられるタイプであ
とが大切となる.
る.神経症は,神経質,内向的で社交性に乏
結
しく,他人に対して気遣いをする性格を持っ
13)
論
.このことから,神経症
TEGを活用することは,患者の精神面を
の患者と口臭症の患者の性格が似ていたと考
把握することができ,結果を相手にフィード
えられる.
バックすることが可能となる.そのことによ
ている患者が多い
M型は,思いやり(NP)があるが,わがま
り自分への気づきを深め,心身の自己コント
ま(FC)なので,規則や秩序(低いCP),責
ロールが出来るようになる.患者の性格が症
任感やけじめに欠け,自己中心的に行動しが
状に影響し,口臭の治療のために性格を修正
ちである.人情味があり世話好きだが,気分
しなければならない場合は,行動様式を変え
の変調が強いので,行動決定はそのときの雰
る方法を指導していく必要がある.
囲気で決まりがちになるタイプである.自己
口腔内の処置だけでなく,心理面への対応
中心的で勝気な性格は口臭神経症の患者に多
も必要である.そのため,TEGを活用する
くみられるタイプである
14)
ことで,患者の性格を理解し,患者にあった
.
口臭外来を受診した患者の多くは,思いや
対応をすることが大切である.
りの気持ちが強く批判力が弱いという性格を
謝
持つ.他人の評価を気にするため自分の感情
辞
を表現できない.また,対人関係で奉仕的傾
本研究を終えるにあたり,ご指導賜りまし
向が強く,それが困難になると身体化,神経
た東京歯科大学千葉病院口臭外来担当医の皆
症化する可能性があり,更に気にするように
様方に厚く御礼申し上げます.
なると考えられる.そのため,口臭を気にす
参考文献
るようになったと考えられる.
口臭による不安やストレスが患者の精神面
6)
1)望月高行,望月幸子:口臭へのアプロー
や活動力に影響及ぼすことが知られている .
チ
口 臭 へ の 対 策 と 治 療 , Monthly
book
文明が発達するにつれて,多種多様のストレ
ENTONI,108:58-63,2009.
スが生じ,その結果としてストレス性疾患が
2)岩元知之,米田雅裕,鈴木奈央,内藤徹,
渡辺猛,桝尾陽介,山田和彦,岡田一三,藤
ラムによる性格分析―,第7版,1-159,金
本暁江,廣藤卓雄:口腔保健イベント来場者
子書房,東京,1993.
に対する口臭および口腔衛生についての意識,
10)橋本和典,太田豊作,廣田直也,上村秀
福岡歯科大学学会雑誌,35(2):77―82,2009.
樹,森川将行,岸本年史:東大阪市立総合病
3)和気裕之:サイコ・デントストリー
歯
院精神科における新患調査-エゴグラムと診
科医のための心身医学・精神医学,30-32,
断 と の 関 連 を 中 心 に - , Journal of Nara
砂書房,東京,2009.
Medical Association,75-81,58(2-3),2007.
4)宮坂美登利:口臭を訴える患者への対応,
11)小池一喜,村上正人:心因性口臭について,
歯学,97 巻春季特集号:155-163,2010.
Monthly
5)原悠子,野口恵弥子,角田衣理加,山本
12)織家勝:交流分析と人間関係,第1版,
健,西岡千賀子,岡部早苗,大島朋子,中川
31-32,(財)口腔保健協会,東京,1986.
洋一,前田伸子:心因性口臭診断における有
13)内田安信:患者の心理
用な問診票項目の検討,口腔衛生学会雑誌,
治療するか,192-203,株式会社デンタルダ
59(4):395,2009.
イヤモンド社,東京,1986.
6)安川由里子,品田佳世子,植野正之,柳
14)角田正健:サヨナラお口の臭い,第1版,
澤智仁,小西千里,財津崇,大貫茉莉,大城
54-56,医歯薬出版株式会社,東京,1995.
暁子,竹内晋,川口洋子:「息さわやか外来」
15)野村忍:心身症のすべて
受診患者の実態調査,口腔衛生学会雑誌,
自律訓練法,からだの科学,254,125-128,
59(4):394,2009.
2007.
7)TEG研究会編:東大式エゴグラムTE
16)八重垣健,宮崎秀夫,川口陽子:臨床家
G活用マニュアル・事例集,金子書房
のための口臭治療のガイドライン,93-94,
8)末松弘行,野村忍,和田迪子:TEG<
クインテッセンス出版,東京,2000.
東大式エゴグラム>第2版
17)井下田繁子,土岐成則,牧村正治,加藤
手引,1版,7-
book
ENTONI,108:52-57,2009.
歯科心身症をどう
心身症を治す
34,株式会社金子書房,東京,1993.
仁夫:交流分析を用いた成人患者の予防処置
9)末松弘行,和田迪子,野村忍,俵里英子:
および保健指導,日大口腔科学,31,174-182,
エゴグラム・パターン―TEG東大式エゴグ
2005
今回の口臭外来患者の出現率
CP優位型
NP優位型
A優位型
FC優位型
AC優位型
CP低位型
NP低位型
A低位型
FC低位型
AC低位型
台形型(NP,A,FC高位)
台形型(NP,A高位)
台形型(A,FC高位)
U型(NP,A,FC低位)
U型(NP,A低位)
U型(A,FC低位)
N型(A低位)
N型(NP高位、FC低位)
N型(A高位)
逆N型(A高位)
逆N型(NP低位、FC高位)
逆N型(A低位)
M型
W型
平坦型
NP優位型
M型
A優位型
N型(A高位)
N型(A低位)
一般出現率
M型
A優位型
N型(A低位)
N型(A高位)
図1 TEGのパターンの比較(1)
25
20
15
%
口臭外来患者
一般出現率
10
5
TEGパターン
図2 TEGパターンの比較(2)
型
M
)
N
型
(A
高
位
)
位
N型
(A
低
型
A優
位
NP
優
位
型
0
NP優位型
表1 口臭外来患者のTEGパターン
口臭外来人数(人)
口臭外来出現率(%)
一般出現率(%)
前回
今回
全体
前回
今回
全体
CP優位型
0
3
3
0
2.9
1.4
1.2
NP優位型
16
6
22
14.8
5.8
10.4
16.4
A優位型
8
11
19
7.4
10.6
9
21
FC優位型
3
3
6
2.8
2.9
2.8
2.4
AC優位型
3
1
4
2.8
1.0以下
1.9
1.0以下
CP低位型
1
1
2
0.9
1.0以下
1.0以下
1.2
NP低位型
5
2
7
4.6
1.9
3.3
1.2
A低位型
7
3
10
6.5
2.9
4.7
2.4
FC低位型
4
4
8
3.7
3.8
3.8
3
AC低位型
0
3
3
0
2.9
1.4
3.3
台形型(NP,A,FC高位)
2
4
6
1.9
3.8
2.8
2.7
台形型(NP,A高位)
1
3
4
0.9
2.9
1.9
4
台形型(A,FC高位)
0
0
0
0
0
0
1.0以下
U型(NP,A,FC低位)
0
1
1
0
1.0以下
1.0以下
1.0以下
U型(NP,A低位)
0
1
1
0
1.0以下
1.0以下
1.0以下
U型(A,FC低位)
0
1
1
0
1.0以下
1.0以下
1.0以下
N型(A低位)
3
11
14
2.8
10.6
6.6
2.1
N型(NP高位、FC低位)
21
12
33
19.4
11.5
15.6
8.5
N型(A高位)
8
13
21
7.4
12.5
9.9
5.5
逆N型(A高位)
3
2
5
2.8
1.9
2.4
5.8
逆N型(NP低位、FC高位)
2
3
5
1.9
2.9
2.4
5.8
逆N型(A低位)
2
4
6
1.9
3.8
2.8
1.0以下
M型
12
10
22
11.1
9.6
10.3
3.7
W型
6
1
7
5.6
1.0以下
3.3
2.4
平坦型
1
1
2
0.9
1.0以下
1.0以下
3.9
表2 口臭レベル
嗅覚
オーラルクロマ(CH3SH 濃度)
0
口臭なし
100ppb以下
1
口臭注意
101~200ppb
2
口臭あり
201~400ppb
3
強い口臭
401~800ppb
4
非常に強い
801ppb以上
表3 口臭外来全体の口臭レベル
0
1
2
3
4 合計
CP 優位型
1
2
0
0
0
3
NP 優位型
13
6
1
1
1
22
A 優位型
8
5
3
2
1
19
FC 優位型
6
0
0
0
0
6
AC 優位型
3
0
1
0
0
4
CP 低位型
1
0
0
1
0
2
NP 低位型
4
1
1
1
0
7
A 低位型
8
1
0
1
0
10
FC 低位型
5
2
1
0
0
8
AC 低位型
2
1
0
0
0
3
台形型(NP,A,FC 高位)
1
0
5
0
0
6
台形型(NP,A 高位)
2
0
1
0
1
4
台形型(A,FC 高位)
0
0
0
0
0
0
U 型(NP,A,FC 低位)
0
1
0
0
0
1
U 型(NP,A 低位)
1
0
0
0
0
1
U 型(A,FC 低位)
1
0
0
0
0
1
N 型(A 低位)
9
3
1
1
0
14
16
9
4
1
3
33
N 型(A 高位)
8
2
4
3
4
21
逆 N 型(A 高位)
3
1
1
0
0
5
逆 N 型(NP 低位,FC 高位)
3
2
0
0
0
5
逆 N 型(A 低位)
4
2
0
1
0
7
M型
12
5
3
1
0
21
W型
4
1
1
1
0
7
平坦型
2
0
0
0
0
2
117
44
27
14
10
212
N 型(NP 高位,FC 低位)
合計