地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪府立急性期・総合医療センター麻酔科〒558-8558 大阪市住吉区万代東３－１－５６ Phone: 06-6692-1201 http://www.gh.opho.jp 歴史と伝統に押しつぶされない活気全身麻酔（平成 19 年 2,518 件）だけでなく、脊髄くも膜下麻酔や硬膜外麻酔などの区域麻酔（平成 19 年 479 件、全身麻酔への併用をあわせ 1,171 件）も担昭和 44 年 4 月に大阪府立病院麻酔科として開設し当。平成 19 年の麻酔管理症例は 3,004 件（うちて以来、外科医らと信頼と対等の関係を築き育てて ASA-PS 3 以上 893 件）。心臓大血管 145 件、開頭きた。平成 15 年の病院名変更や平成 19 年 4 月の府 147 件、脊椎 146 件。慢性腎臓病・心疾患・糖尿病な立身体障害者福祉センター附属病院との統合後も、どを合併する症例も多く、臨床の力をのばすには最医療者として誠意をもって傷病者を癒す伝統を引き適。難度の高い麻酔症例も術前は麻酔科外来で評継ぎ、科学的根拠に基づく周術期医療を進めている。価して対応策をたて、術後はＩＣＵで安全に管理できる。平成 19 年のＩＣＵ収容は 621 件（うち内科系の重症患者 37 件）だった。救命救急センターが施設内にあり、緊急麻酔が多く（平成 19 年 502 件）、忙しい病院であることは否めない。夜間休日担当は麻酔科当直とＩＣＵ当直の２名に初期研修医のオンコール。出退勤はＩＣカードで記録。当直や超過勤務の手当は実態で支払われ、外勤（アルバイト）の必要はない。当直明けは充分休息できるよう麻酔・ＩＣＵ担当をはずしている。平成 20 年には麻酔科後期研修医用に新たな医局を確保した。腕のよい外科系医師、知識豊かな内科系医師、仕事熱心な看護師らと豊富な症例、無理のない労務環境で、臨床の実力を磨く麻酔科には、日本救急医学会認定 ICLS コースディレクター、AHA 認定 BLS・ACLS プロバイダーなどの有資格者が揃い、急変患者に対する救命処置と職員への心肺蘇生教育を、救急診療科や心臓内科な平成 20 年 10 月 1 日現在の麻酔科常勤医師は９名（日本麻酔科学会麻酔科指導医３名、日本集中治療医学会集中治療専門医２名）。これに週３日勤務の麻酔科専門医１名、週１日歯科口腔外科手術を担当する歯科麻酔専門医各１名が加わっている。１２の手術室とＩＣＵ（６床）では麻酔科レジデント５名と初期臨床研修医３～４名が日々研鑚している。日本麻酔科学会と日本集中治療医学会の認定施設で、いずれの専門医資格の申請にも勤務経歴が算定できる点がとても有利だ。どとともに行っている。