平成23年第1回南十勝消防事務組合議会臨時会会議録 平成23年5月

平成23年第1回南十勝消防事務組合議会臨時会会議録
平成23年5月18日、第1回南十勝消防事務組合議会臨時会を南十勝消防事務組合
会議場に招集した。
(午後3時30分 開会)
(出席議員)
1番
田
中
巧
6番
笠
松
2番
浜
頭
勝
7番
堂
場
聰
志
3番
松
本
敏
光
8番
阿
部
良
富
4番
久
門
尚
二
5番
黒
田
和
弘
組
合
長
村
瀨
優 ( 広 尾 町 長 )
副
組
合
長
伏
見
悦
夫 ( 大 樹 町 長 )
副
組
合
長
岡
出
誠
司 ( 更 別 村 長 )
副
組
合
長
野
田
充
利 (広尾町副町長)
副
組
合
長
火
山
敏
光 (中札内村副村長)
長
工
藤
大 樹 消 防 署 長
大
林
一
博
更
署 長
山
内
昭
男
中 札 内 支 署 長
米
山
広尾消防署管理 G 主幹
廣
瀬
孝
光
消 防 本 部 主 幹
岡
田
弘
文
消防本部総務係長
平
浩
則
消防本部主査(消防団担当)
西
内
須
田
消
防
別 支
滋
弘
努
(監査委員から出席した者)
代 表 監 査 委 員
正
彦
仁
(会議事務に従事した事務局職員)
議 会 事 務 局 長
常
富
彰
書
記
柏
崎
弥香子
書
記
坂
田
邦
昭
- 1 -
直
(議事日程)
日程第1
議席の指定
日程第2
会議録署名議員の指名
日程第3
会期の決定
日程第4
諸般の報告
日程第5
選挙第1号
副議長の選挙
【追加日程第1】
議長の辞職について
【追加日程第2】
選挙第2号
【追加日程第3】
議席の一部変更
議長の選挙
日程第6
行政報告
日程第7
同意第1号
南十勝消防事務組合監査委員の選任について
日程第8
承認第1号
専決処分の承認を求めることについて
日程第9
報告第1号
専決処分の報告について
日程第10
報告第2号
専決処分の報告について
日程第11
議案第7号
南十勝消防事務組合一般会計補正予算(第 3
号)について
田中巧議長
改めまして、議長の田中でございます。
議員協議会に引き続き、よろしくお願いいたします。
さて、東北地方太平洋沖地震とそれに伴う大津波により、想像を絶する壊滅的な被害
がもたらされ、幾多の尊い生命が失われました。まことに痛恨の極みであります。
開会に先立ち、これより犠牲者の方々の御冥福を祈り、黙祷を捧げたいと存じます。
常富彰仁事務局長
ご起立をお願いたします。
黙祷。
(黙祷)
黙祷終わります。ご着席ください。
- 2 -
田中巧議長
このたびの臨時会は、統一地方選挙後の最初の議会であります。
選挙町村におかれましては、組合議員の大半が交代されてございます。すでに顔見知
りの方も多いでしょうが、改めて自己紹介をお願いいたします。
広尾町選出議員から項次お願いいたします。1 番からお願いいたします。
(議員
自己紹介)
ありがとうございました。
次に、理事者側におきましても組合長から項次、お願いいたします。
(理事者、消防長、代表監査委員、説明員
自己紹介)
次に、常富事務局長から自己紹介をお願いいたします。
(事務局
自己紹介)
以上で自己紹介を終わります。
田中巧議長
ただいまの出席議員は 8 人全員であります。
よって、これより平成 23 年第 1 回南十勝消防事務組合議会臨時会を開会し、直ちに
本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、お手元に配布のとおりであります。
なお本日、広報事業のため議場内の写真撮影を申し出があり、これを許可いたしまし
たのでご了承願います。
この際、組合長から発言の申し出がありますので、これを許します。組合長。
村瀨優組合長
第1回の組合臨時議会に当たりまして、今回、2 町村で町村長が 3 町村で議員の皆様
方の改選がありましたので、ご挨拶を申し上げたいと思っております。
ここに新しく選出されました議員各位におかれましては、このたび執行されました議
員選挙におきまして、住民の期待を担って、めでたく当選の栄を得られましたこと、心
からお喜び申し上げるところであります。
3 月 11 日の東日本大震災で大きな災害が発生したところであります。このことによ
りまして、国の経済・社会全体を揺るがす事態となりまして、またその影響で福島原子
力発電所において重大な事故が発生し、いまも予断を許さない状況が続いているところ
であります。
被災地の皆様に対しまして、心からお見舞い申し上げますとともに、1 日も早い被害
からの復旧、復興を心からお祈り申し上げるところであります。
- 3 -
本組合といたしましても、各地域の災害に強いまちづくりを推進するため、改めて消
防防災体制の充実を図っていかなければならないと自覚を強くするものでございます。
私としましても、課されました重責を果たすため、全力を挙げて取り組む所存でござ
います。
何とぞご理解をいただきまして、消防の更なる進展と関係住民の福祉向上のため、格
別のご指導、ご協力を賜りますよう心からお願い申し上げ、開会のご挨拶といたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
田中巧議長
暫時休憩いたします。
(午後3時39分 休憩)
(午後4時40分 再開)
田中巧議長
再開いたします。
これより、本日の議事に入ります。
日程第1、議席の指定を行います。議席は、会議規則第 4 条第 1 頄の規定によって、
ただいま、ご着席のとおり指定いたします。
田中巧議長
日程第2、議事録署名議員の指名を行います。議事録署名議員は、会議規則第 85 条
の規定により、3番松本敏光議員、6番笠松 直議員をそれぞれ指名いたします。
田中巧議長
日程第3、会期の決定を議題といたします。お諮りします。本定例会の会期は、本日
1 日間といたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(
「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。よって会期は、本日 1 日間と決定いたしました。
- 4 -
田中巧議長
日程第4、諸般の報告を行います。告示に基づき、組合長から議案6件の送付があり、
これを受理しております。
次に、説明員の出席要求を行ったところ、組合長から別紙一覧表のとおり通知があり
ました。
次に、監査委員から平成 23 年 3 月定例会以降に実施された例月出納検査の結果につ
いて、報告がありました。それぞれの写しはお手元に配布しております。
以上で、諸般の報告を終わります。
田中巧議長
日程第5、選挙第 1 号、副議長の選挙を行います。お諮りいたします。
選挙の方法につきましては、地方自治法第 118 条第 2 頄の規定により、指名推薦によ
り行いたいと思います。これにご異議ありませんか。
(
「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推薦によることに決しました。
お諮りいたします。
指名は議長において指名することにいたしたいと思います。これにご異議ありません
か。
(
「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、議長において指名することに決しました。
副議長に、堂場聰志議員を指名いたします。
お諮りいたします。
ただいま議長において指名いたしました堂場議員を、副議長の当選人と定めることに
ご異議ありませんか。
(
「異議なし」の声あり)
ご異議なしと認めます。
よって、ただいま指名いたしました堂場聰志議員が副議長に当選されました。
副議長に当選されました堂場聰志議員が議場におられますので、会議規則第 32 条第
2 頄の規定によって、本席から当選の告知をいたします。
堂場聰志議員に、副議長の当選承諾の挨拶をお願いいたします。
- 5 -
堂場聰志議員
ただいま副議長選挙にあたり指名をいただきました更別議会推薦の堂場です。議員の
皆様方の温かい支持をいただきまして、誠にありがとうございます。副議長という大
役は、私には荷が重いわけでありますが、議長の補佐役といたしまして、誠心誠意努
めてまいりたいと思いますので、どうか皆様方のご指導ご鞭撻をよろしくお願いいた
します。簡単ではありますが、一言就任のあいさつに変えさせていただきます。あり
がとうございました。
田中巧議長
この際、議会の申し合わせにより、副議長に議長の辞職願を提出させていただきます。
許可していただきますよう、お願い申し上げます。
しばらく休憩いたします。
(午後3時44分 休憩)
(午後3時45分 再開)
堂場聰志副議長
それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。
ただいま田中巧議員から議長辞職願が提出されましたので、私が議事を進めてまいり
ます。どうぞよろしくお願いいたします。
お諮りをいたします。
議長の辞職についてを日程に追加し、追加日程第1として、直ちに議題といたしたい
と思います。
これにご異議ありませんか。
(
「異議なし」と呼ぶ者あり)
ご異議なしと認めます。
よって、議長の辞職についてを日程に追加し、追加日程第1として、直ちに議題とす
ることに決しました。
堂場聰志副議長
追加日程第1、議長の辞職についてを議題といたします。
地方自治法117条の規定によって、田中巧議員の退場を求めます。
(8番田中 巧議員 退場)
これより、事務局長に議長辞職願を朗読させます。
- 6 -
常富彰仁事務局長
平成23年5月18日
南十勝消防事務組合議会副議長
南十勝消防事務組合議会議長
堂場聰志殿
田中
巧
辞職願。このたび、一身上の都合により議長を辞職したいので、許可されるよう願い
出ます。
以上です。
堂場聰志副議長
お諮りをいたします。
田中 巧議員の議長辞職を許可することにご異議ありませんか。
(
「異議なし」と呼ぶ者あり)
ご異議なしと認めます。
よって、田中巧議員の議長辞職を許可することに決しました。
田中議員の入場を許します。
(田中議員入場)
田中議員に申し上げます。ただいま議長辞職の申し出については、申し出のとおり辞
職を許可することに決定されましたので、告知をいたします。
田中議員より発言の申し出がありますので、許可をいたします。
田中巧議員
大変貴重な時間を申し訳ありません。一度お礼を申し上げたいと思います。
平成20年5月に議員各位の温かいご推挙により本議会の議長の要職に就任させてい
ただきました。大過なく今日を迎えられました。大変ありがたく思っております。評価
はたくさんあっただろうと思い自省をしているところであります。この3年間構成町村
の議員各位を始め組合長以下、職員の皆様の大変温かいご理解とご協力を賜りまして心
からお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
堂場聰志副議長
よって、ただいま議長が欠員となりました。お諮りをいたします。
議長の選挙を日程に追加し、追加日程第2として、選挙を行いたいと思いますが、こ
れにご異議ありませんか。
(
「異議なし」と呼ぶ者あり)
ご異議なしと認めます。
よって、議長の選挙を日程に追加し、追加日程第2、選挙第 2 号として直ちに選挙を
行うことに決しました。
ここで暫時休憩を行います。
- 7 -
(午後3時49分 休憩)
(午後3時50分 再開)
堂場聰志副議長
休憩前に引き続き、会議を開きます。
追加日程第2、選挙第 2 号議長の選挙を行います。お諮りいたします。
選挙の方法は、従前の例によりまして、地方自治法第 118 条第 2 頄の規定により指名
推薦によりたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(
「異議なし」と呼ぶ者あり)
ご異議なしと認めます。
よって、選挙の方法は、指名推薦によることに決しました。
お諮りいたします。
指名は副議長において指名することにいたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(
「異議なし」と呼ぶ者あり)
ご異議なしと認めます。
よって、副議長において指名することに決しました。
議長に、阿部良富議員を指名いたします。
お諮りをいたします。
ただいま、副議長において指名いたしました阿部議員を議長の当選人と決定すること
にご異議ありませんか。
(
「異議なし」と呼ぶ者あり)
ご異議なしと認めます。
よって、ただいま指名いたしました阿部議員が議長に当選されました。
ただいま、議長に当選されました阿部議員が議場におられますので、会議規則第 32
条第 2 頄の規定によって、本席から当選の告知をいたします。
阿部議員に、議長の当選承諾の挨拶をお願いいたします。
阿部良富議長
それでは一言ご挨拶を申し上げます。ただいまの議長選挙にあたり議員各位の温かい
ご推挙により組合議会議長の要職に就任させていただくことになりました。身に余る
光栄でございます。もとより浅学非才でありまして、その器でないことをよく承知し
ておりますが、ご推挙を受けました上は、身を挺してそのご厚情に応えられるよう覚
悟をいたしているところであります。
特に、広域議会という特性がございますので、4町村の意見を尊重しながら議会が円
満に運営できるよう努力する所存であります。
議員各位におかれましては、ご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げ、また、
- 8 -
組合当局にも今後のご指導をお願いし、就任のあいさつとさせていただきます。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
堂場聰志副議長
議長選挙が終了いたしましたので、私の職務を解かせて頂きます。
大変ご協力ありがとうございました。
議長交代のため、暫時休憩をいたします。
(午後3時54分 休憩)
(午後3時55分 再開)
阿部良富議長
休憩前に引き続き、会議を開きます。
お諮りいたします。
先刻の正副議長の異動に伴い議席の一部変更を日程に追加し、追加日程第3として、
直ちに議題としたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(
「異議なし」と呼ぶ者あり)
ご異議なしと認めます。
したがって、議席の一部変更を日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしま
した。
阿部良富議長
追加日程第3、議席の一部変更を議題といたします。
議会運営に関する申し合わせにより、議長の議席は最終番、副議長の議席は最終 2
番とすることになっておりますので、会議規則第 4 条第 3 頄の規定により、1番浜頭議
員を 2 番議席に、2 番阿部議員を 8 番議席に、8 番田中議員を 1 番議席へそれぞれ変更
いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
(
「異議なし」と呼ぶ者あり)
ご異議なしと認めます。
よって、ただいまのとおり議席を変更することに決定いたしました。
事務局員が議席札の変更を行いますので、ただいま決定のあった議席にお着きを願い
ます。
暫時休憩いたします。
- 9 -
(午後3時57分 休憩)
(午後3時58分 再開)
阿部良富議長
休憩前に引き続き、会議を開きます。
日程第6、行政報告を行います。
組合長からの報告の申し出があり、これを許します。組合長。
村瀨優組合長
ただいま新たに阿部議長さん、堂場副議長さんが就任をされたところであります。心
からお祝いを申し上げ、今後ともご指導よろしくお願いを申し上げるところでありま
す。
それでは、3 月の定例会以降の主だった事柄につきまして、ご報告をさせていただき
ます。
はじめに、火災の発生状況についてであります。
3 月の定例会以降の火災件数は、広尾町におきまして建物火災 1 件、野火 1 件、大樹
町におきまして建物火災 2 件、車両火災 1 件で、管内合計は 5 件となりました。本年に
入り、すでに 7 件の火災が発生しており、前年同期に比べ 1 件の増、損害額につきまし
ては、残念ながらそれを大きく上回る 4,552 万 7,000 円となり、貴重な財産が失われて
おります。
次に 2 点目であります、役職員と消防団副団長の異動状況についてであります。
はじめに、
(1)の副組合長の就任であります。まず、このたび住民の期待を担い、め
でたく当選の栄を得られました伏見町長、そして岡出村長には引き続き、副組合長をお
勤め頂きまして、消防行政の充実に一層の連携を賜りますようお願い申し上げます。
今回新しく副町村長に選任され、組合規約に基づき副組合長に就任を頂く、お二方を
改めてご報告をいたしたいと思います。5 月 9 日付で就任されました更別村の三好光幸
副村長、それから 5 月 20 日付けで大樹町副町長に就任されます酒森正人さんでありま
す。
副町村長の皆さんには、4 町村間の実務部門について、特にお力添えをお願いするも
のであり、議員皆様のご支援につきましても、よろしくお願い申し上げる次第でありま
す。
(2)の職員の異動状況につきましては、行政報告別冊資料、番号 1 の機構図により
まして、4 月 1 日付の概要を申し上げるところであります。
はじめに、署長人事につきまして更別支署に山内昭男君を、中札内支署に米山弘君を
それぞれ任命しております。管理職への昇格は 3 名で、広尾消防署で 2 名、更別支署で
1 名であります。
新規採用につきましては、広尾消防署 2 人でありまして、職員現在数は 80 人となっ
ております。
- 10 -
職員の人事異動に伴いまして、本日、上程をお願いしております補正予算第 3 号にお
いて人件費の整理を図っておりますので、よろしくお願いいたします。
(3)の消防団副団長の異動につきましては、4 月 1 日付で副団長 2 名の交代がありま
したので、別冊資料番号 2 により申し上げます。まず、更別消防団の鈴木英治さんが 3
月末に退団され、後任に分団長であった田中康雄さんが就任され、また、中札内消防団
の砂田仁司さんが分団長に発令換えとなり、後任には、今回、組合議員となられた笠松
直さんが就任されたものであります。
3 点目であります。各消防団の春季消防演習についてであります。管内 4 消防団の春
の演習日程が記載のとおり実施されるところであります。消防団員の皆さんが地域防災
のため、日夜ご尽力されている訓練成果を披露する機会でありまして、組合議員の皆さ
んにおかれましても、それぞれ励ましを頂ければ幸いと思っております。
4 点目についてであります。消防功労による褒章受章者についてであります。4 月 29
付け春の褒章発令にあたり、現広尾町消防団分団長の工藤博さんが藍綬褒章を受章され
ました。工藤分団長は、昭和 42 年 1 月に入団されて以来、44 年余の永きにわたって在
職され、現在は、豊似分団長として第一線でご尽力頂いております。
東日本大震災の影響から春の栄典すべての閣議決定が6月までズレ込むとの連絡が
入っておりますが、発令期日を変更しないものとして知事を通じて内示がありました。
このたびのご栄典に心から慶祝を申し上げたいと思っております。
5 点目であります。緊急消防援助隊の派遣状況についてであります。別冊資料の番号
3 により概要を申し上げます。
東日本大震災被災地に対しましては、全国民の絆を力に様々な支援、救援活動が行わ
れておりますが、消防機関におきましても、消防庁長官の指示により、3 月 11 日の地
震発生直後から緊急消防援助隊が全国から派遣され、被災地の消防応援に全力を挙げて
いるところであります。
1 の全国及び 2 の北海道の状況につきましては、記載のとおりでありますのでお目通
しをしていただきたいと思っております。
次に 1 枚進んでいただきまして、3 の本組合の対応についてであります。宮城県石巻
市に 2 隊 5 人を派遣いたしております。
第 1 回派遣は 3 月 25 日から 3 月 30 日までで、第 5 次北海道隊の後方支援として、広
尾消防署の資機材搬送車 1 台と消防本部の坂田副士長、広尾署の北山副士長の 2 名を派
遣し、新潟県隊と連携し石巻市の人命検索活動、火災警戒にあたってきております。
第 2 回派遣は、4 月 5 日から 4 月 11 日までで、第 8 次北海道隊の救急部隊として広
尾消防署の高規格救急自動車1台、隊員については、大樹署の杉山司令補、中札内支署
の山澤士長、更別支署の小寺士長の 3 名を派遣し、石巻市全域の救急活動にあたってき
たものであります。当然の任務とは言え、過酷な環境の下、被災地住民の求めに的確な
対応を果たして頂き、無事に帰任した各隊員につきまして、改めて敬意と感謝を申し上
げるものであります。なお、今回の対応に際し、派遣経費の専決処分を行っております
- 11 -
ので、よろしくお願いを申し上げます。
最後になりますが、消防車両製造契約等の締結についてご報告を申し上げます。まず
(1)でありますが、広尾署発注の水槽付消防ポンプ自動車製造請負工事についてであ
ります、契約の相手方は、札幌市の田井自動車工業株式会社、契約額は 3,549 万円、工
期は平成 24 年 3 月 29 日であります。
(2)の大樹署発注の水槽付消防ポンプ自動車Ⅱ型製造請負工事について、契約相手方
は、同じく札幌市の田井自動車工業株式会社、契約額は 4,473 万円、工期は平成 24 年
3 月 31 日であります。
(3)であります。大樹署発注の指揮広報車購入事業についてであります、相手方は、
大樹町の有限会社三浦自動車工業、契約額 430 万 5,000 円であります。納期は平成 24
年 3 月 31 日であります。
以上で、行政報告を終わらせていただきます。
阿部良富議長
ただ今の報告に対し、確認したい点があれば、発言を許します。
(
「なし」と呼ぶ者あり)
ないようですので、以上で行政報告を終わります。
阿部良富議長
日程第7、同意第 1 号、南十勝消防事務組合監査委員の選任についてを議題といたし
ます。
地方自治法第 117 条の規定によって、黒田 和弘議員の退席を求めます。
(5番 黒田 和弘議員
退席)
提案者から提案理由の説明を求めます。組合長。
村瀨優組合長
議案書 1 ページであります。同意第 1 号についてご説明申し上げます。
更別村議会議員の任期満了に伴いまして、議員のうちから選任いたします監査委員が
欠員であります。
つきましては、このたび中札内村議会から選任されました黒田和弘議員にお願いした
いとするものであります。
黒田議員におかれましては、長年、村の職員をお勤めされ、総務財政課長、出納室長、
会計管理者を歴任されており、まさに適任であります。
黒田議員の選任に対しますご同意につきまして、よろしくお願いを申し上げます。
なお、今回、任期満了となられました高橋議員におかれましては、4 年間監査委員と
- 12 -
してご指導いただきましたこと、心からお礼を申し上げるところであります。
以上であります。
阿部良富議長
ただいま提案者の説明が終わりました。
お諮りをいたします。
ただいま議題となっております同意第 1 号は、人事に関するものでありますので、質
疑、討論を省略の上、直ちに採決に入りたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(
「異議なし」と呼ぶ者あり)
ご異議なしと認めます。
したがって、本案については質疑討論を省略の上、直ちに採決することに決しました。
これより、同意第 1 号について採決いたします。
同意第 1 号、南十勝消防事務組合監査委員の選任については、これを同意することに
ご異議ありませんか。
(
「異議なし」と呼ぶ者あり)
ご異議なしと認めます。
よって、同意第 1 号は原案のとおり同意することに決しました。
黒田和弘議員の除斥を解除いたします。
暫時、休憩いたします。
(5番
黒田 和弘議員
入場)
(午後4時10分 休憩)
(午後4時10分 再開)
阿部良富議長
休憩前に引き続き、会議を開きます。
ただいま、黒田議員が監査委員としての同意を受け、選任されましたことをお伝えい
たします。
この際、黒田議員より監査委員就任のご挨拶をお願いいたします。
黒田和弘議員
それでは、選任頂きました黒田でございます。ただいま、私の監査委員選任に対しご
同意をいただきまして、誠にありがとうございます。もとより、私、浅学非才ではござ
いますが、須田代表監査員のご指導を得ながら、南十勝消防事務組合の公正かつ効率的
な行財政運営に寄与できるよう監査委員の職務に努力する所存でございます。
- 13 -
議員各位のご支援とご協力をお願い申し上げまして、監査委員就任にあたってのあい
さつとさせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
阿部良富議長
日程第8、承認第 1 号、専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。
提出者に説明を求めます。組合長。
村瀨優組合長
議案書 2 ページであります。承認第 1 号、専決処分の承認を求めることについて、ご
説明申し上げます。
緊急消防援助隊の派遣経費を追加する平成 23 年度南十勝消防事務組合一般会計補正
予算第 1 号について、特に緊急を要し、議会を招集する時間的余裕がないことが明らか
でありましたので、地方自治法第 179 条第 1 頄の規定によって、平成 23 年 4 月 4 日付
で専決処分といたしましたので、同条第 3 頄の規定により議会にご報告し、承認を求め
ようとするものであります。
補正の内容につきましては、消防長に補足いたさせますので、よろしくお願いいたし
ます。
阿部良富議長
消防長。
工藤滋消防長
それでは、平成 23 年度補正予算第 1 号の補足説明をさせていただきます。
議案書 4 ページ、第 1 条関係でありますが、本補正は、歳入歳出予算の総額に 107
万 3,000 円を追加し、補正後の予算総額を 9 億 4,028 万 9,000 円としたものであります。
議案書 1 ページ第 1 表をお願いいたします。
また、お手元にある第 1 号補正の事頄別明細書とともにお願い申し上げます。事頄別
明細書は 2 ページをお開き頂きたいと思います。
まず、歳入につきましては、消防組織法に基づく緊急消防援助隊活動経費の主たる財
源としまして、新しく 7 款国庫支出金、1 頄国庫負担金を設定し、1 目消防補助負担金、
1 節緊急消防援助隊活動費負担金として 107 万 3,000 円を計上したものでございます。
次に、3 ページ歳出につきましては、2 款 1 頄同額 152 万 9,000 円の計上でございま
す。なお、算定にあたりましては、出動が確定しておりました北海道隊第 8 次派遣のほ
かに、被災地における時点の状況からして、追加要請があった場合に迅速に対応するた
- 14 -
め、活動費 1 隊分を上乗せたものであります。
計上の内訳でありますが、時間外勤務手当 43 万円、旅費 20 万 4,000 円、需用費にお
きましては燃料調達、野営の食糧、装備品購入に 61 万 1,000 円、12 節役務費におきま
してフェリー乗船料等 9 万 4,000 円、14 節でフェリーの自動車運賃 17 万 8,000 円、18
節におきましてラジオ購入費 1 万 2,000 円となっております。5 款予備費、減額 45 万
6,000 円は財源調整であります。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
阿部良富議長
提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑の発言を許します。
質疑はありませんか。
(
「なし」と呼ぶ者あり)
ないようですので、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。
本案は討論を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。
(
「異議なし」と呼ぶ者あり)
ご異議なしと認め、討論を省略いたします。
これより、承認第 1 号、専決処分の承認を求めることについてを採決いたします。
お諮りいたします。
本案については、これを承認することにご異議ありませんか。
(
「異議なし」と呼ぶ者あり)
ご異議なしと認めます。
よって、承認第 1 号は、これを承認することに決しました。
阿部良富議長
日程第9、報告第 1 号並びに日程第10、報告第 2 号、専決処分の報告について 2
件を、一括して議題といたします。
提出者の説明を求めます。組合長。
村瀨優組合長
ただいま、一括上程となりました専決処分の報告 2 件についての提案説明を申し上げ
たいと思います。
まず、議案書 7 ページをお開き頂きたいと思います。7 ページの専決第 2 号につきま
しては、今年 3 月、中札内村管内で発生しました広尾救急車の車両物損事故による損害
賠償についてであります。相手方と和解をし、損害賠償の額を定める必要が生じたもの
- 15 -
であります。
議案書 9 ページの専決第 3 号についてであります。当該損害賠償の執行並びに公用車
の修理に要する平成 23 年度南十勝消防事務組合一般会計補正予算第 2 号であります。
2 件いずれも、地方自治法第 180 条第 1 頄の規定に基づき、人身事故を除く 1 件 100
万円未満の交通事故事案につきまして、専決処分事頄の指定議決を受けておりますの
で、平成 23 年 5 月 6 日付で専決処分の措置をとらせていただいたところであります。
同条第 2 頄の規定によりまして、今議会にご報告を申し上げるところあります。
詳細につきましては、消防長に補足いたさせます。よろしくお願いいたします。
阿部良富議長
消防長。
工藤滋消防長
報告第 1 号乃至報告第 2 号についての補足説明をいたします。はじめに、報告第 1
号を申し上げます。7ページをお願いいたします。
平成 23 年 3 月 18 日午前 10 時 26 分頃、国道 236 号中札内村栄東 4 線 168 番地先の交
差点、花畑牧場入り口にあたる場所でございますが、帯広市に転院搬送中の広尾署の救
急自動車が赤信号を徐行して進入したところ、青信号を進入してきた相手車両と接触
し、双方車両に損害が生じたものであります。
和解の相手方は、記載のとおりであります。和解の内容は、双方がそれぞれの過失割
合に応じた損害賠償金の支払のあと、本件に関しては、裁判上、裁判外において一切の
異議の申し立て、請求を行わないとしたものであります。
和解による損害賠償の額は 6 万 8,838 円で、本組合の過失割合は 20%となっており
ます。
次に、10 ページをお開き願います。専決第 2 号に付随して措置いたしました、平成
23 年度南十勝消防事務組合一般会計補正予算第 2 号についてでありますが、第 1 条の
歳入歳出予算の補正として、44 万 4,000 円を追加し、補正後の総額を 9 億 4,073 万 3,000
円としたものであります。11 ページの第 1 表につきましては、お手元の事頄別明細書
により申し上げたいと思います。第 2 号補正の事頄別明細書 2 ページからお開き願いた
いと思います。
歳入につきましては、5 款 2 頄におきまして、1 目雑入 14 万 4,000 円の追加は、全国
自治協会から補てんされます賠償共済金と公用車の損害共済金であります。2 目、弁償
金 30 万の円の追加は、相手方からの弁償金となります。
3 ページ歳出につきましては、3 款 1 頄 1 目に 44 万 4,000 円を計上したものでありま
して、11 節が公用車の修繕料、22 節が相手方に対する自動車損害賠償金であります。
以上でございますが、組合長の指示を賜りまして、事故の再発防止につきまして、現
在、組織を挙げて内部検証等に取り組んでいるところでございます。何とぞ、ご理解の
- 16 -
ほどよろしくお願い申し上げます。
阿部良富議長
説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
(
「なし」と呼ぶ者あり)
ないようですので、これで質疑を終わります。
これにて、報告第 1 号並びに報告第 2 号を終了いたします。
阿部良富議長
日程第11、議案第 7 号、平成 23 年度南十勝消防事務組合一般会計補正予算(第 3
号)についてを議題といたします。
提出者の説明を求めます。組合長。
村瀨優組合長
議案書 12 ページであります。議案第 7 号について提案理由を申し上げます。
本案につきましては、平成 23 年度南十勝消防事務組合一般会計補正予算第 3 号をお
願いするものであります。
今回の補正は、4 月の人事異動に伴い、共済組合負担率の改定分と併せまして、人件
費の補正が主な内容であります。歳入におきましては、繰越金で歳入調整を行ったうえ
で、構成町村に負担金の増減調整をお願いしたものであります。
補正の規模としましては、歳入歳出それぞれ 294 万 8,000 円を減額し、補正後の予算
総額を 9 億 3,778 万 5,000 円とさせていただきたいものであります。
詳細につきましては、消防長に補足説明させますので、よろしくお願いいたします。
阿部良富議長
消防長。
工藤滋消防長
それでは、補正予算第 3 号につきまして、補足説明いたします。
本補正の事頄別明細書をご用意頂きまして、2 ページをお願いしたいと存じます。ま
た、議案書は、末尾の第 1 表をお願いしたいと思います。
歳入から申し上げます。1 款 1 頄負担金、減額 428 万 6,000 円は、本年第 1 回目とな
る人件費の精算、さらに繰越金の歳入調整によりまして、構成町村の負担金を更正させ
ていただくものであります。
町村別内訳につきましては、説明欄のとおりであります。
- 17 -
4 款 1 頄繰越金 133 万 8,000 円の追加は、大樹、更別署について、確定見込額の計上
であります。
次に 3 ページをお願いいたします。歳出につきましては、組合長からもありましたよ
うに、人事異動の伴う人件費の精算のほか、事務事業経費の調整が主なものでございま
す。
3 款 1 頄常備消防費は、減額 296 万円の補正であります。所属別としまして、1 目広
尾消防署費 231 万 5,000 円の追加計上につきましては、人件費ほか、18 節備品購入費
におきまして、地域防災応急対策活動配備動員マニュアルというものがございまして、
これに基づき設置いたします消防対策本部の情報収集用テレビ 2 台の更新費でござい
ます。
2 目大樹消防署費 53 万 8,000 円、3 目更別支署費 128 万 5,000 円の追加計上、4 ペー
ジ、4 目中札内支署費減額 709 万 8,000 円は、それぞれ人件費でございます。なお、組
合長の行政報告にもございましたように中札内支署におきましては、村派遣職員 2 名の
帰任により 1 名減となりますが、新規採用 2 名分を確保したうえで職員数 15 人の予算
措置に修正を図ったものとなってございます。
最後に、3 款 2 頄非常備消防費、4 目中札内消防費 1 万 2,000 円の追加は、5 月 1 日
の算定基準日の消防団員数が 1 人増となりまして、消防団運営交付金を追加させていた
だきたいとするものであります。
以上でございます。よろしくお願い申し上げます。
阿部良富議長
説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(
「なし」と呼ぶ者あり)
ないようですので、これで質疑を終わります。
お諮りいたします。
本案は、討論を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。
(
「異議なし」と呼ぶ者あり)
ご異議なしと認め、討論を省略いたします。
これより議案第 7 号、平成 23 年度南十勝消防事務組合一般会計補正予算(第 3 号)
についてを採決いたします。
お諮りいたします。
本案を原案のとおり決することに、ご異議ありませんか。
(
「異議なし」と呼ぶ者あり)
ご異議なしと認めます。
よって議案第 7 号は、原案のとおり可決いたしました。
これをもちまして、本臨時会の日程を全部終了いたしました。
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以上で、平成 23 年第 1 回南十勝消防事務組合議会臨時会を閉会いたします。
どうもありがとうございました。
(午後4時31分 閉会)
この会議録は、事務局書記が記載したものであり、その内容が正確であることを証す
るため、ここに署名する。
南十勝消防事務組合議会議長
阿
部
良
富
会議録署名議員
松
本
敏
光
会議録署名議員
笠
松
- 19 -
直