母子保健における食生活支援に関する研究 要約 二 市町村主体での母子

平成8年度心身障害研究
r市町村に右ける母子保健事業の効率的実施に関する研究」
母子保健における食生活支援に関する研究
佐藤加代子1) 石田志子1)倉住玲子2)
杉本聖子3) 山本紘子4) 近藤文子5)
要約:市町村主体での母子保健事業実施における食生活支援体制のあり方を検討することを目的に、
初年度は一医療機関での妊産婦に対する支援の実態を調査し、地域内施設間および専門聯種間の連
携の必要性を提言した。次年度は、専門職種のあり方やその方法を検討することを目的に保健所に
おける専門職種間の連携状況および保健所と地域内施設間の連携状況の実態を把握した。その結果、
今後の行政がなすべき対策を具体化するためには、地域住民の評価が必要であると感じ、今回、助
産婦が在籍する保健所管内の市町村に居住する住民を対象に、母子保健に関する専門職種への二一
ズ調査を実施した。その結果、母子保健サービスにおける住民の二一ズが多岐多様であり、必ずし
も住民の二一ズにあっていない現状であった。多様化した住民の二一ズに対応するには、マンパワ
ー不足が重要な課題ではあることはいうまでもなく、専門職種の質の向上および効率的な支援方法
が不可欠である。効率的方法のためには多職種間の連携の強化、さらに地域内施設間の連携の強化
が重要であり、これらを裏付ける結果が得られた。
見出し語:母子保健事業、食生活指導、専門職種間の連携、地域内施設間の連携
研究目的:
調査対象は助産婦が在籍する福岡県三井保健所
市町村主体での母子保健事業実施における食生
管内の1市2町と、新潟市2保健所に乳幼児健診
活支援体制のあり方を検討することを目的とする。
のために来所した母親519名である。調査の内
今回、今後の行政がなすべき対策を具体化するた
容は妊娠出産・育児に関する相談の現状および要
めには、地域住民の評価が必要であると感じ、助
望についてである。
産婦が在籍する保健所管内の市町村に居住する住
調査の方法はアンケートおよび聞き取り調査で
民を対象に、母子保健に関する専門職種への二一
あり、回収率は98%であった。対象の内訳は表
ズ調査を実施した。
1のとうりで、乳児期の栄養方法は母乳の割合が
研究方法:
高い地域である。
1)国立公衆衛生院 (The Institute of Public Health)
2)福岡県三井保健所(Hii Public Health Center,Fukuoka Prefecture)
3)福岡県保健環境部(Public Health and Enviroment Dept.of Fukuoka Prefecture)
4)新潟県東保健所(Higasi Public Health Center,Niigata Prefecture)
5)新潟市市民局衛生部(Public Health Dept.of Niigata Prefecture)
一373一
表1.対象の内訳
初経別
初産婦
4ケ月
健診
10カ月
健診
18ケ月
健診
合 計
経産婦
142’ 181
44.4)
55.6)
母親学級受講
し た
182
56.3)
しない
母 乳
児の栄養方法
混 合
人 工
147 84 92
141
43.了)
その他
0
45.5)
26.0)
28.5)
58
64
58
64
42
4了.5)
52,5)
4了.5)
52.5)
34.4)
15
12.3)
6’1
32
43.2)
17
10
16
23.0)
13。5)
21.6)
42
56.8)
42
56.8)
32
43.2)
31
41.9)
232 287 282 237 220
45.0)
55,0)
54.3)
45.7)
42.4)
116
22.4)
50.0)
『 椰
4
3.3)
合 計
323
62.2)
122
23.5)
74
163 20 519
100.0)
31.4)
14.3)
3.9)
単位:人,(%)
結果:
健所での母乳相談を望むもの14%、家庭訪問は
1。母乳に関する相談の現状
1割であり、電話相談は家庭訪問を上回っていた
混合あるいは人工栄養としたものの理由は、母
(図2)。
乳不足(70%)を挙げたもあが最も多く、退院
2)専門家に対する要望
後に母乳のことで心配の経験があるものは4割以
妊娠、出産、育児の期間に専門家の話しを聞く
上である。その多くは出産した施設、家族および
機会が多いと思われる内容16項目について、ど
友人・知人に相談しており、助産院、および保健
の専門家の話しを聞きたいかについて訪ねた(表
所での相談は各々1割以下であり、また心配した
2)。全体にみて食事や栄養に関することは栄養
ことがあったにもかかわらず相談していない母親
士に、産後の日常生活や家族計画のほか乳房マッ
もいた(図1).。
サージ等母乳に関することは助産婦に、異常時の
■出産施設での母乳相談
4.1覧 2.4%
11,5
磯
謄
5.8%
團出産した施設
囲友人・知人
14.2%
0,6%
むじ お
セフコ ズ
図1母乳に関する相談相手の現状
図2母乳を継続するために希望する授助
2,妊娠出産・育児に関する相談の要望
対処法・子どもの発育・発達、・予防接種に関する
1)母乳に関する相談への要望
ことは医師に、生活や保健に関することをはじめ
母乳を継続するために希望する援助として、出
全般にわたる内容を保健婦に希望するするものが
産した病院や助産院などの施設で継続した事後の
多かった。しかし母親の希望する職種が分散して
対応、電話相談、無料の母乳相談が各々2割、保
いる項目として母乳分泌促進の為の食事援助に栄
︻1
34
ゆφoっ
N專
一.5
一φoり
戸.苺
卜N
N.F
O.戸
卜㎡
φ.卜寸
。。の。
Oぐ寸
oの
OめO
N.O寸
N。
寸.寸。う
N.①寸
。.=
Oφ寸
Oφ卜
。ぜ
寸.卜
の.二
①.m
N.0。っ
N.鋸
。.。うN
一.oっ︻
ゆdN
O.N寸
ゆ.N
N.三
〇一
ゆ.O。,
N.N[
N.①。っ
O.コ
。ドN
の.=
寸ぜ。り
。d
NNF
O.O
P.ON
。.。oサ
N.〇一
Fφ
の.oり一
N.F
①.NN
N,u,。o
O.萬
O.F
戸ぜ
N.。D
0φF
m.N
。6
。.一
トめ
寸卜
町釈ヨ
寸.8
O.三
①.①
m.窪
卜㊦
O.等
.oo.寸。
0.oo戸
O。F
。.。D。
〇一N
卜.。o卜
曜釈。F
NN一
O.。
O.口
灯卜
町寿oっF
一φ
O.O
寸.卜
寸φ
卜.の
校b欄e刈序
斑鞭螺KムゐK
寸.u,
m.F
砥奉寸
トめ
ω.oう
N。う
O.oりoo
嶋.。っ甲
助.二
。05一
甲φ
頃.。う胃
卜.卜
。㎡ド
。ぜ
φdd
りト
噂。倒
①.雪
。ぜ
O。う
O.寸
N。①。う
寸.一
寸.臼
N.專
NN一
殴枳⋮
O.。り寸
O.O
N.ト一
卜。,
的dN
寸卜
町む。っF
駿 遡 爵
皿も寸
響﹃L紳
︵イ︶麟く 齢 擢輩興
脛釧紐田e遜遡
榴※e鰹脚
嘲取輯雌e鯉遡
蹄蟹e直序自綱
團お逃掻・拠州担e鰹製
細螺・剛督e伸
翼懸胆頬e伸
樹狭e怜
頒桓e翫−わ塾卜腿醇
厩蟹e奮翼卜昭﹀蝿如醜嘩
鵜儲刃ー聾会ふト
択9蝦e訴費
痴蔵演e酋聾曜e帥簸鰍e呼
騨覇握酷
O.。
寸一
。φO
。.蚕
ゆ曽
。.OO
旧.。っの
寸ドm
N.N
O卜
O.一
。.F
O.oうO
O.トの・
。.戸
O.寸。
寸
ド︾oう
寸.oっ
卜.蔦
興寿寸
皿娼。。一
。o
寸Noo
。ドト
P.。oの
瞬d
寸め
m.祠
一ぐ
N吋
面凶
m.N
マφ
卜.N
N§
NN[
皿塾寸
O
Oぜ
卜.N
。ご
ゆd
ゆ.一
Ndド
Oφ
寸ト
町寂O一
刊 測 駅
『
oo
卜雨
寸一
ゆ.。o戸
卜.N
ω05
寸.卜
的φ
Fぜ
No5
Nd
。.蚕
寸.[
の.。うF
F︾
Oφ
卜三
Fぜ
卜三
殴碁oっ祠
喪 越 瞳
}
3循
一
寸.旧
四.。っ
0曽
Fφ
0ゴ
ゆ雨
OφF
O岡
町お寸
NNF
町枳。一
一.。っ
卜.。。
寸卜
興お。⇒F
膿 團
oり
oっ
。,
︵¢扁ゆb較り蕪嚥友︶響E榊二翼椥置如麗.N粥
φ
oo
ー
。
卿.
。り
馨
。
。っ
卜
。っ
oり
1
。,
F.
。o
。D
P
1
。。
。o
1
F.
①
羅
ー
oo
O
oo
1
u,
。う
ー
o
ー
ー
ー
oう
i
F,
。う
。,
ー
uっ
。o
。っ
『
ー
戸
oっ
9
一
oo
O
。り
專
霧
ぴっ
O
O
oり
。っ
。o
。っ
寸
N
oり
。o
①
割
oo
1
oり
っ
等
斜
田
oo
。り
。う
oっ
oり
り
。o
。っ
o⇔
1
oo
一.
。o
寸
oo
。D
■一
。,
oo
oう
oり
二舶ρ秒鶉
“り
。
O
u,
う
ヨ
oo
。
。o
u,
寸
N
oっ
oD
。。
。D
oD
養士(65%)、と助産婦(25%)に、アレルギーの
域内の施設間の連携状況の実態を把握した。そし
食事援助は栄養士(65%)、医師(23%)・離乳食
て、今回、助産婦が在籍する保健所管内の市町村
の援助は栄養士(43%)、保健婦(43%)であり、
に居住する住民を対象に、母子保健に関する専門
また子どもの成長、発達は医師(46%)、保健婦
職種への二一ズ調査を実施した。
(37%)に、予防接種は医師(65%)、保健婦(36%)
今回の調査で、出産、家族計画、乳房マッサー
に、産後の体重管理は保健婦(33%)、栄養士(24
ジなどに関することは助産婦に期待が高く、食事
%)、助産婦(20%)に・産後の日常生活は助産婦
や栄養に関することは栄養士、子どもの異常時の
(44%)、保健婦(33%)など、異なる専門職種が
対処法、子どもの発育・発達や予防接種に関する
求められている事が分かった。しかし、子どもと
ことは医師に、保健や生活に関することは保健婦
の遊び方やストレス発散法については他の項目に
を挙げたものが多かった。さらに、希望する職種
比べて職種にこだわらない希望が多かった。また
が分散している項目をみれば、母乳分泌促進の為
子どもの月齢別(4ヵ月、10カ月、18カ月)に希
の食事援助は栄養士と助産婦に、アレルギーの食
望専門職種を検討したが、その差は見られなかっ
事援助は栄養士・医師・離乳食の援助は栄養士・
た。さらに助産婦が保健所に3人いる地域と1人
保健婦・また子どもの発育・発達・予防接種は医
いる地域におけるその差は助産婦が3人いる地域
師、保健婦、産後の体重管理は保健婦、栄養士、
に恥産婦を希望する項目が多かった。
助産婦、産後の日常生活は助産婦、保健婦などで
3)相談形式に対する要望
あり、異なる専門職種が求められている事が分か
現在・専門家に相談したい悩みのある母親が・
った。いわゆる指導内容の幅広さや奥深さを求め
4カ月児で32%、10カ月児17%、18カ月児16%で
ていることが伺われて専門職種間の連携体制の必
あった。相談の方法は、集団よりも個別を希望す
要性が問われる結果である。鈴木ら6)によると、
るもの、また家庭訪問よりも電話相談を希望する
勤務栄養士の76%が乳児の食物アレルギーの栄
ものが多かった。相談内容は母乳、離乳食、アレ
養指導を実施し、同時に栄養士のほとんどがアレ
ルギー、母親のストレス、兄弟への対応に関する
ルギーに関する知識の習得を望んでおり、我々の
内容が主であった。
調査でも指導上で困った経験のある栄養士のほと
考察:
んどがアレルギーに関する内容であった2)。母子
市町村主体での母子保健事業実施における食生
保健事業において、助産婦、保健婦あほとんどが
活支援体制のあり方を検討することを目的に、特
食生活支援を行い、その8割が困った経験をして
に妊娠、出産、育児期の食生活支援に焦点をあて
いた2)。特に、母乳分泌促進の為の食生活支援に
て検討した。初年度は一医療機関での妊産婦に対
ついては助産婦、栄養士、保健婦のどの職種もそ
する支援の実態を調査し、次年度は、専門職種の
の6割が連携体制度を望んでいた2)。湯沢らの専
あり方やその方法を検討することを目的に保健所
門職種に対する結果でも訪問指導上のチームを組
における専門職種間の連携状況および保健所と地
むべき機関や職種、あるいは訪問時に不足してい
一376一
る情報や知識・技術が多々挙げられているように
6)
民の二一ズに対応した支援の為には、異なる
谷式の食事評価をわからないと答えていた1)。ま
た、福岡県の調査でも出産した場所と保健所の指
専門職種間の連携が大切であることが分かった。
導内容の食い違いを指摘した声もある3)。また、
しかし、多職種との連携の場となるべきカンファ
退院後に母乳に関する相談の半数以上が出産した
レンスや勉強会の実施率は地域によって異なり、
病院に相談し、家庭訪問に分娩介助担当の助産婦
参加する職種にも地域差がみられた。どの事業に
を挙げたものが多かった3)。小田切らの調査でも
おいても保健婦の参加率は高いものの、栄養士は
同様の結果である6)ことから、母親の混乱を避た
事業によっての参加であり、医師の参加率は他の
食生活支援には行政における助産婦、栄養士、保
職種に比べてかなり低かったが2)、効果的な援助
健婦、医師などの専門職種間の連携体制および行
提供の為にも多くの専門職種の参加が望まれる。
政と病院など地域内施設間の連携強化が大切であ
母乳保育を推進する地域においては、乳房マツサ
ると考える。
ージを助産婦に、母乳促進の為の食事は栄養士を
母乳に関して相談先がわからなかったり、心配
より求めていた。また保健所に助産婦が3人いる
があっても相談しなかったものがみられた。福岡
地域と1人いる地域では、3人いる地域に住民の
県の報告で新生児期に母乳相談をした経験のない
期待が大きく、栄養士が2人と1人では2人の地
ものが6割、また相談しても問題解決できなかっ
域に期待の大きいことも明らかとなり、マンパワ
たものが3割である3)。今回、母乳を続ける為の
ー不足も大きな課題である。現段階での市町村栄
援助として、出産した病院や保健所などでの電話
養士の配置率は低く、助産婦のそれは栄養士以上
相談や、相談窓口を望むものが多かったが、母親
である。湯沢らは、家庭訪問できないことが、保
学級などの出産前の対応よりも出産後の対応やフ
健所に比べて市町村に多く、訪問できない理由に
ォローを望んでいると思われる。電話相談の希望
マンパワー不足であることを述べ、今後の市町村
は家庭訪問を上回っていたが、福岡県の報告でも
移譲に際レ、住民の二一ズにどこまで対応できる
家庭訪問を希望しないものが3割近くいた3)。ま
かを懸念している6)。一方、神谷らの報告では潜
た、小田切らの調査による経産婦も、家庭訪問よ
在助産婦の約半数に実働が期待できると6》述べて
り電話相談を望んでいるものが多いなど6)’現在、
おり、一時的には、研修や卒後教育の強化によっ
義務付けられている新生児家庭訪問のサービス体
て助産婦のマンパワー不足を補い得ると思われる。
制は必ずしも住民の二一ズにあっているとはいい
特に初産婦の食事今の関心は高く、複数の施設
きれない・今後は、従来の様に住民が相談に来所
で食事指導を受けており実践力が高い反面、必要
するのを待つ体制だけでなく、フォローの継続に
以上の食事コントロールがされていることがわか
重点を置き・潜在している問題の発見や解決に向
った1)。今回の調査は母乳を促進する地域であり、
けた積極的な働きかけも大切であると思われる。
桶谷式乳房マッサージ法を斡旋する施設のある地
以上、市町村における母子保健事業、特に妊産
域であったが、全国の保健所栄養士の70%が桶
婦の食生活支援を能率的また効率的に促進するに
一377一
は、まずは産科学の専門である助産婦、栄養学の
2)佐藤加代子、石田志子、杉本聖子、山下清香、
専門である栄養士、医学の専門である医師および
上田睦子、山本紘子、平啓子、一新谷秀子:母子保
保健学の専門である保健婦の充足が先決であり、
健における食生活支援に関する研究・平成7年度
専門分野をより大切にした上で多職種間の連携を
厚生省心身障害研究報告書、市町村における母子
はかり、共通基盤に立った体制が必要であること
保健事業の効率的実施に関する研究、330∼335,
を裏づける結果が得られた。さらに、地域内施設
1996.
間の連携の強化は、住民の二一ズに沿った地域全
3)日本看護協会福岡県支部 助産婦機能委員会
体を担う総合的な健康告理システムの充実に結び
調査研究報告1986=「これからの助産婦は地域住
つき、より効果的な行政の保健サービスの提供に
民の二一ズにいかに応えるべきか」
つながると思われる。
4)福岡県調査報告:r哺育(母乳)相談ネット
引用文献・参考文献:
ワーキングについての調査」(第2報)
1)佐藤加代子、石田志子、木村ひづる:妊産婦
5)地域母子保健活動一三井保健所管内状況一
の食生活の支援に関する研究、平成6年度厚生省
6)平成7年度厚生省心身障害研究報告書、市町
心身障害研究報告書、市町村における母子保健事
村における母子保健事業の効率的実施に関する研
業の効率的実施に関する研究、320∼325、1995.
究、1996,1997.
Abstmct
Research on daily diet supporting system of antenatal and c轟ild−rearsi㎎mothers
KayokoSato1},Motokolsida1),Reik・kurasumi2》,SeikoSugimoto3),IlirokoYamamoto4),
Fumiko Kondo5)
Su㎜ary:ToinvestigatethesupPortingsystemsofdailydietforantenatalandchild−rearing
motherswithinthelocalarea,wehadafact−findingoftheminamedicalclinicinthefirst
year.Andweproposedani皿portanceofthecooperationbetweenlocalmedicalclinics,public
health centerand individual member of medical staff.The fol lowing of that we researched the
actualcooperativesituationbetweensomelocalmedicalclinics,publichealthcenterand
individualmemberofstaff,andinvestigatedthesupPortingsysteminthenextyear.Thenwe
researchedaboutsupPortingde皿andsbymedicalorpublchealthstaffsintheareawherethey
havemidwivesintheirpublichealthcenter.lt’sclarifiedthattheyhavevarietyofdemands
andtherealstat弓・fsupP・rtingsystemsaren・talwayssuitablef・rtheirdemands・The
imperativethingstosatisfytheirvariousdemandsarenotonlytosolvethelackingstqffsbut
tobrushupstaffsanddiscussabouteffectivesyste皿.Wecouldconfimthei叩ortanceof
reinforcementofthecooperationbetweenlocalmedicalclinicsandpublichealthcenters,and
also between med ical sutaffs wi thin the local area.
378_誌