資料1 島根ユビキタス特区 デジタルサイネージに向けた地域情報配信の実証実験の概要 ○情報配信システム ITU (International Telecommunication Union:国際電気通信連合)勧告でマルチメディア配信国際標 準として認められている MediaFLO を用いて、島根ユビキタスプロジェクトにおいて実験試験局の免許を 取得している株式会社メディアスコープと共同しながら実証実験を実施。今回実施する MediaFLO の地域 マルチキャストシステムとしての利用や、クリップキャスト機能を使ったデジタルサイネージ向け情報配 信などは世界初の実証実験となっている。 (株式会社メディアスコープ:島根県松江市 URL:http://www.ms-ltd.co.jp/) (クアルコムジャパン株式会社:東京都 URL:http://www.qualcomm.co.jp/) ○デジタルサイネージ表示端末 島根ユビキタスプロジェクトの実証実験に参画している日本サムスン株式会社の液晶ポスター表示シ ステム「ハルヱとケイジ」32 インチを 8 台、24 インチを 2 台使用。その他 7 インチの小型デジタルフォ トフレーム 10 台を使用。合計 20 台の端末に向けて情報配信を行っている。 (日本サムスン株式会社:東京都 URL:http://www.samsung.com/jp/) ○モバイルサイトへの誘導 デジタルサイネージからモバイルサイトへの誘導の検証を行うため、フェリカポケットマーケティング 株式会社のリーダー/ライターを活用。サイネージを見た視聴者が携帯電話をこれにかざすことで、モバ イルサイトへの誘導を図り、アクセスログの解析を行う。 (フェリカポケットマーケティング株式会社:東京都 URL: http://www.felicapocketmk.co.jp/) ○コンテンツ 今回の実証実験では広告・販売促進関連の情報だけでなく、行政情報、地域のイベント情報、地域の歴 史情報など、広告情報と地域情報を組み合わせた総合的な地域チャンネルとして情報配信を実施。なお、 地域情報については、JAPAN 国際コンテンツフェスティバルの一つである東京コンテンツマーケットへの 出展実績を持つ Watodesign のオリジナルキャラクターを使用。 (Watodesign 武田和兎:島根県雲南市 URL:http://user.yoitoko.jp/adesign/) ○実証実験の実施場所 デジタルサイネージ表示端末の設置場所については、地域住民が日常生活において往来することが多い スーパーを地域コミュニティの場と捉え、実験対象地区にある地元スーパーである株式会社みしまや学園 店に協力をいただき、買物客など幅広い年齢層に向けて情報配信を実施。 (株式会社みしまや:島根県松江市 URL:http://www.mishimaya.com/index.html) ○実証実験の効果検証 メディア/コンテンツに関する専門的知見を有するメディアラグ株式会社にアドバイスをいただき、今 後の地域におけるデジタルサイネージのコンテンツ開発などについて検討を行う。 (メディアラグ株式会社:東京都 URL:http://www.mediarag.jp/)
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