一般質問要旨 - 紫波町議会

紫波町議会定例会一般質問通告書(写)
平成24年定例会3月会議
質問議員
[1]
2番
作山秀一
質
問
の
内
容
○紫波町観光振興計画について
答 弁 を
求める者
町長
1
平成23年3月策定された「紫波町観光振興計画」は、実施
より11ヶ月が経過した。定例会12月会議において、計画推
進のため関係団体とアクションプランを1月に協議するとあっ
たが、作成の進捗状況および今後商工会との取り組みについて
伺う。
2 東日本大震災で落ち込んだ東北観光の需要喚起が目的で観光
庁が 3 月から開催する「東北観光博」また、観光客800万人を
目指す4月から6月まで行われるJRグループの大型観光企画
「いわてデスティネーションキャンペーン」および盛岡で 5 月
26、27 日に「東北六魂祭」が開催される。町の観光振興計画策定
において平成27年度には交流人口200万人を目標数値とし
ているが、開催される観光キャンペーンの観光客誘致策につい
て町は、観光交流協会とどのように推進しているか伺う。
○紫波町運動公園施設整備について
町長
1
陸上競技場は第4種公認競技場で、トラックはアンツーカー
舗装である。トラック競技においては、全天候舗装と比べ記録
が出ず、県大会レベルの競技は行われていない。町は第二次総
合計画施策方針を示しているが、陸上競技場の全天候舗装への
整備について伺う。
2 平成22年度運動公園内駐車場を整備し165台の駐車スペ
ースとなったが、全施設を使い大会等スポーツを行う機会が多
くなり、まだ駐車スペースが不足している状況にある。今後の
駐車スペース確保に向けた整備について伺う。
○ナラ枯れ被害対策について
町長
1
町ではナラ枯れの被害はないか。また、調査の実施状況を伺
う。
2 平成23年4月より「紫波町森林整備計画」を策定し実施し
ているが、その中でナラ枯れ被害対策の方針は示されているが、
被害の初動対応を円滑に実施するためナラ枯れ被害初動マニュ
アルが必要ではないか。当局の見解を伺う。
[2]
13番
石川喜一
○公有財産の有効活用について
1
2
未利用公有財産の現状と将来の利活用方針について伺う。
例えば評価額の高いと思われる養鯉場跡地など、どのような
活用を図ろうと考えているのか伺う。
3 役場庁舎等事務所移転後の建物とその跡地、あるいは保健セ
ンター等の建物や土地について、いろいろ検討されていると思
うが、どのような利活用を考え、いつ頃までに結論を出すのか
伺う。
- 1 -
町長
質問議員
質
問
の
内
容
○子育て環境の整備について
答 弁 を
求める者
町長
1
町の中央地域には保育所、幼稚園等子育て支援施設の整備が
整い、理想的で恵まれた環境である。一方歯止めのかからない
少子化の進行と、施設の老朽化も進んでいる東部地域にも、早
く光を当ててほしいという保護者の声をどう受け止めている
のか伺う。
2 平成26年度までを計画期間としている、次世代育成支援後
期行動計画では、東部地区児童施設計画等の構築を26年目標
に、
「統合等施設のあり方の検討を進める」と明記されている。
どういう形で、どのように検討しているのか、あるいは検討し
ようと考えているのか伺う。
3 政府が、2013年度から段階的に導入予定の新子育て施策
「子ども・子育て新システム」で幼稚園と保育所の機能を併せ
持つ一体化施設の名称を「総合こども園」とし、保育所の大半
を3年程度で移行させる方針が報道されている。消費税がらみ
のもののようで法案が可決されるか分からないが、可能ならば
東部地区の統合施設は「総合こども園」のようであればと考え
るが、町長の所見を伺う。
4 統合施設の設置場所をどこにするか、あるいは土地をどうす
るかなどがまずは大きな課題であると思うが、方向付けをどの
ように考えているのか伺う。
[3]
6番
藤原栄孝
町長
○財政運営について
1
町財政の自主性、弾力性を高めるには、町税等自主財源の割
合を上げることが望まれる(経常収支比率の改善)が、対策を
伺う。また、実質公債費比率等においても改善の方向にあるが、
平成27年度から償還が始まる役場庁舎の債務負担、水道事業
の統合による負担金など、将来負担につながる事が予想される
が、中長期的な財政運営についての将来予測を伺う。
2 地域自主戦略交付金について平成23年度は一段階として
都道府県分、24年度は市町村にも拡大する方針との事である
が、制度の詳細な運用について見解を伺う。
3 平成22年度決算において収入未済額が約5.1億円と過去
5年間で最高であり、収納率の向上が大きな課題である。継続
的かつ実効性のある対策が必要と思うが、見解を伺う。
○下水道事業について
1
今年度より公営企業会計が導入されたが、一般会計からの繰
出金総額において、一般会計予算の約10%と町財政を圧迫さ
せる一因となっている。多額の繰出し額となっている要因は何
か。また、使用料の見直し、接続率の向上が急務と考えるが見
解を伺う。
2 22年度末、公共下水道会計における町債残高が130億円
を超している。抜本的な改善が求められるが、その見解を伺う。
- 2 -
町長
質問議員
質
問
の
内
容
○観光振興について
答 弁 を
求める者
町長
交流人口200万人を目指し、平成23年紫波町観光振興計
画が策定され1年が経過した。
1 町民、観光関連事業者、団体、行政が協働の機会を開催し、
アクションプランを作成、計画を実施するとあるが、成果と課
題について伺う。
2 4月1日から開催される、いわてDC、5月末に盛岡で予定
されている東北六魂祭に向けた町の取り組みについて伺う。
[4]
14番
藤原惠子
町長
○農業政策について
1
新規就農総合支援事業「青年就農給付金」制度の取り組みに
ついて伺う。
2 地域農業の活性化や6次産業化における女性の能力の活用
事業についての周知と推進を伺う。
3 農業者戸別所得補償制度について、実態と農業経営安定につ
ながっているのか伺う。
○電子自治体の推進について
町長
被災地における支援として国が示した23年度第3次補正
の自治体クラウドの導入による災害に強い自治体基盤構築を
すべきととらえるが、伺う。
○女性の視点を生かした防災対策について
町長
紫波町地域防災計画修正工程によると、女性団体の意見交換
やパブリックコメントでの意見を取り入れ、防災会議を行うよ
うに聞いている。内閣府の第3回防災対策推進検討会議におい
て「災害対策法制」の見直しに関する論点があり、地域防災会
議委員に女性の登用も提示されたようである。具体的に当町と
して防災会議の委員に女性の参画はあるのか伺う。
○職員の接遇について
町長
行政サービスの向上として、職員の接遇研修がどのように行
われているのか伺う。
[5]
5番
高橋 進
○再生可能エネルギーの導入促進について
環境省は23年度第3次補正予算で、再生可能エネルギー等
導入・地方公共団体支援基金事業を打ち出し、総額840億円
の補正予算を措置した。一方県では、地域の公共施設や防災拠
点に再生可能エネルギー設備の導入を支援する基金を創設す
る方針を打ち出した。こうした情勢を踏まえ、当町の再生可能
エネルギーに関する新年度以降における施策方針について伺
う。
1 前述の環境省の基金、あるいは県の基金について、町として
どう取り組むのか。
2 再生可能エネルギー特別措置法に基づく固定価格買い取り
制度がいよいよ7月からスタートする。これにより、関連分野
での設備投資や事業所なり製造拠点の増加が期待されている。
当該分野での企業誘致について、企図するところがないか伺
う。
- 3 -
町長
質問議員
答 弁 を
求める者
3 ドイツでは、市民会社が大型の太陽光発電所を建設し、運営 町長
しているという事例がかなりある。前述の買い取り制度次第で
はあるが、我が国でもこうした地域での取り組みが期待される
向きがある。この点で企図するところがないか伺う。
質
問
の
内
容
○学校教育の目的とその実践について
教育委員長
昨年来、大阪府の教育基本条例案に端を発し、学校教育に関
する議論の高まりが見受けられる。大阪維新の会が作成し、制
定を目指している大阪府教育基本条例案については、賛成・反
対の意見が多方面から寄せられているが、いくつか根本的な部
分で、当町の学校教育に関して確認しておきたい点があり、見
解を伺う。
1 昨年の大阪市長選の直前に武道家で神戸女学院大名誉教授
の内田樹氏が、その講演のなかで述べられた、学校教育の第一
目的は「次世代の公民を育てること」であるということ、この
点で非常に傾聴に値すると思われたし、共感する。加えて、氏
が指摘している『学ぶ力が劣化している』という点も大変重要
な指摘と思われる。改めて、学校教育の第一目的は何であると
捉えるべきであるのか伺う。
2 大阪維新の会の条例案問題に関連して、従前からの論点・問
題点が改めて全国的に浮上している。
① 教員の質・能力のばらつきが著しい
② 現在の教員が抱える業務量が多いのかどうか
③ 学校長のマネジメント能力の必要性
これらについての見解を伺う。
3 教育委員会の果たすべき役割は何であるのか、改めて伺う。
[6]
12番
中川秀男
町長
○観光について
1
観光振興計画を具体的に施策を示し、実行する方策を伺う。
アクションプランのアンケートの結果はどうなっているか。
2 紫波町が統括する観光案内所の開設が必要ではないか。来訪
者の要請や質問に役場が対応しているか。
3 平泉からの誘客を図るため、平泉町へ案内所を置こうとする
盛岡市と共同で開設できないか伺う。
○城山公園の活用について
22ヘクタールを有する城山公園は、春の桜をはじめ、雪の
多いこの時期でも来訪者が絶えない程、四季を通して町民に親
しまれている。そこで城山公園の活用について、次の点につい
て伺う。
1 進入路の整備(狭く、バスなどは桜の枝が当たり敬遠されて
いる)
2 城山からの眺望をさえぎる樹木の手入れ(繁茂して眺望が失
われている。杉などの間伐または枝おろしで再び北上川やまち
を見たい)
3 桜の外、楽しめる景観を作る。(ハギ、ヤマブキ等)
4 公園内の案内図と常設のみやげ店、茶屋を置く。
- 4 -
町長
質問議員
[7]
15番
岡田尚治
質
問
の
内
容
○東日本大震災について
答 弁 を
求める者
町長
1
県内で発生した災害廃棄物(ガレキ)は473万トンと、1年
間の一般廃棄物と比較すると11年分と膨大である。県ではそ
のうち57万トンを外部処理を希望しているが、難航してい
る。町として支援すべきと考えるが見解を伺う。
2 原子力発電所の事故により、今後の原発による電力供給は見
通しが立っていない。電力供給については、新エネルギーの開
発が重要と考えるが、町長の見解を伺う。
○観光客誘致について
町長
平泉世界遺産登録後、観光客の来町に変化がない。以下のこ
とについて見解を伺う。
1 県が主体となるいわてデスティネーションキャンペーン・東
北六魂祭には、町観光をどうアピールするか。
2 ミス紫波等を採用し、観光PRに努める。
3 旅行業者と連携を図る。
4 空店舗、空農家を観光客用レストランとして活用する。
5 陣ケ岡公園内の月の輪、日の輪に注水し、池として整備する。
6 本町の小学生の遠足は遺跡、史跡めぐりを計画する。
7 平泉~本町へシャトルバスの運行を実施する。
8 県観光マップに本町の観光所在地を明記する。
9 観光事業は、軌道にのるまで官指導で、徐々に民へ移行する。
○小学生の安全対策について
教育委員長
小学生議会が開催され、小学生議員より安全に対する要望が
数多く提案された。冬期の下校時には暗い道を通ることにな
り、不審者やクマ情報がある時は、非常に怖い思いをしている
とのことである。不安解消、安全対策のため、子ども達に懐中
電灯、笛等携帯させれば不安解消に役立つと思うが、教育委員
長の見解を伺う。
[8]
1番
及川ひとみ
町長
1 農作物の鳥獣被害が毎年聞こえてくるが、被害金額や実態を 農業委員会
町として把握しているのかを伺う。また、鳥獣被害防止計画に 会長
ついて新しく盛り込むもの、重点となる計画を伺う。
2 農業委員会では、農地パトロールを実施したが、その結果を
農業経営や農地保全にどのように生かしていこうとするかを
伺う
3 福島原発の事故により、農家から栽培や収穫に不安の声があ
る。放射能に関する問題は長期にわたるものであり、町と農協、
農業委員会、農家が協同しての取り組みが必要と思うが、町と
しての見解を伺う。
町長
○介護保険制度について
1 第5期介護保険事業計画が策定されるが、介護保険料の増額
に対し、おさえるための対策をどのように検討されたのか伺
う。
2 町単独の訪問介護利用料の軽減制度が実施されているが、利
用状況について伺う。
○農業問題について
- 5 -
質問議員
質
問
の
内
容
答 弁 を
求める者
3
23年度末で介護職員処遇改善交付金が期限を終えるが、低
賃金で働く介護労働者が安心して長く働けるように町も努力
すべきと思うが、町としての考えを伺う。
○子ども、子育て新システムについて
町長
現行の保育制度では、保育施設の申し込みは町と親が契約す
る仕組みだが、新システムでは親が施設と直接契約する仕組み
に変わるもので、保育を必要とする親の負担や保育の質の低下
などが心配されるが、町の考えを伺う。
[9]
11番
細川恵一
○税と地方財政問題について
町長
1
野田内閣は「社会保障・税の一体改革大綱」を閣議決定し、
将来、消費税率を上げることを柱にしている。消費税率を上げ
ることに、世論調査などで国民の過半数が反対をしている。こ
のような国の動きに対して町長の見解を伺う。
2 2012年度の国が示す地方財政は、通常収支分と東日本大
震災分の2本立てになっている。この下で、町の予算編成や財
政計画からみて、基本的な施策の内容を改めて伺う。
3 2012年度の国が歳出する一般財源は、地方交付税と臨時
財政対策債を合わせると、ほぼ横ばいとされているが、全体と
して歳出削減の方針が示されている。町民生活への影響をどの
ように捉えているか。
○国保・医療問題について
町長
1
厚生労働省は、市町村が運営する国民健康保険について、低
所得者向け保険料軽減の対象者を現行より所得の高い層まで
拡充する案を示した。町としての影響額と対策について見解を
伺う。
2 経済的理由により保険料(税)を滞納したことにより、短期保
険証や資格証明書が交付され、医療費の窓口負担が払えずに医
療機関にかかることを抑制して、病状が悪化したと考えられる
事例が全日本民主医療機関連合会の調査で明らかにされた。町
では実態調査をされているのか。また、医療機関にかかれない
という現状があるとすれば、その対応策を伺う。
町長
○農政問題について
昨年度からの戸別所得補償制度は、2012年度も継続実施
される。新たに戸別所得補償経営安定推進事業が措置され、地
域農業マスタープラン作成事業と地域を中心とする経営体を
決め、農地を集積する方針とともに農業体質強化基盤整備促進
事業が示されている。町としての取り組みを伺う。
[10]
18番
田村勝則
○副町長の選任について
12月会議において、副町長を置かない条例が撤回された。
しかし、町長の進めようとする「環境」と「福祉」のまちづく
りを広く町民に理解いただくためにも副町長は必要と考える
が、改めてその考えはないか伺う。
- 6 -
町長
質問議員
質
問
の
内
容
○紫波中央駅前への交番設置について
答 弁 を
求める者
町長
紫波中央駅前への交番設置については、これまでも何度か提
言し、新設は困難であるとの見通しの下、防犯カメラが設置さ
れ、今日に至っている。しかし、今後の公共施設整備などを考
える時、防犯対策上必要でないかと思うが、その見解を伺う。
○安全・安心な住環境の整備について
風営法の政令改正が25年ぶりに行われ、昨年1月1日から
施行された。この改正の背景となったものは「ラブホテルに対
する地域社会の厳しい眼差し」であるといわれている。わが町
にも残念ながらそのような施設があり、地域住民の不安の一つ
になっている。すでに改装をすませ、営業が継続しているが、
このような施設に対する当局の考えと対応について伺う。
- 7 -
町長