議事録ファイル(PDF:321KB) - 立川市

審 議 会 等の議事の要旨(要点)
(基本情報)
会議名称
第9期第3回立川市環境審議会
開催日時
平 成 26 年 6 月 2 日 ( 月 曜 日 ) 13 時 30 分 ~ 15 時 30 分
開催場所
立 川 市 役 所 本 庁 舎 2 階 208・ 209 会 議 室
次第
1.開会あいさつ
2.議題
( 1 )立 川 市 第 2 次 環 境 基 本 計 画 策 定 に 向 け た 基 本 的 な 考 え 方( 案 )
について
(2)立川市環境市民検討委員会について【報告】
(3)その他
配布資料
資 料 1 . 立川市第2次環境基本計画策定に向けた基本的な考え方(案)
資料2.立川市環境市民検討委員会についての報告
出席者
[委員]
会長 原剛、副会長 長谷川弘一、綾部守彦、久野春子、片野勧、
瀬戸昌之、宗像ヨシ子、森田寛臣 、斉藤孚彦、村田佳壽子、
難波芳男、三宅玉雄、木村信雄
(敬 称 略 )
[事務局]
原 一 秀( 環 境 下 水 道 部 長 )、石 垣 栄 一( 環 境 対 策 課 長 )、仁 尾 弘 一( 環
境 推 進 係 長 )、 田 中 秀 雄 ( 環 境 指 導 係 長 )、 神 宮 聖 治 ( 温 暖 化 対 策 係
長 )、 藤 野 敦 史 ( 主 査 ( 環 境 計 画 担 任 ))
[コンサルタント]
小林耕郎、衛藤佳子、寺田林太郎、折笠和彦
公開及び非公
公開
開
傍聴者数
0人
会議結果
・立川市第2次環境基本計画策定に向けた基本的な考え方(案)に
ついて審議を行った。
・立川市環境市民検討委員会での意見の報告が行なわれた。
担当
環境下水道部環境対策課環境推進係
電 話 042-528-4341
第 9 期 第3回立川市環境審議会
会議録
開催日時
平 成 26 年 6 月 2 日 ( 月 曜 日 )
開催場所
立 川 市 役 所 本 庁 舎 208・ 209 会 議 室
出席者
[委
午 後 1 時 30 分 ~ 午 後 3 時 30 分
員]会長 原剛、副会長 長谷川弘一、綾部守彦、久野春子、片野勧、
瀬戸昌之、宗像ヨシ子、森田寛臣、斉藤孚彦、村田佳壽子、
難波芳男、三宅玉雄、木村信雄
(敬 称 略 )
[事務局]環境下水道部長 原一秀、環境対策課長 石垣栄一、
環境推進係長 仁尾弘一、環境指導係長 田中秀雄、
温暖化対策係長 神宮聖治、主査(環境計画担任)藤野敦史、
1 開会あいさつ
2 議題
<議題:副会長の選任について>
(会
長)企業の人事異動にともない、副会長の安藤委員の後任として長谷川弘一氏が
委員となった。長谷川委員に後任を担っていただきたいと考えている。
一同異議なし
(会
長)長谷川委員を副会長とする。
<議題:
(1)立川市第2次環境基本計画策定に向けた基本的な考え方(案)について>
<議題:
(2)立川市環境市民検討委員会について【報告】>
事務局より資料1、資料2の説明を行った。
(会
長)全ての自治体が環境基本計画を作成することになっており、計画の策定に当
た っ て は 、そ の 地 域 の 風 土 や 特 色 を ど の よ う に 出 し て い く か が 問 わ れ て い る 。
立川の特色は「自然・文化」ではないかと考えている。例えば、市民が日米
友 好 の シ ン ボ ル で あ る す ず か け の 木( 通 称「 す ず か け 三 兄 弟 」)を 守 る こ と を
要望し、道路計画が変更になった。
環境審議会の各委員からも、広く意見をいただきたい。
( 委 員 H ) 資 料 1 の 3 ペ ー ジ 、「 適 応 策 の 検 討 」 と あ る が 、 適 応 策 を 記 述 す る と 、 緩 和
策ができないからという誤解を与えるのではないか 。
(事務局)緩和策を軽んじるわけではない。地球温暖化対策の世界的な潮流に合わせて
盛り込んでいる。
(会
長)適応策は既に日本の各地で行われている。例えば、九州では高温障害に適応
したコメの品種へ転換されている。
(委員H)資料1の8ページ、人口の予測は、市として確定した数字か。
(事務局)市としては、そのように予測している。
( 委 員 H ) 資 料 1 の 10 ペ ー ジ 、 グ ラ フ が 読 み づ ら い の で 表 現 を 工 夫 し て ほ し い 。
(事務局)表現を工夫する。
- 1 -
(委員H)環境像は、少子高齢化社会を見据えたものにすべきである。
(会
長)人口減少は避けられない状況であるため、その視点は入れるべきである。
(委員F)資料1の5ページ、本文中の「生活環境」は「都市環境」の間違いではない
か。
(事務局)修正する。
( 委 員 F ) 資 料 1 の 11 ペ ー ジ 、「 都 市 劣 化 へ の 対 応 」 は 新 規 の イ ン フ ラ 整 備 を 含 め て い
るのか。
(事務局)長寿命化だけでなく、震災対策等も考慮して、新規のインフラ整備も含めて
いる。
(委員F)将来予測には、企業の撤退も考慮しているのか。
(事務局)一企業に頼りきった財政状況ではないため、大きな影響は考慮していない。
(会
長)立川市は、国からの交付金なしで成り立っている数少ない自治体の 1 つであ
る。
( 委 員 B ) 資 料 1 の 3 ペ ー ジ 、「 緩 和 策 」 と い う 言 葉 は 、「 対 処 法 」、「 悪 化 防 止 策 」 等 の
緊迫感の伝わる言葉に変えたほうがよいのではないか。
( 事 務 局 )気 候 変 動 に 関 す る 政 府 間 パ ネ ル (以 下 、
「 IPCC」と い う )の 用 語 に 合 わ せ て 、
「緩
和策」と「適応策」という言葉を使用している。
(委員B)緊迫感が弱いように思われるため、立川の独自の表現を使ったほうがよいの
ではないか。
(事務局)表現を工夫する。
(会
長 ) も と も と 、「 緩 和 策 」 と 「 適 応 策 」 は 横 文 字 を 訳 し た も の で あ る か ら 分 か り
にくい。立川市が先導し、分かりやすい表現を用いてはどうだろうか。
(委員B)いたずらに煽るのではなく、正しい危機感を表現する言葉が必要である。
(会
長)最低でも、注をつける等の工夫が必要である。
( 委 員 G ) 資 料 1 の 4 ペ ー ジ 、「 エ コ オ フ ィ ス プ ラ ン 」 の 説 明 が 必 要 で あ る 。
(事務局)第 3 次環境行動計画に、市が事業者として率先して行動する 取り組みとして
エコオフィスプランを示している。取り組みの背景や説明を加える。
(会
長)事業者としての意見を副会長からいただきたい。
(副会長)エネルギー供給側ではあるが、エネルギーの節約に努めるとともに、節約方
法について周知することも必要と考え、新しい事業所を建てる際は、トップ
ランナー機器を入れることにしている。
(会
長)市場の中で環境配慮を行うことが、企業の利益につながっているよい例だと
思う。
( 委 員 G ) 資 料 1 の 12 ペ ー ジ 、「 環 境 負 荷 」 と あ る が こ れ は 何 を 指 す の か 。
( 事 務 局 ) 立 川 市 環 境 基 本 条 例 第 2 条 に 、「 環 境 へ の 負 荷 」 の 定 義 が 示 さ れ て お り 、 そ
こでは「人の活動により環境に加えられる影響であって、環境の保全等の支
障 の 原 因 と な る お そ れ の あ る も の を い う 。」 と 定 め ら れ て い る 。
(会
長)エコオフィスプランはあくまでも立川市の取り組みということでよいか 。
(事務局)そのとおりである。
(会
長 )ま ず は 自 ら 率 先 し て 行 動 し 、そ の 後 事 業 者 へ 依 頼 す る と い う 流 れ か と 思 う が 、
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普通の感覚では、なぜ市役所かと思うだろう。説明ではその経緯にも触れて
ほしい。
( 委 員 J ) 資 料 1 の 3 ペ ー ジ 、「 水 と 緑 」 と あ る が 、 そ こ に 「 花 」 を 入 れ て ほ し い 。 昭
和記念公園の花壇はとてもきれいである。また、資料 2 をみると市民からも
環 境 像 の キ ー ワ ー ド と し て 、「 花 」 と い う 意 見 が で て い る よ う で あ る 。
立川市ではあきる野市が制定した「バイオマスタウン構想」を検討したこと
はあるのか。
(事務局)ここに示した「緑」には、花も含むものと考えている。
バイオマスタウン構想であるが、立川市では検討をしていない。あきる野市
は木材供給が多いという特色があったため適していたのだと思う。
富士見公園に小型の風力発電を設置している。
(委員D)大規模団地等の誘致により人口を増加させる計画等の基本的な人口構造を変
えるような施策は行っていないのか。
(事務局)立川市がイニシアティブを持った 団地誘致等は行っていない。
( 委 員 D ) 資 料 1 の 15 ペ ー ジ 、「 ご み の 減 量 、 資 源 の 有 効 利 用 」 は 、 現 行 計 画 に は 挙 げ
られておらず唐突感がある。
(事務局)現在、市ではごみの施策に力を入れている。一般廃棄物(ごみ)処理基本計
画も改定中であるため、連動させて一つの基本方針として掲げた。
(委員D)より改善が見込まれるという観点から、基本方針として掲げたのか。
(事務局)ごみの問題は環境基本計画の外せない重要なテーマであるため、基本方針の
1 つとして掲げた。
(委員D)基本方針1~4の順序は優先順位を表しているのか。
(事務局)そのようにしたいと考えている。順位について各委員からご意見をいただき
たい。
(委員D)新たな施策をたてる場合は、どういう理由からその施策をたてたのか具体的
な数字等の情報をいただきたい。
(事務局)ごみに関しては、新しい清掃工場に移行する際、ごみの減量が大命題となっ
たため、今回、基本方針として掲げた。
(委員D)そのような理由を次期計画に示すようにしてはどうか。
(委員B)基本方針3に「資源の有効利用」とあるが、バイオマス発電等は、現在は小
型 、分 散 型 の 流 れ が あ る 。
「 小 型 」、
「 分 散 型 」、
「 自 立 型 」と い う キ ー ワ ー ド を
今から盛り込んでおく必要があるのではないか。
書き方のスタイルとしては、計画を読み進んでいくことで、市民が知識を身
につけていけるようなものが望ましい。
(委員E)立川市の「一般廃棄物(ごみ)処理基本計画」で、生ごみについては堆肥化
に 力 を 入 れ て い る 。具 体 的 な 内 容 に つ い て は 、現 在 改 定 中 の「 一 般 廃 棄 物( ご
み)処理基本計画」で検討することになる。次期計画ではその内容と整合を
図る。
(会
長)環境市民検討委員会の「市民・事業者・市の協働グループ」というグループ
名はどのような意味でつけたのか。
- 3 -
(事務局)環境の問題解決には、市民、事業者、行政がともに協力して取り組むことが
必要である、との考えからである。
(会
長)先ほど花を文章表現に入れてはどうか、との要望が出たが、資料2にあるよ
うにホタルや小鳥のさえずり等イメージしやすい言葉を上手く使ってほしい。
「継承」ということが重要であり、継承するためには、培われてきた立川の
自然・文化がかけがえのないものであることに気づくことが必要である。
(事務局)環境基本計画は、読みものとして市民が読み進めたくなるものを作りたいと
考えている。
< 議 題 :( 3 ) そ の 他 >
(委員H)長く立川市の市民であるが、これほど立川市が様々な環境施策を行っている
とは知らなかった。広報が不十分なのではないか。
( 委 員 E ) 各 種 イ ベ ン ト や 若 者 向 け に YouTube 等 の メ デ ィ ア も 使 っ て い る 。 今 後 も 広 報
を工夫する必要があるだろう。
(事務局)次回の日程は8月中を予定している。
3
閉会
以上
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