ニュースリリース 2002年9月19日エントリサーバ市場拡大に向けた戦略製品「ProLiant ML310」、「ProLiant ML350 Generation 3」、「ProLiant ML370 Generation 3」を発表－同時にhp server tc2110を価格改定し価格競争力を強化－－低コストでサーバの可用性を高めるリカバリサーバオプションパックも発表－日本ヒューレット・パッカード株式会社（略称：日本HP、本社：東京都杉並区、社長：寺澤正雄）とコンパックコンピュータ株式会社（本社：東京都品川区、社長：高柳肇）は、業界標準高性能 IAサーバ「hp ProLiant（プロライアント）ファミリ」の新製品として「ProLiant ML310」「ProLiant ML350 Generation 3」「ProLiant ML370 Generation 3」の3シリーズ10モデルを発表します。いずれのシリーズもエントリクラスのサーバにあたり、新生日本HPとしてエントリサーバ市場拡大に向け投入する戦略製品です。価格はML310が158,000円から、ML350 が290,000円から、ML370が480,000円からで、10月中旬より順次出荷を開始します。同時にhp server tc2110を最大19%引き下げる価格改定を行い、価格競争力をさらに強化します。＜エントリ市場に向けた戦略製品 ProLiant ML310＞現在、サーバ市場では業界標準のテクノロジを搭載したIAサーバが急速に広まっています。特にエントリクラスの市場では、価格競争力だけでなく営業所や店舗などでも運用しやすいサーバが求められています。こうしたニーズに対応するため最新CPUやギガビットイーサネットなどを搭載し基本性能を高めるだけでなく、ProLiantで培われた製品設計や運用管理性などの設計思想をそのまま継承し、エントリサーバ市場に投入する製品がML310です。このML310に加え、価格改定によってさらに価格競争力を増したhp server tcシリーズにより、エントリサーバのラインナップを強化し、新生日本HPとしてサーバ市場のシェア拡大を目指します。＜ProLiant ML310シリーズ製品概要＞ ProLiant ML310はProLiantの設計思想を継承した、インテルPentium 4 2.20GHz搭載の 1-Wayサーバです。筐体を開けることなく電源やシステム内部、ネットワークの動作状況が確認できる診断用LEDをはじめ、ミドルレンジやハイエンドのProLiantと同様の運用管理機能を備えています。また無償保証期間中にCPU、メモリ、HDDに障害予知の警告が出た時点で無償交換に応じる事前予防保証サービスなど、サーバ運用に不可欠な高い信頼性を提供します。製品の基本性能も充実しており、チップセットにはServerWorks Grand Champion SLを採用、ATAモデルには内蔵ATA RAIDを標準搭載し、データの読み込み速度向上と可用性を高めています。ML310は信頼性と可用性に優れ、数人規模で運用される小規模ワークグループサーバに最適です。＜ProLiant ML310のモデルと価格＞モデル名希望小売価格出荷時期 ProLiant ML310 T01 P2200-512K 128MB 40GB ATA 158,000円 10月中旬 ProLiant ML310 T01 P2200-512K 128MB 18GB SCSI 188,000円 10月中旬＜ProLiant ML350 Generation 3製品概要＞ ProLiant ML350 Generation 3はインテルXeonプロセッサ2.0GHzまたは2.20GHzを搭載する2-Wayサーバです。チップセットにはServerWorks Grand Champion LEを採用したほか、4つのPCI-Xスロット、ギガビットイーサネットなどにより基本性能を高めています。信頼性を高めるためにML310でサポートされている機能に加え、ホットプラグ対応HDDの採用や電源の二重化（オプション）にも対応しています。またデュアルチャネルWide Ultra3 SCSIコントローラなどをマザーボードに搭載し接続ケーブルを少なくしたことで、接触不良や断線などを防ぐとともに、サーバ内部のメンテナンス性にまで配慮しています。またアレイモデルではHDDの RAIDを容易に構成できるアレイコントローラを標準装備しています。ML350はXeonプロセッサのパフォーマンスを生かす、50～250ユーザ規模のワークグループや店舗、SOHOなどでの運用に最適なサーバです。＜ProLiant ML350 Generation 3のモデルと価格＞モデル名希望小売価格出荷時期 ProLiant ML350 T03 X2000-512K 256MB 290,000円 10月下旬 ProLiant ML350 T03 X2200-512K 256MB 320,000円 10月下旬 ProLiant ML350 T03 X2200-512K 512MB アレイモデル 390,000円 10月中旬 ProLiant ML350 R03 X2000-512K 256MB 330,000円 10月下旬 ProLiant ML350 R03 X2200-512K 256MB 360,000円 10月下旬 ProLiant ML350 R03 X2200-512K 512MB アレイモデル 430,000円 10月中旬＜ProLiant ML370 Generation 3製品概要＞ ProLiant ML370 Generation 3はワンランク上のサーバ機能を装備したインテルXeon プロセッサ 2.40GHz 搭載2-Wayサーバです。ProLiantの上位モデルに搭載している内蔵 Lights-Outをマザーボードに標準搭載し、不測の事態でも電源の再投入などの遠隔操作を即座に実行し、対処することができます。またメモリに異常が発生した時に自動で予備のメモリに切り替わるオンラインスペアメモリ機能や、電源や冷却ファンなどの二重化（オプション）により、 ML350よりさらに優れた信頼性と高いパフォーマンスを有しています。大量のデータを確実に処理する100～500ユーザ規模の企業向けワークグループや支店レベルのサーバに適しています。＜ProLiant ML370 Generation 3のモデルと価格＞モデル名希望小売価格出荷時期 ProLiant ML370 T03 X2400-512K 512MB 480,000円 10月下旬 ProLiant ML370 R03 X2400-512K 512MB 520,000円 10月下旬＜hp server tc2110価格改定＞製品名新希望小売価格改定率 hp server tc2110 P4-2G ATA 40GB 116,000円 17% hp server tc2110 P4-2G SCSI 18GB 145,000円 19% ＜低コストでサーバの可用性を高めるリカバリサーバオプションパック＞リカバリサーバオプションパックは、2台の同等なサーバとSmartアレイクラスタストレージを使用してアクティブ-スタンバイ構成を実現するソフトウェアです。通常のクラスタ構成と比べてコストが安く設定が簡単で、クラスタ対応でないアプリケーションや、遠隔地などオフィスの分散環境に最適なソリューションです。ワークグループクラスのシステムにおいて、可用性を必要とするお客様に最適です。＜ProLiant Essentials リカバリサーバオプションパックのモデルと価格＞モデル名リカバリサーバオプションパック希望小売価格 150,000円出荷時期 10月下旬【添付資料】 ProLiant ML300シリーズの主な仕様(PDFファイル：39kb) ■ProLiantファミリに関する製品情報は以下のURLでご覧になれます。 http://www.compaq.co.jp/products/servers/ ### 文中記載の社名、商品名は、各社の登録商標または商標です。 ■お客様からのお問い合わせ先(記事掲載時の連絡先もこれでお願いします) hp server tcシリーズに関する一般からのお問い合わせ先： TEL：0120-352-239 日本HPカスタマ・インフォメーション・センタ ProLiantに関する一般からのお問い合わせ先：コンパックカスタマーセンター TEL：0120-101589 http://www.compaq.co.jp/ ホームページ：