MEETING REPORT - 阪南大学

M E ETING R E P O R T
2 010
会 長
挨 拶
阪南大学後援会
平成 22 年度総会報告
阪南大学後援会会員の皆様、日頃から後援会の諸活動に御支援と御理解を賜り、心より感謝を
申し上げます。
この度、2010年度阪南大学後援会会長の重責を務めさせて頂くことになりました、三宅章裕
阪南大学後援会会長
でございます。精一杯務めさせて頂く所存で御座いますので、何卒宜しくお願い申し上げます。
三宅章裕
思い起こせば3年前、長男雅之を経営情報学部経営情報学科に入学させて頂き、更にトランポ
Miyake Akihiro
リン競技部に入部させて頂き、そこで岩下コーチにめぐり合った、その事が後援会役員をさせて
頂く事になった出来事でした。ある日クラブから帰ってきた長男が「お父さん、
後援会の役員やっ
てくれない?」と言いました。話を聞くとコーチからの依頼でお願いしてみてくれないかとの事
でした。私は「雅之の大学でお父さんが少しでも役に立つのなら出来るだけの事はさせてもらう
よ。」と二つ返事で引き受けました。もしこの出来事が無かったならば、この阪南大学がどれほ
どすばらしい大学かを気付くことが出来なかったように思われます。おそらく日々の仕事の忙し
M E ET IN G RE PO R T
さにかまけて、大学に関心を持つ事は無かったのではないかと思います。恥ずかしながら後援会
のお手伝いをさせて頂く事によって、キャリア教育の充実、国際化に対応した多様な留学制度の
存在、様々な援助、支援が行われている事を知り、長男がこの阪南大学の学生である事をとても
嬉しく思いました。詳細につきましては、総会等、様々な行事にご参加頂ければご納得頂けると
思います。
更に、先般行われました初めての後援会地方部会で、辰巳学長、職員の方々、卒業生の方々とじっ
くりとお話をさせて頂く機会がありましたが、皆様、阪南大学を更に良い大学にしようという熱
い思いがひしひしと伝わってきました。そのお話を聞き、私も微力ながら更にお手伝いができれ
ば、と強く思いました。しかしながら何分にも微力で御座います、今後とも阪南大学後援会会員
の皆様の御協力を賜りますようお願いしたいと思います。
最後になりましたが、皆様の御健勝と御多幸、阪南大学の今後益々の御発展を祈念いたしまし
てご挨拶とさせて頂きます。
M E E T I N G R E P O RT
01
総 会 等 概 要
平成 22 年度の後援会総会が平成 22 年 7 月 4 日(日)13:00 から本キャンパス2号館 2301 教室におい
て開催されました。今年度は後援会総会の開催に先立って 10:30 〜 12:30 にかけて、ご希望のありまし
たご父母を対象として、教育懇談会が開催されました。
教育懇談会
ある事、そのためにも常に就職問題を意
の皆様にはお子様の本学での履修状況等を
識して親子でコミュニケーションを取る
ある程度、ご理解いただけたのではないか
就職・学業に関する
個別相談会
ように努めていただきたい。②過去のア
と存じます。
ンケート結果ではキャリアセンターへの
学生向けには、年度初めの学部別の教
相談利用回数が多い学生ほど、就職結果
務ガイダンスにおいて履修登録の方法、
に満足であるとの感想を寄せている場合
成績表の見方をはじめとした情報提供の
が多い。どんな些細な事であっても、
キャ
機会を設けておりますが、今後も御父母
リアセンター窓口へ気軽に相談いただく
の方々に対しまして、このような機会を
ようにご指導いただきたい。とのアドバ
通じて本学の教育システムの内容を充分
イスがありました。
にご理解いただくように努めてまいりた
ご希望のあった御父母を対象として、
悪化する就職環境の中で、キャリアセ
いと考えております。相談を担当した教
学業、就職に関する個別相談を実施いた
ンターでは緊急対策としまして通常以上
務課職員からは、履修状況、成績に関し
しました。今年度は、82 組 103 名の御父
に各種ガイダンス、合同企業説明会の回
て特に注意していただきたいポイントと
母にご参加いただきました。9:30 より
数を増やし、内容の充実を行うとともに、
して①毎日の授業への出席が基本。特に
受付を開始いたしましたが、まず最初に
近年就職活動において重視されているS
語学科目やゼミ科目、シラバスで出席を
10:30 から就職相談問題に関しまして、
PI・一般常識を中心とした筆記試験対
成績に加味すると記載されている科目に
近年の就職状況、本学のキャリア就職支
策講座の内容を大幅に充実させるなど、
ついては要注意である。②1,2年次で
援ガイダンスのスケジュールの説明を中
対策を図っています。後援会では、これ
の過少単位については、充分注意するこ
心とした全体説明会が行われました。御
らの試験対策講座への補助事業を通じ
と。4年間での卒業が難しくなるととも
父母の方々に本学の就職に関する全体的
て、お子様方の就活成功をバックアップ
に、就職活動の時期に充分活動できなく
な情報を、ご提供させていただくと共に、
しております。
なってしまう。③語学、必修科目の取り
厳しい就職状況をご理解いただいた後、
学業相談に関しましては、各学生の現在
残し等がないよう履修科目の登録には、
個別の相談会を実施させていただきまし
の履修登録の状況、語学をはじめとする授
充分注意すること。学部ガイダンスに必
た。個別相談会では、就職活動に関する
業への出席状況、成績内容、単位取得の状
ず出席して、不明な点については教務課
具体的な質問を数多く頂戴いたしました
況等について、本学「HInTシステム」を
へ相談に行くこと。④授業内容、試験内
が、3名のキャリアセンター職員により
利用し、パソコン画面での確認作業を実際
容に関する質問については、担当ゼミ教
対応させていただきました。学業相談と
に行いながら、相談が行われました。成績
員や科目担当教員に充分に相談すること
合わせての相談者の御父母が出席者の約
に関しましては従来から、郵送にてお知ら
等を挙げていました。
8割を占め、当初の終了予定時間を大幅
せしておりましたが、教学問題に関する説
個別懇談会では、充分な対応ができな
に超過して、13:00 前に終了いたしまし
明を各学部の教務担当者から個別に行うこ
かったケースもあり、ご参加の皆様方に
た。
とによりまして、学部カリキュラムの特色、
は大変ご迷惑をおかけしたと存じます
相談を担当したキャリアセンター職員
成績の評価方法、成績表の見方、進路に応
が、今後も就職、教学、学生生活に関す
からは、就職活動での成功のための大き
じたコースの選択、ゼミの選択状況等につ
るご質問、ご要望等がございましたら、
なポイントとして、①就職活動に対する
いての詳細な情報を提供させていただくこ
お気軽に各課窓口までご相談いただけれ
家族の協力と理解は必要不可欠な要素で
とができました。ご参加いただいた御父母
ばと存じます。
1
MEETING REPORT
時間:10:30
場所:2
02
〜 12:30
号館教室
MEETING REPORT
講
演
AHN MIKA
会
プロフィール
在日韓国人という立場を活かし韓国文化を独自
の視点で様々な雑誌、TV、ラジオに紹介され、
2009 年からは「韓国観光名誉観光大使」に任命
され、日韓交流の架け橋として活躍。本年度より
本学特任教授に就任。現在NTV「魔女達の22
時」等にもコメンテーターとして出演され活躍中。
2
時間:13:10
〜 14:30
る「親子の絆」に関して、幼い頃からし
自身がご両親を思い出されて、涙される
場所:2 号館 2301 教室
つけ、勉学面で常に厳しく、教授を指導
シーンもあり、講演は当初予定の1時間
「親子の絆を学ぶ」
しながらも、人生の大切な局面で必ず応
の講演時間を大きく超過し、盛況のうち
講師:特任教授 AHN
援してくれたご両親の存在、そのご両親
に、終了いたしました。
MIKA 氏 との強い絆があったからこそ今の自分が
あるのだ。と語られ、
また親の立場にたっ
ションモデルを志し、若くしてパリに単
た場合には、常に子供を信頼して、温か
身渡られ、そこで多くの人々と出会い、
く見守ってあげて欲しいとも語られまし
また自己研鑽を重ねながら、一流モデル
た。会場の皆様も日頃 TV で見るタレン
として活躍の場を得られるまでのストー
トとしての教授の迫力ある生トークに、
リーを中心に、お話いただきました。
しばし時間を忘れて、聞き入っておられ
教授は講演の中で、今回のテーマであ
ま し た。 講 演 の 最 後 の 場 面 で は、 教 授
制度と活動の領域を年々広げている後援
奨学金受給決定者からは、日頃の学
会事業ですが、本年度については、特に
業での苦労話、クラブ活動での体験談、
大学各機関、同窓会との連携強化をその
今回の受給決定に対する喜び、後援会
目的として、後援会地方部会の開催を新
に対する感謝の声がきかれました。
規事業として実施することについて、詳
参加された方々からは、今回のよう
細な事業説明が行われ、その他の事業等
な学長・学部長をはじめとする大学役
についても異議無く承認をいただきまし
職者の方々と身近にお話をする機会を
三宅会長を議長として議事が進行し、
た。平成 22 年度の役員も選出されました。
持てる機会は滅多にないことなので、
以下の議案が承認されました。
総会終了後、同会場において、今年度
非常に貴重な有意義な場を提供してい
の後援会奨学金の採用決定学生に対して
ただいてありがたかったとの多くの感
奨学金の授与式が行われました。採用さ
謝のお声を頂戴することができました。
れた学生一人一人は、壇上にて三宅会長
午前の個別相談から始まって、懇親
から奨学金採用の決定書面をいただくと
会終了までの長時間を梅雨末期のうだ
ともに、今後の更なる活躍を、心に強く
る暑さの中、ご出席いただきました御
誓っていました。
父母の皆様、本当にお疲れ様でござい
総会終了後は、会場をコミュニティプ
ました。
講演会総会
3
第1号議案:平成 21 年度決算および監
査報告について
第2号議案:平成 22 年度役員の選出に
ついて
第3号議案:平成 22 年度事業計画(案)
について
第4号議案:平成 22 年度予算(案)に
ついて
第5号議案:平成 23 年度会長の選出に
ついて
第6号議案:その他
ラザに移動し、茶話会形式での懇談会が
実施されました。所属学部ごとにテーブ
ルが設けられ、辰巳学長をはじめとする
出席の役員教員と約1時間ご歓談いただ
きました。歓談の席では、大学に関する
話題、試験、成績、就職等の話題で盛り
教育支援事業・課外活動事業・就職支
上りながら、奨学金受給決定学生たちの
援事業・国際交流活動事業・各種奨学金
インタビューも行われました。
M E E T I N G R E P O RT
03
MEETING REPORT
今回の講演では、教授がパリコレク
地方部会概要
平成 22 年度の後援会地方部会が平成 22 年 7 月 10 日(土)、11 日(日)の両日開催されました。
■ 7月10 日(土)11:00 〜 15:00
別の相談会を開催いたしました。就職・
参加人数:25
教学に関する熱心な質問が多く、特にU
テーマ:
「学生時代を振り返って」
ターン就職に成功するための具体的な質
講 師:中野 眞介 氏
問が多くみられました。
昭和 47 年商学部商学科卒業
昼食をはさんで午後からは学長、後援
芸 陽信用金庫を定年退職後、現在、大
組 34 名
高松会場:全 日空ホテルクレメン
ト高松
■ 7 月11日(日)11:00 〜 15:00
会長、同窓会長による挨拶の後、7 月 4
参加人数:11
日に本学にて開催された後援会総会で承
組 17 名
広島会場:ホテル
JAL シティ広島
(広島会場)
な か の
しんすけ
広観光(株)に勤務
MEETING REPORT
認いただいた各議案内容の報告が行われ
休憩を挟んで、会の最後には、「阪南
ました。報告終了後、今回の実施につい
大学のキャリア戦略」と題して本学の就
地方部会の開催は平成 22 年度の新事
て全面的ご協力をいただいた同窓会の紹
職支援に対する具体的取り組み事例を中
業として計画され、実施されたもので
介による本学卒業生の講演が行われまし
心とし、小松直人キャリアセンター室長
す。本キャンパス開催の後援会総会に加
た。お二人の卒業生の講演に関しては、
による約1時間の講演が行われました。
え、地方出身学生の父母の方々に対して
豊富な社会人としての経験をもとに、こ
後援会地方部会の開催に関しまして
も本学の教育体制、就職状況に関するご
れからの大学生活を送る上で注意すべき
は、今回ご参加いただきました皆様にご
説明をさせていただく機会を持つととも
点、大学において学んでおくべき事を中
記入いただきましたアンケート結果等を
に、後援会活動に対してより理解をいた
心にして約1時間の講演が行われました。
参考として、引き続き、次年度以降も内
だくことを目的として実施されました。
初年度となる今年の開催場所につきまし
ては、出身学生数等を考慮し、中国、四
国地域において2日間という日程で開催
講演テーマ・講演者
(高松会場)
ら実施してく所存でございます。会員の
皆様方には、一層のご支援を賜りますよ
テーマ:
「就職における心構え」
い ま だ
容の充実、開催場所の増設等を図りなが
うお願い申しあげます。
こうきち
させていただきました。
講 師:今田 幸吉 氏
午前中は、本学総会と同様のスタイル
昭和 45 年 3 月商学部商学科卒業
で希望者に対して学業・就職に関する個
元香川県警坂出警察署勤務
キャリアセンターより後援会会員の皆様へ
阪南大学後援会様にはこれまでも学生
に対する民間企業の求人倍率は 2.14 倍で
況は、2010 年度も厳しい状況が続くと
の就職活動、とりわけ 3 年次生を対象と
あったのに対して、2010 年 3 月卒業生の
思われます。このような厳しい状況を乗
した筆記対策模試やエントリーシート対
それは 1.62 倍、現在の4年生(2011 年
り越える対策としてキャリアセンターで
策等に多大なご理解とご協力を賜り、こ
3月卒)においてはさらに厳しい 1.28 倍
は、下記の 3 つの取組を実施しています。
の場をお借りして御礼申し上げます。
との調査結果が出ています。
❶キャリアアドバイザーやカウンセリン
さて、ご存じの通り、2008 年に起こっ
このような状況の下、2009 年度本学
グ資格を持つ就職相談員、企業開拓、
たいわゆるリーマンショック以降、我が
の就職決定率も約 70%と大変厳しい結
斡旋担当者を 2 名増員し、部長以下 12
国の経済状況は急速に冷え込み、就職環
果となりました。出口の見えない経済不
名体制で学生の就職支援を実施してい
境とりわけ大学新卒者の採用については
況、急速な円高、中国や東南アジアを中
ます
大変厳しくなっています。リクルート社
心とする製造業の海外移転、本社機能の
❷学内企業説明会を増設し、学生と企業
の調査によりますと 2009 年 3 月卒業生
東京一局集中など関西や地方での就職状
が直接出会う機会を多く設けています
04
MEETING REPORT
❸学部別に担当者を設置し、就職活動中
人企業に前向きにチャレンジするよう指
発表するといったユニークな科目を設
の学生や未活動の学生に対して、メー
導しております。
け、早期から社会や仕事に触れながら職
ルや電話で呼びかけるなど、きめ細か
一方、1,2 年次生に対しては、大学の
業観を育成する試みを行っております。
な支援を実施しています
授業科目にキャリア教育科目を多数設置
長引く不況、多様化する学生の進路希
し、入学時点から卒業後のキャリアを設
望、就職活動に積極的な学生とそうでな
4 年次生に関しては卒業まであと約半
計するための科目「キャリアデザイン a,
い学生の二極化等々、大学生への就職支
年となりましたが、未だ卒業後の進路が
b」、世の中の現実や就職筆記試験対策を
援は非常に複雑で難しい状況ですが、大
決まっていない学生に対しては、決して
見据えた「キャリアアップ a, b」
、さらに
学と学生とご家庭が三位一体となって、
諦めないという強い気持ちを持ち続ける
今年度からは文部科学省の学習支援プロ
この厳しい局面を乗り越えて行きたいと
ことと、現実から逃避するかのような専
グラム事業として採択された「阪南コネ
存知ますので、引き続き、キャリアセン
門学校や大学院などへの安易な進路変更
クション」では、学生がいくつかの企業
ターに対しまして、ご支援、ご協力をお
や就職浪人などをは考えず、まだある求
を訪問し、経営者や社員の方に取材し、
願いいたします。
平成 22 年度
平成22 年度後援会運営委員
会 長 三 宅 章 裕
副 会 長 大 西 圭 介
副 会 長 橘 堂 悦 子
監 事 安 達 末 男
監 事 冨 永 清 志
会 計 山 崎 篤
(敬称略)
●幹事会
学生部長 梶 山 国 宏
教務部長 田 上 博 司
流通学部長 森 田 憲 導
経済学部長 石 井 雄 二
経営情報学部長 加 藤 正 治
国際コミュニケーション学部長
吉 川 茂
国際観光学部長 吉 兼 秀 夫
学長室長 宮 島 英 明
学生支援担当部長 山 田 和 宏
教務支援担当部長 中 西 幹 男
学生部次長 下 条 卓 治
教務課長 大 島 吾 朗
(敬称略)
なお、顧問につきましては、後援会会
1.家庭と大学との連携を図る事業
①会報の発行
②後援会運営委員会および総会・地方
報告会の開催
③大学との連携の強化(教育懇談会の
実施)
④学園広報誌の送付
2.教学条件の整備充実、教育事業への
支援
④世界大会出場等経費の補助
※大学、学友会からの補助に加えて、
諸経費の補助
⑤大学祭への補助
⑥全国大会応援等に伴う補助
⑦学友会所属団体および大学登録サー
クル・同好会の実施する合宿に対す
る補助
①図書館への(学生用)図書の寄贈
②海外派遣学生(本学学生)への渡航
費補助
③学長表彰に伴う報奨制度
3.学生の教育活動に対する支援
① 諸課程修了者への補助
4.課外活動に対する支援
①全国レベルに達したクラブへのレベ
ル維持を目的とした支援
※学友会所属団体として優秀な成績
を挙げた団体に対する補助
②学外施設使用料等への補助
※学友会所属団体および大学登録
サークル・同好会の活動に不可欠
な施設使用料(公演、演奏会、展
則により、理事長の菅博三氏、学長の辰
示会、発表会、競技会等のための
巳浅嗣氏に学校法人阪南大学在任中兼務
施設の使用料)の補助
いただくことになります。
交通費・人件費を除く諸経費の補助
③全国大会出場等経費の補助
※大学、学友会からの補助に加えて、
5.就職活動への支援
①就職試験対策受験料学生負担分の補助
②資格取得者への補助
6.国際交流活動への支援
①日本人学生と留学生が交流を深める
行事への補助
7.福利厚生に関する援助
①学資支弁者の死亡等による就学困難
者への援助
(奨学金給付額および代理徴収金を
除く差額を援助)
②短期貸付制度
③奨学金制度
8.卒業記念事業補助
①卒業懇親会あるいは記念品の補助
9.その他
①弔慰金
※学生および父母あるいは学資支弁
者の死亡に対しての弔慰金
M E E T I N G R E P O RT
05
MEETING REPORT
●役 員
「阪南大学後援会」事業計画
平成22年度 阪南大学後援会奨学金
※阪南大学後援会奨学金は、会費を原資として大学生活の中でさまざまな成果をあげたことに対して給付(返還義務なし)される奨学金
制度です。
※阪南大学後援会が運営する奨学金制度です。
※すべてが給付奨学金です。そのため、
「阪南大学特別奨学金」との併用はできません。
ただし、特待生のみ併用が可能です。
種 類
種 別
支払方法
金 額
年 額
採用枠
自主活動奨励
給付
年1回払込
前期 100,000 円
100,000 円
20 名
成績優秀者特別
給付
年1回払込
前期 300,000 円
300,000 円
20 名
特待生
給付
年1回払込
前期 300,000 円
300,000 円
10 名
採用までの手続きのながれ
実績報告書 1月下旬に学生課へ提出
本年度の実績報告書用紙の受取
1月初旬∼中旬・学生課まで
振 込 7月下旬入金
授与式 7月4日
採用者へ案内 7月
学生課窓口にて授与式関係書類の受取
採否結果 6月
掲示板・ホームページ︵キャンパスインフォメーション↓学生生活︶
選考︵学生委員会︶ 5月∼6月
申請書類一式を学生課へ提出 申請期限は5月初旬を予定
父母の自署・押印が必要
募集要項の受取 4月初旬学生課カウンターにて
MEETING REPORT
自主活動奨励奨学金
②所属する公認団体またはそれに準ずる団体及び個人の
推薦がある。
種 別 給付(返還義務がありません)
[ 成績 ]
趣 旨 サークル・クラブ活動など自主的で集団的な自治諸活動に
1年次生 高校時成績の評定平均値が平均水準値以上である
おいて、他の模範となるような活動に努力しつつ、さらに
2年次生 1年次終了段階で 30 単位以上修得
成績においても優秀である学生に給付される奨学金です。
3年次生 2年次終了段階で 60 単位以上修得
金 額 年額 100,000 円
4年次生 3年次終了段階で 90 単位以上修得
採用枠 単年度 20 名(単年度申請)
[ 人物 ] 人物面が優秀である
2.申請するための手続き方法
1.申請するための条件
[ 資格 ] ①他の模範となるような優れた自主活動を行っている。
06
MEETING REPORT
①申請書類一式を学生課へ提出する。
3.結果発表
6.実績報告
①学生委員会及び阪南大学後援会運営委員会にて選考を行う。
①実績報告書を1月初旬に本人宛郵送するので、1年間の成
②採否結果通知は掲示板およびホームページで知らせる。
果を記入し1月下旬までに学生課へ提出する。
4.採用の場合
7.備 考
①阪南大学後援会総会において授与式を行い賞状を授与する。
①ホームページ、学内広報誌、インタビュー等の広報活動に
②本人の届出口座に奨学金が振り込まれる。
協力をお願いします。
5.不採用の場合
①年度途中の追加募集はありません。次年度に向けて、自身
成績優秀者特別奨学金
が励んでください。
6.実績報告
種 別 給付(返還義務がありません)
①実績報告書を1月初旬に本人宛郵送するので、1年間の成
趣 旨 学業において他の模範となるような優れた成績をおさ
果を記入し1月下旬までに学生課へ提出する。
めた学生に給付される奨学金です。
7.備 考
金 額 年額 300,000 円
①ホームページ、学内広報誌、インタビュー等の広報活動に
採用枠 単年度 20 名(単年度申請)
協力をお願いします。
1.申請するための条件
[ 資格 ]①2年次生以上。
②特に優れた成績をおさめている。
種 別 給付(返還義務がありません)
[ 成績 ]
趣 旨 特に優れた能力を持つ学生に給付される奨学金です。
* 特に優れた成績とは、成績が 4.8 以上であることが望ましい。
金 額 年額 300,000 円
2年次生 1年次終了段階で 30 単位以上修得
採用枠 単年度 10 名(単年度申請)
3年次生 2年次終了段階で 60 単位以上修得
4年次生 3年次終了段階で 90 単位以上修得
1.申請するための条件
[ 人物 ] 人物面が優秀であること。
[ 資格 ] 日本代表強化指定選手に指定された学生もしくはそれ
2.申請するための手続き方法
に準ずる学生。
①申請書類一式を学生課へ提出する。
[ 成績 ]
3.結果発表
1年次生 高校時成績の評定平均値が平均水準値以上
①学生委員会及び阪南大学後援会運営委員会にて選考を行う。
2年次生 1年次終了段階で 30 単位以上修得
②採否結果通知は掲示板およびホームページで知らせる。
3年次生 2年次終了段階で 60 単位以上修得
4.採用の場合
4年次生 3年次終了段階で 90 単位以上修得
①阪南大学後援会総会において授与式を行い賞状を授与する。
[ 人物 ] 人物面が優秀であること。
②本人の届出口座に奨学金が振り込まれる。
2.申請するための手続き方法
5.不採用の場合
①申請書類一式を学生課へ提出する。
①年度途中の追加募集はありません。次年度に向けて、自身
3.結果発表
が励んでください。
①学生委員会及び阪南大学後援会運営委員会にて選考を行う。
6.実績報告
②採否結果通知は掲示板およびホームページで知らせる。
①実績報告書を1月初旬に本人宛郵送するので、1年間の成
4.採用されてからの手続き方法
果を記入し1月下旬までに学生課へ提出する。
①阪南大学後援会総会において授与式を行い賞状を授与する。
7.備 考
②本人の届出口座に奨学金が振り込まれる。
①ホームページ、学内広報誌、インタビュー等の広報活動に
5.不採用の場合
協力をお願いします。
①年度途中の追加募集はありません。次年度に向けて、自身
が励んでください。
M E E T I N G R E P O RT
07
MEETING REPORT
特待生奨学金
平成 22年度阪南大学後援会一般会計予算書
平成 21年度阪南大学後援会一般会計収支決算書
■収入の部
■収入の部
自 平成22年4月1日 至 平成23年3月31日(単位:円)
本年度予算額
前年度予算額
前 年 度 繰 越 金
項 目
30,919,670
24,098,250
後
援
会
費
49,070,000
48,810,000
受
取
利
息
15,000
50,000
80,004,670
72,958,250
7,046,420
合 計
■支出の部
項 目
6,821,420
耗
品
費
決算額
差 額
24,098,250
24,098,250
0
260,000
後
援
会
費
48,810,000
46,030,000
▲ 2,780,000
▲ 35,000
受
取
利
息
50,000
10,573
▲ 39,427
72,958,250
70,138,823
▲ 2,819,427
本年度予算額
前年度予算額
100,000
50,000
50,000
合 計
■支出の部
差 額
(単位:円)
項 目
消
耗
品
予算額
費
決算額
50,000
差 額
72,475
▲ 22,475
運
運
旅 費 交 通 費
300,000
150,000
150,000
旅 費 交 通 費
150,000
118,760
31,240
通 信 運 搬 費
1,300,000
1,300,000
0
通 信 運 搬 費
1,300,000
1,223,070
76,930
印 刷 製 本 費
800,000
800,000
0
印 刷 製 本 費
800,000
589,260
210,740
営
費
議
1,500,000
1,000,000
500,000
250,000
100,000
150,000
備
費
150,000
150,000
費
20,000
20,000
品
費
1,000,000
721,400
278,600
支 払 報 酬 費
100,000
95,555
4,445
0
備
費
150,000
0
150,000
0
雑
費
20,000
2,100
17,900
事
4,420,000
3,570,000
850,000
6,800,000
6,800,000
0
課外活動補助
15,000,000
20,000,000
△ 5,000,000
福利厚生補助
15,000,000
15,000,000
0
会
会
議
品
費
返
還
小 計
事
業
0
0
0
3,570,000
2,822,620
747,380
教育事業補助
6,800,000
4,003,284
2,796,716
課外活動補助
20,000,000
9,521,935
10,478,065
就職活動補助
4,000,000
4,000,000
0
福利厚生補助
15,000,000
14,720,000
280,000
国際交流活動補助
1,000,000
1,000,000
0
就職活動補助
4,000,000
3,076,100
923,900
卒業記念事業補助
6,920,000
12,990,000
△ 6,070,000
国際交流活動補助
1,000,000
433,885
566,115
卒業記念事業補助
12,990,000
4,461,329
8,528,671
200,000
180,000
20,000
59,990,000
36,396,533
23,593,467
100,000
0
100,000
慰
金
200,000
200,000
0
48,920,000
59,990,000
△ 11,070,000
費
100,000
100,000
0
特 別 会 計 繰 出 金
0
0
0
26,564,670
9,298,250
17,266,420
80,004,670
72,958,250
7,046,420
小 計
予
備
期
繰
越
金
合 計
費
弔
業
費
MEETING REPORT
小 計
教育事業補助
費
費
支 払 報 酬 費
営
会
雑
次
予算額
前 年 度 繰 越 金
(単位:円)
項 目
消
差 額
自 平成21年4月1日 至 平成22年3月31日(単位:円)
弔
慰
金
小 計
予
備
費
特 別 会 計 繰 出 金
次
期
繰
越
金
合 計
0
0
0
9,298,250
30,919,670
▲ 21,621,420
72,958,250
70,138,823
2,819,427
平成 22年度阪南大学後援会特別会計予算書
平成 21年度阪南大学後援会特別会計収支決算書
■収入の部
■収入の部
自 平成22年4月1日 至 平成23年3月31日(単位:円)
項 目
前 年 度 繰 越 金
一 般 会 計 繰 入 金
受
取
利
息
合 計
本年度予算額
前年度予算額
23,500,910
23,478,251
22,659
前 年 度 繰 越 金
繰
越
合 計
08
金
予算額
0
0
0
一 般 会 計 繰 入 金
30,000
0
受
23,530,910
23,508,251
22,659
(単位:円)
項 目
期
項 目
30,000
■支出の部
次
差 額
自 平成21年4月1日 至 平成22年3月31日(単位:円)
本年度予算額
前年度予算額
23,530,910
23,508,251
22,659
23,530,910
23,508,251
22,659
MEETING REPORT
取
利
息
合 計
決算額
23,478,251
差 額
23,478,251
0
0
0
30,000
22,659
7,341
23,508,251
23,500,910
7,341
■支出の部
差 額
(単位:円)
項 目
次
期
繰
0
越
合 計
金
本年度予算額
前年度予算額
差 額
23,508,251
23,500,910
7,341
23,508,251
23,500,910
7,341
阪南大学後援会会則
※下線箇所は本年度に改正
制 定 平成6年 10 月 19 日
第1章 総 則
(名称)
第1条 本会は阪南大学後援会と称する。
(目的)
(役員の職務)
第 10 条 役員の職務は次のとおりとする。
(1)会長は本会を代表し、会務を統括する。
(2) 副会長は会長を補佐し、会長に事故あ
員会を開催しなければならない。
(4) 会計監査は本会の会計並びに収支決算
6 会長は必要に応じ運営委員以外の出席を
を監査する。
(顧問)
次の事業を行う。
(1)学部学生の教育に対する援助
(2)学部学生の福利厚生に対する援助
(3)会報の発行
(4)その他本会の目的達成に必要な事項
第 11 条 本会に顧問をおくことができる。
る。
第 17 条 運営委員会は次の事項を議決する。
(1)予算、決算に関する事項
(2) 本会の事業の企画、立案並びに運営に
関する事項
3 顧問の任期は理事長及び学長は在任中と
し、その他の顧問は役員の任期を適用する。
4 顧問は運営委員会に出席し、意見を述べ
ることができる。
(幹事会)
(3)総会の議決により付議された事項
(4) その他本会の目的達成のために必要な
事項
(議決方法)
第 18 条 運営委員会は、委員の3分の2の
第 12 条 大学との交流を密にし、本会の事
出席(委任状を含む)により成立し、その
業運営を円滑にするために、大学に幹事会
議事は出席者の2分の1以上の同意を持っ
をおく。
て議決される。
2 幹事会は学生部長、教務部長、流通学部
第4条 本会は事務所を阪南大学内におく。
長、経済学部長、経営情報学部長、国際コ
2 本会の事務の取扱いは大学事務局が行
ミュニケーション学部長、国際観光学部長、
2 可否同数の時は議長の決するところによ
る。
学長室長、学生支援担当部長、教務支援担
う。
(会員の種類)
第5条 本会の会員は次の2種とする。
当部長、学生課長、教務課長を幹事として
構成する。
(1)正会員 大学の学部在学生の保護者
3 幹事の任期は、各幹事の在任中とする。
(2) 賛助会員 本会の趣旨に賛同し、運営
4 幹事会の議長は学生部長とする。
委員会で承認された者
(会費)
5 幹事会は必要に応じ幹事以外の関係者の
出席を求め、その意見を聞くことができる。
第3章 総 会
(総会の開催)
第 13 条 総会は会長が毎年1回招集し、議
第2章 役員、顧問及び幹事会
(役員)
第7条 本会に6名以上8名以内の役員を置
く。
2 役員の職務は次のとおりとする。
(1)会 長1名
第 19 条 本会の収入は、会費および寄付金
をもってあてる。
(会計年度)
第 20 条 本会の会計年度は、4月1日に始
まり翌年3月 31 日終わるものとする。
(監査及び報告)
第6条 本会の会費は次のとおりとする。
(1)正会員の会費は年額 10,000 円とする。
(2)賛助会員は年額1口 100,000 円とする。
第5章 会計および監査
(会計)
第 21 条 本会の経理は、会計監査を経て
これを総会に報告し、承認を求めるものと
する。
長となる。
2 会長が必要と認めたとき、又は運営委員
の3分の1以上の請求があったときは、会
長は臨時総会を招集しなければならない。
(議決事項)
第6章 会則の改廃
(会則の改廃)
第 22 条 本会則の改廃は、総会において出
席者の3分の2以上の同意を得なければな
第 14 条 総会は次の事項を議決する。
らない。
(2)副会長2名
(1)役員の選出
(3)会 計1名
(2)予算、決算に関する事項
附 則
(4)会計監査2名
(3)事業計画
この会則は、平成 10 年4月1日から施行
(役員の選任)
(4)会長が必要と認めた事項
する。
(議決方法)
附 則
第8条 役員は、総会において正会員のうち
から選任する。
(役員の任期)
第9 条 役員の任期は1年とする。ただし、
第 15 条 総 会 の 議 決 は 出 席 者 の 過 半 数 を
する。
ところによる。
附 則
この会則は、平成 15 年4月1日から施行
再任は妨げない。
2 補選されたものの任期は、前任者の残任
期間とする。
3 役員は任期満了の後でも、後任が選出さ
れるまではその職務を行う。
この会則は、平成 14 年4月1日から施行
もって決し、可否同数の時は議長の決する
第4章 運営委員会
(運営委員会)
する。
附 則
第 16 条 本会に運営委員会をおく。
この会則は、平成 22 年4月1日から施行
2 運営委員会は、役員及び幹事をもって構
する。
M E E T I N G R E P O RT
09
MEETING REPORT
(事務所の所在地)
求め、その意見を聞くことができる。
(議決事項)
認を得て会長が委嘱するもの若干名とす
第3条 本会は前条の目的を達成するために
委員会の招集を請求された場合は、運営委
5 運営委員会の議長は会長とする。
う。)学部学生の諸活動及び福利厚生に対
(事業)
4 会長は3分の1以上の運営委員から運営
るときは、その職務を代行する。
2 顧問は理事長、学長及び運営委員会の承
与することを目的とする。
3 運営委員会は会長が招集する。
(3)会計は本会の会計事務を処理する。
第2条 本会は阪南大学(以下「大学」とい
する援助を行うとともに、大学の発展に寄
成する。
後援会事務局より
新教室棟
本キャンパス
阪南大学は本年度4月に国際観光学科が学部に改組され、新た
に5学部5学科となりました。規模、組織面といったソフト面の
みならずハード面においても語学教育棟としての2号館が竣工
し、50 周年という節目の年に向けての仕上げのスタート地点に
たったといえるのではないでしょうか。このような状況の下で、
後援会組織が今後どのような形で大学の発展、学生への支援を具
体的に行い構成員の皆様方や学生に充分満足いただける事業を展
開できるのか、事務局のスタッフ一同、皆様方からの貴重なご意
見、ご要望を頂戴できることを切にお待ちしております。
本年度の事業の目玉といたしまして、従来の後援会総会の開催
内容に手を加え、学業・就職に関する個別懇談会を開催するとと
もに、高松・広島の2会場において、地方部会を新たに開催いた
しました。地方部会開催については、同窓会組織の力強いご支援
も頂戴し、無事終了いたしました。同窓会組織とは、今後もいろ
いろな方面において連携を模索していきたいと考えております。
一方、各種奨学金の給付、教育事業、教育活動への支援事業、
課外活動への支援等、現状におけるこれまでの後援会の事業内容
については、一定のご理解を頂戴しておるとは存じますが、今後
も大学を取り巻く種々の環境の変化に柔軟に対応しながら、関係
者の満足のいくような新しい事業、話題となる事業の展開も急務
かと考えております。どうか、一層のご支援、ご協力を賜ります
ようお願い申しあげます。
編集・発行
阪南大学後援会事務局(阪南大学学生部学生課内)
〒 580-8502
大阪府松原市天美東 5-4-33
TEL 072-332-1224(代表)
FAX 072-330-7372
10
MEETING REPORT
MEETING REPORT
2 号館風景