取扱説明書 - M-System

TMS
テレメータ
取扱説明書
300 bps 専用回線用 形 式
テレメータ変換器
TMS
■前面図
ご使用いただく前に
①電源表示ランプ
PWR
このたびは、エム・システム技研の製品をお買い上げい
ただき誠にありがとうございます。
本器をご使用いただく
前に、下記事項をご確認下さい。
②動作表示ランプ
■梱包内容を確認して下さい
・変換器(本体+ソケット+入力抵抗器)................ 1 台
ただし入力抵抗器は電流入力をご指定いただいた場合に
のみ付きます。
③モジュラジャック
RUN
RD
SD
CD
⑤キャリア切換スイッチ※1
M
S
1
■形式を確認して下さい
お手元の製品がご注文された形式かどうか、
スペックラ
ベルで形式と仕様を確認して下さい。
■取扱説明書の記載内容について
本取扱説明書は本器の取扱い方法、
外部結線および簡単
な保守方法について記載したものです。
2
3
⑥接点入出力表示ランプ※2
4
LINE2
④コネクタ形端子台
※1、TMS−2S1、
2、
3、
4には付きません。
※2、アナログ入出力ユニットには付きません。
■動作表示ランプ
RUN:RUN 表示
RD :受信データ表示
SD :送信データ表示
CD :キャリア検出表示
■キャリア切換スイッチ
M:アンサーモード
S :オリジネートモード
取付方法
各部の名称
認定ラベル
LINE1
ソケットの上下にある黄色いクランプを外すと、
本体と
ソケットを分離できます。
ソケット
本体
スペックラベル
入力抵抗器
PWR
RUN
RD
SD
CD
1
2
結線ラベル
■ DIN レール取付の場合
ソケットはスライダのあ
る方を下にして下さい。
ソケット裏面の上側フック
を DIN レールに掛け下側を
押して下さい。
取外す場合はマイナスド
ライバなどでスライダを下
に押下げその状態で下側か
ら引いて下さい。
本体取付用
クランプ(上、下)
DINレール
(35mm幅)
スライダ
ソケットの形状は機種により
多少異なることがあります。
■壁取付の場合
次ページの外形寸法図を参考に行って下さい。
NM-5223 P1/5 改 2
TMS
接 続
各端子の接続は次ページもしくは本体側面の結線ラベルを参考にして行って下さい。
入力抵抗器が付いている場合、入力配線と入力抵抗器(R)とを端子ねじで共締めして下さい。
外形寸法図(単位:mm)
本体取付用
クランプ(上、下)
20
7.8
DINレール
(35mm幅)
取付の場合
7 14 6
5 12 4
2ーφ4.5
取付穴
(深さ25)
14−M3.5
端子ねじ
50
12
72
38以上
80
80
35.4
3
8
9 15 10
1 11 2
60
103
132
(3.3)
72
・密着取付可能
端子番号図(単位:mm)
12
入力抵抗器(REM)
7 14 6
5 12 4
3
8
9 15 10
1 11 2
REMは電流信号入力の
ときに付きます。
NM-5223 P2/5 改 2
TMS
通信部端子接続図
LINE 2
T1
各 I/O
参照
T2
LINE 1 モジュラジャック
U 7
供給電源
V 14
接地用端子 FG 8
2
RUN接点出力
11
ソケット
入出力部端子接続図
■ TMS − 2E1 −□
■ TMS − 2E2 −□
V
V
9V
9V
1
2
1
4 Di 1
2
5 Di 2
4
5 Di 2
12 COM1(−)
12 COM1(−)
6
6
3
3
3
4 Di 1
3
9 Do 1
4
10 Do 2
9 Do 1
10 Do 2
15 COM2
15 COM2(−)
1
1
ソケット
ソケット
斜体数字は前面パネルの接点入出力表示LEDの番号を示します。
■ TMS − 2R1 −□
斜体数字は前面パネルの接点入出力表示LEDの番号を示します。
■ TMS − 2S1 −□
4 +
4 Ai +
Ai 1
12 −
12 Ai −
5 +
5
Ai 2
6 −
6
V
3
9V
3
1
9 +
Ao 1
2
15 −
10 +
9 Di 1
10 Di 2
15 COM(−)
Ao 2
1 −
ソケット
1
ソケット
斜体数字は前面パネルの接点入出力表示LEDの番号を示します。
NM-5223 P3/5 改 2
TMS
入出力部端子接続図
■ TMS − 2S2 −□
■ TMS − 2S3 −□
4
Ai +
4 Ao +
Ai −
12 Ao −
R
12
5
5
6
6
V
9V
3
3
1
2
1
9 Di 1
2
10 Di 2
9 Do 1
10 Do 2
15 COM(−)
15 COM(−)
1
1
ソケット
ソケット
斜体数字は前面パネルの接点入出力表示LEDの番号を示します。
斜体数字は前面パネルの接点入出力表示LEDの番号を示します。
■ TMS − 2S4 −□
4 Ao +
12 Ao −
5
6
3
1
2
9 Do 1
10 Do 2
15 COM(−)
1
ソケット
斜体数字は前面パネルの接点入出力表示LEDの番号を示します。
NM-5223 P4/5 改 2
TMS
ご注意事項
TMS を使用する場合に、次の点をご確認下さるようお願い致します。
1、専用回線との接続
TMS に接続可能な専用回線は帯域品目 3.4 kHz ですの
で注意して下さい。また、専用回線への落雷による破損を
防止するために必ずテレメータ用避雷器(形式:MDP −
FT)を接続して下さい。また、供給電源にも電源用避雷
器を接続することをお勧めします。
2、TMS − 2E1、2E2、2R1 の設定
TMS − 2E1、2E2、2R1 は前面パネルの“キャリア切
換スイッチ”により、オリジネートモードとアンサーモー
ドの設定が必要となります。このため、TMS−2E1、2E2、
2R1 を使用する場合には、一方を“M”アンサーモードに
設定し、
他方を
“S”オリジネートモードに設定して下さい。
《注意》
専用回線との接続や送出信号レベルの変更は、
工事担任
者またはその監督の下で行って下さい。
テレメータ変換器
テレメータ用避雷器
形式:TMS−2S3−Kなど 形式:MDP−FT
アナログ出力
接点出力(Do 1)
接点出力(Do 2)
●取扱いについて
ソケットから本体部の取外または取付を行う場合は、
危
険防止のため必ず、
電源および入力信号を遮断して下さい。
●設置について
・塵埃、金属粉などの多いところでは、防塵設計のきょう
体に収納し、放熱対策を施して下さい。
・振動、
衝撃は故障の原因となることがあるため極力避け
て下さい。
・周囲温度が-5∼+55℃を越えるような場所、周囲湿度が
30∼90 % RHを越えるような場所や結露するような場
所でのご使用は、寿命・動作に影響しますので避けて下
さい。
・配線などで本体の通風口を塞がぬようご注意下さい。
●配線について
・配線(電源線、入力信号線、出力信号線)は、ノイズ発
生源(リレー駆動線、高周波ラインなど)の近くに設置
しないで下さい。
・ノイズが重畳している配線と共に結束したり、
同一ダク
ト内に収納することは避けて下さい。
●その他
・本器は電源投入と同時に動作しますが、
すべての性能を
満足するには 10 分の通電が必要です。
テレメータ用避雷器
形式:MDP−FT
テレメータ変換器
形式:TMS−2S1−Kなど
アナログ入力
接点入力(Di 1)
接点入力(Di 2)
専用回線
電源用避雷器
形式:MA−100
電源用避雷器
形式:MA−100
TMSは、通信ラインに極性がありませんので専用回線の接続はT1、T2のどちらに接続
しても問題はありません。
雷対策
保 証
雷による誘導サージ対策のため弊社では、
電子機器専用避
雷器<エム・レスタシリーズ>をご用意致しております。
併せてご利用下さい。
本器は、厳密な社内検査を経て出荷されておりますが、
万一製造上の不備による故障、または輸送中の事故、出荷
後3年以内正常な使用状態における故障の際は、ご返送い
ただければ交換品を発送します。
NM-5223 P5/5 改 2