北海道保険医新聞 2014年（平成26年） 6月20日（4）第786号（昭和40年4月18日第3種郵便物認可）検　査　点　数〔経過措置の設けられた点数〕〔内視鏡検査〕（通則）Ｑ１平成 28 年 3 月 31 日までに限り算定できるとされた検査について、具体的にはどのような検査が対象となるのか。Ｑ５休日当番の際に内視鏡検査を行った場合は内視鏡検査の休日加算が算定できるか。Ａ下表の 12 項目が対象となる。区分検　査　名 D004 12　肺サーファクタント蛋白（SP-A）羊水 1　クレアチニン（ヤッフェ法のみ） 1　エステル型コレステロール 3　遊離脂肪酸　4　前立腺酸ホスファターゼ 12　不飽和鉄結合能（UIBC）（RIA 法） 12　総鉄結合能（TIBC）(RIA 法 ) 22　カタラーゼ 29　シスチンアミノペプチターゼ（CAP） 16　溶連菌エステラーゼ抗体（ASE） 2　リウマトイド因子（RF）半定量 5　LE テスト定性 D007 D012 D014 Ａ以下の場合に算定できる。ア）休日加算が算定できる初診又は再診に引き続き行われた緊急内視鏡検査を実施した場合イ）初診又は再診に引き続いて、内視鏡検査に必要不可欠な検査を行った後、速やかに内視鏡検査を開始した場合であって、当該初診又は再診から内視鏡検査の開始時間までの間が 8 時間以内に実施した場合他の検査で代替できない理由のレセプト記載要否 ○ × ○ ○ ○ × × ○ ○ ○ ○ ○ Ｑ６入院中の患者に対しては、時間外加算・休日加算・深夜加算は算定できるか。Ａ休日加算・深夜加算は算定できるが、時間外加算は算定できない。入院中の患者の場合、病状の急変により、緊急内視鏡検査を行った場合であって、その開始時間が休日又は深夜である場合に算定できる。ただし、内視鏡検査が保険医療機関又は保険医の都合により休日又は深夜に行われた場合は算定できない。（小腸内視鏡検査、大腸内視鏡検査）Ｑ７カプセル内視鏡検査を実施した場合、レセプトに症状詳記を添付することとされているが、様式は決まっているか。Ａ添付様式は特に決まっていない。Ｑ２上表の検査をする場合、レセプトの摘要欄には何を記載する必要があるのか。Ｑ８「カプセル内視鏡検査」を算定するにあたって、上記以外に「摘要」欄への記載は必要か。Ａ他の検査で代替できない理由を記載する必要がある。（クレアチニン（ヤッフェ法のみ）、不飽和鉄結合能（UIBC）（RIA 法）、総鉄結合能（TIBC）(RIA 法 ) を除く）Ａ下記の記載が必要となる。・小腸内視鏡検査の「カプセル型内視鏡」を算定した場合は、当該患者の症状詳記を添付する。（従前通り）・大腸内視鏡検査の「カプセル型内視鏡」を算定した場合は、当該患者の症状詳記を添付する。さらに、「イの場合」は実施日を、「ロの場合」は実施困難な理由を「摘要」欄に記載する。Ｑ３ D014「2」リウマトイド因子（RF）定量でも記載必要か。Ａ必要ない。D014「2」リウマトイド因子（RF）半定量の場合のみ記載が必要になる。【参考】イ　大腸内視鏡検査が必要であり、大腸ファイバースコピーを実施したが、腹腔内の癒着により回盲部まで到達できなかった患者に用いた場合ロ　大腸内視鏡検査が必要であるが、腹部手術歴があり癒着が想定される場合等、器質的異常により大腸ファイバースコピーが実施困難であると判断された患者に用いた場合「ヤッフェ法」ではなく「酵Ｑ４ D007「1」クレアチニンについて、素法」で行った場合も平成 28 年 3 月 31 日までしか算定できないのか。Ａ「酵素法」で行った場合など、「ヤッフェ法」以外の方法で行った場合の算定期限は設けられていない。いることが伺えた。アにはかなり気をつけての清掃状況は良好で、ケ特別な内容ではないことにほっとしたが、最後いた。に「他の医療機関を紹介た。それは今後患者さんせず、しっかり受け止めが遭遇するであろう辛いる気持ちがありますか？」すべてしみるとのこと。状況を想定できる重い一歯科衛生士がブラッシング指導とクリーニング予想以上にシビアな状態言だった。をした後、仕上げに様々を把握し、診療を終了し開業して十数年、比較的健康な患者さんの口腔なものを試したようだが、と先生は私に問いかけ生にお願いしようと思った。ケアに関わってきた。し口腔ケアについて想うて…」と一言。その後のスタッフミーティングの中で、我々のかし、十数年後には３人先日、２年ぶりにある患者さんが来院された。射線療法を終えていた。知識と経験が少ないといに１人が歳以上になる久しぶりの再会だったが、診療情報提供書をみると、すでに化学療法と放いて心が波立つのを感じ問診すると、体はふらつう事実に愕然とし、すぐ 65 喉の回りが大きく腫れてた。に開業医でチーム医療を社会を迎えると、口腔ケき、口が渇き、口内炎が実践している先生に相談アも健常者とは異なる配痛く、含嗽剤や歯磨剤もしみるし、食事も大変だをした。「いやー、先生。お久しぶりです。癌になっちゃって…。今も通院中なんと言う。しかし、口腔内慮が必要となる。個人診療所においても、今回のようなケースに遭その先生からは患者さんに「お口のケアはご希望されたように当医院に遇する可能性は今後も続口腔ケアに止まらず、介て担当しますのでご安心「今後、専門的な知識や技護、栄養、心のケアなどください」ということと、くと思われ、健常者への量を伴う可能性があるたですけれど、口の中は先・・歯・科会員集会帯・広・十勝支部研修会への講師派遣年度支部長会議事に関する件 26 保険医会の〈５月〉動き ② の幅広い知識や技術の習 ③ 得を歯科衛生士と共有す年度定時総会・第２生の立会いを了承して頂回代議員総会開催準備め、経験を積んでいる先る重要性を深く考えさせに関する件きたい」と確認すること（大友）本紙同封のチラシでお申し込みください ④保団連第１回代議員会定員 ■ ８０名（先着順）対象 ■ 医科会員及び会員の所属する医療機関の職員られた。場所 ■ 北海道医師会館８階会議室（札幌市中央区大通西６丁目６）の２点のアドバイスを頂日時 ■ 7 月 10 日（木）18 時 30 分～ 20 時発言要望に関する件ー無用な返戻・査定を受けないためにー回医療研究フォーラム「分科会・保険診療セミナー講師 ■ 北海道保険医会研究部診療報酬対策委員　⑤保団連第医師・医事職員のための 29 26 15 日北海道医療大学への出張歯科保険講習会 26 25 16 日医療研実行委員会日開業医のための実務セミナー 31 27 日理事会日年度定時総会、第２回代議員総会ポスターセッション」演題募集に関する件 ⑥その他保・団連夏季セミナーへの役員派遣について・理事会だより 27 ■第１回全理事会日時５月日（火）場所事務局会議室協議事項 ①６月以降の主な活動の 78 萩原　信義先生５月日ご逝去（歳）謹んでご冥福をお祈りいたします 25 確認に関する件・接・遇・電話対応マナー講座・函・館地区支部研修会への講師派遣歯・科スタッフセミナー・