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2014.6.13
平成26年度第1号
平成26年5月30日「ホテル千秋閣」(花巻市)において開催された
公益法人岩手県トラック協会第2回通常総会の様子
(公社)岩手県トラック協会
IWATE TRUCKING ASSOCIATION
平成26年度 第1号
公 益
社団法人
※ 第39回岩手県トラックドライバーコンテスト開催のお知らせ
◆ 岩手県トラック協会第2回通常総会開催について
P1~2
◆ 平成26年度運行管理者等講習開催予定について
P3
◆ 運行管理者試験受験対策事前講習会開催について
P4
◆ 初任運転者特別教育講習実施について
P4
◆ 平成26年度整備管理者選任前研修の実施について
P5
◆ 「死亡労働災害防止強化月間」の取組について
P6
◆ 陸災防 各種講習会開催予定(7月~8月)
P6
◆ 平成25年度巡回指導時における改善指導項目(否)について
P7
◆ アルコール検知器使用の義務化及び保守について
P8
◆ 再巡回指導の強化について
P8
◆ 安全性優良事業所表彰規程について
P9~10
◆ 平成26年度貨物自動車運送事業安全性評価事業申請方法について P11~12
◆ 協会けんぽNEWS
P13
◆ 交通事故発生状況及び苦情について
P14
◆ 会員事業者の動きについて
P15
◆ 岩手県トラック情報ホームページをご活用ください
P15
※ 荷主勧告が発動されやすくなります!
※ 平成26年度輸送秩序確立運動について
第39回岩手県トラックドライバーコンテスト
開催のお知らせ
出場者 !
大募集
今年も以下の日程で「第39回岩手県トラックドライ
バーコンテスト」を開催いたします。日頃培った知識と
技能を試す絶好の機会でもありますどうぞ奮ってご参加
ください!!
★各部門の優勝者は10月下旬に茨城県で
開催予定の全国大会に出場していただきます。
◆学科試験
・日 時 平成26年7月5日(土) 10時30分~
・会 場
①岩手県トラック協会総合研修会館 ②岩手県トラック協会水沢研修会館
③小久慈公民館
◆実技試験
・日 時 平成26年7月26日(土) 8時30分~
・会 場 岩手県自動車運転免許センター(盛岡市玉山区)
◆出場申込 所定の様式に必要事項を明記し、所属支部にお申込みください。
※申込書につきましては、岩ト協へお問い合わせください。
◆お問合せ (公社)岩手県トラック協会 TEL 019-637-2171
公益社団法人岩手県トラック協会
第 2 回通常総会が開催される
提出 4 議案について原案通り承認・可決
陸災防、政治連盟、政策研究会総会も同日開催。
去る、平成26年5月30日(金)、花巻温泉ホテル千秋閣において、公益法人移行後第2回目となる
通常総会を開催し、月末の大変お忙しい中、会員事業者から158名の皆様にご出席いただきました。
今回の通常総会では、平成25年度事業経過報告及び決算の承認の他、昨年9月に辞任した笹原誠理
事の後任理事の選出、「研修施設運営資金」(旧運輸事業振興基金)の一部処分、「役員報酬等並びに費用
に関する規程」の改正など4つの議案が提案され、いずれも異議なく承認・可決されました。また、関
係団体である陸災防岩手県支部、岩手県トラック政治連盟、岩手県トラック政策研究会の定時総会も併
せて開催され、提出議案について全て原案通り可決・承認され、平成26年度の事業を本格的にスター
トさせております。
◆海鋒会長挨拶
開催に先立ち海鋒守会長が演壇に立ち、多忙中の総会出席に対し、
また、協会運営に対する日頃のご理解とご協力に対しお礼を述べ、概
略次の通り挨拶しました。
【海鋒会長挨拶の概要】 トラック運送業界を取り巻く環境は、「高止ま
りを続ける燃料価格」、「少子高齢化時代を背景にドライバーの高齢化
が進む一方で、若年労働者の獲得が進まず『人手不足』」、「本年4月か
らの消費税のアップ(5%から 8%)」等々、多数のコストアップの要因
が長きにわたり事業経営を圧迫しており、燃費削減をはじめとする徹
底した自助努力にもかかわらず、厳しい経営局面が続いております。
本年1月に発出された『トラック運送業における書面化推進ガイドライン』については、荷主・元請等に
運送契約に関する問題点等を理解してもらう“きっかけ”とし、更には、運賃等の適正な収受(運賃の値
上げの実現)に向け、最大限の活用とご努力を期待したいと思います。
しかし、このように厳しい環境においても、関係法令を遵守しつつ、交通事故防止・労働災害防止、環
境対策等々、業界が抱える多くの課題に適切に対応し、トラック運送業界に課せられた公共的使命の達成
と、業界の発展を期して活動を展開していかなければならなりません。
平成26年度は、国政の安定と経済・景気の本格回復の実現に向けた力強い政策を強く要望すると共に、
現下の経営危機を突破し、トラック運送業界が魅力ある業界として永続的な発展を遂げるため、関係行政、
関係団体等と緊密な連携を保ちながら、諸施策を推進してまいります。
以下、主な事業について考え方を述べさせて頂きます。
最初に、『交通事故防止・飲酒運転の撲滅・労働災害防止』についてであります。会員事業者の関係す
る重大交通事故は、ここ数年発生件数・死者数とも減少傾向となっておりましたが、昨年(25年)にお
いては、死亡事故件数・死者数ともに増加に転じてしまいました。
今年度も、安全機器の導入促進・運輸安全マネジメントの完全実施等により、安全管理と指導の徹底を
図り、事故の削減に取り組むこととし、重大交通事故・飲酒運転削減目標の達成に向け、会員事業者の強
い意識をもって推進して行くこととします。
加えて、労働集約型の事業であるため、多くを人の手に頼らざるを得ない状況にあるにも係わらず、就
業者に占める高年齢者の割合が増加傾向にある一方で、若年層の絶対数の減少や意識の変化、現行の運転
免許制度の弊害等により、若年層の就業者数が減少し、労働力不足の問題が深刻化しつつあるため、今後
より一層、高齢化、体力の衰えに起因する事故の増加が懸念される状況となっています。
この様な状況の中、職場における健康と安全を確保する事は、仕事をする上での最も重要な事であるも
のの、その目標達成に向けた安全管理体制が必ずしも十分とは言えない状況にあるため、より一層、労働
災害防止対策に傾注すべく、労働対策事業を推進してまいります。
次に、『適正運賃収受に向けた研修会等の実施』についてであります。トラック運送事業各社が事業の安
定を継続していくためには、高止まりを続ける現在の燃料価格を反映させた適正運賃収受が最大の課題と
なっております。
この様な中で、原価意識の高揚を図ると共に国交省が推奨する「燃料サーチャージ制」の導入に向けた
取り組みを推進するとともに、トラック運送業界が活力ある産業として永続的な発展を遂げるためには、
経営者・管理者の資質の向上と若手経営者、後継者、管理者等の育成が重要であるとの視点から、各種研
修会等を企画することとします。
次に、『広報活動』についてであります。トラック運送業界が抱える課題の克服のためには、地域住民・
荷主企業・関係行政等に対して、正しい理解と協力を求めていく行動が必要不可欠であることから、マス
メディアを活用した対外的な広報事業や「トラックの日」広報事業を推進してまいります。
次に、『政策要望活動』についてであります。トラック運送業界が抱える多くの課題の解決のためには、
その声を国政に届ける必要があることから、上部団体である全ト協や東北六県連合会等と連携し、国会議
員に対する要望を今後も強力に継続する必要があります。
又、業界出身の県議会議員を中心とする協会顧問団とも、適宜、情報交換の機会を設け業界の現状と課
題について理解を求めていく他、公益社団法人としての運営も含め適切な指導を仰ぐこととします。
おわりに、平成25年度の事業経過並びに決算につきましては、後ほど事務局より具体的に報告させます。
又、平成26年度の事業計画並びに予算につきましては、議案書にも掲載しておりますが、3月に開催さ
れました「第7回理事会」において承認を受けて、4月1日より具体的な事業を推進してきておりますので、
ご理解を頂きたいと思います。
これまでと同様に、これからも会員のための協会を目指して、役職員一丸となって事業を推進してまい
ります。公益社団法人岩手県トラック協会 第2回通常総会の開催に当たってのご挨拶とさせて頂きます。
◆岩ト協会長表彰等表彰式
議案審議に引き続き、来賓各位をお迎えし表彰式を開催しました。
今年度は全ト協関係 7 名、岩ト協関係 30 名と 12 社が表彰され、各
部門の代表者が壇上に上がり、海鋒会長から表彰状と記念品が授与さ
れました。また、当日ご隣席いただいた多数のご来賓を代表し、東北
運輸局岩手運輸支局、岩手県、岩手労働局、岩手県県警本部より祝辞
を頂戴し、来賓紹介、祝電を披露して午後 4 時に総会を閉会しました。
(写真は左から、東北運輸局岩手運輸支局長:中屋敷守央様、岩手県警察本部交通部長:青柳晃様、岩手労働局労働基準部長:小島悟司様
岩手県商工労働観光部産業経済交流課総括課長:佐藤学様) ※順不同
◆経営者セミナー
通常総会終了後、物流ジャーナリストの森田富士夫氏を講師として
お迎えし、「事業活性化に向けた経営のヒント」と題して、今年度第
1 回目の経営者セミナーを開催した。業界に山積する多くの課題のう
ち、燃料サーチャージ導入、運賃改定の交渉や、省燃費運転の取り組
み等、各社でも取り組み可能な、実用的な成功事例を中心とした分か
りやすい内容で聴講者から好評を得た。是非、今後の事業経営に活か
していただき、「追い風が吹いている」と言われる今、このタイミン
グを逃さず、適正運賃の獲得に向け取り組みをお願いしたい。
お知らせ 平成 26 年度運行管理者等講習開催予定について
平成 26 年度の運行管理者等講習の開催日程が下記の通り決定いたしました。昨年度と同様、自動車事
故対策機構からの開催通知はありませんので、受講対象者は、下記日程をご確認の上、自動車事故対策
機構へお申込みください。
■基礎講習
・日 時 平成26年11月12日(水)~14日(金)3日間
※申込開始⇒9月1日からとなります。
・場 所 岩手県トラック協会総合研修会館
・受 講 料 8,700円(税込)
※岩ト協にて受講料助成を行っております。詳細につきましては、岩ト協HP及び助成金
特集号をご覧ください。
・受講対象者 ① 試験を受けて運行管理者になろうとする方(受験資格が得られます。)
② 認定にて運行管理者になろうとする方(認定要件の必須講習です。)
③ 資格者証がなく、運行管理者の業務を補助するために選任する方
④ その他受講を希望する方
■一般講習
・日時及び開催場所につきましては、下記の通りとなります。 ※申込開始⇒7月1日からとなります。
日 時
9月4日(木)
開催場所
宮古市 休暇村 陸中宮古
9月11日(木) 一戸町 一戸町コミュニティセンター
9月17日(水) 奥州市江刺総合支所
9月18日(木) 奥州市江刺総合支所
9月19日(金) 奥州市江刺総合支所
10月22日(水) 矢巾町 岩手県トラック協会総合研修会館
10月23日(木) 矢巾町 岩手県トラック協会総合研修会館
10月28日(火) 矢巾町 岩手県トラック協会総合研修会館
10月29日(水) 矢巾町 岩手県トラック協会総合研修会館
・受講対象者 ①平成25年度に一般講習を受講しなかった運行管理者全員
②平成24年度に受講義務があったが、都合により平成25年度に受講した運行管理全員 ③岩手運輸支局長より、別途受講通知があった営業所の運行管理者全員
④初めて選任された運行管理者で一般講習を受講していない方
⑤その他、受講を希望する方
※受講料(3,100円)の助成については、運行管理者として選任届出をされている方が対象となります。
お申込みの際には、区分をお間違えのないようお願いいたします。
■基礎講習及び一般講習のお申込みについて
・自動車事故対策機構岩手支所 TEL 019-652-5101 へお問い合わせください。
※自動車事故対策機構 HP からもお申込みが可能となっております。
⇒https://k-yoyaku.nasva.go.jp/yoyakuーuser
お知らせ 運行管理者試験受験対策事前講習会開催について
この講習は、受験資格を得るための講習(基礎講習)ではありません。
受験の申請をされた方が対象となりますのでご注意下さい。
「平成26年度第1回運行管理者試験」が、平成26年8月24日(日)に実施されます。
岩手県トラック協会では、会員事業所の従業員で、8月24日(日)に受験される方(受験申請を行っ
た方)を対象に受験対策の一助として、下記により受験対策事前講習会を開催いたします。受講を
希望される方は、岩ト協へお申込みください。
◆開催日時・会場
開催日
事前講習会
模擬試験
開催場所
開催時間
7月18日(金) 岩手県トラック協会 水沢研修会館
7月19日(土) 岩手県トラック協会 総合研修会館
9時30分~16時30分
8月20日(水) 岩手県トラック協会 総合研修会館
※模擬試験は、事前講習を受講した方で希望者のみ申込み可能です。
※いずれの会場も9時20分までに受付を済ませてください。
◆定 員 水沢会場50名、矢巾会場・模擬試験いずれも100名
(なお締切日前であっても各会場定員になり次第、締め切ります。)
◆受講料 無料(但し、テキストは(株)輸送文研社から発行の「過去の問題の解説と実践模擬
問題の解説と実践模擬試験問題平成26年8月版」〈貨物自動車運送事業者編〉を使
用して行いますので、お持ちの方は、当日ご持参願います。
※当日テキストを購入される場合テキスト代2,500円(税込)がかかります。
◆申込締切 平成26年6月30日(月)までに岩ト協へお申込みください。
※申込書につきましては、お手数ですが岩ト協へお問い合わせください。
お知らせ
初任運転者特別教育講習実施について
「貨物自動車運送事業者が事業用自動車の運転者に対して行う指導及び監督の指針」(平成 13 年 8 月
20 日国土交通省告示第 1366 号)に基づく、初任運転者に対する特別教育については、本来事業者に
おいて実施すべき教育でありますが、事業者において実施が難しい場合の対策として「初任運転者特
別教育」講習を下記により開催することとしました。受講を希望される事業者におきましては、岩ト
協へお申し込みください。※なお、当初、月 2 回実施予定としておりましたが、受講申し込みが少な
いことが予想されるため、下記の通りの開催といたします。 ◆開催日時・会場
日 時
※これ以降の予定は 9 月頃発表予定です。
開催場所
講習時間
7月23日(水) 岩手県トラック協会 総合研修会館
8月20日(水) 岩手県トラック協会 総合研修会館
9時15分~16時30分
★申込み締切
⇒各開催日2週間前
9月19日(金) 岩手県トラック協会 総合研修会館
◆受講料 テキスト代 3,000円(税込)
◆申込方法 受講申込書及び 「雇用保険被保険者資格取得等確認通知書」等雇用保険加入ができ
るものを添付して岩ト協へ送付してください。(FAX可)
※申込書につきましては、お手数ですが岩ト協へお問い合わせください。
平成26年度整備管理者選任前研修の実施について
整備管理者として選任する予定の方で、実務経験(2年以上)により選任される方については事前に
講習が必要となります。今年度の予定は下記の通りとなりますので、受講を希望される方は、必要事項
をご記入の上、岩ト協までお申込みください。
整備管理者選任前研修
東北運輸局
岩手運輸支局長
受講申込書
殿
平成
年
1.受講者の住所等について
ふりがな
住
所
ふりがな
氏
名
生年月日
大正
昭和
平成
年
月
日生
注)当日交付する研修修了証に上記の氏名と生年月日が記載されますので
正確に、丁寧に、記入願います。
2. 整備管理者として選任される予定の事業場等の状況について
・業種の別(該当する項目の数字に○を付けて下さい。
)
1.事業用
2.自家用(レンタカー)
3.自家用(レンタカー以外)
・車両の内訳(営業所等の車両数を記入して下さい。
)
車両数
バ
30人以上
ス
30人未満
乗
用
8トン以上
トラック等
8トン未満
軽
貨 物
3. 連絡先等について
ふ
り
が
な
所属事業場名
ふ
り
が
な
営 業 所 等 名
連
絡
先
Tel
Fax
注)記入にあたっては、記入漏れの無いように楷書で丁寧にお願いします。
また、
「ふりがな」も忘れずに記入して下さい。
4. 受講希望日
(受講を希望する研修日の①~④に○を付けて下さい。
)
① 第1回
平成26年 5月22日(木)
申込締切 4月30日(水)
② 第2回
平成26年 8月21日(木)
申込締切 7月31日(木)
③ 第3回
平成26年11月20日(木)
申込締切10月31日(金)
④ 第4回
平成27年
申込締切 1月30日(金)
2月19日(木)
月
日
「死亡労働災害防止強化月間」の取組について
平成26年の労働災害による死亡者数は3月末現在(速報値)では全業種合計で12名(対前年+9
名)、陸運業で1名(対前年+1名)となっており、極めて憂慮すべき状況にあります。
このような状況から、陸災防岩手県支部では、岩手労働局・各労働基準監督署、主要労働災害防止団体、
岩手経済4団体、連合岩手とともに、平成26年5月から7月までの3か月間を「死亡労働災害防止強
化期間」として設定し
『基本に返って 安全確認! 高めよう 一人ひとりの安全意識』
をスローガンに、会員事業者の一人ひとりが、作業の基本である安全の確保を第一とし、これ以上、尊
い生命が失われることがないよう、あらためて死亡労働災害の防止を呼びかけ、より一層の労働災害防
止対策の徹底に取組むことといたしました。
つきましては、会員事業所の皆様におかれましても、死亡災害の撲滅に向け取組んで頂きますよう、ご
理解とご協力の程、宜しくお願いいたします。
平成26年7月∼8月
陸災防
各種講習会開催予定について
陸上貨物運送事業労働災害防止協会岩手県支部主催の平成26年7月~8月開催予定の各種講習会
を下記の通りお知らせいたします。受講を希望される方は、陸災防岩手県支部までお問い合わせくだ
◆陸災防岩手県支部 TEL 019-637-3287◆
さい。 開催月日
7月
8月
開催場所
講習名等
4日・6日
矢巾町
フォークリフト運転技能講習(11時間コース)
4日・5日・12日・13日
矢巾町
フォークリフト運転技能講習(31時間コース)
11日
矢巾町
安全衛生推進者能力向上教育(初任時)
25日
矢巾町
リスクアセスメント研修会
7日・8日
矢巾町
はい作業主任者技能講習
9日
矢巾町
フォークリフト運転技能業務従事者安全教育
22日
矢巾町
荷役災害防止担当者管理者教育
23日
矢巾町
車両系荷役運搬機械等作業指揮者安全教育
適正化
平成25年4月∼平成26年3月
平成25年度 巡回指導時における改善指導項目(否)内容について
運送事業者等を訪問し、法令に基づいた運営、帳票類の記入等の指導を行っている巡回指導の項目は現在 50 項目
あります。50 項目のうち自主点検項目として、営業所が自主的に点検する項目は 13 項目、適正化指導真が営業所
を訪問し、実際の帳票類を閲覧する項目は 37 項目となっております。その 37 項目について平成 25 年度の指導結果
内容等をお知らせいたします。
■巡回事業所 341件
区分 重点
Ⅰ 事業計画等
○
項 目
(1)主たる事務所・営業所の名称・位置
(2)事業用自動車の種別・台数
○
(3)自動車車庫の位置・収容能力
(4)乗務員の休憩・睡眠施設の位置・収容能力
(5)乗務員の休憩・睡眠施設の保守・管理
○
Ⅱ
340
340
340
340
340
(6)届出事項(役員他)の変更
230
(7)白トラ利用等
○ (8)名義貸し・事業の貸し渡し
帳票類の整備、報告等
(1)事故の記録・保存
(2)自動車事故報告書の提出
(3)運転者(従業員)台帳の記録・整備・保存
(4)車輌台帳の整備・保存
(5)営業報告書・事業実績報告書の提出
Ⅲ
該当件数
(否)該当理由
届出なし
届出なし
届出なし
届出なし
0
知識不足(忘れ等)
知識不足(忘れ等)
知識不足(忘れ等)
0
0
知識不足(忘れ等)
0
施設なし
0
管理状態の悪さ
0
届出なし
0
知識不足(忘れ等)
0
(否)合計
該当件数に対しての
(否)合計比率(%)
2
0.6%
0
0.0%
0
0.0%
0
0.0%
0
0.0%
0
0.0%
340
340
営業行為を確認(疑いあり等)
0
名義貸し・事業貸渡し行為確認
0
0
0
0.0%
0.0%
184
保存忘れ(過去3年間に事故あり)
0
0
0.0%
0
0.0%
7
2.1%
1
0.3%
41
18.8%
0
0.0%
1
0.3%
18
6.1%
0
0.0%
70
20.6%
0
0.0%
71
20.9%
37
24
10.9%
8.4%
45
57.7%
87
25.6%
91
45.3%
58
28.7%
0
0
0.0%
0.0%
41
15.4%
11
3.2%
17
5.0%
3
23
0
47
1.2%
6.8%
0.0%
13.8%
1
0.3%
15
4.4%
93
27.4%
30
340
340
218
提出なし
0
知識不足(忘れ等)
0
一部不足(新雇用・退職者、記録・保存等)
7
全記録・保存なし
0
一部不足(増車分・記録・保存等)
1
全記録・保存なし
0
提出忘れ(100日以上経過等)
40
知識不足
1
制定・保管なし
0
届出忘れ(選任・解任等)
1
運行管理等
(1)運行管理規程が定められているか
340
(2)運行管理者の選任・届出
340
(3)運行管理者の所定の研修受講
294
(4)必要な員数の運転者の確保
340
◎
(5)過労(運転)の防止
◎
(6)過積載による運送
◎
340
必要員数なし(知識不足)
受講日忘れ
340
(7)点呼の実施及び記録・保存
○
(8)乗務記録(運転日報)記録・保存
○
(9)運行記録計(チャート紙)の記録・活用・保存
○
(10)運行指示書の作成・携行・保存
340
340
286
78
◎
○
○
(11)乗務員に対する安全確保に必要な指導監督
(12)特定の運転者に対する特別教育
(13)特定の運転者に対する適性診断
340
201
202
管理者の事情(体調不良・冠婚葬祭等)
2
必要員数なし(知識不足)
0
改善基準告示の知識なし
0
改善基準告示の知識不足
6
過積載を確認(疑いあり等)
記録不足(検印なし・中間点呼なし・後付け等)
(2)整備管理者の選任・届出
340
338
(3)整備管理者の所定の研修受講
266
(4)日常点検基準を作成、点検の適正
◎
(5)定期点検基準を作成、点検整備・記録の保存
340
340
64
0
27
8
知識不足(点呼時期不適切等)
36
記録不足(積載状況なし・検印なし等)
37
記録不足(確認・指示、検印なし等)
24
未作成
14
内容不足(知識不足)
一部未実施
項目不足
未実施(指導知識不足)
31
22
52
13
対象者人数不足
20
事故履歴未取得
未実施(教育知識不足)
66
対象者人数不足
18
知識不足(忘れ等)
27
一部未実施
一部未実施
未実施(知識不足)
車輌管理等
(1)整備管理規程が定められているか
0
16
対象者人数不足
5
13
制定・保管なし
0
届出忘れ
0
受講日忘れ
37
管理者の事情(体調不良・冠婚葬祭等)
4
点検忘れ(検印無し・一部未実施含む)
11
未実施(記録・保存なし等)
定期点検忘れ(検印無し・一部未実施含む)
未実施(記録・保存なし等)
0
12
5
労基法等
○
(1)就業規則の制定・届出
(2)36協定の締結・届出
(3)労働時間・休日労働の違法性(運転時間除く)
Ⅵ
0
0
早朝・深夜未実施(管理者不在等)
Ⅴ
2
0
休息不足(荷主要請等)
Ⅳ
件 数
○ (4)所定の健康診断の実施・記録・保存
法定福利費
○
(1)労災・雇用保険への加入
259
336
340
340
340
届出忘れ(知識不足等)
3
届出忘れ(知識不足等)
23
連続勤務(協定違反)
深夜従事者未実施
一部未加入
経済的理由
1
従業員事情
0
未加入(故意)
○
(2)健康保険・厚生年金保険への加入
338
一部未加入
0
経済的理由
4
従業員事情
11
未加入(故意)
運輸安全マネジメント
340
0
47
取り組み無し
※ 巡回事業所件数は341件であるが、うち1件については指導項目に関する資料等が確認出来なかった事から該当件数より除外とした。
0
1.アルコール検知器使用の義務化及びアルコール検知器の保守について
(A)事業用自動車の運転者の飲酒運転を根絶するため、平成23年5月1日より、運送事業者が運転者に
(A)対して実施する事とされている点呼において、運転者の酒気帯びの有無を確認する際にアルコール検
(A)知器を使用する事等が義務化されました。
①アルコール検知器の備付け
・営業所ごとにアルコール検知器を備える。
・遠隔地で乗務を終了または開始する場合には、運転者に携帯型のアルコール検知器を携行させる。
②点呼時の運転者に対する酒気帯びの有無の確認の際のアルコール検知器の使用 乗務開始前、終了後の点呼において、運転者の顔色、呼気の臭い、応答の声の調子を目視等で確認
(A) する事に加え、アルコール検知器を使用する事により運転者の酒気帯びの有無を確認する。
(B)運行管理者はアルコール検知器を故障がない状態に保持しておくために、アルコール検知器の製作者
(A)が定めた取扱い説明書に基づき、適切に使用し、管理及び保持するとともに、次の事項を実施しなけ
(A)ればなりません。
①毎日確認 ・電源が確実に入る事 ・損傷が無い事
※遠隔地で乗務を終了または開始する場合等、アルコール検知器を運転者に携行させ、または自動車
(A) に設置されているアルコール検知器を使用させる場合にあっては、運転者が所属営業所を出発する前
(A) に実施する事。
②週1回以上確認
・酒気を帯びていない者がアルコール検知器を使用した場合に、アルコールを検知しない事。
・アルコールを含有する液体またはこれを希釈したものを、口内に噴霧したうえでアルコール検知器
を使用した場合に、アルコールを検知する事。
(A) ※アルコール検知器メーカーから販売されているキットを使用する事も出来ます。
2.再巡回指導の強化について
巡回指導の結果、総合評価が悪い事業者への改善方策として、平成26年度より再巡回指導を強化する。
現
新 規 事 業 者
新 設 事 業 者
D ・ E 事 業 者
行
改 訂 後
・運輸開始後
6ヶ月以内
・その後
・それ以降
1年後
2年に1回
・運輸開始後
・その後
6ヶ月以内
2年後
・運輸開始後
・その後
・それ以降
・それ以降
2年に1回
・その後
・全事業者(D、E含む)
2年に1回
※現行どおり
6ヶ月以内
1年後
2年に1回
1年後
※1年後の巡回指導の結果、A・B・Cラン
クに変更となった事業者については、以後
2年に1回の巡回指導となります。
お知らせ
安全性優良事業所表彰規程について
国土交通省より、安全性優良事業所表彰規程について通知がありましたので、下記の通りお知らせいた
します。この制度は、国として良質な事業所に対し一定の評価を付与することを目的としGマーク取得
事業所の中で、さらに一定の高いレベルにある事業所を「国土交通行政の推進に関して功績が顕著であ
る者」として表彰する為のものであります。表彰制度に係る基準の詳細並びに必要な書類につきましては、
岩ト協までお問い合わせください。
≪問い合わせ先≫ 岩手県適正化事業実施機関 (岩手県トラック協会内) (TEL)019-637-2171 (FAX) 019-638-5010
◆安全性優良事業所表彰規程
第 1 条 ( 目的 )
この規程は、「貨物自動車運送事業の輸送の安全」について、長期間に渡って、安全対策の徹等により荷主や社会に対
し多大な貢献をしている貨物自動車運送事業者の事業所に対する表彰に関し、必要な項目を定めることを目的とする。
第 2 条 ( 表彰の対象事業所 )
表彰状は、長期間に渡って安全性優良事業所の認定 ( 全国貨物自動車運送適正化事業実施機関 ( 公益社団法人全日本ト
ラック協会 ) が行う貨物自動車運送事業安全性評価事業による「安全性優良事業所」の認定をいう。) を受け、安全対策
適正化
等について顕著な功績が認められる事業所について授与する。
第 3 条 ( 表彰状の授与 )
表彰状の授与は、その功績に応じて、地方運輸局長 ( 沖縄総合事務局長を含む。以下同じ。)、運輸支局長 ( 神戸運輸
監理部兵庫陸運部及び陸運事務所を含む。以下同じ。) が行うものとする。なお、地方運輸局長表彰を行う場合は、運輸
支局長表彰を行った後に行うものとする。
第 4 条 ( 表彰状の授与の時期 )
表彰状の授与の時期は、地方運輸局又は運輸支局において、他の表彰の時期を勘案して定めるものとする。
第 5 条 ( 表彰の取り消し )
この表彰にあたり、虚偽の書類が確認された場合は、表彰を取り消すものとする。
第 6 条 ( 基準及び必要な書類 )
この表彰に関する対象事業所の具体的な基準、必要な書類等の取扱については、自動車局貨物課長が定めるものとする。
第 7 条 ( 事務の取り扱い )
本規程に係る事務は、自動車局貨物課、地方運輸局自動車交通部貨物課及び沖縄総合事務局陸上交通課並びに運輸支局
輸送部門、神戸運輸監理部兵庫陸運部輸送部門及び陸運事務所輸送部門において取り扱うものとする。
附則
この規程は、平成 26 年 3 月 31 日から施行し、平成 26 年度に実施する表彰から適用する。
◆安全性優良事業所表彰における運輸支局長表彰の取扱い規程
第1条
安全性優良事業所表彰規程の第 6 条に定める運輸支局長表彰の取扱規程は、次条以下のとおりとする。
第 2 条 ( 運輸支局長表彰の基準 )
表彰を受けることができる事業所は、以下の各号の基準を満たしている事業所であることとする。
一 全国貨物自動車運送適正化事業実施機関が行う貨物自動車運送事業安全性評価事業 ( 以下「G マーク事業」という。) に
よる安全性優良事業所の認定を連続して 10 年以上受けている事業所であること。
二 表彰日の直前 3 年間について、表彰を受けようとする地方運輸局の管内で第 1 当事者としての事故 ( 自動車事故報告規
則 ( 昭和 26 年運輸省令第 104 号 ) 第 2 条第 1 号から第 6 号、第 8 号、第 10 号及び第 12 号から第 14 号に規定する事故
をいう。以下同じ。) 又は第 1 当事者と推定される事故を惹起していない事業所 ( 管内の他の事業所を含む。) であること。
三 表彰日の直前 1 年間について、表彰を受けようとする地方運輸局の管内において監査に基づく行政処分を受けていない
事業所 ( 管内の他の事業所を含む。) であること。
四 交通事故防止会議、安全衛生委員会 ( 交通事故防止の内容が含まれるものに限る。)、グループによる危険予知訓練、ヒ
ヤリ・ハット活動、交通事故防止に関する品質管理活動、小グループ安全活動、交通事故防止等輸送の安全確保に関す
る会議・活動など、定期的な運転者教育が行われている事業所であること。
五 デジタル式運行記録計又はドライブレコーダーのいずれかが事業所に配置されている車両の 90% 以上に装着されている
事業所であり、その効果をドライバー教育等 ( 運輸安全マネジメントや安全運行につながる省エネ運転の実施など ) に
反映させている事業所であること。
六 G マーク事業による安全性優良事業所の認定を受けたことにより、当該安全性評価の認定後に荷主からの評価若しくは
安定的な経営を確保した事業所であること又は社内において、定期的に「運転記録証明書」を取り寄せ、事故及び違反
実態を把握して、個別指導に活用している事業者であること。
第3条
当該表彰にあたっては、安全性優良事業所表彰候補推薦取りまとめ書を、運輸支局に提出させることとする。
第4条
この規程に係る基準の詳細及び提出が必要な書類等は、この規程によるほか、別に定めるものとする。
第 5 条 ( 基準日 )
この表彰に係る基準日は、第 2 条第二号又は第三号に掲げる事項を除き、当該表彰の行われる年度の 4 月 1 日とする。
2 前項の基準日から表彰日のまでの間に、第 2 条第二号又は第三号に該当しないこととなった場合又は該当しないことと
なるおそれが生じた場合は、表彰を行わないものとする。
附 則
この規程は、平成 26 年 3 月 31 日から施行し、平成 26 年度に実施する表彰から適用する。
平成26年度貨物自動車運送事業
安全性評価事業(Gマーク)の申請方法について
-5-
従業員の健康管理していますか? “交通事故防止、 労災防止、 経営安定のために…”
協会けんぽからの様々な情報を今年度のトラック情報にて毎号お届けします。
社内で情報を共有いただき従業員の健康管理等にお役立てください。
協会けんぽ(全国健康保険協会)とは
中小企業等で働く従業員やその家族の皆様が加入されている健康
保険(政府管掌健康保険)は、従来、国(社会保険庁)で運営されて
いましたが、平成20年10月1日、新たに全国健康保険協会が設立され、
協会が運営することとなりました。おもに、保険給付や保健事業に関
第1号
する業務を担います。この協会が運営する健康保険の愛称を「協会け
んぽ」といいます。
平成 24 年度 協会けんぽ岩手支部 業種別生活習慣病予防健診結果
業種別リスク保有割合
項目
1位
4位
5位
腹囲リスク
運輸業、郵便業
(47.5%)
鉱業、採石業、砂利採取業 電気・ガス・熱供給・水道業
(45.9%)
(42.7%)
建設業
(42.5%)
情報通信業
(40.6%)
血圧リスク
運輸業、郵便業
(52.4%)
鉱業、採石業、砂利採取業
(50.2%)
建設業
(47.4%)
農林水産業
(47.2%)
複合サービス業
(44.3%)
代謝リスク
(血糖値)
運輸業、郵便業
(25.0%)
鉱業、採石業、砂利採取業
(21.0%)
建設業
(20.6%)
金融・保険業
(18.8%)
複合サービス業
(18.0%)
脂質リスク
運輸業、郵便業
(37.9%)
電気・ガス・熱供給・水道業
(35.4%)
情報通信業
(35.3%)
建設業
(33.3%)
鉱業、採石業、砂利採取業
(31.7%)
メタボリック
リスク
運輸業、郵便業
(23.2%)
鉱業、採石業、砂利採取業
(20.5%)
金融・保険業
(19.8%)
電気・ガス・熱供給・水道業
(19.7%)
建設業
(18.8%)
メタボリック
予備群
運輸業、郵便業
(17.0%)
建設業
(16.4%)
電気・ガス・熱供給・水道業
(15.1%)
情報通信業
(15.1%)
複合サービス業
(14.6%)
建設業
(34.6%)
運輸業、郵便業
(34.0%)
複合サービス業
(33.2%)
BMIリスク
(肥満度)
2位
3位
鉱業、採石業、砂利採取業 電気・ガス・熱供給・水道業
(38.0%)
(35.0%)
中性脂肪リスク
運輸業、郵便業
(32.7%)
情報通信業
(30.9%)
電気・ガス・熱供給・水道業
(29.9%)
建設業
(28.7%)
鉱業、採石業、砂利採取業
(28.3%)
HDLコレステ
ロールリスク
運輸業、郵便業
(8.4%)
金融・保険業
(6.8%)
電気・ガス・熱供給・水道業
(6.5%)
情報通信業
(6.2%)
建設業
(6.1%)
喫煙者の割合
運輸業、郵便業
(52.1%)
生活関連サービス業、娯楽業
(50.0%)
建設業
(49.4%)
鉱業、採石業、砂利採取業
(44.4%)
宿泊業・飲食サービス業
(43.8%)
※平成 24 年度における協会けんぽ岩手支部加入者の生活習慣病予防健診受診者でリスク保有者の割合です。
※項目ごとに設定された基準値を超えると「リスク有り」と判定されます。
※業種については、日本年金機構に登録されている業種及び日本標準産業分類を参考にしております。
※業種ごとに健診受診者数は異なります。
BMIリスク以外のリスクにおいて、「運輸業、郵便業」のリスク保有割合が一番高い、
という結果になりました。
健康づくりは幸せづくり
~わたしたちが応援します~
協会けんぽでは、生活習慣病予防健診を受診された方を対象に、メタボリックシンドロームに着目した「特
定保健指導」を実施しています。当協会の保健師・管理栄養士が職場へ伺い健康づくりのサポートをします。
ご案内が届いた際は、是非ご利用下さい!
ご案内が届いた際は、是非ご利用ください!
年に1回 毎年受けて健康管理!
協会けんぽ
被保険者
35
歳以上の方は…
生活習慣病予防健診の受診を!!
被扶養者
40
歳以上の方は…
特定健診の受診を!!
加入
健診結果でメタボ予防が必要な方は…
特定保健指導のご利用を!!
※次回は「身体的健康に関する課題と解決策」等を掲載いたします!
全国健康保険協会岩手支部に関するお問い合わせは ℡019-604-9009(代表)までお願いいたします。
交通事故発生状況及び苦情について
平成 26 年重大交通事故・飲酒削減目標
①第1当事者となる事故の死者数を「ゼロ」とする。(前年4名)
※会員事業所ドライバーの死亡事故を「ゼロ」とする。
②第 1 当事者となる事故発生件数を 4 件以内とする。(前年6件)
③飲酒運転・酒気帯運転「ゼロ」とする。(前年0件)
会員事業者が関係する重大事故及び、協会に寄せられた苦情についてお知らせいたします。寄せられ
た苦情につきましては、対象となっている事業者への注意・改善指導を行っております。ぜひ社内で情
報を共有いただき、事故防止、運転マナーの向上に努めていただきます様お願いいたします。
■重大事故発生状況(平成26年5月末現在の事故内容)
月日
当事
事 故 内 容
1月31日
1
23時40分頃、宮城県岩沼市の国道4号下りの片側2車線の直線で、トラックが道路に立っていた男性をはね、さらに前方に停車し
ていた大型トラックに追突した。 はねられた男性が何らかの理由で自分の大型トラックの後方に立っていた模様。この事故で、は
ねられた男性(62才)が死亡した。 ★非会員事業者
2月6日
2
17時55分頃、九戸村長興寺の国道340号の片側1車線の直線で乗用車が対向車線にはみ出し、対向してきたトラックと正面衝突
した。この事故で乗用車を運転していた女性が重体を負った。当時路面は圧雪凍結していた。
3月17日
2
3月27日
1
4月10日
2
10時8分頃、花巻市中笹間の県道交差点で乗用車とトラックが出合い頭に衝突した。現場は、信号機や一時停止標識のない十
字路交差点でトラックの側に通行が優先される中央線があった。この事故で、乗用車に同乗の男性が重傷を負った。
4時30分頃、新潟県柏崎市の北陸自動車道で、一部車線にはみ出す形で路肩に停車していたトラックに追突した。この事故で相
手運転手が重傷を負った。
7時10分頃、岩手郡葛巻町の国道281号線の片側1車線の直線道路で、乗用車が対向車線にはみ出し、対向してきたトラックと
正面衝突した。この事故で乗用車の運転手が、右足と左手骨折の重傷を負った。
■苦情受付状況(平成26年5月末現在の苦情受付内容)
月 日
2月14日
苦 情 内 容
いま、秋田県角館から盛岡へ向かうバイパスにおいて、○○○○の車両に「煽り・幅寄せ・急ハンドル」等の運転をされた。協会より注意して欲しい。
2月17日
2月15日23時頃、宮城県大崎市内4号線を走行中、○○○○のトラックが幅寄せ、信号無視をしながら80~100kmのスピードを出していた。あまりにもひどい
ので4号線で止めて話しをしたら、「そっちもどうゆう運転をしているんだ!」と言われた。会社(本社)にも連絡したが何の返答もないので、トラック協会から指
導して欲しい。
2月16日14時50分頃、高速下りで北上市辺りを走行中、前を走っていた○○○○のトラックが蛇行運転をし危険であった。追い越す時には幅寄せをされ、
ティッシュを投げつけられた。会社に電話したが、協会にも言わなくてはならないと思い電話した。
3月3日
今日のお昼頃、乗用車を運転中、首都高速下り線・東領家付近で、○○○○のトラックが追越車線を走っており、前に入ろうとしたがなかなか入れてもらえ
ず、壁にぶつかりそうになった。本当に危険な運転をしているので注意して欲しい。結果も連絡して欲しい。
2月17日
3月12日
3月18日
3月27日
3月28日
4月4日
4月18日
4月24日
5月12日
盛岡辺り、上りの高速道路(追越車線)を走行中、前に○○○○のトラックが入ってきてゆっくり走った。トラックの運転手はバカな人が多く、自分のことだけ
を考えている。○○○○に電話をして話しをしたが、やくざのような柄の悪いヤツだった。横柄なヤツでトラック協会でも支局でも電話をすればいいと言われた
ので電話をした。
3月18日(火)11時25分頃、滝沢ニュータウン入口付近にて、ウインカーを出さずに急に曲がった車両があった。危険だ。協会より注意して欲しい。ナンバーは
岩手○○○○です。
【一関支部受理】 3月27日10:30頃、陸前高田市内の仮設市役所付近の交差点で信号無視(赤信号で進入)のトラックがありました。社名や色は不明ですが、
ナンバーは岩手○○○○です。信号無視したトラックのおかげで、進入を妨げられた。協会から当該車両の会社・運転手に厳重に注意して欲しい。
3月26日14~15時頃、石巻三陸道の石巻~飯野川にかけての道路で、後ろから来たトラックがクラクションを鳴らしてきた。その後2車線になったところで追
い越され、前車との車間距離もないのに幅寄せして割り込んできた。「○○○○○○」と書かれたトラックの悪い評判は聞いていたが、実際自分がそのような
対応をされ、なぜそのような運転をしたのかそこの会社に聞きたいので、この車の会社を教えて欲しい。車体に「○○○○○○」と記載された塩化カルシウムを
運搬しているロータリートラック。ナンバーは、岩手○○○○。自分でそこの会社に電話したいが今回はそちらにお願いするので、対応後回答を頂きたい。あな
たのせいで運転するのが怖くなりました、と伝えて欲しい。
4月4日6時頃、常磐道の高速道路で酒を飲みながら運転しているのを目撃した。車体には「○○○○」と書かれており、ビールの缶・日本酒の瓶を窓から外に
放り投げながら運転していた。大手の会社があんなことをしていいのかと思い連絡をした。
4月18日田野畑村の45号線で「営」と書いた緑ナンバーの車が80km/hで走っている。割栗石という大きな岩を乗せた状態でそのような走り方を一般道でするの
は危険すぎる。また、走行中スピードの緩急の差が激しかったり、追い越しさせない運転をしたりと岩手県のトラックはマナーが悪い。過去にも4号線で右車線
をゆっくり走っているため渋滞が起きていたことがあり、道路交通法を守るのは結構だが、もっと効率を考え、マナーも守るべきだ。復興作業で忙しいのは承知
だが、ここまでマナーが悪いのは協会が現場の人間に指導していないからであり、事業所への指導ではなく現場で指導してほしい。
4月24日 10時過ぎ頃、金成PA上り線で岩手○○○○のトラックに煽られた。PAから本線合流時に併走していたトラックが追越し車線にも避けず危なかった
ため、スピードを落とし合流した。その後、そのトラックを追越ししたが後ろから煽られた。トラックには「○○○○○」と記載があり連絡したところ、□□□□に
仕事を出しているためそちらへ連絡するよう言われた。□□□□に連絡をし、社長か運行管理者から折り返し連絡を頂くよう伝えたが、運転手本人から連絡が
あり、「合流時は本線優先だ。文句があるなら警察に言えばいい。」と喧嘩腰で言われた。トラック協会に伝える旨話しをすると、「そうすればいい」と言われた
ので今回協会に連絡をした。事故につながらないよう確実に指導してもらいたい。
5月12日 13時頃、花巻空港前のバイパス左車線を約60km/hで走行中、後ろから来た平ボディートラックに煽られた(緑色に黄色のライン)。右車線には軽ト
ラックが走っており、こちらの方が若干早かったので煽ってきたと思われる。その後、右車線を追越していき、そのまま幅寄せするように前方へ割り込んできた
ため、もう少しで縁石に乗り上げるところだった。非常に危険な運転だったため、話をしようと追いかけたが追いつかず、当該トラックは100km/h位で走行してい
たと思われる。協会から指導をお願いしたい。
会員の動きについて
■下記の通り会員情報に変更がございましたのでお知らせいたします。
■新規加入事業者
名 称
郵便番号
住 所
TEL / FAX
盛運輸(株)岩手営業所
028-3621
紫波郡矢巾町大字広宮沢第5地割50番地3
019-601-7443/019-601-7440
代 表 者
事業内容
支 部
入 会 日
川橋 亜喜彦
一般
中央支部
2月5日
名 称
郵便番号
住 所
TEL / FAX
(有)矢内運送
020-0151
滝沢市大釜風林3-28
019-601-5701/019-601-5705
代 表 者
事業内容
支 部
入 会 日
中島 正喜
一般
中央支部
2月12日
名 称
郵便番号
住 所
TEL / FAX
(株)光正地産本社営業所
026-0301
釜石市鵜住居第8地割16-1
0193-55-5509/0193-55-5508
代 表 者
事業内容
支 部
入 会 日
小林 正樹
一般
釜石支部
3月1日
名 称
郵便番号
住 所
TEL / FAX
(株)広岡組
023-0401
奥州市胆沢区南都田字下広岡323番地1
0197-46-5151/0197-46-5154
代 表 者
事業内容
支 部
入 会 日
星 寿三
一般
水沢支部
4月4日
名 称
郵便番号
住 所
TEL / FAX
有限会社古川建設
022-0211
大船渡市三陸町綾里字八ケ森90番地1
0192-42-3028/0192-42-3029
代 表 者
事業内容
支 部
入 会 日
古 川 一 夫
一般
大船渡支部
5月1日
■住所変更
事業所名
オリエントエクスプレス(株)
新
盛岡市黒川11-58-1
旧
紫波郡矢巾町又兵衛新田8-106
(有)ウィンサムトランスポート
一関市花泉町金沢字壁沢19番地23
一関市赤萩字雲南178番地2
■休止・退会事業者
事業所名
株式会社高義運送
有限会社藤産業
大坊運送株式会社水沢営業所
備 考
退会:平成26年2月13日付
退会:平成26年3月31日付 退会:平成26年3月31日付 ■事業所名変更
新
東北西濃運輸株式会社
森田運送株式会社盛岡営業所
旧
岩手西濃運輸株式会社
森田運送株式会社水沢営業所
■代表者変更
事業所名
一関糧運株式会社
有限会社興進運輸
株式会社北岩手運輸
新
岩渕 力也
千葉 辰也
後藤 益美
旧
岩渕 吉郎
石川 朝子
竹田 裕子
■その他(電話・FAX番号変更)
事業所名
オリエントエクスプレス株式会社
有限会社ウィンサムトランスポート
新
旧
TEL 019-613-2831 / FAX 019-613-8332
TEL 019-698-1880 / FAX019-698-1881
TEL 0191-82-5851 / FAX 0191-25-6623
TEL 0191-82-5852 / FAX0191-25-6624
岩手県トラック協会ホームページをご活用ください!!
★検索サイトにて「岩手県トラック協会」で検索ください。★
http://www.iwatokyo.or.jp
岩手県トラック協会
検索
岩手県トラック協会 ホームページでは、各種助成制度や講習会のご案内等、会員事業者の
皆さまのお役に立つ様々な情報を掲載しております。日々、新しい情報を更新しておりますの
で、是非ご活用ください!また、掲載して欲しい情報やご意見、ご要望がございましたら下記
アドレスへお願いいたします。
★岩ト協メールアドレス[email protected]
*編集後記*
今年度の通常総会も終了し、平成 26 年度の事業が本格的にスタートしました。既に送付しております『平成 26 年
度各種助成制度特集号』やホームページにて、各種助成制度の内容をご確認いただき有効に制度を活用頂ければと思
います。今年度も会員サービス向上に努めて参りますので、引き続きご理解とご協力の程よろしくお願いいたします。
平成26年度
輸送秩序確立運動
平成26年4月1日∼平成27年3月31日
(1年間)
1
貨物自動車運送事業法等関係法令の遵守徹底
2
燃料サーチャージの積極的な推進
3
原価管理に基づく適正運賃収受の推進
4
トラック運送業における契約の書面化の推進
公益社団法人