横浜経済学会への入会と会費納入についての御案内 経済学部への合格おめでとうございます。難関を突破して手にされた合格の慶びは、ひ としおと存じます。横浜経済学会会長(経済学部長)として、心よりお祝いを申し上げます。 大学で共に学び育つことができることを期待しております。 さて、本学経済学部・大学院研究科入学とともに、あなたには横浜経済学会の会員にな る資格が与えられます。本会は横浜国立大学経済学部発足直後に、経済学部における研究 の活性化を目的に全教員と学生とによって組織され、経済学部長を会長として、現在まで 62 年の歴史を歩んでまいりました。本会の目的、性格、事業、組織等については同封の「横 浜経済学会会則」を参照していただければ幸いと存じますが、以下に事業のあらましを説 明し、入会と会費の納入をお願いいたします。 事業の第一は、機関誌『エコノミア』の発行です。現在、本誌は年間 2 回刊行され、通 算で 170 号を数えるに至っています。経済学会の会員全員に無料で配布される本誌*には、 経済学部教員の研究論文をはじめ各種研究資料、書評、新刊紹介、学会消息等が掲載され て、本学部生・院生諸君の勉学の効果を高めるうえできわめて有益な資料となっています。 約 500 点の全国諸大学紀要・学会機関誌などが、 『エコノミア』と交換に寄贈され、本学部 附属貿易文献資料センターで閲覧に供されていま す。ゼミナールでの報告や卒業論文の作成に大い に利用されています。この点でも『エコノミア』 の発行は本学部における研究や勉学の発展に必要 不可欠なものであります。 第二は、学術講演会の企画であります。経済学 会が学外の講師を招いて開催するこの講演会(通常年1回)は、日頃接することのできない 専門家から学問への刺激を与えられる機会として、特に学生諸君から好評を得ています。 過去5年間にお招きした講師と講演テーマは、以下の通りです。 平成19年度 園 部 逸 夫 氏(元最高裁判事) 「最高裁判例の意義」 平成20年度 石 弘 光 氏(放送大学学長) 「国の財政危機をどう克服するか」 平成21年度 矢 野 誠 氏(京都大学教授) 「市場の質理論からみた世界金融危機」 1 平成22年度 高 原 將 光 氏(弁護士 、横浜国立大学国際社会科学研究科教授) 田 中 誠 一 氏(弁護士[日本・米国ニューヨーク州]、横浜国立 大学国際社会科学研究科客員教授) 中 道 徹 氏(弁護士、横浜国立大学国際社会科学研究科客員教授) 「法曹の過去、現在、そして未来」 平成23年度 橘 川 武 郎 氏(一橋大学大学院教授) 「日本経済と電力問題」 第三に、学生会員を対象とした懸賞論文(経済学会・本行賞)の募集をおこない、学生諸 君のすぐれた研究を表彰し自発的な勉学を奨励しています。平成 22 年度は 7 編の応募があ り、優秀作 1 編(賞金 10 万円)、佳作 2 編(賞金各 3 万円)の表彰をいたしました。 このような経済学会の運営を支える基本財源が教員(年 8,000 円)と学生(年 3,000 円) の会費です。入学手続と同時期に経済学会会費として同封の払込用紙に必要事項を記入の うえ、ゆうちょ銀行で会費をご納入いただきたく、何卒よろしくお願い申し上げます。 経 済 学 部 生(4 年分、12,000 円) 3 年次編入学生(2 年分、 6,000 円) 大 学 院 生(2 年分、 6,000 円) 郵便振替口座番号 00280-0-2905 加入者名 横浜経済学会 *『エコノミア』の受け渡しは研究支援室で常時行っています 平成 24 年 3 月 横浜経済学会 会長 上 川 孝 夫(経済学部長) 経済学会に対するお問い合わせは、経済学部研究支援室で受け付けています。 電話 045(339)3515 横浜経済学会 web サイト http://www.econ.ynu.ac.jp/campus/support/economic_society/index.html 2
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