中性・低アルカリ・コスメ系「ストレート アシスト」とハイパワーの「ストレート Ex-H・H」 2種類の還元剤が相乗効果を発揮する 「W(ダブル)還元ストレート」 ストレートパーマは課題解決型メニューとして、お客様の継続利用意向や推奨意向の向上につながる大変重要な メニューです。しかし、常にダメージやクレームに直結する難しい技術でもあり、その技術レベルの差が的確に 表れるためサロン間での集客に大きな差が生まれます。千代田化学では、独自の処方で開発した中性・低アルカ リコスメ系ストレート「アシスト」を活用したW(ダブル)還元技法によりダメージレスで失敗無く簡単なスト レートパーマを提案しております。今回の特集では、そのすぐれた特徴と基本プロセスをわかりやすくご紹介い たします。 W(ダブル)還元ってナニ? 通常の還元とダブル還元との違い ・W還元とはシステアミンとチオ・シスの2種類の還 元剤を2段階に分けて作用させる技術です。それぞれ の還元剤には違った反応の仕方で違った場所に働きか ける性質があり、その違いを利用して毛髪内部の均等 な還元効果が得られます。 ・均等に還元される事と2段階の穏やかな反応、さらに アシスト独自の処方である低アルカリ・中性域での反応 でダメージレスのストレート施術が可能になります。 デラクシオ b e f o r e W(ダブル)還元ストレート W還元プロセス の特徴 a f t e r 艶やかなストレート感 カラーの褪色が少ない 柔らかな質感 自然なツヤと弾力 ダメージレスの仕上がり デラクシオ W還元ストレート 6つの基本工程 W 還 元 工 程 前処理 工程 毛髪診断 プレ還元 工程 主還元 工程 アイロン 熱処理 工程 後処理・ 酸化 工程 カウンセリング オードール P メジコート JOJO オードール P オードール C アシッド リンス DELAXIOR Straight W(ダブル)還元ストレート 基本プロセス プレカウンセリング・毛髪診断工程 薬剤や処理剤の種類・塗布範囲などを選定する為に、正確なカウンセリングと毛髪診断を行います。 お客様の施術履歴(ヘアカラー・パーマ・ストレート等) をお伺いしダメージレベルを確認した後、 新生部のくせ毛の程度・種類・部分の確認と 毛先・中間部分のくせの戻り具合も確認 前 処 理 工 程 ダメージ部分への過剰な薬剤反応を抑制し、均等で穏やかな還元処理をするための素地造りを行います。 デラクシオ シャンプーでワンシャンプーした後、メジコート JOJO(50~80倍希釈)でチェンジリンス(CMC成分補給) ダメージ部分にオードール P をフォームアプリケータで 塗布 (ダメージレベルに応じて2~3倍希釈) W(ダブル)還元工程 システアミンとチオ・シスの還元部位が違う性質を利用して、強いくせ毛はより効率よく軟化しダメージ部分は ノンアルカリ・中性域での微反応に留めることでアシスト独特の柔らかい質感が得られる技法です。 プレ還元ローション塗布 アシスト 1 を新生部とくせの戻りがある部分に薄く塗布 (プレ還元剤の緩やかな反応で既ストレート部分の ダメージ進行を防ぎながら、くせの戻りを取り除きます) 既ストレート部分のくせの戻りに応じて5~10分間 自然放置し軟化チェックの後、軽くプレーンリンス 主還元剤塗布 ストレート 「Ex-H または H」 第1剤を新生部に 根元約1cm程度を外して塗布 くせの強弱に応じて「Ex-HまたはH」を選択 ・強いくせ毛の場合 Ex-Hを選択 ・弱いくせ毛の場合 Hを選択 くせの状態に応じて5~15分間自然放置し 軟化チェックの後、十分にプレーンリンス ア イ ロ ン ・ 熱 処 理 工 程 オードールの加熱前処理でアイロン操作の熱によるダメージを防ぎ、さらにヒートプロテインを定着します。 タオルドライで余分な水分を取り除き オードール P をフォームアプリケーターで塗布 (ダメージレベルに応じて2~3倍希釈) テンションをかけずにストレート面を整えるようにして ハンドドライヤーでブロードライ (80~90%程度のドライ) 先ず新生部に対し薄めのスライスでアイロン操作 (180℃)した後、毛先・中間部分は厚めのスライスで アイロン操作(100~150℃程度) 中 間 処 理 ・ 酸 化 ( 第 2 剤 ) 工 程 専用アシッドリンスの作用で残臭を除去し、オードールとの相乗効果で髪の質感を整えます。 デラクシオ アシッドリンス(40~60ml)に 求める質感に応じて オードール P(ハリコシ)及び C(しなやか)を 混合し(それぞれ2~3プッシュ)全体に塗布 ストレート「Ex-HまたはH」第2剤を毛量・長さに 応じて60~120g全体に塗布し5~10分間自然放置 主還元剤の使用薬剤に合わせて 「Ex-HまたはH」を選択 「Ex-H」の場合 5分間の放置 「H]の場合 10分間の放置 プレーンリンスの後、 デラクシオ トリートメントを塗布しさらに洗い流す 良くタオルドライをしてから十分に乾くまでスタイリング 毛先や中間部分のダメージが少なく柔らかでツヤ感に優れたストレートヘアの完成です。
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