別紙1 訓練プランニングシート(昇降柱編②) 作業用梯子の取扱い 訓 練 項 目 (固定方法および 梯子上での作業姿勢) 使用資 材 ‐ 使用工 作業用梯子、ロープ、 具 無墜落柱上安全帯 内 容 ( ポ イ ン ト ) 所 要 時 間 ◆昇降柱訓練の待機時間(または訓練中)に、実例を示しながら、作業用梯子の固定 方法および作業用梯子上の作業姿勢について確認する。 10分程度 ∼確認ポイント∼ ①作業用梯子の横転防止措置 <梯子の上部を固定できる場合> 建造物の強度を確かめたうえで、梯 子の上部をロープで固定する。 *固定が完了するまでは、相番者により 梯子下部を支持する。 <梯子の上部を固定できない場合> 梯子の上部を固定できない場合に は、左図のとおりロープで左右に仮 支線をとるか、相番者により梯子下 部を支持することにより、横転防止 を行う。 ②作業用梯子上の作業姿勢 作業位置に達した ら、まず補助胴綱を うち、次に胴綱をス テップに1回巻きつ けて胴綱を打つ。 胴綱をステップへ2回巻き付ける 方法もあるが、横へ滑りやすく転倒 につながるおそれがあるため、状況 に応じた方法を選択する。 特 記 事 項 詳細については、「梯子・脚立使用時の安全作業標準」(中部電気工事協力会連合会 ホームページに掲載している動画)を参照。 訓練プランニングシート(昇降柱編③) 別紙2 使用資 ‐ 材 1 立てかけ方式(ロープ使用方法) 訓 練 項 目 2 立てかけ方式(相番支え方法) 使用工 作業用梯子、ロープ、 3 垂直方式 具 無墜落柱上安全帯 所 要 時 間 内 容 ( ポ イ ン ト ) ◆昇降柱訓練の待機時間(または訓練中)に、実例を示しながら、現場状況に応じた梯子 の使用方法について確認する。 引込小柱作業における梯子の使用方法 10分程度 ∼確認ポイント∼ 1 立てかけ方式(ロープ使用方法) メリット デメリット ○昇柱前に梯子が固定され、安全に昇降す ●梯子の立て掛けにあたり、広いスペース ることができる。 が必要となる。 ①小柱の根元状況等を確認 *小柱根元の腐食の有無等を確認する。 *梯子の設置場所が陥没しないか、梯子の水平が保てるか、滑らないか等を確認する。 ②地上にてロープを梯子の先端と小柱にセット ③2名で梯子を立て掛け、ロープで頭部を固定 小柱が梯子の中心にあ ることを確認する。 ④ロープで梯子の下部と小柱を固定 梯子の根開きは、全長の 1/4程度、傾斜角度は 75 程度とする。 1/4 ⑤相番者の支えのもと、3点支持により昇柱 *本フック・補助フック使用時は、完全に掛っていることを「目・手・耳」で確認する。 昇柱時は原則 梯子の上部踏 として地上か みざん3段目 ら安全帯を使 以上には昇ら 用する。 ない。 ⑥移動時など、胴綱を外す場合は補助フックが掛けてあることを必ず確認 胴綱が長くなる場合は、 小柱に2回巻きつける。 特 記 事 項 詳細については、「梯子・脚立使用時の安全作業標準」(中部電気工事協力会連合会 ホームページに掲載している動画)を参照。 使用資 ‐ 材 1 立てかけ方式(ロープ使用方法) 訓 練 項 目 2 立てかけ方式(相番支え方法) 使用工 作業用梯子、ロープ、 3 垂直方式 具 無墜落柱上安全帯 所 要 時 間 内 容 ( ポ イ ン ト ) 2 立てかけ方式(相番支え方法) メリット デメリット ●昇降時には、相番者の梯子の支えが必要 ○短時間で梯子の設置ができる。 となる。 ①小柱の根元状況等を確認 *小柱根元の腐食の有無等を確認する。 *梯子の設置場所が陥没しないか、梯子の水平が保てるか、滑らないか等を確認する。 ②水平な地面を選び、梯子の立て掛けを実施 *梯子の根開きは、全長の1/4程度、傾斜角度は75 程度とする。 ③相番者の支えのもと、3点支持により昇柱 *本フック・補助フック使用時は、完全に掛っていることを「目・手・耳」で確認する。 梯子が相番者側に転倒しない 10分程度 ように、胴綱は小柱に回して 引込小柱作業における梯子の使用方法 使用する。 ④昇降柱時は、梯子のぐらつきを防止するため相番者が常に支持 昇降柱時は、梯子を支える補 助者以外の人は近付けない。 ⑤ロープによる梯子上部と小柱の固定 *梯子の上部踏みざん3段目以上には昇らない。 ⑥移動時など、胴綱を外す場合は補助フックが掛けてあることを必ず確認 *胴綱が長くなる場合は、小柱に2回巻きつける。 特 記 事 項 詳細については、「梯子・脚立使用時の安全作業標準」(中部電気工事協力会連合会 ホームページに掲載している動画)を参照。 使用資 ‐ 材 1 立てかけ方式(ロープ使用方法) 訓 練 項 目 2 立てかけ方式(相番支え方法) 使用工 作業用梯子、ロープ、 3 垂直方式 具 無墜落柱上安全帯 所 要 時 間 内 容 ( ポ イ ン ト ) 3 垂直方式 メリット デメリット ○梯子の根開きがとれないところに有効。 ○昇柱前に梯子が固定され、安全に昇降す ●梯子の下部固定に2名が必要となる。 ることができる。 ①小柱の根元状況等を確認 *小柱根元の腐食の有無等を確認する。 *梯子の設置場所が陥没しないか、梯子の水平が保てるか、滑らないか等を確認する。 ②水平な地面を選び、梯子の立て掛けを実施 *梯子の根開きは、全長の1/4程度、傾斜角度は75 程度とする。 立て掛けは2名で実施し、一 人が梯子を支え、もう一人が ロープで下部を固定する。 10分程度 引込小柱作業における梯子の使用方法 ③ロープによる梯子下部と小柱の固定 確実に固定するため、ロープ などで2箇所以上固定する。 ④3点支持により昇柱 *本フック・補助フック使用時は、完全に掛っていることを「目・手・耳」で確認する。 ⑤ロープによる梯子上部と小柱の固定 *必要に応じて、上部・中部・下部の3箇所をロープで固定する。 ⑥移動時など、胴綱を外す場合は補助フックが掛けてあることを必ず確認 *胴綱が長くなる場合は、小柱に2回巻きつける。 特 記 事 項 詳細については、「梯子・脚立使用時の安全作業標準」(中部電気工事協力会連合会 ホームページに掲載している動画)を参照。
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