10 号(10 月)2013〕 トピックス 575 ビタミンC は尿路結石のリスク因子か? ,VYLWDPLQ&DULVNIDFWRURINLGQH\VWRQH" 尿路結石症の発生機序ならびに結石形成に至る過程 た DHA は各種酵素により還元されて還元型 VC に再 は,いまだ活発な議論の中にある.特に尿路結石の多 生されるが,一部は加水分解されて 2,3-ジケト-L-グロ くを占めるシュウ酸カルシウム結石の発生機序につい ン酸(2,3-DKG)となる.後者の反応は不可逆であり, ては,我が国のみならず世界的にも重要な研究課題で 2,3-DKG が VC に再生されることはない.この 2,3-DKG ある.シュウ酸カルシウム結石はシュウ酸とカルシウ は,さらに O2 または H2O2 により C2-C3 位が開裂して ムを主体とするカルシウム含有結石で,その成因は, L-スレオン酸とシュウ酸を生じる 高シュウ酸尿症,高カルシウム尿症など多因子にわた 摂取した後では尿中へのシュウ酸排出量が増加するこ り,その中で尿中シュウ酸は重要な位置を占めてい とが報告されている 5).ただし,摂取した VC のすべ 1) 3)4) .実際に,VC を る .シュウ酸は,ふたつのカルボキシ基を有するジ てがシュウ酸に代謝されるわけではなく,その比率は, カルボン酸で光合成により産生されるので,シュウ酸 摂取量にも依存するが,極めて低い. 前駆物質のグリコール酸やグリオキシル酸ともに植物 に多く含まれる.シュウ酸は,ヒトを含む哺乳類では 前向きコホート研究(スウェーデン) 分解も利用もできない最終代謝産物である.腎不全な 2013 年 2 月に Akkeson らの研究グループは,高用量 どの特殊な病態でなければ,血中シュウ酸のほとんど VC サプリメントの長期摂取は男性の尿路結石症リス は糸球体で濾過され,尿中へ排出される.したがって, クを増大させたと報告した 6).この研究報告は,様々 尿中シュウ酸排泄量は,体内のシュウ酸プールの量を な学術誌やメディアでも紹介されたので,記憶に新し 2) 反映している .シュウ酸プールは,体内で作られる い.スウェーデンにおける大規模な人口ベース研究 内因性のシュウ酸の産生亢進と食事由来の外因性シュ (COSM, The Cohort Swedish Men)で,がんの既往歴の ウ酸の増加により増大する.外因性のシュウ酸のほと ない 47 ∼ 79 歳の男性を対象として,尿路結石の発症 んどは,植物性の食物由来である.内因性のシュウ酸 に関して VC サプリメントを単独で利用していると回 は,グリシン,ハイドロキシプロリンなどのアミノ酸 答した群(907 名)とサプリメントをまったく利用して やビタミン C(VC)などの最終代謝物として産生され いないと回答した群(22,448 名)との間で比較した.11 る 2).グリオキシル酸は,速やかにシュウ酸を生成す 年間の追跡調査期間による新規尿路結石発症率を比較 る主要な前駆物質である.グリオキシル酸は肝臓にお したところ,VC サプリメント利用者(見積量 1,000 けるセリン-ピルビン酸/アラニン-グリオキシル酸ア mg/day 以上を摂取)では発症リスクが約 2 倍も高かっ ミノ基転移酵素(SPT/AGT)によりアラニンに変換され た.この論文は総 2 頁の簡単なレターで研究手法の詳 るが,この代謝がスムーズでないとシュウ酸の産生量 細が記述されていないが,先に別の研究報告として発 が増すと考えられている.高シュウ酸尿症は,1 日の 表された論文 7)8)に詳細な研究手法が記載されている. 尿中シュウ酸排泄量が 45 mg 以下と定義される 2).尿 食事摂取状況,生活習慣ならびにサプリメントの利用 中シュウ酸が高くても結石に至らない者もいるので, 状 況 に つ い て は,FFQ(Food Frequency Questionnaire, 尿中シュウ酸と尿細管細胞との相互作用もシュウ酸カ 食事摂取頻度調査票)を用いて,被験者の自己回答を 2) ルシウム結石形成の重要な鍵になると考えられる . 郵送により収集していた.調査は 1997 年の秋に行わ VC は,コラーゲンの重合やカテコールアミンを生 れた 1 回だけで,その後のサプリメントの使用状況に 合成する酵素などの補因子であるとともに活性酸素種 ついての継続調査は行われていなかった.大規模かつ を消去する抗酸化能を有する.また,その一部がシュ 長期にわたる調査研究であるが,手法において精度が ウ酸に変化して尿に排出されることも知られている. 低いことは否めない.しかしながら,これまで特に問 そのため,大量の VC の長期摂取は尿路結石のリスク 題視されてこなかった VC と尿路結石の関係について, 因子となる可能性が示唆される.しかしながら,特に 興味を持たせることになった研究である. 問題ないとの意見もあり,いまだ結論は得られていな い.還元型の VC は,酵素的あるいは非酵素的に酸化 されてデヒドロアスコルビン酸(DHA)となる.生じ 前向きコホート研究(米国) VC の多量摂取と尿路結石リスクについて議論する トピックス 576 〔ビタミン 87 巻 とき,リスクはないと主張する根拠に最も多く引用さ にかかわらず尿中シュウ酸排泄量が増大するため,VC れるのが 1996 年に Curhan ら 9)によって報告された研 の大量摂取が尿路結石のリスクであると報告した 12). 究である.この研究では,1986 年に 45,251 名の男性 既往歴のある 29 名(男 19,女 10)と対照群の 19 名(男 を対象として FFQ で栄養摂取状況を調査してから,6 8,女 11)に,VC を 2,000 mg/day(1,000 mg×2 回),6 年間の追跡調査を行った.フォローアップは 2 年ごと 日間投与したところ,いずれの群でも尿中シュウ酸量 に行われている.調査期間において尿路結石は 751 ケー が有意に増大したからである.このとき,興味深いこ ス認められたが,VC の摂取量が 1,000 mg/day 以上で とに,VC 大量摂取と尿シュウ酸量増大の関係に感受 あると見積られた場合であっても尿路結石発症数に相 性の違いがあることが判明している.48 名の被験者の 関は認められなかった. うち 19 名(尿路結石群 12 名,対照群 7 名)がレスポン Curhan ら 10)は,さらに追跡調査を継続して,その ダーで,残りの 29 名が非レスポンダーであった.レ 結果を 2004 年に報告している.年齢で補正したとき, スポンダーは VC 摂取によって顕著に尿シュウ酸量が VC 摂取と尿路結石発症に相関はなかった.しかしな 増大したが,非レスポンダーでは変化がなかった 12). がら,VC 摂取量で区分けしてから multivariate adjust- この論文では,この違いの成因について明らかにして ment したところ,VC 摂取見積量が 212 mg/day 以上の いない.VC とは直接関係のない代謝異常がこの違い 群は 105 mg/day 以下の群に対して 1.31 倍(95% CI, 1.08 に関係していると思われる. to 1.60;P=0.01 for trend),1,000 mg/day 以 上 の 群 は VC サプリメントを利用しない群に対して 1.16 倍(95% CI, 0.97 to 1.39;P=0.01 for trend)と,わずかではある が,有意なリスク上昇が認められた 10) .したがって, 9) 症例対照研究(中国広東省) 中国広東省の病院で症例対照研究 13)では,2010 年 6 月 か ら 2011 年 2 月 の 期 間 に 尿 路 結 石 症 を 発 症 し た Curhan らの 1996 年の報告 を理由として,VC に尿路 1,019 名(男性 698 名,女性 321 名)の患者と,通常の 結石リスクはないとする主張ができなくなった.この 健康診断に訪れた 987 名(男性 592 名,女性 395 名)の とき,BMI(body mass index)が 25 kg/m2 未満の対象者 健常者を比較した.サプリメントの利用ならびに食事 (肥満ではない者)において,動物性タンパク質を多く 摂取量の調査は,あらかじめトレーニングを受けたイ 摂取する群は,摂取が少ない群に対して 1.38 倍(95% ンタビュアーが行った.さまざまな食事因子について CI 0.59 to1.81;P=0.03 for trend)と有意にリスクが上 相対危険度を解析した結果,いくつかの食事因子につ 昇していた.BMI が 25 kg/m2 以上の対象者では有意な いては有意なリスクの増加が認められたが,マルチビ リスク上昇が認められないので,肥満に関連する生活 タミン,VB 群,VC,VD,VE,カルシウムなどのサ 習慣や他の因子による影響が強いのであろう.残念な プリメントの利用については,男女ともにいずれも有 ことに,彼らは外因性(食事由来)のシュウ酸摂取量を 意なリスクの増加は認められなかった.すなわち,当 見積ることができず,外因性シュウ酸のリスクを評価 該研究において,VC の摂取に尿路結石のリスクは認 できなかったと,当該論文で記述している. められなかった.VC サプリメントの非使用者と比較 一方で,Curhan ら 11)は,当該疫学調査と対象が同 した VC 使用者の補正オッズ比(OR)は,男性で 1.13 じであると推定される調査研究で,痛風のリスクにつ (95 % CI, 0.62 to 2.97), 女 性 で 0.99(95 % CI, 0.56 to いて解析している.1986 年から 2006 年の期間で,痛 1.77)だった.このとき,有意にリスクが増大すると 風の既往歴のない男性 46,994 名を対象に VC 摂取の影 判定された食事因子は,男女ともに 1 日 3 回の葉物野 響を追跡調査した結果では,1,317 名の痛風が発症し 菜の摂取(男性での OR, 2.02; 95% CI, 1.04 to 3.91), (女 た.解析の結果,痛風のリスクは VC 摂取量に相関し 性での OR, 3.86;95% CI, 1.61 to 7.59)と,女性におい て大きく低減していた.VC サプリメントを利用しな ての 1 日 1 回以上の豆類の摂取(OR, 3.50;95% CI, 1.61 い群と比較した相対リスクは, VC 摂取が 1,000 ∼ 1,499 to 7.59)であった.一方で,1 日に 2,000 mL 以上の水 mg/day の群では 0.66(95% CI, 0.49 to 0.88),1,500 mg/ 分摂取は,男性において尿路結石のリスクを約半分に day 以上の群では 0.55(95% CI, 0.36 to 0.86, P=0.01 for 減少させた 13). trend)であった 11). 臨床試験(米国) シュウ酸カルシウム結石の予防と再発防止のために シュウ酸カルシウムを主体とする結石の成因は,尿 ワシントン大学の Massey らの研究グループは,VC pH,高シュウ酸尿症,高カルシウム尿症,低クエン酸 を大量投与したときに結石の既往歴がある者とない者 尿症,低マグネシウム尿症,低尿量などであると考え 10 号(10 月)2013〕 トピックス 577 られる.特にシュウ酸は分解も利用もできない最終代 クであることは定説であるが,マグネシウム製剤単独 謝産物であるため,尿中シュウ酸量・濃度の低減がリ 投与では効果が明確でないため,現時点においてマグ スク軽減の第一歩となる.水分の多量摂取は,尿を希 ネシウムは議論の余地があると言える. 釈して結石関連物質濃度を低下させることから,予防 と再発防止のために何にもましてすべきことである. おわりに 食事により摂取される水分量とは別に,1 日 2,000 mL VC の尿路結石発症リスクは,その因果関係を否定 以上の水分補給が推奨されている. することはできない.しかし,そのリスクはその他の 古くは尿中シュウ酸の多くが内在性シュウ酸由来と 因子(葉物野菜,豆類,ナッツ類など)に比較すると極 されていたが,今日では経口摂取されるシュウ酸,す めて低いため,取り立てて大騒ぎするほどのものでは なわち外因性シュウ酸の影響が大きいと考えられてい ない.本稿で紹介したふたつの前向きコホート研究で 2)14)15) .外因性シュウ酸はそのほとんどが植物に由 は有意なリスク上昇が認められているが,その上昇は 来するので,菜食主義者は要注意である.本稿で紹介 わずかである.フィンランドのケースでは 11 年間の した中国における症例対照研究では,葉物野菜による 追跡調査で,VC 使用者(1,000 mg/day 以上)の発症率 リスクが一番高かった. が,非使用者に比べて 1000 名当り 1.63 ケースから 3.18 る 内因性のシュウ酸を生成する成分は,VC だけでは 16) ケースに上昇した程度であった.VC サプリメント利 などが知 用者の大多数は発症していないことから,遺伝的因子 られている.特にグリオキシル酸は速やかにシュウ酸 や他のリスク因子を複合的に有している者がリスクを なく,キシリトール ,多種のアミノ酸 17)18) を生成する主要な前駆物質であり 19)20),グリコール酸 上昇させていると推測される.したがって,尿路結石 酸化酵素によるグリコール酸の酸化やコラーゲンの構 症の既往歴のある者や,有リスクと診断された場合は, 成アミノ酸であるヒドロキシプロリンの代謝から生じ 大量の VC 摂取を控えるほうがよい.一方で,VC の る 21)22) .すなわち,精製されたコラーゲンやコラーゲ ンを多く含む肉類の過剰な摂取もリスクとなりうる. 大量摂取は,その抗酸化作用を期待した利点の他にも, 本稿で紹介したように痛風のリスクの低減が期待でき 外因性シュウ酸を低減する方法は,シュウ酸を多く る.VC サプリメントを利用するにあたっては,水分 含有する食材を控えるだけでなく,カルシウムの積極 補給やクエン酸の摂取,さらに普段の食事バランスに 的摂取も有効である 2).シュウ酸はカルシウムと塩を 対しても気をつけることが望まれる. 形成すると不溶性になるため,腸管から吸収されなく 我が国では京都大学が中心になり 1965 年からほぼ なる.例えば,シュウ酸を含んでいるコーヒーや紅茶 10 年間隔で全国尿路結石疫学調査がなされ,2005 年 に牛乳を加えることはとても理にかなっている.一方, には日本尿路結石症学会が中心となって第 6 回の調査 脂肪の過摂取は控えたい.腸管で脂肪酸はカルシウム が実施された 25).約半世紀にもわたる世界的に類をみ と塩を形成してシュウ酸カルシウムの形成を阻害する ない疫学調査であるが,これまでに VC 摂取量と尿路 ので,外因性シュウ酸の腸管吸収を高めてしまう 2). 結石リスクについての報告はされていない.尿路結石 クエン酸は,尿中でカルシウムと結合して水溶性の 症は,生活習慣病やメタボリックシンドロームとの関 クエン酸カルシウムを形成することで,結石形成を抑 連性が指摘されており,今後さらに増加する可能性が 制する.再発性の結石患者では尿中クエン酸の量が低 ある.今後の研究の結果に期待したい. 下していることが多く,その大多数は代謝異常や酸性 食の過剰摂取などが原因とされているが,遺伝的因子 Key Words:Vitamin C, Kidney stones, Calculogenesis, Ox- も指摘されている.経口で摂取されたクエン酸の一部 alate, Risk factors は尿にも排出されるので,クエン酸の積極的摂取は有 用であろう 23) .ただし,経口から摂取したクエン酸の 1 House Wellness Foods Corporation, Imoji 3-20, Itami, 尿排出は一過性であるため,クエン酸そのものとして の効力は低いかもしれない.むしろ,血液と尿のアル Hyogo, Japan 2 Molecular Regulation of Aging, Tokyo Metropolitan Insti- カリ化の作用が寄与しているのかもしれない. tute of Gerontology も重要である.VB6 が欠乏すると, ビタミン B(VB 6 6) Norio Yamamoto1, Akihito Ishigami2 前駆物質を処理する SPT/AGT の働きが障害されて, 1 ハウスウェルネスフーズ株式会社 2 東京都健康長寿医療センター研究所 分子老化制御 通常よりも数倍多くシュウ酸が生成する 24) . マグネシウムについては,低マグネシウム症がリス 山本 憲朗 1,石神 昭人 2 トピックス 578 文 献 1)小出卓生(2007)結石の発生機序と結石形成.新しい診断と 〔ビタミン 87 巻 risk of kidney stone: A case–control study in Southern China. 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